2023年04月19日
【終電ごはん】【高谷亜由】
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夜遅くても、自炊してヘルシーな食事をしたい――。
健康志向の強い30代前後の女性を中心に、「夜遅くても、おうちごはん」が広がる。
レシピ本や雑誌も人気だ。
東京都港区のフリーライター吉川明子さん(39)は生活が不規則で、
夜中にカップめんなどを食べることが多かった。
今春、「40代を前にリセットしよう」と決意。野菜中心の自炊に切り替え、
専門家の指導で15キロやせた。今はほぼ毎晩、自宅で食べる。
簡単にできるヘルシーなレシピを集めた本「終電ごはん」(幻冬舎)を活用。
「炭水化物や脂質が少なくて野菜が多い。すぐ作れて便利」と話す。
女性向け美容誌「美的」では、最新の10月号 で「夜遅めし」を特集。
今年1月号の特集が好評で、再び企画した。
兵庫真帆子編集長は「30歳前後の働く女性たちは美容や健康に気を使い、
体にいいものを食べたいという意識が強い。夜遅くても自炊する人が増えている」と分析する。
「終電ごはん」の著者でフリーライターの梅津有希子さん(36)は、
仕事で深夜に帰宅する夫(39)の食事を作る。ポイントは、
健康的で満足感を得られ、しかも簡単で洗い物が少ないこと。
そんなレシピをツイッターに載せたことが出版のきっかけになった。
「夜中でも体にいいものを作るために、ポジティブに手を抜いて、
おいしいものを作ることを考えました」(ブックアサヒコムより)
【終電ごはん】読書メーターへ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344022033
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