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【終電ごはん】【高谷亜由】

終電ごはん

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 夜遅くても、自炊してヘルシーな食事をしたい――。
健康志向の強い30代前後の女性を中心に、「夜遅くても、おうちごはん」が広がる。
レシピ本や雑誌も人気だ。
 東京都港区のフリーライター吉川明子さん(39)は生活が不規則で、
夜中にカップめんなどを食べることが多かった。
今春、「40代を前にリセットしよう」と決意。野菜中心の自炊に切り替え、
専門家の指導で15キロやせた。今はほぼ毎晩、自宅で食べる。
簡単にできるヘルシーなレシピを集めた本「終電ごはん」(幻冬舎)を活用。
「炭水化物や脂質が少なくて野菜が多い。すぐ作れて便利」と話す。
 女性向け美容誌「美的」では、最新の10月号 で「夜遅めし」を特集。
今年1月号の特集が好評で、再び企画した。
兵庫真帆子編集長は「30歳前後の働く女性たちは美容や健康に気を使い、
体にいいものを食べたいという意識が強い。夜遅くても自炊する人が増えている」と分析する。
 「終電ごはん」の著者でフリーライターの梅津有希子さん(36)は、
仕事で深夜に帰宅する夫(39)の食事を作る。ポイントは、
健康的で満足感を得られ、しかも簡単で洗い物が少ないこと。
そんなレシピをツイッターに載せたことが出版のきっかけになった。
「夜中でも体にいいものを作るために、ポジティブに手を抜いて、
おいしいものを作ることを考えました」(ブックアサヒコムより)



【終電ごはん】読書メーターへ
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【そうか、もう君はいないのか】【城山三郎】

そうか、もう君はいないのか (新潮文庫)

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最愛の妻に先立たれる悲しみ。
2人で歩んできた道のりを今、振り返る。
城山三郎が綴った、亡き妻との人生の日々。

2007年3月22日、著者の城山三郎没後に、次女の井上紀子と新潮社編集部の手で、
遺されたメモや原稿を再編集して出版したもの。
それらの遺稿には、「ё」という印しが付されていた。「ё」は、ロシア語で「ヨウ」と読み、
妻の容子に関する原稿類である事を表していた。
(あとがき「父が遺してくれたもの」(井上紀子)による)



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黒い雨

黒い雨 (新潮文庫)

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あらすじ
広島市への原子爆弾投下より数年後の広島県東部、神石郡小畠村。閑間重松とシゲ子の夫妻は戦時中広島市内で被爆し、その後遺症で重労働をこなすことができない。養生のために散歩や魚釣りをすれば、口さがない村人から怠け者扱いされる。やるかたない重松は、村在住の被爆者仲間を説得し、鯉の養殖を始めようとする。
一方で重松は、同居する姪・矢須子のことで頭を痛めていた。婚期を迎えた彼女だが、縁談が持ち上がるたびに被爆者であるという噂が立ち、縁遠いままなのである。昭和20年8月6日朝、重松は広島市内横川駅、シゲ子は市内千田町の自宅でそれぞれ被爆したものの、矢須子は社用で爆心地より遠く離れた場所におり、直接被爆はしていない。しかし、縁談が持ち上がるたびに「市内で勤労奉仕中、被爆した被爆者」とのデマが流れ、破談が繰り返されていた。そんな折、矢須子にまたとない良い縁談が持ち上がる。この話をぜひともまとめたい重松は、彼女に厳重な健康診断を受けさせた上、昭和20年8月当時の自身の日記を取り出して清書しようとする。矢須子が原爆炸裂時、広島市内とは別の場所にいた=被爆者ではないことを証明するためだった。
しかし実際には、矢須子は重松夫婦の安否を確かめるため船で広島市に向かう途中、瀬戸内海上で黒い雨を浴びていた。しかも再会した重松らと燃え上がる広島市内を逃げ回ったため、結果として残留放射能も浴びていた。この事実を重松が書くべきか悩んでいる折、矢須子は原爆症を発病。医師の必死の治療もむなしく病状は悪化し、縁談も結局破談になってしまう。
昭和20年8月15日までの日記を清書し終えた重松は、空にかかる虹に矢須子の回復を祈るのだった。


カスタマーレビュー

何と言ったらいいだろう。なんと表現したらいいだろう。これから私が書くどんな言葉も、実際に広島で起きた現実の前には軽い物にしかならない。

2009年、広島を訪れた。原爆ドームの前に立った私は言葉を失った。ただ、手を合わせるしかなかった。あの日起きた悲劇、あの日、そして翌日以降、家族を捜して市内を歩き回った人々が見た光景は、おそらくこの本に書かれた以上の惨状だったことだろう。この本の描写を読んでいるだけで、目を背けたくなってしまうと言うのに…。言えることはただ、ご冥福をお祈りしたいということだけだ。そして、こんな悲劇が二度と起きないようにと、願うばかりだ。




【カラフル】【森 絵都 】

カラフル (文春文庫)

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死んだはずの「ぼく」の魂にむかって天使が言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」。そうして、ぼくは輪廻のサイクルに戻るために、下界にいるだれかの体を借りて(天使業界では「ホームステイ」というのだそうだ)前世で犯した悪事を思い出さなくてはならなくなった。
乗り移ったのは「小林真」という自殺したばかりの14歳の少年。ところが、真は絵を描くのが得意な以外は、親友と呼べる友だちもいない、冴えないヤツだった。父親は自分だけよければいい偽善者で、母親はフラメンコの先生と浮気中。しかも、好きな女の子は、中年オヤジと援助交際中ときた。しかし、ホームステイの気楽さも手伝って、よくよく周りを見回してみると、世界はそんなに単純じゃないってことが次第にわかってくる。

森田芳光の脚色で映画化もされた、多くのファンをもつ1冊である。著者は、講談社児童文学新人賞受賞作「リズム」でデビューした児童文学界のトップランナー、森絵都。シナリオライターだった著者による本書は、生き生きとしたセリフが心地よく、軽快なテンポで一気に最後まで読ませる力をもっている。そして、周りを見渡せばすぐにいそうな登場人物との距離感が、物語をよりリアルにみせてくれる。

中学生が主人公である本書は、中学生に読んで欲しい本ではあるが、「世界はたくさんの色に満ちている」というテーマは、どの世代にも共感できるもの。かつて中学生だったすべての大人にもおすすめしたい。(小山由絵)


【その日東京駅五時二十五分発】【西川美和】

その日東京駅五時二十五分発

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「終戦当日、ぼくは故郷広島に向かった。
この国が負けたことなんて、とっくに知っていた」という帯文に惹(ひ)かれつつ、
本書を手に取ることを少しためらった。
巷(ちまた)での「あの戦争」の語られ方にやや食傷感があるからだ。
 しかし、そこは現代日本を代表する若手映画監督であり、
前作『きのうの神さま』が直木賞候補になった技巧派の著者。賭して読み始めた。
 そして、その選択は大正解だった。
 物語は終戦間際に通信隊に召集された著者の伯父の手記がもとになっている。
わずか3カ月の間に激変してしまった故郷。
そこに舞い戻るまでの主人公の心情描写には静謐(せいひつ)感が漂い、
心音すら聞こえてきそうだ。そして、それゆえに「あの戦争」がかえってリアルに迫ってくる。
 こうした難度の高い作風を可能にしたのは、
一文一文の完成度の高さと時間軸の巧みな使い方、
そして何よりも〈人間〉に対する著者の炯眼(けいがん)ゆえだろう。
 登場人物の「嘘(うそ)」を通して人間の本性――汚さ、冷たさ、愚かしさ、優しさ、逞(たくま)しさなど――を描き出す著者の力量はすでに折り紙付きだが、
原爆投下後の広島で出会った「誇り高き火事場泥棒たち」の話一つを取ってみても、
その鋭い目線は健在だ。
 そして、その広島で耳にしたツクツクボウシの鳴き声から主人公が人生を思案する場面などは、
何度読み直しても、深く美しい。
 「あとがき」で著者は本書を「終戦と震災、奇(く)しくもその両方に支えられながら書き上がった作品」としている。
3・11の一報に接したのは実家のある広島での執筆中だったそうだが、
「8・15」と「3・11」の接点についてここまで掘り下げて考察した文章を私は知らない。
 巻末に辿(たど)り着くのが惜しく、いつまでも読み続けていたいと思った。
文学の力を改めて知らされる一冊だ。(ブックアサヒコムより)





【流星ワゴン】【重松清】

流星ワゴン (講談社文庫)

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あらすじ…
妻の不倫、子供の暴力、そして自分はリストラ。
死んじゃってもいいかなー…積極的に「死にたい」と思う力も沸いてこない
疲れきった主人公の前に一台の車がとまる。
交通事故で五年前にこの世を去った親子が運転するその車は、
後悔の残る選択をしてしまった日へ遡ることができる車だった…

面白かったです。
とりたてて発想が優れているわけでもない展開で、
それでもぐいぐい引き込むことができるのは、
やはり作者の腕なのでしょう。
なんとなくオチはよめても、それでも面白い。
力強く生きようとする主人公を素直に応援したいし、
元気をもらえる良作だと思います。
(http://d.hatena.ne.jp/rinrin55/)



【その日のまえに】【重松清】

その日のまえに

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重松清による連作短編小説集。文藝春秋より2005年8月5日に刊行された。
2007年にラジオドラマ化され、2008年に映画化された
僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。
消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか……。
死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、
そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

全編とも『別冊文藝春秋』に掲載された。
ひこうき雲(2004年5月号〈251号〉)
朝日のあたる家(2004年3月号〈250号〉)
潮騒(2004年9月号〈253号〉、「誰かがいた海」を改題)
ヒア・カムズ・ザ・サン(2005年1月号〈255号〉、「小春日和」を改題)
その日のまえに(2005年3月号〈256号〉)
その日(2005年5月号〈257号〉)
その日のあとで(2005年7月号〈258号〉)


鍵のない夢を見る

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内容説明
普通の町に生きる、ありふれた人々がふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集
内容(「BOOK」データベースより)
望むことは、罪ですか?彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む。ささやかな夢を叶える鍵を求めて5人の女は岐路に立たされる。待望の最新短篇集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
辻村/深月
1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を受賞。「芹葉大学の夢と殺人」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補となるなど、ジャンルを越えて注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

人の感情の細かい襞をすくいあげるような感じで丁寧に描かれた文章で、どれもありふれた事件なのですが読みごたえはあります。特にこの短編集では、男の人の描き方が非常に上手いなあという印象を受けました。主人公と深くかかわることになる男たちが皆、ある種の不快感をこちらに与えてくるのですが、それが妙に現実味があるというか、こういう人いるよねっていう絶妙な気持ち悪さなのです。ドラマや映画に出てくるようなものすごい悪人とか変な人っていうわけじゃなくて、些細な事でああこのひといやだな…ってふとした瞬間に感じてそれが積み重なった挙句に決定的に嫌いになってしまうタイプの人種とでもいいましょうか。
 女の子が憧れるような素敵な王子様は出てきません。それ故に現実のむなしさを突き付けられて哀しくもなってしまうのですが、この本のテーマとしては成功してるのかもしれません。女たちのどうしようもない閉塞感。しかし読み終わった後もやっとする…。




【リスボンへの夜行列車】

リスボンへの夜行列車

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物語の主人公は定年間近のギムナジウム教師・グレゴリウス。
古典文献学を教えていて、ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語に精通し、
聖書や古典に対する深い知識から、皆に「ムンドゥス(世界)」と敬意を込めた異名で呼ばれる男だ。

まるで古典の中に生きているように、「現代語」の会話さえ苦手な彼が、
偶然であった女性が残したただ一つの言葉「ポルトゥゲーシュ(ポルトガル語)」の響きに導かれて、一冊の本にたどり着く。

リスボンの医者アマデウ・デ・プラドが書いたという本、『言葉の金細工師』。
文字通りその本の虜になった彼は、押さえきれない衝動に突き動かされて、
すべてを投げ捨ててあてもないままにリスボン行きの夜行列車に乗りこみ、
行き当たりばったりにプラドへとつながる道を探っていく。

プラドの肉親、友人、恋人を訪ね、プラドの足跡を追ううちに、
神学論やかつての独裁政権下での抵抗運動に触れ、
生と死、生きることの意味、自分とは何か……と、
本が投げかけるあらゆる問いかけについて考察していくことになる。
プラドを知るための旅は同時に、グレオリウスが自分自身を探す旅となり、
読者にも旅に出ることを促すものでもあった。





【きみはいい子】中脇 初枝

([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫)

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17時まで帰ってくるなと言われ校庭で待つ児童と彼を見つめる新任教師の物語をはじめ、
娘に手を上げてしまう母親とママ友など、同じ町、同じ雨の日の午後を描く五篇からなる連作短篇集。
家族が抱える傷とそこに射すたしかな光を描き出す心を揺さぶる物語。



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