普通の生活＋α

先日、よく一緒に飲む友人（年配の方ですが）とレースについて語っていました。私は公営競技を見だして20年ほどになります。

一方、友人はそんなにレースはしておらず、スポーツ新聞なんかで見るくらい。

その友人がユーチューブのある動画を見せてきました。

「この人の掛け方がすごいんよ。」

見て見れば競艇で9点の各10000円での勝負。
配当は2300円ぐらいだったかな？

払い戻しは230000円になりますね。


このプラス140000円が凄いと言いたいわけです。

...これが初心者の落とし穴ですね。

私も「凄いですね！」って話を合わせましたが...

公営競技ファンの方なら大体わかりますよね？

ここが点数と払い戻しの錯覚が生まれて感覚が鈍る初心者なんです。

上記のレースの例えをしましょう。

点数は9点
9通りですね。

投資は各10000円
90000円です。

払い戻しは2300円
230000円です。

実は投資した金額から見れば約2.55倍にしかなってない事になります。

競艇は私は点数を落とすため8点で勝負します。

例として、上記のレースを8点にしたならば
投資は80000円
払い戻しは230000円
約2.86倍になります。


点数次第で回収率も随分かわるんですね。

...本題はここからです！

競艇は単勝や複勝はあまり使えないので他の競技になりますが、この投資額と回収率というものは非常に重要です！


例として...
3連単を18点で各100円狙うとします。
投資は1800円ですね。

配当は10000円でした。

プラス8200円。

配当は10000円でも投資額から見れば5.56倍ほど。

このレースで1頭人気薄が入っていてワイドで800円の配当があったとします。

3連単の投資の1800円がそのワイド1点狙いに変わっていたらどうでしょう？
払い戻しは14400円になってましたね。

不思議ですね。

見た目は配当が10000円と800円では明らかに10000円の方が良さそうですが、点数を増やせば増やすほど払い戻しの価値は下がってしまいます。

言い忘れましたが均等買いの場合です。

先日、競馬で京都大賞典がありましたが私の買ったのは

3連単16点で各200円
馬連1点で2000円

の投資で両方的中でした。

結果は
3連単の払い戻しは31790円
馬連は4300円

31790円×2＝63580円
4300円×20＝86000円
149580円に。

3連単を2口的中したにもかかわらず、馬連の4300円の配当の方が結果的に回収できました。
これでももったいない方です。

これまで書いた事を当てはめると、もし3連単の1600円も馬連に入れていれば154800円の配当になっていたんですね。


このように3連単以外にもワイドや単複、馬連などを使い分ける事によって、より回収率を上げる事ができます。

ガチガチの銀行レースと呼ばれるような固いレース以外は3連単で1点で的中する事はほぼ無理です。麻雀の天和なみでしょうね（笑）

話を最初に戻します。

私も競艇で8点の各1000円や2000円などはたまにします。それは配当を5000円や7000円ぐらいを見越した勝負です。

友人が言っていた話なら90000円を230000円にするより、その90000円を競馬の複勝やワイドを狙う方が的中率や回収率をみても得のような気がします。

その90000円がワイドでたった500円の配当だったとしても450000円ですからね。
私の的中した京都大賞典の馬連なんかで90000円つぎ込んでたら...

ため息が出ますね。

みなさんも点数には気をつけて回収率アップを！



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