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TimeMachine保存先をWindows共有フォルダへ。快適!


Windows共有フォルダはTimeMachine保存先対象外です
この記事は2013年5月に投稿しました。当ページへ来られた方は、大容量HDDをすでにWindowsで使っている、そこへTimeMachineのバックアップをしたい方だと思っています。
 
macOS High Sierra 10.13.1でTime Machineの保存先をWindows10( Pro Fall Creators Update)共有フォルダに指定することはできませんでした。

macOS High Sierraでは、TMShowUnsupportedNetworkVolumesが効かないのか、tmutil setdestination -p Windowsの共有フォルダ指定でInvalid destination path. (error 22)となります。

macOS SierraまではTimeMachineの保存先をWindows共有フォルダにすることは可能でした。
ですが、
 
全く使い物になりません。
 
というのが率直な感想です。macOSが求めるSMBプロトコルの機能がWindowsのファイル共有に実装されていないことが原因です。

macOS Sierraは、SMBを経由したバックアップに対応していますが・・・
source:Time Machine over SMB Specification
このSMBを経由したバックアップができるのは、vfs_fruitモジュールが適用できるSambaだけです。

SMB3.0に対応したWindows10を含めて、Windowsでは対応していません。

(2017年5月28日追記)
(2017年11月13日 macOS High Sierraの確認を追記)



TimeMachine保存先をWindows共有フォルダにするメリットとデメリット


TimeMachine保存先をWindows共有フォルダへ指定する方法は、海外系のメディアで古くから公開されているメジャーな方法です。特別なツールは不要でmacの設定を変更するだけでできるのが一つ目のメリットです。

Time MachineディスクをWindows共有フォルダにすることで、数少ないMacのUSBポートを節約することができるのが2つ目のメリットです。ネットワーク越しのバックアップだから遅いです。ただいつも裏でこっそり動いているTime Machineバックアップだから遅さが気になることは少ないです。


Time Machineディスクにバックアップ中、Windowsがスリープすることがあります。スリープさせない設定でもWindows Updateで再起動することもあります。運が悪とTime Machineディスクが壊れます。ディスクユーティリティのFirst Aidで修復できることもありますが失敗して復旧できないこともありました。
Time Machineディスクが壊れてしまうことがあるのがデメリットですね。

Windows7、Windows8、Windows10などServerがつかないWindowsはクライアントOSです。同時に複数アクセスする必要があるNAS用途には本来不向きだったりします。ファイルコピーはそこそこのスピードですが、Time Machineディスクへの書き込みスピードが思ったより遅いことがあります。パフォーマンスを上げるためにはレジストリを変更する必要がありました。パフォーマンスは上がりましたが、Windowsの別機能で障害が発生するようになりました。
Windows共有フォルダのTime Machineディスク化はローパフォーマンス、情報も少ないのがデメリットです。

また、いざという時のTime Machineからの復元手順が複雑になります。標準で対応していない方法なのでネットワーク越しからは復元できません。復元にはmacOS拡張ジャーナリング(HFS+)の外付けHDDが必要になります。Windowsで記録したsparsebundleフォルダをHFS+ディスクにコピーし、macに接続することで復元できるようになります。
復元時に結局macOS拡張ジャーナリングのUSBハードディスクが必要になるのもデメリットです。

TimeMachine保存先をWindows共有フォルダへ。快適!の方法


TimeMachine保存先をWindows共有フォルダにしたら快適になりました。2013年5月に試した時はそう思いました。
大容量HDDを積んだWindows7をTimeMachineの格納ディスクとして使用できないのか?と思いつき、すぐに情報が見つかりました。
Windows7のHDD搭載容量は3TBほどあります。
Fドライブ 800GほどのTV録画用のパーティションが空きが多いので、
ここをTimeMachine格納先として選定します。

手順としては、1〜3となります。
1. TimeMachineの保存先として使用できるイメージをMyMacのSDDに作成します。

2. 1で作成したイメージをFドライブへ移動します。

3. ターミナルでコマンドを打ち込み、TimeMachineの保存先を変更します。

1. イメージの作成


ディスクユーティリティを開きます。
(Launchpad → その他 → ディスクユーティリティ )

画面上部に配置されているアイコンから、新規イメージを選択します。
DiskUtil-sparsebundle
容量は後でコマンドから変更します。

コピーする時間などを考慮して少ない容量(100MB)にしておきます。
当初ディスクサイズを変更する方法はうまく動いているように思えました、この後の手順でWindows共有フォルダへコピーしてサイズ変更していました。High Sierraではsparsebundleイメージのサイズ変更するとアロケーションサイズがマイナスになったりするのを目にしました。コピーした時点でFirst Adiを実行したところエラーになりました。サイズ変更後のサイズで元から指定しておくことでエラーのないsparsebundleイメージファイルが出来上がります。

通常Time Machineで利用するフォーマットは、mac os拡張 ジャーナリングかと思っています。macOS to macOSの環境でネットワーク越しのTime Machineディスクを作ってみました。Apple標準機能で作られるApple スパースバンドル・ディスクイメージ MediaはMac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)でした。

2. 作成したイメージをWindows共有へ移動


FinderからWindowsマシンへsmb接続します。
( smb://IPアドレス/f$ )

f$の直下に作成したイメージ(というかフォルダ)を移動します。

f$は管理者でアクセスできる特殊な共有方法です。Windows8以降レジストリの変更が必要です。通常の共有機能をご利用ください。

3. TimeMachineの保存先変更


ターミナルを開きます。作成したsparsebundleのサイズを変更します。

$ cd /Volumes/f\$/
$ hdiutil resize MyMacBackup.sparsebundle -size 300G


続けて、
TimeMachineの保存先として通常サポートしていないフォルダを許可する
設定を行います。

(設定します。)
$ defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

(設定されたことを確認します。)
$ defaults read com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes
1


Finderから$fのMyMacBackup.sparsebundleをダブルクリックして、マウントします。

以下コマンドで、TimeMachieのバックアップディスクとしてMyMacBackupを適用します。

$ sudo tmutil setdestination -ap /Volumes/MyMacBackup



USB HDDつながなくてもバックアップされています。
TimeMachine-Backup-Win7-NetworkShare

快適〜^^


参考:
https://wiki.jransomed.com/OSX/NetworkShareTimeMachine
http://mockun-tech.blogspot.jp/2012/04/mactime-machinewindows.htmlhttp://mockun-tech.blogspot.jp/2012/04/mactime-machinewindows.html


長く使うとデメリットが目立ちすぎます。どうすれいい?


メリットとデメリットに書いた通り、メリットよりデメリットの方が多いです。数週間動かしただけでTime Machineディスクが壊れて修復できないことが出てきたりしました。こちらに詳しく書いています。

いざ復元しなきゃって時にネットワーク越しからの復元はうまく動きませんでした。HFS+フォーマットのUSBハードディスクにコピーすることで復元できることがわかったんですが・・・
これなら問題の起きないHFS+フォーマットのハードディスクにバックアップとってけばいいんじゃない?ってなりますよね。

macの数少ないUSBを占有する状態に逆戻りですが、トラブルが起きない日々が過ごせます。

macのUSBポートに接続しないでTime Machineバックアップする方法は、以下5つの方法があります。

1 Time Machineに対応しているApple製品を購入する


AirMac Time Capsuleは2TB、3TBのハードディスクと無線LAN親機機能が搭載されいます。

apple純正品の無線LANルーター+Time Machineディスク(2TB、3TB)です。

メリット
・Apple純正 Time Machineとの相性は抜群です。
・11acのWi-Fiに対応
デメリット
・選べる容量は2TB、3TBのみ。
・2013年からリフレッシュされていない


AirMac Extreme (802.11ac モデルのみ) にUSBハードディスクをつなげることでTime Machineディスクとして利用可能です。
メリット
・Apple純正 Time Machineとの相性は抜群です。
・11acのWi-Fiに対応
デメリット
・USB2.0のみ。
・2013年からリフレッシュされていない

macOS同士なら簡単にネットワーク越しのTime Machine環境が構築できます。一番安いmacはmac miniです。

メリット
・ファイル共有、画面共有、Time Machineのバックアップ先、様々な用途に活用できます。
・USB3.0x4、11acのWi-Fiに対応
・ファミリ共有対応のアプリは、追加費用なしで使うことができます。
デメリット
・5万円〜の価格的なデメリットがあります。

複数台macをお持ちなら0円から環境を構築することができます。

2 NASを購入する


無線LAN内蔵のネットワークハードディスク(NAS)は、モバイルで持ち出せるNASからサーバーラックに収納して使うNASまでさまざまあります。ここでは主に個人利用からスモールオフィスで使えるNASをご紹介しています。一部NAS製品はTime Machineバックアップ先として利用できる機能が搭載されています。

約1.4万円 LS210D0201C(BAFFALOリンクステーション 2TB)

2TB以外に1TB、3TB、4TBの容量が選べます。

約1.8万円〜 WD NAS 3TB WD Cloud

2TB、6TBは生産終了です。

これら2つのようなNAS製品は、内蔵されたストレージが1つです。故障した際、保存した内容全てが消えてしまう可能性があります。こういう障害にも強いのがストレージを2、3、4つと増やせるタイプのNASです。
約2.2万円 DiskStation DS218j (Synology社製ホームユーザー向けのNASキット) 別途HDDが必要です。


3 Time Machineに対応した無線LANルーターを購入する


少し高機能な無線LANルーターには、USB3.0ポートが付いていて、そこにUSBストレージをつなげることで共有することができる機能が使えます。Time Machineに対応の製品を購入することでTime Machineディスクとして利用することができます。

バッファローのAirStation WXR-1900DHP2、NETGEAR Nighthawk R7000、TP-Link Archer C9などがあります。

いずれの製品も、CPUの性能が良かったり、対応する速度が1300Mbps以上だったりと高性能の製品です。そのため、価格が少し高いです。Time Machineの安定性を不安視するユーザーの声を目にすることが多いので躊躇しちゃいますよね。


4 WindowsにVMware/VirtualBoxを使ってLinuxを導入する


WindowsOSにVMware/VirtualBoxなどの仮想OSソフトを導入し、TimeMachineに対応したLinuxをインストール利用する方法です。5のお古のPCや激安PCにLinuxを導入するよりお手軽に試すことができます。

5 お古のPCや激安PCにLinuxを導入する


お古のPCや激安PCへUbuntuやCentOS、FedoraなどのLinuxを導入することでTime Machineに対応させることができます。自力で色々調べる必要があったりするので、手間はかかります。ファイルサーバー専用ならFreeNASというパッケージもあります。


まとめ


TimeMachine保存先をWindows共有フォルダへにしたらとても快適になったんですが、使っているうちに色々な問題にぶち当たり、結局快適ではなかったことを書いてきました。
Windows共有フォルダはTimeMachine保存先対象外で、macOS High SierraではTMShowUnsupportedNetworkVolumesがうまく効かなくなっていること、TimeMachine保存先をWindows共有フォルダにするメリットとデメリット、TimeMachine保存先をWindows共有フォルダに設定する方法や、TimeMachine保存先をWindows共有フォルダにできない場合の代替え方法などをご紹介してきました。

一番のオススメは、USBハードディスクを直接macに接続してTime Machineディスク利用する方法が安くていいです。USBを占有したくないって場合のオススメは、「macOS同士なら簡単にネットワーク越しのTime Machine環境」です。USBハードディスクを簡単にNAS化できる、復元時はUSBハードディスクをつなぎ変えることで高速に復元できます。これ以外にもメリットはたくさんあります。


色々書きましたがTimeMachine保存先をWindows共有フォルダにする方法はオススメできませんよ

 

 

TimeMachine保存先をWindows共有フォルダへ。快適!
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2018.12.15 macyarounanoka(管理者)のメールアドレスを失って、disqusにログインできなくなっていました。 そのためmacyarounanoka-2で返信するように変わっています。 エキサイトのフリーメールアドレス使っていたことに気がつけませんでした。 ちょっとやってしまいました感がありますOrz。 記事へのコメントはいままで通りdisqusでお願いします。 個別のお問い合わせはお問い合わせからお願いします。
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