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2017年01月31日
音声菩薩像200円青緑の欧文ローラー印
音声菩薩200円青緑は1966年(昭和41年)6月20日に延暦寺根本中堂と共に発行されました。ローマ字入り動植物国宝切手の最初の切手になります。発行目的は小包や外信用ですが、実際には別納で使用されたものが多いようです。高額切手でもあり、実逓使用例は少ないと思われます。また、凹版印刷のために消印が鮮明でないという欠点があります。消印はSHIBA局、1967年の消印のようです。
2017年01月29日
円覚寺舎利殿30円の唐草和文機械印
円覚寺舎利殿30円切手は1962年(昭和37年)6月15日発行されました、発行目的は速達加貼り用です。この切手の唐草和文機械印は速達葉書用として和文機械印が押印された使用例が存在します。しかし、特殊扱いに機械印が押印されるのは当時としては少なく稀少なアイテムになります。消印は昭和40年の東灘局印です、時間は戦後型です。
2017年01月27日
カモシカ8円のD欄県名入り櫛型印
D欄県名入り櫛型印は人気のあるアイテムです。動植物国宝図案切手はもとより、記念切手はさらに人気があります。D欄県名入り消印は実際に押印してみないとわからない消印であり、探すのには今でも苦労します。消印は昭和30年の京都山城木津局印、状態のきれいな消印です。
2017年01月25日
立山航空160円(円位)の和文ローラー印
立山航空円位6種は、1952年7月1日に銭位から円位への切り替わりの一環として発行されました。すべて、外信航空料金に適合する額面として発行されています。しかし、発行1年後に料金改正があり75円と80円以外は適合する料金がなくなり、国内用の混貼りや書留、小包用として消化されました。160円は第五地帯(アフリカなど)宛の航空書状や葉書額面ですが、その適正使用はほとんどないようです。消印は昭和36年の韮崎局和文ローラー印、国内使用印です。
2017年01月23日
カモシカ8円の発行年櫛型印
カモシカ8円は1952年(昭和27年)8月1日に発行されました、発行目的は第五種を中心とした特殊郵便用になります。発行期間が長い切手になりますので、様々な消印バラエティが存在しましが、発行年の昭和27年の消印は結構難易度は高いアイテムになります。消印の判読できる状態の良いものは少ないようです。
2017年01月21日
金魚35円の県名カタカナローラー印
金魚35円は1952年(昭和27年)5月10日発行で、書留や速達、外信用の特殊料金用として使用されました。消印のバラエティは非常に豊富で、局名タテ書きローラー印、欧文櫛型印、欧文機械印、鉄道郵便印、今回のような県名カタカナローラー印などがあります。ただし使用済みで切手の状態の良いものは少なく、今回の消印も状態が少し悪いです。昭和30年のヒョウゴ大塩局印です。年号も判読できるものです。
2017年01月19日
郵便番号宣伝2次15円の1969年神田局和欧文機械印
今回は和欧文機械印です。和欧文機械印は下記の3期に分けられます。また、1期の開始日は局により異なりますが、初期の消印1968年12月消印は非常に稀少です。今回の消印は神田局1969年10月印ですが、開始日から4ヶ月後の消印です。神田の神の字が旧漢字「~」になっています。
・1期=1968年12月1日〜1979年8月31日(E欄にJAPANの文字入り)
・2期=1979年9月1日〜1990年9月30日(元号入り)
・3期=1990年10月1日〜(現在使用のもの)
・1968年12月1日〜=東京中央局、日本橋局、芝局、渋谷局、新宿局、川崎局、横浜中央局、川口局、鶴見局、横浜南局の12局(横浜南局は港南局へ変更になり使用期間は1969年9月30日まで)
・1969年6月30日=神田局
・1969年7月10日=大阪中央局
・1969年8月4日=下谷局
・1969年11月15日=札幌中央局、仙台中央局、京都中央局、姫路局、神戸中央局、福岡中央局
・1969年11月18日=広島中央局
・1969年11月20日=新潟中央局
・1969年11月30日=名古屋中央局
※1969年の開始日は郵趣に記載されていた記事からのものです。もっと早い消印があるかもしれません。
・1期=1968年12月1日〜1979年8月31日(E欄にJAPANの文字入り)
・2期=1979年9月1日〜1990年9月30日(元号入り)
・3期=1990年10月1日〜(現在使用のもの)
・1968年12月1日〜=東京中央局、日本橋局、芝局、渋谷局、新宿局、川崎局、横浜中央局、川口局、鶴見局、横浜南局の12局(横浜南局は港南局へ変更になり使用期間は1969年9月30日まで)
・1969年6月30日=神田局
・1969年7月10日=大阪中央局
・1969年8月4日=下谷局
・1969年11月15日=札幌中央局、仙台中央局、京都中央局、姫路局、神戸中央局、福岡中央局
・1969年11月18日=広島中央局
・1969年11月20日=新潟中央局
・1969年11月30日=名古屋中央局
※1969年の開始日は郵趣に記載されていた記事からのものです。もっと早い消印があるかもしれません。
2017年01月17日
額面印字コイル90円のインキ浸透式C欄三ツ星丸型印
時刻部分のC欄に三ツ星の入った消印は事務用日付印です。原則としては切手の抹消印としては使用されることはありません。年賀印同様に平成12年4月以降にインキ浸透式の日付印が配備されています。消印は平成12年11月の額面印字コイル切手への四谷局印です。
2017年01月15日
新前島密1円の印刷式為替印
C欄に郵便局の番号が入る為替印は、棒型(櫛型)、ナンバリング式、印刷式がありますが、今回の消印は印刷式です。いわゆるシャチハタタイプのもので現在はこのタイプで局員の氏名入りがほとんどのようです。使用目的はあくまで為替用の日付印ですので原則として切手の抹消印として使用されることはありません。消印は、東大阪意岐部局印です。
2017年01月13日
1992年日中国交正常化20年記念の外国着印
今回の消印は記念切手への外国着印です。北海道旭川局の欧文印が押印されており、外信郵便に外国印が押印されています。BOLENSEEという文字が見えますが、これはドイツ語でボーデン湖(のことで、この湖はドイツ、オーストリア、スイスの国境に位置するので、この3国いずれかの着印ではないかと推測されます。
(外国着印とは)
日本から外国への郵便物(特に航空便扱いの封書)を送る場合に、国によっては国際空港周辺の郵便局にて到着印が押印される場合があります。日本でも1968年3月までTOKYO AP局、OSAKA局では欧文機械印でHAKATA局などは三日月欧文印で航空便封書の裏面に到着印が押印されていたと今までの趣味誌に記載されていました。しかし、時折封書裏面ではなく表面の切手に押印されている場合があります。この到着印が切手にかかると日本の欧文印と外国着印が同時に押印されるという結果になります。
(外国着印とは)
日本から外国への郵便物(特に航空便扱いの封書)を送る場合に、国によっては国際空港周辺の郵便局にて到着印が押印される場合があります。日本でも1968年3月までTOKYO AP局、OSAKA局では欧文機械印でHAKATA局などは三日月欧文印で航空便封書の裏面に到着印が押印されていたと今までの趣味誌に記載されていました。しかし、時折封書裏面ではなく表面の切手に押印されている場合があります。この到着印が切手にかかると日本の欧文印と外国着印が同時に押印されるという結果になります。