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2017年06月14日
立山航空80円のD欄分室名入り櫛型印
前回に続きまして航空切手の消印になります。立山航空は1952年7月1日に6種が銭位からの切り替わりで発行されました。すべて外信用の額面での発行ですが1年後に外信料金の改正があり不適合な額面も出ました。80円はアメリカを含む第3地帯航空書状料金のために大量に使用されました。ただし、当時はまだ欧文印の配備が少なく櫛型印で処理された航空便も多く存在するようです。消印は強消しでよくわかりませんが、東京中央郵便局日活ビル内分室印になります。
2017年06月12日
五重塔航空40円の局名タテ書きローラー印
先日のブログで局名タテ書き和文ローラー印を処分したと書きましたが、その中で唯一処分せずに保管してあるのが航空切手関係です。以前、航空切手を集めていたのですが、あまりの困難さに挫折しましたがタテ書きローラー印のみ残しておいたのです。消印は昭和36年の広島西局の消印、五重塔航空は国内航空用として1952年〜53年に4種発行されましたが、1953年に国内航空郵便が速達に統合されたために、ほとんどが普通切手同様に使用されました。尚、広島西局は下記のような複雑な変更があります。
(局の変更)
・広島局は昭和33年11月1日に広島西局へ改称
・広島駅前局が昭和33年11月1日に広島局へ改称
(局の変更)
・広島局は昭和33年11月1日に広島西局へ改称
・広島駅前局が昭和33年11月1日に広島局へ改称
2017年06月10日
カモシカ8円の三次局タテ書き和文ローラー印
今回の消印もカモシカ8円になります。8円は当時では特殊郵便用でしたが、タテ書きローラー印は多く見かけます。三次局の消印ですが、比較的多く見かけます。特筆するべきは、姫路城14円にこの局のタテ書き和文ローラー印は複数あることです。以前、私も1枚持っておりましたが、14円のタテ書きローラー印は三次局以外の消印は見たことがありません。ご紹介できないのが残念です。
2017年06月08日
カモシカ8円の徳山局タテ書き和文ローラー印
今回もタテ書き和文ローラー印の紹介です。一時期、この消印を集めていた時期があり、かなりの枚数を持っていたのですが現在では処分してしまった為あまり持ってはおりません。その中で、タテ書きローラー印の復権を望みながら紹介していきたいと思います。台切手はカモシカ8円ですが、グラビア印刷でも紙質や経年劣化のために昭和30年代前半のカモシカ8円は状態の悪いものが多いようです。徳山局も稀少局です。
2017年06月06日
ソメイヨシノ10円の松江局タテ書き和文ローラー印
このブログでも何回か局名タテ書き和文ローラー印を紹介してきましたが、この消印はオークションなどではそれほど人気がないのが残念です。この消印は、昭和33年、35年、36年に中国郵政管内で使用されたいわゆるエラー的な消印になります。今回のソメイヨシノ10円の発行は昭和36年4月ですから、実際にこの消印は押印された期間は約8ヶ月間と短く本来であれば稀少なのです。しかし、広島や岡山局などの大規模な局の消印は比較的多いため評価は低いのかもしれません。松江局は稀少局になります。
2017年06月04日
旧金魚7円ペアの分室局和文ローラー印
今回の和文ローラー印も別納消しになります。個人的に100面シートで入手してペアにしたものですが、この大阪東局大手前分室も別納消しが多い局です。別納が多いということは、それだけ大量に郵便物を出す企業が局の周辺に多い場所だということです。
(局の変遷)
・1940年6月16日〜1959年3月1日=大阪東郵便局 杉山分室
・1959年3月2日〜2007年7月29日=大阪東郵便局 大手前分室
・2007年7月30日〜=マーチャンダイズビル内郵便局 大手前分室
(局の変遷)
・1940年6月16日〜1959年3月1日=大阪東郵便局 杉山分室
・1959年3月2日〜2007年7月29日=大阪東郵便局 大手前分室
・2007年7月30日〜=マーチャンダイズビル内郵便局 大手前分室
2017年06月02日
高額切手の試行ローラー印別納使用例
前回は吉祥天立像の試行ローラー印、別納消しを紹介しましたが、今回は同じ吉祥天立像の門司局とバサラ大将500円ペアの福山局の消印を紹介します。単辺になるとこのような消印になりますが、推測では100面シートの中で局名と年号が判読できるものを切り取ったと思われます。このサイズならば日付まで判読は可能でしょう。試行ローラー印は年号まで読めないといけませんので。
2017年05月31日
吉祥天立像1000円ペアの平局試行ローラー印
前回のブログでも別納のカタカナローラー印を紹介しましたが、試行ローラー印にも別納消しは多く存在します。特に高額切手に多く、今回のような1000円切手やバサラ大将500円です。使用局は、平局、福山局、佐世保局、門司局などです。吉祥天立像は試行ローラー印が発見された当初は高価に取引されていましたが、別納ガ大量に発見されてからは落ち着いたと聞いています。単辺でも正位置の消印は多くが別納です。今回の消印は平局の昭和51年印です。
2017年05月29日
第3次昭和切手「富士と桜」20銭6枚ブロックの県名カタカナローラー印
県名カタカナローラー印は消印の中でも稀少であり、人気の高い消印になります。しかし、この消印にも別納での消印を使った局はあります。有名なのは昭和40年代のヤマガタ東根局あたりですが、今回の消印もそのひとつです。昭和20年代のオオサカ堺局のカタカナローラー印ですが、古い切手に多く見かけます。今回の第3次昭和切手は6枚ブロックで100枚シートからの切り離しだと推測されます。別納だとわかる消印です。
2017年05月27日
五重塔航空30円の局名タテ書き和文ローラー印
五重塔航空は、第2次〜第3次動植物国宝と同じ時代に銭位を引き継いで発行されました。20〜40円は1952年〜53年、15円のみ1962年の発行です。建前は国内航空用ですが、1953年7月に速達郵便に統合されたために、国内航空用途にはほとんど使用されず普通切手同様に使われました。消印は昭和33年34年36年に中国郵政管内で使用された「局名タテ書き和文ローラー印」、広島局印です。広島局の取扱量は多いと思いますが、この切手には稀少な消印になると思います。
2017年05月25日
平成切手ヤマセミ80円の日本橋旧タイプインクジェット和欧文機械印
2007年1月に4局にて導入された、インクジェット和欧文機械印ですが同年の9月18日から10月1日にかけて、印影サイズを小さくしています。ですので1月から9月の旧印影は稀少な消印になります。今回の消印は日本橋局の2007年4月の局名が大きい旧サイズの消印になります。
2017年05月23日
記念切手の「東京北部局」インクジェット和欧文機械印
インクジェット和欧文機械印は2007年1月に導入されました。導入式は下記の通りですが、インクジェット機械印は手作業で定形郵便物を揃えて機械に挿入すると2通以上の重なった郵便物が排除され、次に重量を計算し定形外郵便物が除外され、郵便物に貼られた切手が識別されるようで、識別には切手図案そのものが登録されており(約300種類程度)切手の合計額を計算できるようになっているとのことです。登録されていない切手や料金不足、未納郵便物などは手作業に回るようです。また、日付は自動更埴で切り替わるようです。今回の消印は東京北部局印、キロボックスでもなかなか見かけませんが、大規模な局のようですので今後見かける機会も増えると思います。
(インクジェット和欧文機械印使用局)
・2007年1月=東京中央《現在は使われていない》、銀座、日本橋、渋谷
・2007年9月サイズ変更=銀座、日本橋、渋谷
・2007年10月=丸の内《東京中央局から移管、現在は使われていない》
・2010年3月=晴海
・2015年3月頃=さいたま新都心
・2016年2月頃=四日市西
・2016年3月頃=大阪北
・2016年5月頃=博多北
・2016年7月=東京北部
・2016年8月=新仙台
・2017年1月=山口
・2017年2月=静岡
(インクジェット和欧文機械印使用局)
・2007年1月=東京中央《現在は使われていない》、銀座、日本橋、渋谷
・2007年9月サイズ変更=銀座、日本橋、渋谷
・2007年10月=丸の内《東京中央局から移管、現在は使われていない》
・2010年3月=晴海
・2015年3月頃=さいたま新都心
・2016年2月頃=四日市西
・2016年3月頃=大阪北
・2016年5月頃=博多北
・2016年7月=東京北部
・2016年8月=新仙台
・2017年1月=山口
・2017年2月=静岡
2017年05月21日
郵便番号宣伝2次15円の東淀川局日立式機械印オンピース
今回の郵便番号宣伝切手の消印は、日立式機械印のオンピースです。切手上では可読印ですが、オンピースならば消印が完読できるものは集めやすいのではないでしょうか。特に東淀川局、尼崎局印はほかの日立式機械印使用局よりも難易度は低いと感じます。波部の湾曲、1のセリフなどの特徴がよくわかります。
2017年05月19日
郵便番号1次7円の初日機械ハト印付ハガキ
今回の郵便番号宣伝切手の消印はエンタイヤになります。1次7円切手が貼られたハガキの初日機械ハト印が押印されたものです。おそらく記念押印の引受になりますので、切手収集家によるものだと推測されます。東京中央局印で切手上では初日が判読でき、若干ハトのしっぷ部分がわかるものです。
2017年05月17日
郵便番号宣伝2次15円の青色県名カタカナローラー印
前回に引き続きまして、郵便番号宣伝2次15円の県名カタカナローラー印になりますが、今回の消印は青色のエラー印になります。フクシマ吾妻局印ですが、この局の青色型からローラー印は見かける頻度が多いので、相当な期間使用されていたものと推測されます。カタカナローラー印でも色つきになりますと稀少な消印になります。
2017年05月15日
郵便番号宣伝2次15円の県名カタカナローラー印
今回は県名カタカナローラー印です。郵便番号宣伝切手は1968年から1972年まで発行されていますが、県名カタカナローラー印は昭和44年まで東北郵政管内の局で使用されていましたので、2次シリーズ切手までは消印が存在します。今回は2次15円への、アオモリ尾山局のカタカナローラー印になります。15円よりも7円のカタカナローラー印は稀少です。
2017年05月13日
郵便番号宣伝2次15円の下谷局日立式和欧文機械印
日立式和文機械印は、浦和・本郷・千葉・東淀川・尼崎局の5局で使用された「H-1型書状押印機」の印影を指すのですが、大宮局では所謂「大宮日立」と呼ばれる「HFC-1」という機種が配備されました。大宮局では下記の流れで日立式押印機が使用されています。大宮局での機能実験後に下谷局へ配備され、1969年8月4日から1970年9月頃まで使用されました。しかし配備されたのが科学館内の仮庁舎であったために、処理した郵便物の3分の1程度であったために、その消印は非常に少ないと思われます。私もこの消印の実物を見たのは初めてです。消印が正しいものかどうかもわかりませんが、掲載いたします。
(大宮局、下谷局の日立式機械印の流れ)
・0号機=昭和42年9月22日〜9月25日
・H-1型機=昭和42年11月1日〜。すぐに浦和局へ配備
・HFC-1型機=昭和43年2月22日〜27日
・HFC-1型改機=昭和43年11月21日〜30日
・下谷局へ配備換え、和欧文印表示=昭和44年8月4日〜昭和45年9月30日
(大宮局、下谷局の日立式機械印の流れ)
・0号機=昭和42年9月22日〜9月25日
・H-1型機=昭和42年11月1日〜。すぐに浦和局へ配備
・HFC-1型機=昭和43年2月22日〜27日
・HFC-1型改機=昭和43年11月21日〜30日
・下谷局へ配備換え、和欧文印表示=昭和44年8月4日〜昭和45年9月30日
2017年05月11日
郵便番号宣伝1次7円の年賀和文機械印
今回も郵便番号宣伝切手の消印になりますが、消印は年賀機械印です。郵便番号宣伝切手は書状用とハガキ額面の2種類が発行されていますので当然ですが、年賀印は存在します。発行時期が7月前後ですので半年後での使用になるために、キロボックスなどを見ても決して多い消印ではありません。消印は大阪東局印、発行3年後でのものです。書状額面での櫛型印になると稀少なアイテムになります。
2017年05月09日
郵便番号宣伝1次15円6枚ブロックの県名カタカナローラー印
引き続いて郵便番号宣伝切手の消印の紹介になります。今回の消印は県名カタカナローラー印、この消印は昭和44年まで東北郵政管内で使用されておりましたので、理論上では郵便番号2次シリーズまでは存在しています。消印は6枚ブロックへのアキタ北浦局印になります、書状用額面には見かけますが7円のハガキ額面は非常に少ないようです。
2017年05月07日
郵便番号宣伝2次15円の鉄道郵便印
引き続いての郵便番号宣伝切手の消印の紹介になります。今回の消印は鉄道郵便印ですが、封書額面に多く7円は非常に少ないと思います。この2次15円の発行枚数は4000万枚と多く、通常切手と同様に使用されていたため鉄道郵便印は見かけますが、満月印となると稀少になります。消印は函館旭川間、昭和44年の発行3ヵ月後でのものです。