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2018年08月19日
天燈鬼400円ペアの分室局櫛型印
天燈鬼400円切手は昭和49年の発行時は主に小包用に、昭和51年の郵便料金値上げ以降は書留などの特殊料金用に混貼りとして使用されました。消印は和文ローラー印が多く櫛型印が少ない、特に櫛型印の満月印は極端に少ない切手でもあります(注文消しとしてはあまりにも高すぎます)。今回の消印はペア800円、昭和60年の消印だと思われますが書留速達などの特殊料金の併用使用だと推測されます。大阪中央局高等裁判所内分室ですので、特別送達ということも考えられます。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
2018年08月15日
翁の能面140円の分室局和文ローラー印
分室局の消印には、その消印は一見では分室とは判断できないような局がいくつか存在します。このブログでもご紹介してきましたが、例えば「豊島局巣鴨分室」などで、消印に「豊島巣鴨」と記載されていてもわかっている人にしか判断できない分室です。今回の分室も「一宮局駅内分室」で「一宮駅内」ではわかりません。D欄分室名入りならばわかりますが、この漢字4文字という分室印は難しいです。
(局の変遷)
・1951年10月1日〜1996年5月31日=一宮郵便局 駅内分室
(局の変遷)
・1951年10月1日〜1996年5月31日=一宮郵便局 駅内分室
2018年08月12日
狛犬250円ペアの分室局和文ローラー印
狛犬250円は定形郵便の簡易書留、定形外郵便の速達や書籍小包などに使用された切手になりますが、弥勒50円緑と埴輪の兵士200円赤との組み合わせ使用が多く、使用済みの少ない切手でもあります。また昭和60年頃からは鳳凰150円橙などと一緒に整理切手にもなったため、窓口でも販売が少ないのも理由になります。今回の消印はペアの「淀川局新大阪駅内分室」印、定形外特殊料金や小包などに使用されたのでしょうね。廃止局印です。
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
(局の変遷)
・1965年2月1日〜1974年2月28日=東淀川郵便局 新大阪駅内分室
・1974年3月1日〜2014年2月15日=淀川郵便局 新大阪駅内分室
2018年08月08日
平成コアオハナムグリ10円ペアの分室局欧文ローラー印
今回の分室局は注文消し以外では中々お目にかからない消印「あきる野局福生分室」印です。東京都あきる野市にあった「福生郵便局」が廃止されたために設置された分室で、郵便・貯金・簡易保険の窓口業務や不在保管郵便物の交付と私書箱業務を行っていました。平成19年10月1日の民営化に伴い前倒しでの分室異動により、「福生局」になりました。窓口業務を行っていれば、キロボックスなどでも出てきても良さそうですが、如何せん3年間の分室ですから少ないのかもしれません。
(局の変遷)
・2004年8月2日〜2007年7月30日=あきる野郵便局 福生分室
(局の変遷)
・2004年8月2日〜2007年7月30日=あきる野郵便局 福生分室
2018年08月05日
日光陽明門40円青ペアの分室局和文ローラー印
日光陽明門40円青は赤を改色して発行された切手です。発行目的は外信以外にこれと言った郵便物は無く、色検知導入に伴う額面として速達用の赤を変えたものです。どちらかと言うと単独ではなくペアで書留や速達、定形外などに使用されたものが多いようです。今回の消印は松山中央局通信局内分室、昭和46年の和文ローラー印です。この分室印はあまり見かけない稀少な消印です。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1967年5月31日=松山郵便局 通信局内分室
・1967年6月1日〜1985年4月30日=松山中央郵便局 通信局内分室
・1985年5月1日〜2000年8月19日=松山中央郵便局 NTT四国ビル内分室
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1967年5月31日=松山郵便局 通信局内分室
・1967年6月1日〜1985年4月30日=松山中央郵便局 通信局内分室
・1985年5月1日〜2000年8月19日=松山中央郵便局 NTT四国ビル内分室
2018年08月01日
新タンチョウヅル100円田型の分室局和文ローラー印
新タンチョウヅル100円の分室局印については過去のブログでもご紹介してきましたが、今回の消印は別納印になります。田型やペアで直線に和文ローラー印が押印された消印の多くは別納です。実逓印ではなく別納だと言って決して悪い訳ではなく、別納印があったおかげで消印が存在したという消印は多いのです。名古屋中央局には多くの分室が改廃されましたが、消印は名古屋中央局郵政局内分室印になります。
(局の変遷)
・1938年4月21日〜1949年6月25日=名古屋中央郵便局 逓信局内分室
・1949年6月26日〜1996年3月31日=名古屋中央郵便局 郵政局内分室
・1996年4月1日〜2003年3月31日=東海郵政局内郵便局
・2003年4月1日〜=名古屋丸の内三郵便局
(局の変遷)
・1938年4月21日〜1949年6月25日=名古屋中央郵便局 逓信局内分室
・1949年6月26日〜1996年3月31日=名古屋中央郵便局 郵政局内分室
・1996年4月1日〜2003年3月31日=東海郵政局内郵便局
・2003年4月1日〜=名古屋丸の内三郵便局
2018年07月29日
金魚35円のD欄分室名入り分室局櫛型印
金魚35円は昭和27年に発行された切手ですが、書状速達単貼り用や書留加貼り用、また外信などでの合致額面があったために、櫛型印や欧文印などの消印は多く存在しています。このため分室局などの櫛型印も多くあります。今回の消印は昭和30年のD欄分室「三宮」入り、神戸中央三宮分室印です。尚、似たような分室で三宮駅内分室があります。
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
2018年07月25日
1991年「切手趣味週間」の発行翌日分室局和文ローラー印
今回の消印も前回と同じ、東京中央局大蔵省内分室の和文ローラー印になります。消印は平成3年4月20日の切手趣味週間発行翌日印です。別納かどうかはハッキリわかりませんが、切手上では年月日まで判読出来る満月印です。分室局などでは平成3年でも直線式の和文ローラー印を使用し続けています。
2018年07月22日
1989年「世界デザイン博覧会62円」の分室局和文ローラー印
記念切手の分室局印については、過去のブログでも数例をご紹介しました。実逓印以外には別納でのシート全面への和文ローラー印が特定の分室局で存在します。例えば、阿倍野局阿倍野橋分室は古い記念切手でも多く存在し、東京中央局日比谷パークビル内分室も近年の記念切手で多く存在しています。今回の消印、東京中央局大蔵省内分室もそのひとつです。
(局の変遷)
・1956年10月1日〜2001年1月5日=東京中央郵便局 大蔵省内分室
・2001年1月6日〜2007年7月29日=東京中央郵便局 財務省内分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=千代田霞が関郵便局 財務省内分室
(局の変遷)
・1956年10月1日〜2001年1月5日=東京中央郵便局 大蔵省内分室
・2001年1月6日〜2007年7月29日=東京中央郵便局 財務省内分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=千代田霞が関郵便局 財務省内分室
2018年07月18日
平成切手コアオハナムグリ10円ペアの分室局和文ローラー印
平成切手コアオハナムグリ10円は動植物国宝図案切手のフクジュソウに代わって発行された切手です。発行理由は普通切手のデザイン統一以外にこれと言ったものは無く、あくまで額面合わせの補助切手です。従って、他の切手との混貼り使用が多いため基本料金額面切手に次いで使用済みは多いと思われます。今回の消印は分室局和文ローラー印で、すでの改称された局になります。注文消しにも多く使用されています。
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
(局の変遷)
・1950年12月1日〜1984年6月30日=名古屋中央郵便局 貯金局内分室
・1984年7月1日〜2015年12月6日=名古屋中央郵便局 貯金事務センター内分室
・2015年12月7日〜=名古屋西郵便局 名古屋貯金事務センター内分室
2018年07月15日
オオイトカケガイ62円切手帳ペアの分室局欧文印
オオイトカケガイ62円切手帳ペーンは1989年4月1日の消費税導入に伴う郵便料金改正初日に発行されました。オオイトカケガイのペーンやコイル切手は印影がハッキリ見えることから注文消しに多く使用されています。今回の分室は1990年3月12日の注文消しですが、この分室は何度も改称されてわかりにくい局になっています。
(局の変遷)
・1943年8月1日〜1950年4月30日=山口県庁内郵便局
・1950年5月1日〜1987年6月30日=山口郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜2007年7月29日=山口中央郵便局 県庁内分室
・2007年7月30日〜2013年3月31日=小郡郵便局 山口県庁内分室
・2013年4月1日〜=山口県庁内郵便局
(局の変遷)
・1943年8月1日〜1950年4月30日=山口県庁内郵便局
・1950年5月1日〜1987年6月30日=山口郵便局 県庁内分室
・1987年7月1日〜2007年7月29日=山口中央郵便局 県庁内分室
・2007年7月30日〜2013年3月31日=小郡郵便局 山口県庁内分室
・2013年4月1日〜=山口県庁内郵便局
2018年07月11日
ソメイヨシノ50円の分室局和文ローラー印
ソメイヨシノ50円は当初は定形郵便に使用され、料金改正後は10円や20円切手との加貼りで使用されました。1980年(昭和55年)に発行されたこの50円切手は1994年(平成6年)の平成切手メジロ50円発行まで長期間使用されました。今回の消印は平成5年の後期の消印です。大阪中央局毎日ビル内分室印ですでに改称されておりますが、この局の消印は多く存在しています。
2018年07月08日
平成切手オシドリ41円ペアの分室局直線式欧文ローラー印
今回の消印は分室局の欧文ローラー印ですが、局名が省略されており見た目では分室とはわかりません。ただし「TOKYO KANKO BLDG」=東京観光ビルという局名は、東京中央局国際観光ビル内分室しかありませんので、そこでようやく分室だと判明します。1998年の欧文ローラー印ですが、分室局などの小さな局では斜線式ではなく旧型の直線式を使用していたようです。
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002-04-27〜閉鎖中)
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日(2002-04-27〜閉鎖中)
2018年07月04日
平成切手コアオハナムグリ10円ペアの分室局欧文ローラー初日印
今回の消印は分室局の開局初日印です。西東京郵便局保谷分室の欧文ローラー印、2004年(平成16年)3月29日に田無局から西東京郵便局に改称するとともに、同日廃止された保谷郵便局(集配普通郵便局)より集配業務を移管。同じ日に保谷郵便局の跡地に西東京郵便局保谷分室が設置されました。田無と保谷が合併し西東京市が誕生したためです。あまり見かけない分室印です。
(局の変遷)
・〜2004年3月28日=保谷郵便局(廃止)
・2004年3月29日〜2007年7月30日=西東京郵便局 保谷分室
(局の変遷)
・〜2004年3月28日=保谷郵便局(廃止)
・2004年3月29日〜2007年7月30日=西東京郵便局 保谷分室
2018年07月01日
昭和すかしなし「植林30円」のD欄分室名入り櫛型印
今回の切手は私の専門外であります「昭和すかしなし切手」です。産業図案とこの分野は興味がある消印以外は収集はしておりません。ですから、知識もあまりありませんので消印でのみ集めています。県名カタカナローラー印や局名タテ書きローラー印、そして分室印です。消印は神戸中央局三宮分室印、D欄分室名入り櫛型印です。尚、この分室はほかにも三宮駅内という分室もあります。間違いやすいです。
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月15日
2018年06月27日
弥勒菩薩像50円小豆ペアのD欄分室名入り櫛型印
弥勒菩薩像50円小豆は速達や簡易書留加貼り用で発行されましたが、半年後に色検知自動取り揃え機導入に伴い、弥勒菩薩像赤が発行されたためにわずか半年という短命になった切手になります。従って、旧フジまでは少ないないまでも使用済みはかなり少ない切手になります。満足できる消印も少なく稀少です。今回の消印は名古屋中央局豊田ビル内分室印です。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
2018年06月24日
1982年発行記念切手の分室局櫛型初日印
今回の消印は記念切手発行初日の分室局櫛型印になります。1982年5月15日発行の沖縄復帰10年記念切手への東京中央局観光ビル内分室の櫛型印、初日印のおそらく注文消しだと思われます。大きな局での記念切手初日印は多くありますが、分室局などの初日印はよほどの収集家ではないと注文消しは作成しないのが普通だと思います。消印的には少し稀少なのではないでしょうか。
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日
(局の変遷)
・1955年8月11日〜2007年8月31日
2018年06月20日
カモシカ8円の昭和32年分室局櫛型印
前々回のブログでもカモシカ8円の分室局印をご紹介しましたが、今回も同じ切手になります。カモシカ8円切手は発行から約30年間の長期間発行されたために消印のバラエティや量も多く存在しています。動植物国宝図案切手でこれほど長く使用された切手は他には無いのではないでしょうか。今回の消印も比較的多く見かける、阿倍野局阿倍野橋分室印です。ビジネス街にあるのが理由のひとつかもしれませんが、消印はダブルになっていることから別納印ではないかと推測されます。この分室では別納も多く存在しています。
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
(局の変遷)
・1948年9月6日〜2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日〜2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室
2018年06月17日
ツバキ30円の丸型印初日分室局印
今回の消印は注文消しになります。昭和61年4月1日の丸型印導入初日の長野中央局郵政局内分室印です。
ツバキ30円は主に混貼り用で発行された切手ですが、発行後まもなくハガキ料金用として短期間(昭和56年1月20日〜3月31日)使用されました。今回の分室は変遷の多い局です。
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日=長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日=長野栗田郵便局
ツバキ30円は主に混貼り用で発行された切手ですが、発行後まもなくハガキ料金用として短期間(昭和56年1月20日〜3月31日)使用されました。今回の分室は変遷の多い局です。
(局の変遷)
・1948年5月1日〜1949年5月31日=長野郵便局 長野逓信局内分室
・1949年6月1日〜1970年6月30日=長野郵便局 郵政局内分室
・1970年7月1日〜2003年3月31日=長野中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2007年7月29日=長野中央郵便局 栗田分室
・2007年7月30日=長野栗田郵便局
2018年06月13日
カモシカ8円の昭和29年分室局櫛型印
第2次動植物国宝図案切手(円位)の昭和29年代の初期の消印は稀少ですが、今回の消印も昭和27年に発行されたカモシカ8円の物です、カモシカ8円は第5種便(印刷物・業務用書類100グラムまで)用に発行された切手ですが、当初から盛んに使用されました。その後昭和50年代になりますと通信教育用に使用され30年近く発行されました。初期のものはバックが濃い色がありますが今回の切手は違うようです。大阪中央局大阪駅内分室印と思われます。
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1969年6月9日
(局の変遷)
・1949年1月6日〜1969年6月9日