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ストレスに弱い人が使っている【上手くいかないストレス対処法】

ストレスに弱い人が使っている【上手くいかないストレス対処法】



あなたはどのようにストレスに対処してますか?

「カラオケ」や「運動」でしょうか?
「食べる」という人もいるでしょう。


でもストレスに対処する方法は、
あなたが知らないうちにもっとたくさん使っているのです。
防衛機制と呼ばれていますが、後ほど説明します。


そしてストレスに弱い人は、
ストレス対処法が効果的でない可能性があります。

ストレスに弱い人は上手くいかない対処法を使っている


上手くいかないストレス対処法を使い続けてしまう


効果がない対処法を使っていても、なかなかストレスは解消されません。


それなのに一時的に効果があったものを使ったり、
過去に上手くいった対処法を使い続けたりしてしまいます。


例えば、あなたは理科が苦手です。
勉強をする気も起きません。
そんなときに私は文系の大学に行きたいから、
「理科なんてやっても意味がないんだ」と思考を転換します。
これは「合理化」というストレス対処法です。
しかし、これでは理科の成績は伸びず、
理科の授業が苦痛になり、ストレスも溜まってしまいます。

ストレス解消というと、
カラオケや暴飲暴食などが思い浮かびますが、

このように頭の中で起こるストレス解消もあります。


そして、ストレスに弱い人は、
上手くいかないストレス対処法を使っている可能性があるのです。




まず、
人はストレスにどう対応しているのか、
欲求が満たされないときにどういう心理が働くのかを
知っておきましょう。



知らない間にストレスに対処している


心理学に自我防衛機制という考えがあります。
単に防衛機制とも言われます。
ストレスに弱い人が使っているストレス解消法

自我防衛機制とは、
嫌な感情やあってはならない考え、つらい記憶などを
無意識においやったり、歪めたりして、自分が傷つくことを防ぐことです。

いわばストレスに対処しているのです。

欲求不満を解消したりもしています。




フロイトによると、防衛機制は意識的な場合もあり、
無意識的な場合もあるようです。

強いストレスから自分を守るために記憶がなくなるのは、無意識的ですね。
記憶をなくそうと思っても自分でなくせないでしょう。

職場でストレスを感じたから、ゲームで発散する、というのは意識的なものでしょう。




上手くいかない防衛機制


自我の防衛機制は、うまく機能すれば、
自分が傷つくことを防いで、欲求不満を解消してくれます。

しかし、自我の防衛機制は、
いつもうまくいくとは限りません。

例えば職場でストレスを感じた時に、
現実逃避ばかりしていても、また職場に行くとストレスが溜まってしまいます。


ストレスに弱い人は、この自我防衛機制が上手くいっていない可能性があるのです。

防衛機制には上手くいく大人な防衛機制と、
上手くいかない幼い防衛機制があります。

心理学研究によると、成熟した防衛機制を使っている人は、不安が少ない傾向があります。
防衛が成功しているのですね。



ストレスに弱いと感じている人は、
幼い防衛機制を使い続けているかもしれません。



大人になると防衛機制も大人になる


子どものときに使う防衛機制と、
大人になってから使う防衛機制は異なります。

使う防衛機制も大人っぽいものになるのです。


防衛機制も、生活をしている中で学習するものです。

泣き叫んでもおもちゃを買ってもらえないなら、
別の方法を試すようになるでしょう。

「みんなが持っているから買って」と言って、おもちゃを買ってもらうことができれば、
それ以降も「みんなが持っているから買って」と言うようになるかもしれません。
親を説得する方法を取捨選択しているのです。
うまくいく方法は使い続け、
うまくいかなくなった方法は使われなくなります。
ストレスに弱い人の使う防衛機制

同じように、うまくいく防衛機制は採用されます。
うまくストレス解消できない防衛機制はなくなります。

防衛機制も取捨選択されていくのです。

また別の記事で説明しますが、どんな防衛機制を使うかによって、
そのまま性格につながります。


子どもの使う防衛機制


・子供の使う防衛機制
幼い防衛機制には以下のようなものがあります。
分裂
投影
受動攻撃
否認
退行
身体化
価値下げ
合理化

例えば、長男長女は下の子供が生まれたときに退行することもあります。
小さい子は、妹や弟が生まれたとき、
母親からかまってもらえない、甘えられない、

というストレスを感じます。

そうすると退行という防衛機制で赤ちゃん返りをします。
退行によって欲求を満たそうとするのです。
ストレスに弱いこどものストレス対処法



大人の使う防衛機制


・大人の使う防衛機制
昇華
ユーモア
予測
抑制

例えば、昇華というのは、欲求が満たされないときに、
代わりに別のことをして欲求を満たそうとする防衛機制です。
恋愛をしたいけど恋人ができないとき、恋愛のドラマを見て、欲求を部分的に満たすのも、
昇華です。暴力衝動が抑えられない人が、格闘技をならって、暴力衝動を部分的に満たすのも昇華です。


ストレスに弱い人はストレスを感じたとき、
あまり上手くいかない幼い防衛機制を使っているのかもしれません。


その結果、ストレスはあまり解消されずに、またストレスを感じてしまうのでしょう。
欲求不満も一時的に解消されても、また欲求不満になってしまうのかもしれません。



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職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」
熱しやすく冷めやすい人【チャレンジャータイプ】

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ストレスに弱い人【完璧主義者】

ストレスに弱い人【完璧主義】


完璧主義にはいくつか特徴があります。

完璧主義にはどんなイメージがありますか?


完璧主義と言えば、目標を高く設定するイメージがあります。
心理学でも完璧主義には「高い目標設定」という側面が含まれると考えられています。
ストレスに弱い完璧主義者


完璧主義は、

「受験するなら絶対に東大に行くぞ!」

「ダイエットで食事制限は徹底的にするぞ!」

といったように目標が高い人のイメージですよね。



このような高い目標を設定する完璧主義は、
それほどストレスの感じやすさとは関係のないという研究があります。

むしろ完璧主義の別の特徴がストレスの弱さと関係しています。




失敗を気にする完璧主義はストレスに弱い


完璧主義には何でも完璧にしたいのですが、
「失敗を気にする」という傾向も含まれます。
失敗懸念と言います。


失敗懸念というのは、
失敗することを過度に気にする傾向のことです。
完璧主義でも失敗を気にする傾向が高い人は、
ストレスに弱いことがわかっています。

常に失敗することを恐れるので、いつも不安です。
心理学でもいくつもの研究で不安と関係していることが示されています。


何でも完璧にするというのは無理がありますよね?
まったく失敗しないというのも無理があります。

なので現実と理想との間にギャップが出てきてしまいます。

理想と現実のギャップは不安となり、
「自分は何をやってもうまくいかないんだ」という自己不全感にもつながります。


そのため、失敗を気にする傾向というのは、
完璧主義の中でも特にストレスに弱い人の特徴です。

ストレスに弱い人は失敗を気にする完璧主義


なぜ失敗を気にするのか?


なぜ失敗を気にするようになったのでしょうか?

1つは、気質的な理由です。


人には刺激を求める性質が強いタイプや、
損害を避けようとする性質が強いタイプもいます。
刺激を求める人については下の記事を参考にしてください。
熱しやすく冷めやすい人【チャレンジャータイプ】


失敗を気にする完璧主義は、
損害を避けようとする気質がもともと強いのだと考えられます。

損害を避けようとする気質は損害回避と言います。
この損害回避はセロトニンが関係しているといわれています。
セロトニンはリラックスや安心と関係している神経伝達物質です。


そのため、失敗を気にするのは、
もともとのカラダの仕組みが関係しているのかもしれません。



完璧主義の防衛機制


人は不安になったときに防衛機制を働かせます。

失敗を気にする完璧主義の人は、不安が強くなります。

常に「失敗していないか」「失敗するのではないか」
と不安になっていると考えられます。

なので、不安に対処する必要があり、
防衛機制をたくさん使う必要があるのです。


でも、失敗を気にする人は、
防衛機制が未熟で幼いものであることが報告されています。

つまり、あまりうまくいかない防衛機制を使っているので、
ストレス解消や欲求不満の解消がうまくできないのです。



完璧主義なあなたの不安を減らす方法


完璧主義の人、特に失敗を気にする完璧主義の人は、
防衛機制が幼いものであることが報告されています。

反対に言えば、大人な防衛機制を使うことで、
ストレスに弱い人から、ストレスに強い人になることができる可能性があるのです。



ストレスに弱い完璧主義な人におすすめの対処法(防衛機制)を紹介します。


1、昇華
昇華というのは、欲求が満たされないときに、別の方法で欲求を満たすことで、
ストレスを解消するという防衛機制です。
ストレスに強い人は比較的よく使っている防衛機制です。

難しい仕事を続けてしんどくなってしまう完璧主義な人は、
難しい仕事に固執して問題を解決しようとするかもしれません。
それでも、問題が解決できないことが続くとずっとストレスを感じてしまいます。
「完璧にしたい」という欲求も満たされません。

そこで、もっと簡単な仕事をするようにしましょう。
自分ができる仕事をすることで、気分が沈むことを避けることができます。
集中できないときやどん詰まりのときは、他にできる仕事を探してみることが有効です。

学校でどうしても数学がわからない問題があるとき、完璧主義の人は、
その問題を解こうと必死になり、問題が解けない間ずっとストレスを感じるかもしれません。
その場合には、別の教科を勉強してみるとよいでしょう。
「根本的な問題は解決されないじゃないか」
「現実逃避だ」
という考え方もできますが、
時間を置いたり別の課題をすることで脳がリフレッシュされることもあります。
睡眠をとることで頭が整理されることもあります。



2ユーモア
ユーモアはストレスを感じる場面や欲求不満になる場面で役に立つ、
大人な防衛機制です。

どうしても目の前のハードルの高い仕事を避けられない場合、
おもしろい面を見つけることは大切です。
些細な部分であっても興味を持てる部分や、
問題が解決していなくても、悩むこと自体を楽しむのもストレスの解消になるでしょう。

学校で難しい宿題が出されてストレスを感じている場合、
悩むことは脳に良い刺激になる、と考えを転換させることも有効です。




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完璧主義者とうまくやる
白黒つけたがる病
職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」
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自分がしんどくなる受身型コミュニケーション



自分がしんどくなる【受身型コミュニケーション】



攻撃的なコミュニケーションの反対にあたるのが、
受身的なコミュニケーションをするタイプです。


次のような特徴があります。

・我慢しすぎて人間関係で疲れてしまう

・自分の意見が言えない

・他人の意見に同意しがち

・自分で決断ができない

・他人から何か頼みごとをされても断れない

・長いものには巻かれてしまう


こんな人は受身型コミュニケーションのタイプです。
アサーティブでないコミュニケーションです。

我慢して自分がしんどくなるノンアサーティブなコミュニケーション

受身型コミュ二ケーションのタイプは、
自分の意見や要求は伝えるに値しないと考え、自分を表出しません。
相手の意見を正しいものだと考えるので、相手に従ってしまいます。



欲求不満になりストレスが溜まりやすい


受身型のコミュニケーションをする人は、
自分を抑制しているため欲求不満になりやすくストレスも溜まっていると感じやすいです。

攻撃型の人は意見を押し付けるタイプだとしましょう。
受身型の人は意見を押し付けられるとしましょう。

攻撃型の人は、自分の意見を通せるためストレスはあまり溜まりません。

そして、受身型の人は、攻撃型のコミュニケーションをする人から、
意見を押し付けられても我慢します。
そんなことが重なり、小さな我慢がどんどん溜まっていきます。


受身型の人は受身型の人で、自分の気持ちや考えがあります。
いつも攻撃型の人の意見がいつも正しいと思っているというわけでもないでしょう。
相手に合わせて我慢することが多いのです。


そんな小さな我慢がずっと続くと受身型の人も爆発してしまいます。






受身型は自分に耳を傾ける


受動的なタイプは、自分に耳を傾けることが大切です。

「自分の気持ち」
「自分のやりたいこと」
「自分の考え方」

相手の意見やアドバイスに流されず、
本当の自分に耳を傾けます。


受身型のタイプは、自分を抑えて相手に合わせます。
そうしているうちに自分の感情までもが自分でわからなくなってしまいます。

親の影響も大きいでしょう。
力の強い親であれば子供を抑えることができます。

特に両親とも同じことを言って、それに合わせて自分を表現せずに育つと、
受身型になるリスクは高まるのではないかと考えられます。


「あなたは官僚になるんでしょ!」

「あなたは絶対に看護師が向いている!」

「あの友達と遊ぶのはやめときなさい」

「塾に行って勉強しておいたほうが良いわよ」



そういわれているうちに、何となくそんな気がしてくるかもしれません。

しかしそれは誰かに影響されただけで、

本当の自分は別のところにいるかもしれません。



受動的なタイプは自己尊重が必要なのですが、
そのためには自分の意見、気持ち、欲求に耳を傾けていくことが大切です。




自分の気持ちや考えを素直に表現する



自分の本当の気持ちや考えがわかるようになった人は、
自分の気持ちや考えを素直に表現していきます。

失敗を怖がっていると上手にコミュニケーションをする経験が
得られなくなります。

まずは、気持ちや考えを伝えてみましょう。


注意点として、受身型だった人が、急に攻撃型コミュニケーションに変わることもあります。

アサーティブ・トレーニングをはじめたての人は、
受身型から急に攻撃型に変わってしまうということが報告されています。

アサーティブを勘違いして、何でもかんでも相手を無視して自己主張してしまうのです。



相手のことも考えて自己表現



自分を表現することに慣れてきたら、
少し難易度が上がります。

相手のことや状況を考えながら自己主張ができることが必要になってきます。



以下にアサーティブなコミュニケーションのポイントを3つあげます。


・素直な自己主張をする
ある程度は相手に合わせることも必要ですが、
はっきりした考えがあれば意見を素直に言うことも必要です。
感情を伝えるときのポイントは、感情的に自己主張するのではなく、感情を伝えます。

自分の考えや素直な自己主張をすることはアサーティブなのですが、
それだけではなく、状況や相手のことを考慮しないといけません。


・状況を考える
誰かが話す順番なのに、
いきなり話をとって自己主張し始めると「話を盗られた」「空気が読めない人だ」
と思われてしまいます。

・相手を尊重する
自己表現ができるようになることと、
相手を気にしないことはイコールではありません。
相手を気にせずに自分の思っている意見を言ったり気持ちを言ったりすることは、
攻撃型のコミュニケーションです。

ポイントは、相手には相手の意見があるということです。
相手には相手の気持ちがあります。
「違い」を認めた上で自己主張できることを目指しましょう。



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コミュニケーション能力が低い人の3つのタイプ
相手がしんどくなる【攻撃型のコミュニケーション】
職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」

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相手がしんどくなる攻撃型コミュニケーション

相手がしんどくなる【攻撃型のコミュニケーション】



「コミュニケーション能力が高い人」というのは、何も会話が上手い人という意味だけではありません。
もっと広い意味合いがあります。

単に自己主張ができることが良いコミュニケーションではありません。
自己主張をしすぎて相手を傷つけてしまうタイプもいます。

他人を困らせることもなく自分も我慢してしんどくならない
適切なコミュニケーションのことを、
アサーティブなコミュニケーションと言います。

アサーティブでないコミュニケーションには、
1攻撃型のコミュニケーション
2受身型のコミュニケーション
3作為型のコミュニケーション
の3つのコミュニケーションがあります。


今回はそのうちの1攻撃型のコミュニケーションについての知識を習得していきます。




次のような人は、攻撃型のコミュニケーションをするタイプです。


・思ったことは何でも言う

・自分の意見を通そうとする

・コミュニケーションで勝とうとする

・相手の意見を批判することが多い

・有名人のダメ出しをする

・正義感が強くて「正しくない人」を罰したくなる


このような攻撃的なコミュニケーションは
自分は傷つきませんが、相手を傷つけてしまいます。
何でもかんでも自己主張をすれば良いというわけではないのです。



攻撃的なコミュニケーションのタイプは、
コミュニケーションを勝ち負けで考え、自分の意見が正しく尊重されるべきだと考えます。
相手にも自分の正しさを認めさせようとします。


自分の正しさを示すために、他人の意見を否定したり、
他人の行動、芸能人の行動を批判したりすることもあります。

「自分の主張が勝つ」ために、
相手を変わらせようと強制するコミュニケーションなのです。


この攻撃タイプは自己主張をしますが、相手を尊重していないため、
アサーティブなコミュニケーションではありません。



攻撃タイプのコミュニケーション方法


攻撃タイプは次のようなコミュニケーションをします。

・正論を武器にする
攻撃的なコミュニケーションをする人は、
他者を尊重せずに自分が正しいと思っています。
そして自分の意見を他人に強要しようとします。

攻撃型の人が、自己主張をして自分の意見を通すためにはどうすれば効果的でしょうか?
それは正論を武器にすることです。

正論を使えば、相手の意見を自分と同じように変えることができます。
「居酒屋さんは人が多いから近くのフランス料理食べに行こう!(本当はフランス料理が食べたいだけ)」
「人前でさわぐんじゃありません!迷惑になるでしょ!(本当は親として恥ずかしいから騒がないで欲しい)」
正論であれば、相手は言い返すことができないので、主張が通りやすくなります。

攻撃型のコミュニケーションをする人は、
正論を使うことで自分の主張を通そうとします。



・威圧する
相手に強い口調で話して、恐怖感を与えようとします。
または、怒りを感情的に表現することで相手を屈服させようとします。
「感情を伝えること」と「感情的に伝えること」は異なります。
例えばイライラしたときに口調が荒くなるのは、
イライラを感情的に伝えています。
イライラをアサーティブに伝えることもできます。しかし威圧したり、批判したり
しているのであれば攻撃的なコミュニケーションのタイプになります。

感情的にイライラして威圧する場合もありますが、
先ほどのように、説教のように正論をかざすことで威圧する場合もあります。
そのようなタイプは逆に説教をされると怒りはじめます。


・批判する
攻撃型のコミュニケーションをするタイプは、
意外にも正論を言います。ですが正論であると思っているからこそ、
自分が正しいと考え、相手が間違ってると思ってしまうのです。
そのため相手を批判します。

もしかすると批判することで自分が正しいと思えるのかもしれません。
批判は他者の人格否定であったり、有名人の浮気のバッシングであったり、
政治家の行動の批判であったりします。



・自責欠如
攻撃タイプは自分の考えが正しいと考えるため、自分を責めることが少ないです。
これは批判する特徴ともつながります。
批判をするというのは自分が正しく相手が間違っていると考えている証拠です。
表面的には「私が悪かったかもしれない」と自責のように言う場合もありますが、
社会スキルとして言っているだけの場合もあります。

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コミュニケーション能力が低い人の3つのタイプ

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コミュニケーション能力が低い人の3タイプ

上手くいかないコミュニケーションの3つのタイプ


コミュニケーション能力が高いというのは、「会話が上手い」ということではありません。

上手くいかないコミュニケーションには3つのタイプがあります。


攻撃型コミュニケーション


攻撃型のコミュニケーションをする人は、自己主張をすることができます。

自己主張はできるのですが、他者を尊重が欠けています。

というのも、自分が正しいと思いすぎて、意見を強要したり、他人の行動を批判したりします。
そのため自分はあまり困りませんが、他人がしんどくなってしまうタイプです。

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受身型コミュニケーション


受身型のコミュニケーションをする人は、自己主張をしません。
相手が正しいと思っていて自分の意見や気持ちは伝えるに値しないと考えます。

相手を尊重することはできているのですが、自分を尊重できていません。

受身型は相手からすると居心地の良いタイプです。
しかし、本人は相手に合わせすぎて人間関係で疲れてしまいます。
コミュニケーション能力が低い人の特徴



作為型コミュニケーション


作為型のコミュニケーションをする人は、
表面上は相手に同意しているのですが、本当は自分が正しいと思っています。

面と向かって自己主張はできないのですが、裏で陰口を言ったり不満を言ったりします。
そうすることで間接的な自己主張をします。

位置づけとしては、自分も他人も尊重していないコミュニケーションと考えられています。


まざっているタイプ


攻撃型、受身型、作為型の3つのタイプは、
混ざっている場合があります。

例えば内弁慶の人は、
学校では受身型で自己主張ができません。
休み時間にバスケットボールがしたいと思っていても、
他のクラスメイトがサッカーがしたいと言えば、サッカーをします。

waiting-for-school-to-start.jpg

しかし、家に帰ると攻撃型になり、
親や兄弟にわがまま放題になります。


反対に学校では攻撃型になり、家では受身型になる場合もあります。
学校では自分のやりたいこと、自分の考えていることを言って、
主張を押し通すことができますが、周りは我慢しています。

しかし家に帰ると、親が厳しくて、自分を抑えています。
親から「勉強しなさい!」と言われれば、従って勉強します。
きょうだいから「おやつ欲しい!」と言われれば譲ります。


このように3つのコミュニケーションは混ざっていることがあります。



コミュニケーション能力を高めるには?



コミュニケーション能力を高める方法はいくつかありますが、
そのうちの1つに、アサーショントレーニング(アサーティブトレーニング)と呼ばれる方法があります。


どこにいっても人間関係が上手くいかない、
コミュニケーション能力を高める自信がない、
どうやってもコミュニケーション能力が低い、

という人もいます。

苦手なものは努力して克服するか、早々にあきらめて得意なことを活かす方が得策なケースもあります。
その場合は下の記事を参考にしてみてください。
職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」



「コミュニケーション能力の高い人になりたいんだ」
という人は続きを読み進めてください。



アサーティブなコミュニケーション能力とは?


アサーティブトレーニング(アサーショントレーニング)では、
自他を尊重した自己主張ができるようになることを目指します。

単に自己主張ができることを目指すわけではありません。
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他人を尊重&自分を尊重


アサーティブなコミュニケーションには、
自己尊重他者尊重が土台にあります。

アサーティブなコミュニケーションをするには、最も大事なものが、
自己尊重と他者尊重です。
無題01.jpg


自己主張はできるようになったけれども他者尊重ができていないことは、
アサーショントレーニングをはじめたての人によく起きます。


言いたい放題でわがままを通す攻撃的なコミュニケーションは、
他者尊重をしていません。
自分は良くても他人がしんどくなります。

自分を抑えて他人に合わせすぎる受身的なコミュニケーションは、
自己尊重ができていません。
他人に迷惑はかけませんが自分がしんどくなります。

土台がなく上手に伝えるだけでは、アサーティブとは言えません。
無題1112.jpg


自分と他人がいるとき、どちらも尊重して、
対等であることがアサーションの土台なのです。






・表面的なスキルではダメ
いくら相手を傷つけない言い方をしていも、
相手の価値観を否定したり、人格を否定しているのであれば、
アサーティブではありません。

無題1121.jpg

自分の意見を通すために、理性的に自己主張するのでは、
アサーティブではありません。攻撃型のコミュニケーションです。
自分の価値観を正しいと思いたいからと言って、相手の価値観を否定するのであれば、
他者尊重が欠けてしまっています。




アサーティブなコミュニケーションでは、
「自分の意見を主張しつつも、相手には相手の考え方があることを尊重すること」が大切です。



アサーティブトレーニングの方法


アサーティブなコミュニケーションを高めるアサーショントレーニングでは、
・自分の気持ちを言語化する
・自己主張の的を絞る
などの自己主張スキルを習得します。

重要なのは、自己主張だけではなく、
相手に配慮するスキルも身に着けるという点です。

相手を配慮する具体的なスキルは、
・相手の要求や意見を認める
・相手の立場に理解を示す
といったスキルです。
priscilla-du-preez-4BABC9tmbjc-unsplash.jpg



アサーティブ・トレーニングの効果は?


アサーティブ・トレーニングをすると、
他人を傷つけずに自分を表現することもできるようになります。
我慢しすぎていて人間関係で疲れきってしまうことも防ぐことができます。

これはアサーティブなコミュニケーションができるようになった、
ということです。


それだけではなく、アサーティブなコミュニケーションができるようになると、
他の部分にも良い影響があるのです。

例えば、自尊感情があがったり、
抑うつや対人不安が減るといった効果も検証されています。

アサーティブなコミュニケーションができるようになると、
自尊感情があがるのは納得できますね。
何でもスキルアップすると自尊感情があがります。

それに、自分を抑えすぎず表現できるようになることで、
抑うつが減ることも、
対人不安が減ることも納得の結果でしょう。



タイプ別アサーティブなコミュニケーション能力アップ


攻撃型


攻撃的なタイプは、自分の気持ちを言うこと、意見を主張することはできますが、
他者尊重が欠けています。

攻撃タイプは自分の意見を主張することができます。
しかし主張するだけでなく相手を否定します。
自分が正しい思っているため、相手にも強要するのです。

このような攻撃タイプは、
「相手には相手の正しさがある」と理解することが必要です。


受身型


受動的なタイプは、自分の感情に耳を傾けることが大切です。
受動的なタイプは、自分を抑えて相手に合わせます。
そうしているうちに自分の感情までもが自分でわからなくなってしまいます。

受動的なタイプは自己尊重が必要なのですが、
そのためには自分の意見、気持ち、欲求に耳を傾けていくことが大切です。

作為型


作為的なタイプは、
自分を率直に表現することが必要です。
注意点としては、自分を率直に表現して攻撃的なコミュニケーションにならないように、
他者尊重が必要だということです。


アサーティブの問題点



・受身型が攻撃型になってしまうことも
アサーショントレーニングをはじめた頃に、
受身型の人が、一気に攻撃型に変わってしまうことが報告されています。
アサーティブは他人を無視して自己主張することだと思ってしまうのです。
自分の正しさを相手を説得することにのみ執着してしまうのは、
アサーティブではありません。

・主張が柔らかければ良いというわけではない
柔らかく相手に主張することができれば良いというわけではありません。
言い方が柔らかくても、「自分が正しい」「相手が間違っている」という主張であれば、
相手を傷つける攻撃型に近づいていきます。
他者を尊重した上で、柔らかい言葉を使うことでアサーティブなコミュニケーションにつながります。

・アサーティブと攻撃型の区別
アサーティブの研究には問題点もあります。
アサーティブなコミュニケーションと攻撃型のコミュニケーションが区別しにくいという点です。
研究によっては攻撃型がアサーティブに含まれてしまうという指摘があります。
つまり適切な主張と攻撃的な主張がごちゃ混ぜになってしまっているのです。


そこで大切になってくるのは他者尊重があるかどうかです。



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関連記事を載せておきます。

職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」
コミュニケーションが苦手なだけで能力が活かせない人、人間関係でストレスが溜まりやすく頑張りすぎてしまう人は逃げるが勝ちです。

相手がしんどくなる【攻撃型のコミュニケーション】



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熱しやすく冷めやすい人の6つの特徴

熱しやすく冷めやすい人の6つの特徴


熱しやすく冷めやすい人ですが、
一つのことをコツコツ続けることが苦手です。よく趣味もコロコロと変わります。

その反面、好奇心が旺盛で行動力があります。
一つのやり方に拘らずに、良いと思ったことを積極的に取り入れることもできます。



熱しやすく冷めやすい人の食事


食事に関しても、熱しやすく冷めさすい人は特徴があります。

それは、1つの食事に一時期ハマり、
しばらくすると飽きてまったく食べなくなるというものです。

カレーに凝って1習慣ほどカレー三昧だったのに、
次の週には中華丼にハマッて1週間ほどですぐに飽きる
といった食生活をします。


反対に変化が嫌いなタイプもいます。
熱しやすく冷めやすい人の対極にいます。
変化が嫌いな人は、ずっと同じような食事をします。
いつもお昼ごはんは、うどんにトリ天のトッピングだったり、
いつも夜ごはんは同じ店の丼ぶりとコーヒーのセットだったりします。

また、変化が嫌いなタイプは、
変わった食べ物を嫌う傾向があります。
例えば、納豆味のカップ焼きそばや、
明太子入りのうどんのような奇抜なものは苦手です。


熱しやすく冷めやすい人とは対極にいる人です。



行動力がある


熱しやすく冷めやすい人は行動力があるという点が特徴です。

好奇心が旺盛で、興味のあるものには一目散にとびつきます。
熱しやすく冷めやすい人の性格特徴

行動力があるというのは、反面、考えてから行動することが少なくなるということでもあります。
そのため、行動して失敗するという試行錯誤で学んでいく傾向があります。

この仕事が向いていないと思えば、すぐに切り替えて別の仕事を探します。
この勉強法が向いていないと思えば、別の勉強法を試してみます。
この子育ては効果がないと思えばすぐに違う子育て方法を試してみます。

熱しやすく冷めやすい人には行動力があります。





一つのことを追及できない


熱しやすく冷めやすい人は、
何かに集中するときはドハマりして熱心に取り組みます。
勉強でも趣味でも同じことが起きることがあります。

韓流ドラマの影響で、韓国語を熱心に勉強するようになったかと思えば、
1か月後には飽きてやめてしまう。

オンラインゲームにハマって3か月間ずっと毎日のようにゲーム三昧だったのに、
ある日を境に急にやめる。

1つのことをずっと続けるわけではなく、
一時的に熱中してすぐに飽きてしまい、また別のものに熱中します。


このように、勉強や趣味でも熱しやすく冷めやすい場合があります。





新しい物好き


熱しやすく冷めやすい人は、新しい物が好きです。

家電で新しい商品が出ると、興味を持ちます。
調理器であれば、ノンフライヤーや無水調理器のような新しい商品が
次々と発売されています。
熱しやすく冷めやすい人は、新しい物好きなことが多いので、
すぐに新しい家電を買って、使わなくなった家電が家に眠っている場合があります。

スイーツ好きの場合、コンビニで新スイーツが売られていれば、
その新スイーツをすぐに試します。
カップラーメン好きであればすぐに新しい味を試したくなります。

美容オタクであれば、新しい美顔器が販売されれば興味を持ちます。
しかしまた新しい美容グッズが発売されれば、そっちに飛びつきます。
そのため家には使わなくなった美容グッズが転がっていたりします。

熱しやすく冷めやすい人は、新しい物好きで、
新商品が気になるのです。




新しいダイエット法に飛びつく



熱しやすく冷めやすい人は、1つのことに熱中する特徴から、
テレビで放送していた新しいダイエット法にすぐに飛びつく場合があります。
core-strength-fitness.jpg

朝にバナナを食べる方がダイエットになると聞けば、
バナナダイエットにハマる。
かと思えば、すぐにバナナダイエットをやめて
1日1食ダイエットをはじめる・・・

といったように新しいダイエット方法に次々に飛び込みます。



チャレンジ精神が旺盛


熱しやすく冷めやすい人は、チャレンジ精神が旺盛です。
チャレンジ精神というのはどこから来るのでしょうか?

人間の持つ気質の一つに新奇性探究と呼ばれるものがあります。
これは好奇心やチャレンジ精神と関係しています。
詳しくは下の記事を参考にしてください。
熱しやすく冷めやすい人【チャレンジャータイプ】
新奇性探究は、チャレンジ精神が旺盛で、新しい刺激を求める特徴です。
新奇性探究は20歳をピークにして、
だんだんと弱くなっていく特徴です。

同じような研究に、刺激希求というものがあります。
刺激希求は、その名の通り、刺激を求める特徴です。
スリルのあるスポーツを好んだり、変化のない生活を嫌がったりすることと関連があります。
詳しくは説明しませんが、下に詳細を載せています。
熱しやすく冷めやすい人【刺激を求めるタイプ】




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熱しやすく冷めやすい人【チャレンジャータイプ】
熱しやすく冷めやすい人
熱しやすく冷めやすい人【刺激を求めるタイプ】

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熱しやすく冷めやすい人【チャレンジャータイプ】

熱しやすく冷めやすい人のチャレンジ精神



熱しやすく冷めやすい人はチャレンジ精神が旺盛です。
すぐに冷めてしまいがちですが、新しいことにチャレンジします。
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でも、チャレンジ精神というのはいったい何なんでしょうか?


人間の持つ気質の一つに新奇性探究と呼ばれるものがあります。
新奇性探究は、チャレンジ精神が旺盛で、新しい刺激を求める特徴です。
似た考え方に、刺激希求という考えがあります。
スリルを求め、冒険家で、新しい経験を求めます。


チャレンジ精神は20歳がピーク


新奇性探究は20歳をピークにして、
だんだんと弱くなっていく特徴です。
若いときは新しいことにチャレンジしていたのに、
年齢を重ねると慣れ親しんだものを好むようになります。

高齢者が大学に入学したり、スカイダイビングにチャレンジしたりすると、
ニュースになることがあります。
それだけ高齢でチャレンジすることが珍しいとも考えることができます。

20代はいろんなアルバイトにチャレンジしたり、
いろんなオシャレにチャレンジしたり、
何かとチャレンジャーな年代というのは納得します。
熱しやすく冷めやすいのもこの年代に多いかもしれません。
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熱しやすく冷めやすい年代があるという話でしたが、
みんながみんな同じではありませんよね?

熱しやすく冷めやすい人もいれば、
熱しにくく冷めにくい人もいます。


それは遺伝なのでしょうか?育ち方なのでしょうか?



チャレンジ精神は遺伝的?育ち方?


熱しやすく冷めやすい人は、チャレンジ精神が旺盛ということですが、
チャレンジ精神との関係がある新奇性探究は、遺伝なのか環境なのか
という研究がされています。

チャレンジ精神は元々あるものでしょうか?
それとも育ち方によってチャレンジ精神が強くなるのでしょうか?
アメリカの精神科医であり生物学者のクロニンジャー博士は、
人間には遺伝の影響を受ける4つの気質因子と、
育ち方に影響される3つの性格因子があると言います。

チャレンジ精神と関係している新奇性探究は、
遺伝の影響を受ける4つの気質のうちの1つです。


遺伝か育ち方かを調べるのに使われる研究方法が双子を使ったものです。
別々の場所で育った双子に、同じようなチャレンジ精神が見られたら、
遺伝的だということです。
結果的には、別の場所で育った双子に同じようにチャレンジ精神が旺盛だということが
わかっています。

ということは熱しやすく冷めやすいのは、遺伝的だという可能性が高いのです。


また、新奇性探究はドーパミンと関係があると報告されています。
ドーパミンは快楽や報酬と関係している物質です。
楽しい事があるとドーパミンが放出されて、快楽を得るために行動を繰り返します。
新奇性探究とドーパミンがどう関係しているかはまだ研究が必要でしょう。



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熱しやすく冷めやすい人
熱しやすく冷めやすい人【刺激を求めるタイプ】
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熱しやすく冷めやすい人【刺激を求めるタイプ】

熱しやすく冷めやすい人【刺激を求めるタイプ】


熱しやすく冷めやすい人には、
新しい刺激を求めるタイプがいます。

熱しやすく冷めやすい人にはナルシストのタイプもいます。
詳しくは→熱しやすく冷めやすい人で解説しています。

今回は刺激を求めるために、熱しやすく冷めやすい人についてです。

熱しやすく冷めやすい男と女


刺激を恋愛に求める場合は、
新しい刺激を求めて、新しい恋人を作り、すぐに別れて新しい恋人をつくるかもしれません。
同じ恋人に対して新しい刺激を感じるのであれば同じ人と長く付き合うかもしれません。
反対に、刺激よりも安心や安全を求めるタイプならば、
長く恋人と付き合い、関係が冷めていても惰性で付き合い続けるかもしれません。


刺激を旅行に求める場合は、
見たことのない新しい土地に行って、新しい体験をしようと思うでしょう。
同じ旅行好きでも、刺激を求めないタイプがいます。
刺激を求めないタイプは、以前に行った場所を好んだり、ツアー旅行を好むでしょう。
海外よりも日本国内の旅行を好むでしょう。

刺激を仕事に求める場合は、
安定した公務員のような仕事よりも、
刺激の多い会社、変化の多い仕事を好むかもしれません。
ずっと同じ職場では満足できず、転職を選ぶ人もいるでしょう。

刺激をスポーツに求める場合は、
ジェットスキー、スカイダイビング、バナナボートなどにチャレンジするかもしれません。
野球をずっと続ける、サッカーを何年も続ける、
そうしたコツコツとスポーツを続けるタイプとは対照的です。

熱しやすい冷めやすい人は刺激を求める


このように刺激を求めるタイプの人は熱しやすく冷めやすい可能性があります。
刺激を求める人ですが、心理学でも研究が行われています。



人は刺激がないと変になる


人は刺激が全くないと「変になる」ということが心理学の実験でわかっています。

心理学実験では、参加者が耳栓をして、目隠しをして、手を拘束して物を触れないようにして、
音や視覚などの刺激を極力感じないようにします。
参加者はトイレや食事のとき以外はベッドで寝るくらいしかできません。
ある意味、何もしなくても良い快適な状態です。



そのままですが、この実験は感覚遮断実験と呼ばれます。

人は刺激がなくなるとどうなってしまうのでしょうか?

実験では、感覚を遮断すると参加者にだんだんと変化が起きます。


・ステージ1
最初は何かを見たい、何かを聞きたいと思うようになります。
刺激を求めようとするのです。

・ステージ2
2、3日すると、考えがまとまらなくなります。
物事をきちんと考えられなくなります。

・ステージ3
その後、独り言をいうようになったり、
口笛を吹いたりして刺激を自分で作ろうとします。

・ステージ4
さらに実験を続けると、
妄想的な考えに取りつかれたり、幻覚が生じたりします。


この心理学実験でわかるように、刺激がないというのは苦痛なのです。
刺激のない状況が続くと、精神的な異常が生じてきます。


でも、感覚遮断実験でも、個人差があり、
感覚が遮断された時の反応は人によって違います。


そこで刺激を求める傾向=刺激希求の研究がすすんだわけです。
では、刺激を求める人にはどんな特徴があるのか、
いくつか心理学の研究を紹介します。


刺激を求めるタイプ


人間には刺激を求めるという特徴があります。
刺激を求める特徴のことを刺激希求と言います。
そして、刺激を求める程度は人によって違います。


刺激希求の高い人は、以下のような特徴があります。
・スリルを求める
・冒険を求める
・新しい経験を求める
・退屈を感じやすい
・社会の締め付けが苦痛
・自由になりたいと考える



旅行の好み


刺激希求に関する研究では、旅行に関する好みにも違いが見られました。

旅行の好みは人によって分かれますよね?

キッチリと計画をしてやることを決めてから旅行したい人
無計画で行き当たりばったりな旅行をしたい人
無人島でサバイバル生活を体験してみたい人
安全な国で安全な旅行がしたい人
熱しやすく冷めやすい女

刺激希求が高い人は、どんな旅行が好きなのでしょうか?

研究によると、
刺激希求が高い人は、まだ見ていない新しい土地に旅行をすることを好みます。
同じ場所に行きたいというよりは、まだ行っていない国、まだ行っていない都道府県に
行きたいタイプです。

刺激希求が低い人は、パッケージ旅行に参加したり、快適な環境を好むことがわかっています。
安全で予定の決まっている旅行が好きなタイプですね。
また、文化遺産や自然のある土地を好むことがわかっています。



音楽の好み


刺激を求める人は、音楽の趣味にも違いがあることがわかっています。
音楽にはポップス、ロック、ヒップホップ、ジャズ、クラシックなどがありますが、
刺激を求める人はあるジャンルの曲を好みます。

さて、どんな音楽を好むのでしょう?


結果はあなたの予想通りかもしれません。

海外の研究ですが、
刺激を求める人には、ロックを聴く人が多いことがわかっています。
ロックは歌詞も刺激的なものが多く、社会に対する反抗心の強い歌詞だったりするので、
刺激を求める人がロックを聴くのは納得することでしょう。

また、当たり障りのない無難な音楽は聞かないこともわかっています。



刺激を求める男と求めない女


未就学児を対象にした研究では、
刺激を求める程度が男の子と女の子で異なることがわかっています。
熱しやすく冷めやすい男と熱しやすく冷めやすい女


女の子よりも男の子の方が刺激を求める傾向がありました。
この結果は、大人の女性と男性でもみられました。

この研究で示されたのは、刺激を求める傾向が、
子どもの時から決まっているのではないか?
ということでした。

熱しやすく冷めやすい人は、
子どもの時から熱しやすく冷めやすい可能性があるということです。



刺激を求める人はタバコが好き?


韓国の高校生を対象にした研究があります。

刺激を求める傾向が強い生徒は、タバコを吸う傾向も強いことがわかっています。
特に社会からの締め付けから抜け出したいと思っているかどうかが、タバコを吸うことに影響を与えていることがわかりました。


そのほかにも、薬物依存との関係や、
ギャンブル依存との関係が指摘されています。



まとめ


熱しやすく冷めやすい人には、刺激を求めるタイプがいます。

刺激は誰でも求めていることが感覚遮断の実験でわかりましたが、
人によって、刺激を求める程度が違っています。
ある人は、たくさん刺激を求め、ある人はあまり求めません。
刺激を求める人は、子どものときからこのような特徴があります。

刺激を求める先も人によって違ってきます。
刺激を恋愛に求めるのであれば、同じ恋人では刺激を感じられずに新しい恋人を作るかもしれません。
刺激を旅行に求めるのであれば、それほど計画もせずに見知らぬ海外に旅行に行くかもしれません。

あなたの近くにいる熱しやすく冷めやすい人は、
刺激を求めるタイプだったでしょうか?



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オシャレじゃない人の性格分析
熱しやすく冷めやすい人
職場の人間関係に疲れる人は「逃げるが勝ち」

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ストレスは体のあちこちに出る

ストレス反応は体のどこにでも出る


ストレスを感じるとき、ストレス反応は体のあちこにでます。

あなたは体のどこに反応が出ているでしょうか?

・頭
・耳
・目
・口、のど
・呼吸器
・心臓
・胃、食道、腸
・手足
・全身
・皮膚

ストレスが大きいと自律神経失調症となり体のあちこちに症状がでます。
見てわかる通りストレスは体の至る場所に出てきます。
体に出るストレス反応

人によって弱い部分があります。
そしてストレスを感じるとその弱い部分に反応がでやすくなります。

・頭に出れば、頭痛がする、抜け毛
・耳に出れば、耳が痛い、耳の中が痛い、耳の奥が痛い、耳鳴り
・目に出れば、光がまぶしい、目が疲れる、目が痛い、眼精疲労
・のどに出れば、咳が出る、のどがイガイガする、のどの異物感、圧迫感
・口に出れば、口が渇く、口が臭くなる
・呼吸器に出れば、息苦しくなる、空咳、咳が出る、
・心臓に出れば、胸が締め付けられる、いきなりドキドキする、息苦しい、動悸
・胃、腸、食道に出れば、食欲が無くなる、痩せる、お腹が痛くなる、下痢が続く、吐き気
・手足に出れば、手が震える、足が震える、手足がだるい、夏でも手足が冷える、
・全身に出れば、体がだるくなる、全身が震える
・皮膚に出れば、皮膚がかゆくなる、肌が荒れる、じんましん

ストレスで口が渇く、手が震える、頭痛がする

これらの症状はストレスから来る自律神経失調症の症状です。
自律神経失調症かどうかを知るには、
自律神経失調症の身体症状なのか、他の体の病気なのかの区別が必要です。

自律神経失調症だと思っていたら、頭痛が脳血管性の病気からきていたり、
ドキドキするのが心臓疾患だったりするかもしれません。

それでも体の異常が見つからなければ自律神経失調症の可能性があります。

自律神経失調症はストレートネックが原因になっていることも指摘されていて、専用の枕も開発されています。【スローコア】


アクセルとブレーキが壊れる自律神経失調症


自律神経失調症は大きなストレスを感じたり、生活リズムが狂うことで、
自律神経のバランスが崩れて心身のあちこちに症状が出る状態です。

自律神経って言葉は聞いたことあるけど何となくしか知らないな、
という方のために簡単に説明すると、
アクセルとブレーキです。
緊張しているときはアクセル全開で心臓もドキドキしています。
家でごろごろと寝ているときはブレーキ全開でやる気も起きません。

このアクセルとブレーキの2つが自律神経です。


自律神経にはアクセルとブレーキの役割があるということでした。
ストレスを感じると、自律神経は体にアクセルをかけます。
リラックスしているときは自律神経は体にブレーキをかけている状態です。
アクセルは交感神経、ブレーキは副交感神経でした。
ストレスで手足が震える、頭が痛い、胃が痛い

「さぁ働くぞ!」というときは交感神経が働き、
「そろそろ寝ようかな!」というときは副交感神経が働きます。
通常の場合は、です。

一方が働いているときは一方は休んでいます。
アクセルばかりでもブレーキばかりでも不調になるため、
2つのバランスが大切です。
寝る時間にアクセル全開だとドキドキして眠れません。


ストレスをたくさん感じると、
ずっとアクセルを全開にした状態になります。
そうなると全身に症状となってあらわれます。
ストレスと自律神経失調症、口が渇く、耳が痛い




もしかして自律神経失調症と思ったら?


自律神経失調症じゃないかな?と思った人は、
病院で他の病気がないかどうかを調べてもらう必要があります。
最初は不調が出ている「科」を受診すると良いでしょう。

ストレスと思っていたら違う病気だったという可能性は十分にあります。
検査をしてもらった結果、体の異常が見つからない、
自律神経失調症だ、とわかった場合には、「心療内科」を受診します。
心療内科では、体と心を治療していきます。

まずは体に起きている症状を取り除く薬物療法になるでしょう。
しかし、それだけでは再びストレスを感じて症状がでるかもしれません。
そんなときはカウンセリングや心理療法が行われます。




オシャレに興味がある人の性格



オシャレに興味がある人の性格



オシャレに無頓着な人
個性的なファッションを好む人
流行ファッションの人


オシャレには個人差が出ます。
オシャレに興味がある人もいればオシャレに興味のない人もいます。
britain-eriksen-1pSka7ZQY58-unsplash.jpg

オシャレへの関心は心理学的にどんな意味があるのでしょうか?


オシャレへの興味は、価値観や性格と関係しているということが心理学でわかっています。
オシャレに強い興味のある人はどんな性格なのでしょうか?

オシャレじゃない人の性格は下の記事で紹介しています。
オシャレじゃない人の性格分析


オシャレに興味がある人の性格


日本の心理学研究では、オシャレへの興味と、
性格の関係が研究されています。

オシャレに興味がある人はいったいどんな性格なのでしょうか?


研究でわかったことは、
オシャレに強い興味のある人は、

「男は男らしくした方が良い」
「女は女らしくした方が良い」

という意識が高いということです。


ジェンダーの意識ですね。



オシャレな人にモテるためには?


この研究を応用して異性にモテることに活用できないでしょうか?


オシャレな男性は女性に女らしさを求めている可能性があります。
オシャレな女性は男性に男らしさを求めている可能性があります。

よって、オシャレな服装をしている人に好かれるためには、
男らしく、女らしく自分をアピールすることが必要だとわかります。



男らしくってどんなことをすれば良いの?
女らしくってどう行動すれば良いの?


と思うかもしれませんので、
女が思う男らしさと、
男が思う男らしさについての研究を紹介します。



男が思う女らしさと、女が思う男らしさ


女性が思う男らしさというのは以下のような特徴です。

・たくましさ
・包容力
・優しさ
・決断力
・リーダーシップ
・行動力

などでした。

男らしいくいたいと思う人は、上記の特徴をアピールする
ことで、オシャレな人から好かれやすくなるでしょう。




男性が思う女らしさというのは以下のような特徴です。

・上品
・家庭的
・かわいらしさ
・繊細さ
・愛嬌
・色気
などでした。

女らしくいたいと思う人は、上記の特徴をアピールすれば
オシャレな人から好かれやすくなるでしょう。





ブランドで着飾る人の深層心理

オシャレじゃない人の性格分析
オシャレな人の性格
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