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2016年03月31日
平成カタクリ切手のトビ色丸型印
今回の消印はキロボックスから出てきたものです。消印の色は黒色から、1991(平成3)年4月20日から、消印に使われるインクの色が「濃い青紫色」に変わりました。郵便趣味の世界では「濃い青紫色」のインクを「錆桔梗(さびききょう)色」と呼んでいます。今回のような赤茶色のインクを「鳶(とび)色」と呼んでいます。消印押印の際に間違ってインクを間違えた可能性が高いです。東京原町田六郵便局印です。
2016年03月29日
松蔭百年祭PTA大会の昭和30年代の和文機械印
唐草和文機械印ですが、封書用の押印機械が導入されたのが昭和40年です。従って、昭和30年代のハガキ料金への唐草和文機械印は多いのですが、封書額面への和文機械印は稀少です。特に封書額面の記念切手への和文機械印はオークションでも高価に取引されています。今回は1959年の松蔭百年祭PTA大会記念ですが、満月印でないのが少し残念です。
2016年03月28日
1960年尾崎記念館記念切手の鉄道郵便印
1960年の「尾崎記念館竣工記念」切手の鉄道郵便印です。函館旭川間のもので、札幌鉄道郵便局管内です。1950年代から1960年代の記念切手の鉄道郵便印で判読ができるものが稀少です。
(尾崎記念館〜ウィキペディアより)
・1960年に建てられた尾崎行雄(衆議院名誉議員)を記念する「尾崎記念会館」を母体に1970年の日本における議会政治80周年を記念して設立され、2年後の1972年に開館した。憲政記念館(けんせいきねんかん)は、東京都千代田区永田町一丁目にある、日本の議会政治に関する展示施設。国会議事堂に隣接する国会前庭内に建つ。館は衆議院事務局の管轄である。
(尾崎記念館〜ウィキペディアより)
・1960年に建てられた尾崎行雄(衆議院名誉議員)を記念する「尾崎記念会館」を母体に1970年の日本における議会政治80周年を記念して設立され、2年後の1972年に開館した。憲政記念館(けんせいきねんかん)は、東京都千代田区永田町一丁目にある、日本の議会政治に関する展示施設。国会議事堂に隣接する国会前庭内に建つ。館は衆議院事務局の管轄である。
2016年03月27日
平成切手ウメの「晴海局」インクジェット和欧文機械印
インクジェット式の和欧文押印機は2007年に導入され、当初は波消部分が長いものでした。導入は東京中央、銀座、日本橋、渋谷局です。その後に波消部が短くなった機械印が、渋谷9月19日、日本橋9月25日、銀座9月26日、丸の内10月1日,晴海2010年3月、さいたま新都心2015年3月頃、また2016年2月頃より四日市西局、3月頃より大阪北局で使用が開始されたため、現在の使用局は7局となっています。
でも使用されています。押印機は郵便ポストや窓口で引受けた郵便物について、厚さ6mmまでの定形郵便物を選別し、切手に消印を押す作業を行う機械のことです。今回の消印は平成切手への収集の難しい「晴海」局のものです。
(難易度の感じですが)
・銀座局=簡単
・渋谷局、さいたま新都心局=そこそこある
・日本橋局=たまにある
・晴海局、丸の内局、東京中央局=難しい
・四日市局、大阪北局=開始間もないので集めにくい
使用された期間もあるのでしょうが、キロボックスを見てきた感想では「晴海」局が難しいと感じています。切手上で満月に近い状態で判読できるものは少ないです。東京中央局は切手上で消印の判読ができるものはかなり稀少だと思います。尚、このインクジェット和欧文機械印ですが郵便依頼ができないようですが、どうなのでしょうか。
でも使用されています。押印機は郵便ポストや窓口で引受けた郵便物について、厚さ6mmまでの定形郵便物を選別し、切手に消印を押す作業を行う機械のことです。今回の消印は平成切手への収集の難しい「晴海」局のものです。
(難易度の感じですが)
・銀座局=簡単
・渋谷局、さいたま新都心局=そこそこある
・日本橋局=たまにある
・晴海局、丸の内局、東京中央局=難しい
・四日市局、大阪北局=開始間もないので集めにくい
使用された期間もあるのでしょうが、キロボックスを見てきた感想では「晴海」局が難しいと感じています。切手上で満月に近い状態で判読できるものは少ないです。東京中央局は切手上で消印の判読ができるものはかなり稀少だと思います。尚、このインクジェット和欧文機械印ですが郵便依頼ができないようですが、どうなのでしょうか。
2016年03月26日
弥勒菩薩像50円緑の記念紙(コート紙)使用済
今回は有名な弥勒菩薩像50円緑の記念紙(コート紙)です。普通切手に使用されている白紙ではなく、記念切手用のコート紙に印刷されたもので、斜めにかざすと他のものと比較し明らかに光沢があります。昭和52年から昭和55年にかけて、東海郵政局管内や福島県の一部の局で使用されたようです。今までの趣味誌を見ますと、特に昭和53年から昭和55年は三重県内で限定されてきているようです。今回のコレクションはキロボックスからのもので、もう15年以上前に見つけたものになります。私もこの1枚のみ保有しています。コレクターとしては一度は見てみたい逸品です。
2016年03月25日
平和条約調印記念切手への県名カタカナローラー印
今回は1951年9月発行の「平和条約調印記念」切手8円への、オオサカ堂島ビル内局印です。この局印はオークションでもよく見受けられます。私も同局印を複数保有しています。この頃の記念切手は使われない場合が多かったと思われますので、記念切手のカタカナローラー印は稀少です。
2016年03月24日
ソメイヨシノ10円の分室局和文ローラー印
今回の消印は分室局ローラー印になります。広島中央局胡町分室印、昭和42年印ですが、この局は改称されています。この局は改称が多い局です。以前、紹介した広島中央郵便局幟町分室は、この分室が改称前の局名です。
(局の変遷)
・1946年11月11日〜1954年11月15日=広島幟町郵便局(ひろしまのぼりちょう)
・1954年11月16日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 幟町分室〔改称〕
・1958年11月1日〜1064年4月19日=広島郵便局 幟町分室〔改称〕
・1964年4月20日〜1965年7月31日=広島中央郵便局 幟町分室〔改称〕
・1965年8月1日〜1969年3月31日=広島中央郵便局 胡町分室(ひろしまちゅうおう えびすちょう)
・1969年4月1日〜=広島胡町郵便局〔改称〕
(局の変遷)
・1946年11月11日〜1954年11月15日=広島幟町郵便局(ひろしまのぼりちょう)
・1954年11月16日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 幟町分室〔改称〕
・1958年11月1日〜1064年4月19日=広島郵便局 幟町分室〔改称〕
・1964年4月20日〜1965年7月31日=広島中央郵便局 幟町分室〔改称〕
・1965年8月1日〜1969年3月31日=広島中央郵便局 胡町分室(ひろしまちゅうおう えびすちょう)
・1969年4月1日〜=広島胡町郵便局〔改称〕
2016年03月23日
日本貿易博覧会無目打のD欄県名入り櫛型印
1949年(昭和24年)3月15日発行の「日本貿易博覧会記念」無目打のD欄県名入り櫛型印です。無目打は20面小型シートで当初は会場内だけで販売されたようです。記念切手には珍しいD欄県名入り櫛型印、東京/日本橋堀留町局印です。
(局の変遷)
・1906年6月1日〜1909年8月24日=日本橋大伝馬町郵便局
・1909年8月25日〜1933年2月28日=日本橋人形町通郵便局〔改称〕
・1933年3月1日〜1986年10月26日=日本橋堀留町郵便局〔改称〕
・1986年10月27日〜日本橋大伝馬町郵便局〔改称〕
(局の変遷)
・1906年6月1日〜1909年8月24日=日本橋大伝馬町郵便局
・1909年8月25日〜1933年2月28日=日本橋人形町通郵便局〔改称〕
・1933年3月1日〜1986年10月26日=日本橋堀留町郵便局〔改称〕
・1986年10月27日〜日本橋大伝馬町郵便局〔改称〕
2016年03月22日
新金魚7円の浦和局 日立式機械印
今回は浦和局の日立式機械印になります。
日立式機械印ですが、郵政省の郵便業務の自動化推進される中で、郵便物の局内処理業務での自動選別・自動取揃押印機などの業務自動化の中で生まれた消印になります。
郵便自動化は日電、日立、東芝の3社の自由競争に基づく委託研究で進められたようです。昭和41年7月に大宮局に実験室が設置され、昭和42年9月に日立製H-1型書状押印機の昨日実験が行われました。過去の趣味誌の情報をまとめると下記のように日立式機械印が使用されたようです。
日立式機械印の特徴は、波部の極端な湾曲にありますが、1の数字にセリフがあることです。今回の浦和日立にも10月にセリフが見られます。
日立式機械印ですが、郵政省の郵便業務の自動化推進される中で、郵便物の局内処理業務での自動選別・自動取揃押印機などの業務自動化の中で生まれた消印になります。
郵便自動化は日電、日立、東芝の3社の自由競争に基づく委託研究で進められたようです。昭和41年7月に大宮局に実験室が設置され、昭和42年9月に日立製H-1型書状押印機の昨日実験が行われました。過去の趣味誌の情報をまとめると下記のように日立式機械印が使用されたようです。
日立式機械印の特徴は、波部の極端な湾曲にありますが、1の数字にセリフがあることです。今回の浦和日立にも10月にセリフが見られます。
2016年03月21日
日光陽明門45円のD欄分室名入り櫛型印
日光陽明門45円切手は昭和27年10月15日に、第2次動植物国宝シリーズ切手のひとつとして発行されました。使用目的は書留などの特殊用、外信用、小包用のようです。この切手は使用期間が長く様々な消印があります。しかし、グラビア印刷でも色合いが濃いので消印が少し見えにくい特徴があります。今回の消印はD欄分室名入り櫛型印、名古屋中央局駅内分室印です。
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月15日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日=名古屋柳橋郵便局
(局の変遷)
・1937年2月1日〜1990年4月15日=名古屋中央郵便局 名古屋駅内分室
・1990年4月16日〜2000年3月5日=名古屋駅デイリー1郵便局
・2000年3月6日〜2015年12月13日=タワーズ内郵便局
・2015年12月14日=名古屋柳橋郵便局