2015年07月30日
思い込みが激しい人の深層心理part1
思い込みが激しい人
あなたの周りに思い込みが激しい人はいますか?
1人、2人頭に浮かぶのではないでしょうか。
そんな思い込みが激しい人の心理を解説していきます。
脳は節約家
まず1つめのキーワードは、脳が節約家だということです。
脳はシンプルに物事を考えたがります。
勘の良い方は、「激しい思い込み」と「脳が節約家」の関係にピンとくるかもしれません。
思い込み=シンプルに考えることです。
思い込む場合と思い込まない場合を対にして、
例を挙げましょう。
「中国人は失礼だ」⇔「中国人の中には失礼な人もいるが礼儀正しいひともいる」
思い込んだ場合は、文章が短いですね。
つまり思考を節約しているわけです。
もっと例を挙げましょう。
「あの人は失礼な人だ」
⇔
「あの人は失礼なことを言う場合もあるが、意図して失礼なことを言っているときばかりではないようだ」
「私はバカだ」
⇔
「私は学校では、国語の成績は良いが、社会で年号を覚えたり、英単語を覚えるのは苦手。学業以外でいうと会話は上手な方だし、空気を読むこともできる」
「いつも上司に怒られてばかりいるダメ人間だ」
⇔
「上司は私が失敗したときに怒ることもあれば、たいして失敗していないときでも怒ることがある。怒られているのは自分でけではないし、上司の機嫌によっても怒るか怒らないかがわかってくる、私も仕事がうまくいくときもある」
以上のように思い込みが激しく決めつけている場合と、
そうでなく可能性をいろいろ考えている場合では、思考の節約度合いが違います。
このように決めつけるとあまり考えなくていいようです。
まとめると、思い込むことは脳の節約につながるメリットがあるので、
思い込んでしまう。ということですね。
今回は、激しい思い込みについて、脳の節約をキーワードに解説しました。
次回は、別の視点から思い込みについて解説します。
タグ:思い込み
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