ファッション的日常性と非日常性の狭間
まずファッションというものは何なのか?
「ファッション」− 流行。はやり。多く、服装・髪形などについていう。
また、単に「服装」の意でも用いられる。
要するに見た目ということになりますね。
で、ファッションには日常性と非日常性なものがあるわけです。
「日常」− ふだん。つねひごろ。
「非日常性」− ふだんの生活とは大きくかけ離れていること。
メイド服やゴスロリは昔は市民権がないというか認知度が低く、
実に非日常的なファッションなわけです。
このような服を着て街中を歩いていたら好奇な目で見られます。
秋葉系エリアを歩けば写真撮らせてくださいとか言われるかもしれません。
こういう点ではコスプレと同列になってしまうわけです。
今はあまりそういうことがなくなってきてるわけですが…
しかし、ウェイトレス服は一般社会において常に認知されていました。
これはレストランや喫茶店などの限定された空間において存在していたからです。
ウェイトレス服を着て道を歩けばやはり好奇な目で見られるわけです。
この非日常性が許されるエリアが徐々に広がっている日本。
近い未来非日常性が日常性に取って代わるかもしれません。
堂々と人ゴミの中を歩いているメイド喫茶のメイドさんやゴスロリな人と
当たり前に思って気にしない周辺の人々という場面に出くわすと、
実によい世の中になったものだと思います。
この状態こそ日常性と非日常性の狭間といえると思います。
この狭間は昔は店舗やイベント会場というスポット的存在でしたが、
そのスポットがどんどん増えていき、スポットがエリアになってきてるわけです。
まるで点と点が線で結ばれ、線と線で平面が作られているように…
そのうち日本全土を覆い尽くす日が来てしまうのではないでしょうか?
ある意味日本全土パラダイス状態ですね
でもね…
逆に「これでいいのか?日本」と不安になります。
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