婦人ＤＡＭＯＮ〜女性向けおすすめ漫画・ゲーム・アニメ等ご紹介〜

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本日はこちらの作品をご紹介！！



☆同人ノベルゲーム「デイグラシアの羅針盤」（ボイス無し）
☆３ルート（ＥＤ）

♡公式サイトはこちらから♡
↑序章が無料でプレイ出来ます


こちらは「ever17」という作品に強く影響を受けて制作された作品になります。







２０３３年８月１日
技術を結集させて遂に完成された初の深海遊覧船「シープ�V」の進水式に主人公はいた。
彼はとある思惑を胸に関係者以外は乗れない船に潜り込む事に成功したが…。


順調に進んでいたはずの深海遊覧船に突然の異常事態が発生し、シープ�Vはまさかの沈没。

そこで生き残ったのは５０人中たったの「５人」。

深海に閉じ込められた５人に様々なイレギュラー事態が襲う。
なぜシープ�Vは沈んだのか、彼らを襲う何者かの存在、果たして地上への生還は出来るのか！？

次々と起きる展開にハラハラドキドキのＳＦサスペンスです！！






とにかく中盤からの怒涛の展開にハラハラドキドキしました！
ホラーでは無いんですが、夜プレイしていてちょっと怖くなったくらいミステリー・サスペンス要素があります


深海に沈没した遊覧船の中でいわゆる「クローズドサークル」のような状態になります。
そしてさらに地上に生還出来るのは「２名」のみという最初にネタ晴らしがあった上でストーリーが進行するのですが…。

つまり５人の生存者の間で色々と何かがあるわけです。その色々がすごい！！ｗ
結構専門用語など出てきてストーリーがよく作り込まれているなぁと感じました。
ＳＦ要素もあるので、非現実的な要素のあるミステリーが苦手な方にはちょっと合わないかな？

一応登場人物は主人公以外みんな女性ですが、ギャルゲー要素は全くありません！
あくまでSFサスペンスのノベルゲームですｗ




なんと残念な事にこちらは2018年7月現在パッケージ版は販売されておりません。
（私は幸運な事に2016年にAmazonで購入出来ましたが）

♡デイグラシアの羅針盤　DL版はこちらから♡
現在はDL版のみみたいです


EDは３つあり、そんなにボリュームガッツリでは無いので、さくっとプレイしたいという方にはおすすめです！

久々の投稿になります

今日ご紹介するのはこちらの乙女ゲーム！！



作品名：夏空のモノローグ
制作会社：オトメイト

出演声優：阿部敦、��橋直純、��橋伸也、代永翼、井上和彦、岡本信彦

♡公式サイトはこちらから♡





主人公、小川葵はある日突然記憶を無くした。
そんな時支えになってくれた学校の先生、浅波に誘われ科学部に入部する。
個性的な科学部メンバーと一緒に過ごすうちに葵は次第に笑えるようになったが、科学部が廃部になる事が決定した。

唯一の居場所であった科学部が無くなる前日、葵は「このままこんな日がずっと続けばいいのに…」と考えてしまう。


そして翌日、科学部廃部の日のはずが日付が変わっていない異変に気づき…！？
なぜか科学部メンバーと顧問の先生だけが廃部前日をループするという現象に巻き込まれる事になり…。


ループの謎と科学部の行く末は！？

気になった点

科学部という部活動をしているという事で、一応ストーリー全体がサイエンス（ＳＦ）っぽくしてあるようなんですが、最後の方は私としてはちょっと設定に無理があるような気がしてしまいました


こちらの作品は科学部のノリが合わないと若干寒い思いをするかもしれません。

そして「泣ける乙女ゲーム」として購入しましたが、私は泣けませんでしたね＾＾；
３０代以上の人には少し幼い内容かも＞＜


他にも声優さんと合っていないキャラがいたり、ＰＳＰだとスチルの色彩が薄すぎて見えづらかったとか、細かく気になる点も少しありました。

良かった点

科学部メンバーを全員攻略すると、攻略できるようになるキャラ（綿森楓）がいるのですがやはりそちらが一番謎解明されるし、良かったかなと思います。
むしろこのキャラの為のゲームと言っても過言ではないのではｗ

あと個人的には先生が良かったです♡
いつも先生キャラには弱い…

スチルも綺麗ですし、全体的に夏の爽やかなイメージのゲームなので夏にプレイするのをおすすめ致します！！
（若干ネタバレになりますが、ストーリーがリトルバスターズ！に似ているなぁ〜と感じました）

Ａｍａｚｏｎでも評価が高いゲームなので、やってみて損はないかも！？

『ずる賢いバツイチの恋』
主演：イ・ミンジョン、チュ・サンウク、ソ・ガンジュン
全２３話


♡ずる賢いバツイチの恋　公式サイトはこちらから♡

こちらバツイチ女性の恋愛のお話なんですが、普通に面白かったです




「結婚するなら安定した職業の人」を信念に公務員になったジョンウと結婚したエラ。
しかし、ジョンウがいきなり公務員を辞めＩＴ企業を立ち上げたいと言い出した

事業が上手くいかず、４年間の超貧乏生活に疲れついに二人は離婚する…。

２年後元夫の借金を返しながら生活していたエラだったが、元夫が事業に成功し大金持ちになっている事を知る。それからひょんなトラブルが原因で元夫と再会するが、元夫のジョンウはエラに捨てられた事を恨んでいた


離婚の傷が癒えぬ２人だったが、また一緒に仕事をするうちに別れた２人に何かが芽生えてきて

ストーリーについて

バツイチの恋と書いてますが、正確には『別れた夫婦がモトサヤに戻るお話』です

エラがジョンウがお金持ちになったから、また接近したという点において題名が「ずる賢い」なのかな〜と思うのですが、基本的にエラはそんなに打算的ではなかったですｗ


基本エラとジョンウがメインなのですが、エラの同期のスンヒョンという年下の男性がエラの事を好きになります。そのスンヒョンのアピールぶりが可愛くて、この作品の見所のひとつじゃないかな

良かった点

男性陣が皆イケメン！！！！あくまで好みの問題ですが、ジョンウもスンヒョンもジョンウの秘書も皆イケメンで、眼福でした

ジョンウのツンケンな態度からの、デレ始めてから行動が可愛くてかなり萌えました（笑えた）こういうのギャップ萌えっていうんですかね…。　普段めっちゃクールなしゃべり方してるのに、エラに甘えだしてからはヤヴァイですｗ

残念な点

最初、見るのをやめようかなと思った原因が、エラの言動です基本的にめっちゃわがままｗ離婚の原因もエラのせいじゃね？と思ってました（個人的には７話くらいから面白くなりました）
実際にはエラは陰で夫を支えていた健気な女性です


実際に、恋人との別れや離婚を経験している人からしたら有り得ない展開かも…エラがジョンウの会社に嫌がらせの為に入社するんですが、まぁなかなかそんな事出来ませんよねｗ私も一度これだけ相手の事に失望した２人が、また一緒にいたいと思うようになるもんかな〜と思う部分もあります


このドラマのＯＰから２人がモトサヤに戻るのがバレバレすぎて、どっちとくっつくの！？というドキドキ感が全く無くちょっと寂しかったですｗ




総合的に、後半からジョンウがデレ始めるのですが、そこからが一番面白かったと思いますもちろん、前半の２人のいがみ合い、憎しみ合いあっての事なのですが…

そしてエラも言動がわがままで横暴なんですが、真面目で頑張り屋で世話焼きなんですよねエラの方から彼を捨てたのですが、離婚した本当の理由を知った時、思わず泣いてしまいました



タイトルにある「ずる賢い恋」とはちょっと違うかな〜と思いますが、バツイチの恋愛に抵抗が無い方はかなり楽しめる作品ではないでしょうか
ぜひ、ご覧になって見て下さい






『ずる賢いバツイチの恋』はＡｍａｚｏｎプライムビデオや、Ｕ-ＮＥＸＴで視聴出来ます

こんばんは
本日はこちらのドラマをご紹介したいと思います



『蘭陵王（らんりょうおう）』
中国ドラマ　　全４６話
出演：ウィリアム・フォン、ダニエル・チャン、アリエル・リン
キービジュアルディレクション：蜷川実花


♡ＢＳフジ　蘭陵王　特設サイト♡

こちらこのイメージ画（ＰＲ画？）を一目見た時から、絶対面白そうだなと思って視聴したのですが、まじで面白かったです…！！！



南北朝時代、戦乱の中、俗世から離れて暮らしていた伝説の一族がいた。
そこに住む未来を予見する巫女・林氏（りんし）は、天女の血を継ぐ孫の楊雪舞（ようせつぶ）と蘭陵王（斉国の武将）に悲運な未来を予知する。

林氏は孫を悲しい運命から救うため、雪舞に白山村から決して出ないよう再三注意するが…。

軽はずみで村を出た雪舞は、湯治をしていた蘭陵王と運命的な出会いをしてしまう。

蘭陵王と楊雪舞の運命に翻弄され、苦しくも愛おしい物語。

ストーリーについて

中国の史実に基づいて作られているドラマなんですが、最後の結末は史実とは変えてあるようです！
実際に天女の子孫がいたのかどうかはよく分かりませんが、この作品に出てくる天女の子孫・楊雪舞（ようせつぶ）には特別な能力があるとかそういうファンタジー要素はありません

ただ、天女の一族は医学、薬学、雑学の知識に長けている為、周りの人から「あいつら人間離れしている！！」と思われていたようです

作中に度々出てきていたんですが、「天女を手に入れた者は、天下も手に入れられる」という迷信みたいなものがあり、それ故楊雪舞を敵国と取り合うという構図になっています



なんといっても全部で４５話あるので、最初は躊躇する方もいるかもしれませんが、私は２話からすぐにのめり込んでしまい最後まで一気に視聴してしまいました


一応話の筋としては『出会い編〜結ばれるまで』『結婚編〜恋敵の邪魔、すれ違い編』『骨肉の争い編〜戦乱の世の終末』といった感じ

結婚してからすぐ邪魔者の鄭児（ていじ）という蘭陵王の側室候補が現れ、めっちゃ腹の立つ邪魔を次々としてくるんですそのため、２人の気持ちがすれ違ってしまうのですがその期間が（話数）結構長くてこっちも辛かったｗ

私のイチオシポイント

蘭陵王も魅力的で素敵なんですが、なんといっても敵国の皇帝・宇文邕（うぶんよう）が良かった！！！

最初は利己的で、我儘で、あくまで“天女だから”楊雪舞を手に入れようとするのですが、人に媚びず自分を対等に見てくれる雪舞に魅かれていき、「やってもらって当たり前な横暴男」が「めっちゃ尽くす男」になってゆきます

その変化、ギャップ、尽くし方がドツボで途中から宇文邕に乗り換えてしまえ！！！と思いながら見てましたｗ

全体的に女性を取り合うという構図は夢女子にとっては好物な要素だと思いますが、その辺上手く取り入れてるな〜〜と感心しました（何様）

総合・まとめ

サイトを調べて初めて知ったんですが、こちらビジュアル面で蜷川実花さんも携わっていらっしゃったんですね！
道理で世界観に合って美麗なワケだわ…

シリアスだけではなく、ギャグやユーモアなやり取りも盛り込んであり、見ていて飽きませんでしたただ一つだけ疑問があったのですが、吹き替え版を視聴した際、脇役の声優さんが雑すぎるというかめっちゃいい加減に感じました「これってわざとなのか？」と思うほど



そんな疑問も吹っ飛ぶくらい、ストーリーが面白く、気持ちが入りすぎると何度も涙を流してしまう作品です中国時代劇がお好きな方、面白い恋愛ドラマをお望みの方はぜひ、ご覧んになってみて下さい


♡ＧＹＡＯ　『蘭陵王』吹替版♡
↑ＧＹＡＯで一話のみ無料で視聴出来ます

こんにちは(◍•ᴗ•◍)
今日はこちらの作品をご紹介したいと思います！！


▲画像クリックでＡｍａｚｏｎプライムビデオに飛びます▲

『シークレット・ガーデン』
主演俳優：ヒョンビン、ハ・ジウォン、ユン・サンヒョン、キム・サラン
全２０話

♡BS-TBS シークレットガーデン　サイトはこちらから♡


もうね〜〜最後の方は涙がポロポロで、見終わった後は他の作品を見る気もしないくらい骨抜きにされました





スタントウーマンのキル・ライムは女優の代役でスタント撮影中、女優と間違えられ傲慢ちきな男、キム・ジュウォンに高級ホテルに連れ込まれる。

ホテルで女優と間違われた事に気付き、キル・ライムはすぐ撮影現場に戻るが…。
デパートの社長であるキム・ジュウォンは彼女の自由奔放で、媚びない無礼な態度に腹を立てるがなぜか彼女の事が頭から離れず、困惑する。

頭から離れないので、お遊び半分でキル・ライムに近づくが…
彼女の超貧乏な一面を目にし、あまりにも自分とは違う階級で暮らしている事にドン引きし離れようとするが、そんな時なぜか朝起きたらお互いの体が入れ替わっていた！！！！

超金持ち男と、超貧乏スタントウーマンの体が入れ替わるドタバタラブコメディです






▲ＦＯＤで１話だけ無料で視聴出来ます▲

ストーリーについて

体が入れ替わるネタって色んなジャンルであるあるだと思うのですが、全部見終わった思ったのが「君の名は。」にちょっと似てるかな

とにかく、最初から最後まで面白かったです！！
他の事が手につかなくなるくらい、次の話！次の話が見たい！！状態でした



この作品の良かった点
魅力的な俳優と作品のキャラクター作りが絶妙！！
作中では皆個性的で、会話も面白いｗ韓国の文化には疎い私でも十分笑えるシーンが多々ありました


キム・ジュウォンの積極的アプローチが胸キュン必至！！
ちょっと壁ドン並にありえないアプローチに笑ってしまったシーンもありましたが、ナチュラルに強引な感じがＭ女には堪らなく良かった！！！！


最後は思わず涙してしまう作り込まれたストーリー
やっぱりストーリーが一番良かったですね…。（もちろん演出も良かった！！！）
要所要所で布石があり、最後の最後で謎が解けてめちゃんこスッキリした終わり方でした

個人的には「君の名は。」より泣けたし、こちらの方がタイプですね

注意点

私は気にならなかったのですが、最初は普通の恋愛ドラマだったのが、急にファンタジー色が出て来ます（もろＣＧ使ったシーンなども結構あります）
体が入れ替わる時点でリアリティは無いのですが、恋愛ドラマにファンタジーっぽい要素があると萎えるわ〜〜という方には向かないかもしれません



全体的に人魚姫をモチーフにした恋愛作品なので、人魚姫の現代版って感じですおとぎ話が好きな方、ファンタジー好きな方には特におすすめな恋愛ドラマですぜひぜひご覧になって見て下さいね

こんにちは
今日はこちらの漫画をご紹介したいと思います！！！



▲画像クリックで立ち読み出来るサイトへ飛びます▲
竹良実　全６巻



こういう復讐に燃える主人公のお話好きで、６巻で完結しますがめちゃくちゃ面白かったです！！





１６世紀、神聖ローマ帝国にて各地で魔女狩りが横行していた。

主人公エラは親に捨てられ、飢え死にしそうなところを聡明な女性アンゲーリカに拾われた。
アンゲーリカに色々教わり育ったエラだったが、ある日修道会にアンゲーリカは魔女だと難癖をつけられ処刑される。

無実の罪により、目の前で育ての親を殺されたエラは親玉の修道院総長へ復讐を誓う。

その後エラは、魔女と言われ処刑を受けた人たちの娘が集まる施設へ収容されるが、そこではとんでもない試練が待ち受けていた。


エラは復讐を果たす事が出来るのか！！？

ストーリーについて

冒頭からエラの強烈な人柄に魅了され、ブレる事の無い彼女の意志に最後までハラハラドキドキが止まりませんでした！！

１６世紀のローマ帝国では魔女という名を借り、処刑をするための口実を作り、人民の心を操っていた時代
エラの入った施設は、“魔女の子”として集められた子達が、あなた達は母親（魔女）のようにならないよう教育し直してあげますよっていう名目の施設なんですが…。

実際には、超過酷な労働や懲罰、そして麻薬を使用し洗脳するという牢獄みたいな所だったのです


こういった時代背景が好きってのもありますが、とにかく主人公エラが良かった！！
冷静で頭が良く、復讐のためなら何でもするという揺らがない意志がこの作品の魅力の一つかなと思います


もう一つの魅力が、仲間との出会い
人付き合いが苦手なエラですが、同志と呼べる存在に出会います。


最初は誰も信用しないスタイルだったエラですが、人との出会いにより徐々に彼女に変化が訪れます。
復讐だけの殺伐とした漫画にならずに、人との絆や信頼関係を築いていった所も大変素晴らしかった〜〜〜




もうちょっと長編になる作品かなと思っていたのですが、（むしろもう少し長くても良かったのでは？と思ってしまった）６巻で完結しているのでさらりと読めちゃいます＾＾

エラの復讐劇がどのような結末になるのか、気になる方はぜひ読んで見て下さい

こんにちは
お正月はのんびりと、読書を楽しませてもらいました


ずっと読みたかった上橋菜穂子さんの『鹿の王』という作品を一気読みしちゃいました





こちら本屋大賞受賞作品で、ず〜〜っと気になっていたんです！！＞＜

♡『鹿の王』特設サイトはこちらから♡





敵国に捕まり、奴隷として岩塩鉱（塩が取れる洞窟）で働かされていた戦士ヴァン。

奴隷として、ここで死ぬ事を覚悟していたヴァンだったが、ある日突然黒い狼のような犬が岩塩鉱に出現し奴隷たちに襲いかかった！皆犬に噛まれたものの、大した怪我ではなくいつものように働かされていたが…。

その２~３日後、ヴァンは意識が遠のき体中が悲鳴を上げ、瀕死の状態に。
意識が朦朧とする中変な夢を見、ふと目が覚めると体に起きていた異変が嘘のように無くなっていた。


そして目覚めたヴァンが目にしたのは岩塩鉱中の奴隷たちの死体だった…。


いきなり襲ってきた犬達によって皆病にかかってしまったのか？
そしてなぜ自分だけ生き延びたのか？

たくさんの疑問がある中、ヴァンは岩塩鉱から必死に逃げ出した。




上橋菜穂子さんの作品は初めて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かった！！！！！

ストーリーと世界観について

まず世界観についてですが完全に上橋さんオリジナルの世界で、文明が発達しておらず人々が自給自足をして暮らしているそんな素朴な世界。


国同士の領土奪い合いの戦争がある中、主人公ヴァンは負けた国の戦士でした。

家族を亡くし、死に場所を求め戦争をしていたのに、自分だけ死ねず囚われ、その上奴隷として捕まってからも周りは皆死んだにも関わらず自分だけ生き延びてしまった運がいいんだか、悪いんだか哀れな存在です



最初このあたりまで読んだ時に、『ヴァンだけ特別な力が覚醒して彼が鹿の王になっていくのか？？』と思ったのですが、もっとリアリティにもっとよく練られた作品でした




公式サイトの見出しに『医療サスペンス』と書かれてあるのですが、医学の発達していない世界ではやり病が蔓延するとどのようになるのかがとても上手く利用して描かれてのです！！


戦争、蔓延し始めた不治のはやり病、病を宿す黒い犬達、そしてその病の正体を追及しようとする者、様々な人達の思惑や政治的なものも含めてかなり壮大な物語になっています！！




もちろん世界観も素晴らしいですが、登場キャラクター達も魅力的な人、個性的な人が多くて、人と人との関わり合い、絆の部分でも思わず胸が切なくなったり、熱くなるシーンも多くこの作品は壮大なファンタジーかつ胸が温かくなるヒューマンドラマでもある作品でした




ただ、最後のしめくくりが個人的にはちょっと物足りなかった部分はありました＾＾；
クライマックスがあってうわー終わったー！！と思ったら、その後一番重要なシーンがちょこっと付け足した感があって、タイトル回収にもなりえる重要シーンがもう少しボリュームあればなぁと感じてしまいました



この世界をもう少し味わいたかったなぁ！と思えるくらいには、よく作り込まれた素晴らしい世界でしたこれを機に、上橋さんのファンタジー小説を読み漁ろうと思いますｗ

明けましておめでとうございます
ついに2018年
30歳超えるとあっという間に過ぎるとよく聞きますが、本当に時の流れを早く感じます…しみじみ


さてさて、本日はこちらの懐かしい作品をご紹介したいと思います＾＾



監督：スティーブン・スピルバーグ

ピーター・パン　　ロビン・ウィリアムズ
フック船長　　　　ダスティン・ホフマン
ティンカーベル　　ジュリア・ロバーツ
ウェンディ　　　　マギー・スミス


子供の頃、よく図書館でVHS借りて見ていたとっても大好きなファンタジー映画！！
私がファンタジーが好きなのもこういう作品を小さい頃から見ていたからかもしれませんね




ピーター・バニングは孤児ながらも、会社の社長に就き、妻子ももつバリバリの仕事人間だった。
仕事が忙しく、家族に対してきちんと向き合えずにいた中、突然2人の子供が攫われた！！

子供が攫われた部屋からは「ピーター　君の子共が助けを読んでいる　ジェームズ・フック船長」という手紙が残されていた。

その時に、義理の祖母のウェンディに自分は『ピーター・パン』である事を告げられる。
子供時代の記憶が無いピーターは、そんな事信じられずにいたがキラキラ光るティンカーベルが現れた。

ティンクにより子供時代過ごしていたネバーランドへ行くが、子供の頃の無垢さ、夢、わくわくした気持ちを失ってしまったピーターは飛べなくなっていた。


果たして大人になったピーターは子供たちを救えるのか！？












『ピーター・パン』というおとぎ話を使ったストーリーなのですが、大人になったピーターパンにスポットを当てたスピルバーグは天才ですよね…


いくら子供の頃の記憶が無くなったとはいえ、完全に『大人』を体現化しているピーター・バニングが、ネバーランドに戻りまた再び飛べるようになる為にかつて一緒に暮らしていた子供達と特訓を始めます。


まず何が良いって、ピーターを演じているロビン・ウィリアムズが良いんですよね

凝り固まった大人が、どんどん子供の心を取り戻す様子が、彼にしか出来ないのではないかと思うほど、引き込まれました(´-ω-`)

彼の目が特に好きで、見た目は中肉中背のボヨボヨなのに、目がキラキラしていてこちらまで笑顔になってしまうような不思議な魅力があります
（彼の作品は他にも色々名作が多いので、おいおい語っていけたらなと思います）



見ていて途中で気付いたのが、ティンカーベルがジュリア・ロバーツだった事！！
小さい頃見たきりだったので、ティンカーベルがジュリア・ロバーツだった事を初めて知り、ちょっと驚きました…笑

彼女がファンタジー映画に出ているイメージ全く無かったので、めちゃくちゃ新鮮だったし、当時24歳くらいだったのでめっちゃ若い！！可愛い！！

彼女の屈託の無い笑顔にやられました…



もう1人、気付いたのがウェンディ役のマギー・スミス！！

ハリーポッターのマクゴナガル先生でおなじみの女優さんも出演されていて、これまたびっくり！！


しかも10年後の作品である、ハリポタの時よりもウェンディ役の時の方がめっちゃおばあちゃんって感じで、あれ！？この方じつはめっちゃお歳をめしていらっしゃるのか！？と思ってしまったほど。。
フック放映時は当時57歳くらいだったみたいですが、７０代〜のおばあちゃんに見えました



子供の時には出演俳優さんなんて気にしてなかったですからねｗ
大人になって見てみたら、あの有名俳優さんが出演していた！！という発見もなかなか楽しかったりします

ストーリーについて

大人になって見た感想が、「やっぱり最高のファンタジーや！！！」と大声で叫びたい感じです

セットも今と違って多少作り物感はありましたが、それでもディズニーランドに行ってワクワクするような、あのファンタジー好きには堪らない風景が最高でした＞＜



そして一番に感じた事が「大人になっても、子供の心を忘れたくない」です。
（もう大人やけどもｗ）
子供の時親にこういう言動をされたら自分はどういう気持ちだったのか、とかそういった気持ちを忘れちゃうと平気で自分の子供にもやってしまうようになっちゃう気がします…。

ピーターパンだった頃の記憶を無くしてしまったピーター・バニングは、まさしくそんな大人を体現しているのかなと思いました


大人の身勝手な理屈を子供に押し付けている人を見ると、「この人は子供の時の記憶が無いのかしら」と不思議に思ってしまう事も多々あります



ピーターのように子供の時の記憶を無くさずに、いつまでも子供の心を持って生きていきたいですね

久々の投稿だうぇええーい！！
本日はこちらの作品をご紹介！！


『お昼１２時のシンデレラ』
主演：チャン・ハン、チャオ・リーイン
全３３話

♡お昼１２時のシンデレラ　公式DVDサイト♡


こちら１〜２話見た後に、「あ、見るの辞めようかな…」と挫折しそうになったんですが、途中から徐々に面白くなり結局３３話もあったにも関わらずあっという間に見終わってしまいました！！



超大手有名会社に奇跡的に就職出来た田舎娘のシャンシャンは、夜中に会社の人から電話で病院へ呼び出される。

病院に着くと特殊な血液型だったシャンシャンに、社長（BOSS)から、社長の妹が手術をするのに必要な献血を頼まれ快く快諾するが…。

その日を境に、社長から献血のお礼にと毎日お昼休みになるとお弁当が届くようになった。
その事情を知らない周りの同僚の間で、仕事の出来ない新入社員のシャンシャンはコネで入社したのではという噂が広がった。

陰口を叩かれ、周りの目を気にしたシャンシャンはお弁当を会社のベランダで食べるようになった。
だがそのベランダは、関係者以外立ち入り禁止の社長のオフィスのベランダだった！！

窓ガラスはマジックミラーになっており、社長室からシャンシャンは丸見えだったが、社長のフォン・トンは楽しそうにお昼ご飯を食べるシャンシャンに次第に興味が湧き、シャンシャンにちょっかいを出し始める。

ストーリーについて

こちらは社長×平凡娘のシンデレラ恋愛ストーリーです

なんで私が最初で挫折しそうだったのかと言うと…。

�@社長のフォン・トンがずーーーっと無表情
�A主人公のシャンシャンの仕草がめちゃくちゃあざとい！！
�Bストーリー展開が遅い
�Cシャンシャンの脳内セリフが多すぎ！！


まずは主演の２人が好きになれなかったら３３話も見れないので、冷静に見続けるか、辞めるかを天秤にかけながら見ていたのですが



とにかく最初の３話くらいまでは、フォン・トンほぼ無表情です。
この先こいつは笑うのか？と心配になるほどｗ

そして、シャンシャンもめちゃくちゃ言動があざとい！！
石原さとみさんのあざとさを×５したレベル人と会話してるのに返事をせず、脳内でずっとセリフ再生されてるシーンを見ると「返事をしろ、返事をｗ」と心の中で突っ込んでました（シャンシャン役のチャオ・リーインさんはめちゃくちゃ可愛いんですけどね）


最初は気になっていた事も、途中からは気にならない程徐々に面白くなっていきますし、後半はかなりテンポ良くストーリーが進みます！！


特に２人がお付き合いを始めてからがあっという間でしたね
最初はフォン・トンに対して「こんな彼氏は嫌だ…」と思っていたのが、最終話まで見た後は「こんなええ男絶対離したらあかん！！！」という心境に変化するほど



他にも、恋敵が出来たり、身分の格差など２人の間に障害が発生しますが、それをお互い受け入れ合い、乗り越えていこうとする前向きな恋愛だったのがとても良かったです




日本のドラマでいうと、リッチマン・プアウーマンに近い感じ？なので、そういったシンデレラ恋愛ドラマがお好きな人にはとてもおすすめです





ただシャンシャンっていうと、最近上野動物園のパンダが有名なので、このドラマを見ている間ずっとパンダが脳裏によぎり続けましたｗシャンシャンって響き、可愛いんですけどね

こんにちは
本日はこちらの書籍について感想を綴っていこうと思います




『ハリーポッターと呪いの子』
著者：J.K.ローリング、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーン


ハリーポッターファンなら、必ず食いつくであろう待望の新作
という事で、これを書店で見かけた際にすぐ手に取ったのですが、まず引っかかったのが「小説ではなく、舞台の脚本である事」
※こちらはロンドンなどで、すでに舞台公演されている脚本をそのまま書籍化したものです。


つまり、形式としては今までの著書とは異なります。
脚本か〜と思い、最初は購入を留まったのですが、死の秘法から１９年後の続編である事、ハリーの子供が主役である事と原作はJ.K.ローシング史が関わっている事が決めてとなり、購入しました

ストーリーについて

正直な感想としては『読まなくても良かったかな…』です


そう思った理由ですがまずは、やはり『脚本』である事。
舞台を見ていると思って想像すれば良いのですが、私はどう〜〜〜しても『舞台』では無く『ホグワーツ』を想像したいんです…。
文章の至る所に「照明が暗転する」とか、「舞台袖から〇〇の声」とか記載してあり、なんかもうめっちゃ萎えるんですよ。そういう文章が出る度に、舞台を強制的に想像しなければならず、自由に想像しにくいんですよね
（ほぼセリフと舞台演出説明の文章で構成されているので、すぐ読み終わります）



そしてもう一つの理由がストーリー。
ハリーの次男の息子・アルバスが主役のストーリーなんですが、ハリーの息子、娘の性格がちょっと名前を借りた人の性格を受け継ぎ過ぎているというか…。

長男のジェームズはハリーの父親の性格そっくりで、長女のリリーは母親そっくり。
そして次男のアルバス・セブルス・ポッターはダンブルドアとスネイプの名前をつけたせいか、なぜかスネイプっぽいというか暗いんです…。

アルバスは英雄ハリーポッターの子供として、かなりのプレッシャーを感じながら育った為、どんどん卑屈になりハリーとも衝突し始めます。


そういうストーリーも有りだとは思うのですが、ハリーやアルバスの心境や葛藤があまり描かれていないため、物足りない！！し、アルバスに感情移入しにくいんですハリーもハリーで、親としての葛藤を描きたかったのだと思いますが、なんだかえらい冷たく感じるというか…。


細かい心理描写やそういった補足文章が無いため、読み手によって良し悪しがかなり左右される作品だと思いました＾＾；



私は読んでる間中、なんだか今までのハリーポッターはなんだったんだろう…。という気持ちでずっともやもやしてしまいましたね


唯一良かった点が、アルバスとマルフォイの息子・スコーピウスが唯一無二の友達になった事くらいかな？
大人になったマルフォイもかなりいい味出してるというか（良い意味で）、結構マルフォイファンにとっては良作品かもしれません(◍•ᴗ•◍)



これを脚本ではなくきちんと小説にしたらかなり違うのでは！？と思います
J.K.ローリングさん、お願いですから、小説にして下さい(˘̩̩̩ε˘̩ƪ)





総合的に、１９年後のハリーポッターが読みたくて読みましたが、過去作品のようにすっきりする読み終わりではありませんでした。（そして全体的に暗い）がしかし、ハリポタファンは読まずにはおられないでしょうね…。

こちらの作品すでに映画化する計画があるそうですが、ハリー役のラドクリフがつかまらないとか…映画化したら…やっぱり見ちゃうんだろうなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜_(ˇωˇ」∠)_ ｽﾔｧ…