【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

コメントに返信を書いていて、、ふと、

「もしも私が10歳で、二分の一成人式にでるとしたら？」

と想像してみたが。

想像した瞬間。吐き気がした。大げさではなく、まじめな話で＾＾；

10歳の家庭環境が今思えば結構ずさんなもので、
あの状況の中で私が
「これまでの感謝」
「この先の抱負」
「親に対して云々」
などなど（この辺り、学校によって違うみたいなので）

人前で壇上で発表しろなんて、もう苦行そのもの。いや、罰ゲーム？

あの頃の私は世の中がとてもグレーでどんよりしていて、
とにかくしんどかった。

家に帰って、、共働きで親がいないときの家の中が
私の自由な空間だった。ひたすら妄想していた。

親のことは大嫌いだったからなあ。。あの頃すでに。
もっと小さい時は、きっと自分は間違って違う星から来て、
いずれ本当の親が迎えに来る、なんて考えていた頃もある。
違う町、とか違う国じゃなく、違う「星」。
それくらい、自分を取り巻く環境に違和感があった。

もしも、、当時の私に「これならよいかも」と思える二分の一成人式を妄想してみた。


まず、、体育館などで舞台で発表させられる形やいやだな。
なんか、、長女の話だと発表する内容を何度も先生と打ち合わせしたみたい。
それだけ先生も時間を割いたんだろうな。

だったら、、、その同じ時間を使って、
ただ、一人一人の生徒と二人で話をしてほしかったかな。
二分の一成人式で発表する内容のすり合わせではなく、
うーん、難しいだろうが、
当時の私には「将来に希望をもつ」のかけらのちょっとでもよいから、
答えが出なくてもいいから
「将来のこと考えることある？」とかね。まあ10歳なんて「わかんなーい」が多いだろうけど、
それでもいいと思うんだ。

私が小4の頃の先生は割と好きだった。かっこいいさわやかな男の先生だったから（笑）
だから先生と話したい気持ちはあったけど、話す機会なんてない。
だって、他の女の子たちがキャーキャー取り巻いていて、
決まったことしか話さない印象だった。

なぜか先生の中で私は「いいこ」だったらしいが、
クラスの子たちが叱られるレベルのいたずらをした際に
私もその場にいて、好奇心で「面白そう」と便乗した。

そしてそのメンバーを先生が呼び出し叱るんだが、
私がそこにいたことを知った先生は、私ですらわかるほど愕然として「ぴいぴいもか・・・！」
と悔しそうに言われたのが、妙に覚えている。

その時私が思ったのは
「先生、ろくに私とかかわっていないくせに、なにを決めつけて勝手にがっくりしているんだろう」
だった。

もしもそこで、今のような二分の一成人式があろうものなら
「なに、学校のやらねば行事に追われて、必死に先生たちやらされてるんだろう」
って10歳当時の私は思っただろうな。
そういう思考回路の子だったので。


なんて、、こうして書くと
普段思い出さないことが思い出せるものだなあ。。

そだな、行事準備に追われるなら
行事を減らして、その分子ども一人一人と意識してかかわる時間を持ってほしい。
と、思った。
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