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2019年09月11日

24時間以上、客室にいる利用者が生きてるのか死んでるのか分からなかった件

先日、いつも通り
ラブホテルのフロントとして
業務に携わっていました。

午前中、私の前に勤務していた
フロントさんから仕事を引き継ぎ
お昼には宿泊客も次々と
チェックアウトしていきました。

宿泊の場合、お昼のチェックアウト時間までに
部屋を退出しないと追加料金、
延長料金が発生してしまいます。

だから9割以上のお客さんは
余計なお金を払わなくて済むように
規定の時間内にチェックアウトするのです。

しかし、その日はお昼を過ぎても
チェックアウトしない客室がありました。
一番高い料金の客室に宿泊していた利用客です。

156880s.jpg
「一番高い客室に宿泊するってことはサイフに余裕がある人だろうから、宿泊時間をオーバーして延長料金を払っても平気なんだろうな」

そう思って最初は深く考えませんでしたが
夕方になり、夜になっても客室からは
何の音沙汰もなく、ついに滞在時間が
20時間を越えました。

通常、長時間の客室利用になれば
お腹がすくので食事を頼むはずなのですが
宿泊利用なら無料でつく
モーニングの朝食すらオーダーがなく

さすがにこれはおかしいと気になって
途中、客室に利用客はちゃんといるのか
客室前まで行って小窓から中をのぞいて
確認したりしました。

icon_148121_64.png
ちなみに客室のドアを開けても
防音の関係で中扉もあるので
中扉が閉まっていれば小窓から
室内を見ようと思っても

客室内までは見ることが出来ず
せいぜい玄関と廊下、
中扉が見えるという構造になっています。
(ウチの場合)

そして小窓から確認したところ
玄関に男女二人のクツが置かれているのは
確認できたので、

どうやら客室内に利用客がいるのは
間違いないというのは分かりました。

しかし、いくらなんでも
これだけ長時間、食事も頼まないのはおかしい。

でも長時間の滞在を見越して
持ち込みで食料を持参している可能性もあります。

実際、ラブホテルにコンビニで購入した
チーズや缶ビール、缶チューハイみたいな
飲食物を持ち込む利用客は多いですし

icon_135821_64.png
ラブホテル側も持ち込み利用客の為に
客室内に冷蔵庫や電子レンジを
設置しているケースがあります。

客室内にはウォーターサーバーや
インスタントコーヒー、
紅茶、日本茶などが作れるよう
ティーバックも置いてあります。

少なくとも水分補給で困ることはないはずです。
となればやはり持ち込みの食事さえ
事前に用意していれば長時間、
客室からの音沙汰がなくても不思議ではないのです。

しかし、丸一日近く客室に滞在していて万が一
客室の中で死亡、心中でもしていたらという
可能性が脳裏をよぎり、私は内心
動揺していました。

そして時間的に夜になって
もう一泊、宿泊する可能性が出てきた時、
意を決して長時間滞在中の客室に電話をかけました。

156108s.jpg
数回のコールの後、受話器を取る音が聞こえ私はホッとしました。

「あ、お休みの所、申し訳ございません。フロントでございます。お客様、今晩もご宿泊でしょうか?」
「・・・・・・帰ります」
「そうですか。休憩の時間は●時までとなっておりますので、ご注意ください」
「分かりました」

いかにも眠そうな声でしたが
利用客が電話に出てくれたおかげで
生存確認は出来ました。

その後、若干の時間オーバーがありつつも
なんとかチェックアウトして、ちゃんと
宿泊料金を支払って頂けたので
ホッと胸をなで下ろしました。

長時間滞在された挙げ句、
「お金がない」
なんて言われたら最悪ですからね。

しかし、支払って貰った
お札から妙な独特の濃い香りが漂ってきて

「え・・・・・・。香水? タバコ? それとも・・・・・・」

104834s.jpg
不穏な可能性を考えてしまいましたが
チェックアウト後の客室を見ても
独特の香り以外は
これといって不審な点はなかったです。

明らかにヤバイ物的証拠でもあれば
警察なりに通報しないといけないんだと思うのですが

長時間、食事を頼まなかったチェックアウト後の客室で
なんら物証が残ってないのに怪しい客がいたって
通報する訳にもいかないですからね・・・・・・。


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2019年08月02日

ラブホの客室料金を踏み倒して帰ろうとした悪質利用客がいた件

先日、私が働いているラブホテルで
利用客が客室の利用料金を
踏み倒して帰ろうとしたという事案がありました。

あんまり詳細を述べるとラブホ側の
セキュリティの問題や
悪質利用客に悪知恵を与えてしまうことになるので
全部をここでつまびらかに書くことは出来ないのですが

当初、客室利用後にしらばっくれて
ラブホテルから出ようとしていた
悪質利用客を呼び止め

最終的に五ケタの
ラブホテル利用料を請求し
支払って頂きました。

157983s.jpg

五ケタのラブホテル利用料というのは
ぼったくってる訳ではなく
土日料金で休憩では無く
宿泊利用という扱いだったからです。

悪質利用者は万引きや窃盗と違って
ラブホテル側の備品を盗んだわけでは無く
ほんのちょっと場所を借りて
すぐ出て行けば問題ない位に考えていたのだと思います。

私がラブホから出て行こうとする
悪質利用客を呼び止め
「客室を利用されましたよね?」と質問したときには

ヘラヘラ笑いながら、
当初、あからさまなウソをついて
しらばっくれようとしていました。

大方、このラブホスタッフは
自分たちが何分間、客室にいたか
ちゃんと把握してないだろうし
客室の中を確認していないだろうから

いくらでも言い逃れできる。
そしていったん、ラブホを出てしまえば
こっちの物。まんまと逃げおおせられる。
とでも思っていたのでしょう。

しかし、ラブホのフロントは
利用客が客室に入った時間から
退室時間まで何時間、何分間
客室に滞在したのかしっかり把握しています。

156880s.jpg

まぁ、ぶっちゃけ普通の利用客に対しては
そこまで注意を払いませんが
怪しい利用客なら話は別です。

そして上で書いたとおりラブホテル内の
備品を盗んでないとしても
ラブホテルでベッドを使用されると
次の利用客のために使用済みのベッドから
シーツなどを剥がして

クリーニングされた清潔で綺麗な
新しいシーツ、ベッドカバー、ピローケースをつけて
ベッドメイクをしなければなりません。

そして、そこにはクリーニング代や
メイク係の人件費、手間代、そして
ラブホテル側の光熱費、場所代など
諸々の経費が発生しています。

ちょっと位を見逃すことは
ラブホ側にとっては死活問題ですし

こういう悪質利用客を野放しにすれば必ず
同じことを繰り返してラブホテル側に
損害を与えるはずです。

だからこそ、私は断固とした対応を取って
キッチリと利用料金を請求しました。

ちなみに悪質利用客は五ケタの
ラブホテル利用料を支払えるほど
サイフに余裕が無かったので
スマホで電話して深夜に知り合いを呼んで

その知り合いからお金を借りて
ラブホテル代金を支払いました。
ちょっとラブホをタダで利用するつもりが
逆に安くない勉強代を支払う形になった上、

友達をラブホに呼んでお金まで借りるという
情けない顛末となり、客室料金の支払後は
逃げるようにラブホから出て行きました。

まぁ、ラブホ料金の踏み倒しに味を占めれば
次は別の犯罪行為も平気で行ってたでしょうし

今回の件で己の行為を悔い改めてくれれば
五ケタのラブホテル代金も
良い勉強代になったのではないかと思います。


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2019年08月01日

コンドームが壁に貼りついていた件

私が働いているラブホテルは
基本的にフロントがワンオペです。
そして客室の清掃をすることもあります。

ある日、客室の清掃をするため
利用客が出た客室に入りました。

清掃の手順というのは個人個人で
色々だと思いますが、私の場合
真っ先にゴミ箱のゴミ回収から始めます。
137108s.jpg

ラブホテルの客室を清掃するにあたって
使用済みのティッシュやコンドームは
真っ先に処分しなければいけない対象です。

後から客室を利用する方が
万が一、目にしてしまったら
大変、不快な思いをさせてしまいますから

忘れないように必ず始末するためにも
ゴミ箱チェックは欠かせません。

そしてゴミ箱の周辺というのは
ティッシュがちゃんとゴミ箱内に
入りきらずに外に落ちていることもありますが

それは利用直後のラブホテルの
客室では比較的、よくある光景です。

ぶっちゃけ一ヶ月も勤務していると
初期の頃に受けた衝撃は無くなり
「うわぁ〜」と思いながらも
淡々とサクサク清掃作業ができるようになります。

137085s.jpg

というか清掃しないといけない客室の数も
複数あるので一々、ショックを受けながら
やってる時間もないのです。

そんな感じで客室の清掃作業に慣れた頃、
いつも通り客室に入って、真っ先に
ベッド横にあるゴミ箱に目を向けると
そこには驚きの光景がありました。

ダブルベッドと壁の間、
狭いすき間にゴミ箱がある部屋だったのですが
なんと使用済みコンドームが
ぺったりとゴミ箱上の壁に引っ付いていたのです。

きっと利用客はポイとゴミ箱の中に
コンドームを投げ捨てたつもりだったのでしょうが
勢いあまって投げられたコンドームが壁に当たり
そのまま貼りついたのでしょう。

使用済みコンドームが壁に貼りついているという
シュールな光景に一瞬、我が目を疑うと同時に
こんなこともあるのかと思わず笑ってしまいました。

とりあえずラブホテル従業員としては
ゴミはしっかりゴミ箱に入れて頂けるとありがたいです。
どうかよろしくお願いします。


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2019年07月18日

お客さんの言葉に苦労が報われたと思った件

非対面式のラブホテルで働いていると
基本的に利用客と顔をあわすことはありません。

ウェルカムドリンクやフードを運んでる時に
偶然、通路を歩く利用客に鉢合わせして
すれ違う程度です。

それもごくまれで以前、複数のフードを運ぶために
食事やドリンクを乗せたワゴンを押して
通路を歩いていたらデリヘル嬢と
その男性客らしき利用客に少し姿を見られた時、

遠くから女性が
「初めて(ホテル従業員を)見た」と
言ってた位ですから

非対面式ラブホテルの従業員というものは
ゲームのレアキャラ並みに
遭遇率が低い物なのかも知れません。
120991s.jpg
そんな中、いつものように
フロント業務に当たっていると

深夜の三時過ぎくらいに
男女の二人連れが客室に入っていくのが
防犯カメラ越しに見えました。

それ自体はごくありふれた
ラブホテルの日常ですから
全く問題ありません。

男性二人連れだったり、
利用客が18歳未満の場合は
ラブホテルの規約的にアウトですから

客室に入るのをフロントが止めないといけませんが
どう見ても成人済みの男女なら
ウェルカム。ご利用ありがとうございます。

といった感じなのですが、利用客が
客室に入ってすぐフロントの電話が鳴りました。

156108s.jpg

時刻は深夜三時すぎ
一般の利用客は皆様
ベッドで熟睡しているであろう時間帯です。

電子表示された部屋番号を見れば案の定、
ついさっき利用客が入ったばかりの客室番号です。

これはさっき客室に入った男女が
ウェルカムドリンクをオーダーするに違いない。
そう思いながら電話の受話器を取りました。

「はい。フロントです」
「料理、注文したいんですけど。いい?」
「はい。大丈夫です。ご注文どうぞ」
「カレーとラーメンと和定食と洋定食……」
「えっ」

私は慌てました。深夜三時すぎ
食事のオーダーがあるのは
分かりますが二人分にしては明らかに多い分量……。
と言うか四人前をオーダーされて戸惑います

ラブホテルで食事の注文がある場合、
たいていは一室につき二人前です。

二人で一部屋に入室してるのだから
それはごく自然な流れと言えます。


icon_141031_64.png


たまに大食漢の利用客が一回、
食事を注文して食べた後、時間を置いて
さらにもう一度オーダーを入れるということもありますが

大食い大会ではないですし
ラブホテルという場所の特性を考えても
一度に大量の食事をする利用客はまずいません。

「全部いっぺんにですか?」

暗にとりあえずカレーとラーメンを注文するのは分かるけど
どうぜいっぺんにそんなに食べきれないんだから
勿体ないし、こっちも一度に四人前を作るのは大変なんだ。
二人前にしてくれ!

内心、祈るような気持ちで尋ねると

「すっっっごくお腹すいてるから!」
「調理時間が●●分ほどかかりますが……」
「大丈夫〜!」
「分かりました……」

私の祈りは超絶空腹という利用客に通じず
平穏な深夜三時のフロントは一転、
四人前のオーダーが通り
慌ただしいキッチンへと移りました。

icon_148121_64.png

ワンオペフロントの哀しい所で
食事のオーダーが通るとフロントが
一人で作らねばならないのです。
私は大慌てで食事を作り始めました。

と言ってもラブホテルのフロントが作れる食事は
基本的に誰でも短時間で作れるようマニュアル化されています。

通ったオーダーも難しいメニューでは無かった為
ラーメンとカレーは比較的、短時間で出来上がりました。

ただ、次の和定食、洋定食が出来上がるまで
ラーメンとカレーを置いておくと
麺が伸びるし、せっかくの熱々カレーが冷めてしまう!

というわけで先に出来上がった二品を客室に持っていき、
あとの二品も出来上がり次第、
客室に持っていきました。
18621-101x101.jpg
深夜三時に思いがけないオーダーが入り
ぐったりとフロントの椅子に座り込んだ時、
再び先ほど四人分の食事を運んだ客室から
電話がかかってきました。

まさか食事に何らかの
ミスがあってクレームか!?
緊張しながら受話器を取りました。

「フロントでございます」
「食事なんだけど……」
「はい」
「すっごく美味しい」
「え?」
「ぜんぶ美味しい……」
「あ……。ありがとうございます……!」

今まで利用客から、
ねぎらいの言葉をかけられるということが
ほぼ無かった私は嬉しくて感激していると
電話をガチャ切りされました。

薄々、気づいていましたが
この利用客、かなり泥酔していた模様で
もともと呂律が怪しかったんですよね……。

とはいえ、急に四人前の食事を
深夜に注文されるという無茶振りや
疲労が蓄積したフロントの身体も

お客様の何気ない一言で
報われたと感じた瞬間でありました。


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2019年06月17日

顔を見られたくないデリヘル嬢

ラブホテルにやって来る
デリヘル嬢と男性客の多くは
一時間から二時間、長くても
せいぜい三時間ほどの休憩利用がほとんどです。

しかし、たまにデリヘル嬢と男性客が
宿泊利用することがあります。

一晩まったり過ごした後、
朝食を食べて帰るという時、
ラブホテル側が用意した朝食を
客室に持っていくのがパターンです。

18621-101x101.jpg

一人前の食事なら客室ドアの横にある
小窓と呼ばれる小さな食事受け渡し扉から
食事を乗せたトレイを渡すことが多いのですが

二人前以上の食事だと
小さなトレイに乗りきらないので

客室のドアを開けて
ラブホテルのスタッフが
宿泊客に直接、手渡す
ということが多いのです。

というわけでラブホテルに宿泊した
デリヘル嬢と男性客の所に私が初めて
朝食を持っていった時のことでした。

coffee-cup_steam_40904-101x101.jpg

「すいません。朝食をお持ちしました。ドアを開けて頂けますか?」
「はい〜」

客室のドアを中から開けて貰うと
そこには朝食を受け取るために
デリヘル嬢が出てきてくれていたのですが
その姿を見て私は目を疑いました。

なんとデリヘル嬢は長い黒髪で
全面的に顔面を隠した状態で
出てきたのです。

110661s.jpg

「ありがとうございます〜」
「はい……。ごゆっくりどうぞ……」

私の脳裏には「怪奇!ワカメ女!」とでも
呼びたくなるような強烈な印象が残りました。

よくよく考えればデリヘル嬢をやっている女性は
自分の友人、知人、家族、肉親などに
デリヘル嬢をやっているということを
秘密にしているという場合も多いわけで

顔バレを防ぎたいデリヘル嬢は
万が一、ラブホテルスタッフが
知り合いだった時に備えて

苦肉の策として自分の顔を
長い髪の毛で隠す
という作戦に出たのでしょう。

104834s.jpg

思えば非対面式のラブホテルを
わざわざ選んでやってくる
利用客の多くはラブホテル従業員とも
極力、顔をあわせたくないと思っている筈ですし

それ以来、私は客室に食事を運ぶ場合は
極力、小窓を利用するようにして
利用客と直接、顔をあわさないようにしています。

食事の量が多いと小窓から渡す
トレイの数が複数になって

客室に居るお客様を複数回、
往復させてしまうと言う
手間をかけさせてしまうのが
悩ましい所ですが

こうすることによって
利用されるお客様の
心理的負担(?)を軽減させることが
出来れば良いなと思っています。


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2019年06月16日

飲食店かと思ったらデリヘル店だった件




いつものようにラブホテルのフロントとして
仕事をしていると外線から電話がありました。

受話器を取ると
「こんにちは。新規出店することになった
■■という店なのですが、予約をさせて頂きたく……」

ラブホテルに個人で予約したいというお客様は
たまにいるのですが、店として予約したい
というのは珍しいなと思いました。

側に上司がいたので、電話を替わって貰うと上司は
「ああ、そういうのはちょっと……。すいません」
と断って電話を切りました。

156108s.jpg

「さっきの電話って飲食店ですよね?」
「いや、デリヘル」
「え、デリヘルなんですか!? てっきり食べ物屋さんかと……」

店の名前を聞いて、てっきり新規オープンした
飲食店だとばかり思っていたんですが
実はデリヘルの名前だと聞いて驚きました。

テレビ東京のドラマで放送された
「フルーツ宅配便」のように、
デリヘルを連想させないような
店名にしているパターンも少なくないようですね。

なんとなく私が勤めている
ラブホテルに出入りしている
デリヘル業者の名刺を改めてみると
よく見れば、そこには飲食店的な明記がされていました。

なるほど。第三者が名刺を見たときに
ただの飲食店であるかのように見えれば
余計な詮索をされることはない。

104834s.jpg

特に既婚者の場合、家族バレしたくないなら
明らかにデリヘル業者と分かる
名刺を持ってるのは非常にマズい。

仮に電話予約している所を聞かれても
飲食店を予約しているように聞こえたなら
デリヘル利用を隠したい男性客には
カモフラージュにもってこい。

飲食店なら男性が利用していても
不思議は無いということか……。
と妙に納得してしまいました。


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2019年06月15日

フルーツ宅配便というドラマの動画を少し見た件




テレビ東京で放送していた
フルーツ宅配便というドラマ

俳優の濱田岳さん主演でデリヘル店長と
デリヘル嬢たちの物語だそうですが
私はリアルタイムで見ていませんでした。

先日、偶然短い動画でフルーツ宅配便の
ドラマの一部を見たんですが
デリヘル嬢が派遣先に行くと
そこには男性が二人居て

3Pのサービスは行っていないからと
断ろうとするもスマホを奪われ

自分のスマホに幼い息子との写真があるのを
男性に見られ、ビデオカメラで録画されながら
脅迫され・・・・・・。

という展開だったのですが、
動画を見ながら

「ああ、こういうトラブルを防ぐためにも
ラブホテルは男性二人、女性一人の利用を断ってるんだなぁ」
などと改めて思ってしまいました。

156880s.jpg

私が働いているラブホテルでは
デリヘルの利用が多いのですが
馴染みのデリヘル業者には割引してるとしても
客室代という経費がかかっています。

デリヘル側が少しでも経費を抑えたいなら
客の自宅なりに行けばホテルの
客室代は支払わなくて済みます。

しかし、全く見ず知らずの男性宅に
他にも複数、男性がいないとも限らないわけで
そこでデリヘル嬢がどういう目に遭うか
犯罪被害者になる可能性だってあるわけです。

そういうリスクを考えてデリヘルを利用したい男性客に対して
デリヘル業者は場所をラブホテルに指定して
女の子が極力、危険な目に遭わないように
配慮しているんだろうなぁと思いました。


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2019年06月14日

3Pがしたかった女性客?




いつも通りラブホテルのフロントとして
防犯カメラ越しに来店してきた
お客様を確認していると

女性一人、男性二人という組み合わせで
来店してきた三人組のお客様がいました。

友達同士、二人二組で
来店するケースもまれにあるので
後からもう一人、女性が
やって来るのかと思って見ていたら

三人でワイワイと楽しそうにロビーのパネルで
客室を一つ選んで、さあ行こう!と
盛り上がっているのが
防犯カメラ越しにも分かりました。

なんと、この女性一人と男性二人
三人で一部屋に入る気、満々の様子。

それを見て、焦りながら慌ててロビーに電話し
「当ホテルでは男性二人と女性一人のご利用は
防犯上、お断りしております。申し訳ございません」

156880s.jpg

そう言って三名での利用をお断りすると、
ウキウキだった女性客は
ヒザから崩れ落ちんばかりに
ガックリと落ち込んでいました。

防犯カメラ越しに大きく落胆する女性客を見た私は
「そんなに3Pしたかったのか?」
唖然としてしまいました。

世の中には色んな嗜好の人がいるんだなぁと
しみじみ思いました。

単にラブホテルに行ったことが無いから
飲み会帰りに興味本位で皆でラブホに
足を運んでみようという流れだった
という可能性もありますが……。

104834s.jpg

まぁ、この女性の場合は意識が
しっかりしているようだったけど

お酒が入って酩酊状態、意識朦朧
前後不覚といった状態の女性一人と
男性二人がラブホテルの一室に入ったら
ヤバイ予感しかしないですからね。

ラブホテル側もそういう三人組が
客室に入っていくのを知りながらスルーして
後から女性が強姦被害、暴行被害に遭ったとか
警察沙汰とかになったら大変ですからね。

このケースだとラブホテル側が
防犯上、お断りせざるを得ないのは
ご理解頂きたいです。


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2019年06月13日

ジュースサーバーの洗浄について




ラブホテルではファミリーレストランや
ファーストフード店と同様にソフトドリンクの
ジュースサーバーがあって、

サーバーからコーラヤオレンジジュースなどを
コップに入れて客室まで持っていっています。

そしてラブホテルは24時間営業ですが
ジュースサーバーは必ず毎日、定期的に
洗浄、消毒の作業をしています。

ぶっちゃけビールサーバーの洗浄に比べれば
慣れるとそれほど洗浄に手間がかからないので
ジュースサーバー洗浄の作業自体は
比較的、楽です。

ちなみにジュースサーバーや
ビールサーバーの洗浄をサボっていると
不衛生だし、飲料の味が落ちるそうです。

121866s.jpg

特にビールはサーバーの管内に炭酸由来の
気泡が発生して炭酸の喉ごしが悪くなったり
味が悪くなるそうなので、

定期的な洗浄をしっかり
やってなさそうな店だと判断した場合、

グラスやジョッキのビールよりも
ビンビールや缶ビールを注文した方が
品質がしっかりしたビールが確実に確保できます。

あと、グラスやジョッキのビールより
ビンビールや缶ビールの方が
安い場合も多いかと思いますので

少しでも安くアルコールを飲みたいという方も
瓶ビールや缶ビールを選んだ方が
リーズナブルなのではないかと思われます。
(店の価格設定にもよりますが)

144813s.jpg

ラブホテルの場合、ウェルカムドリンクで
最初の一杯はアルコールもソフトドリンクも
無料にしている場合が多いでしょうから
まずウェルカムドリンクで一杯、試しに飲んでみて

少しでも味がおかしいと感じたら
ビンビールや缶ビールを注文すれば良いと思います。

逆に注文した飲料の色も綺麗で
味も美味しいと感じれば、
その店は定期的なサーバーの洗浄を
しっかりやっていると思いますので

安心してビールやドリンクを
注文して良いと思います。


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2019年06月12日

ルンルンの男性客と死んだ魚の目をしたデリヘル嬢




ラブホテルのフロントをしていると
毎日、デリヘル嬢とその男性客がやって来ます。

フロントとしてはお客様に対して
客室に案内するのも仕事ですから
派遣デリヘルの場合は先にやって来た
男性客に対して電話越しに客室へ案内をかけ

同伴デリヘルの場合はデリヘル嬢に対して
案内をかけるというのが流れになっています。
客室案内以外にも一人で
フードも作らないといけないので

調理場に行ったりタオルを畳んだり
やることが多く、客室に案内をかけた後の
デリヘル嬢や男性客について悠長に
思いを馳せる暇はありません。

せいぜい「同伴デリヘルの場合は一時間以上だな」とか
「派遣デリヘルは二時間弱かな?」
「そろそろ客室を出る時間のはず……」

とか、あくまでフロント業務として
客室の回転を把握することをメインに考えています。

そんな中、防犯カメラを見ていると
客室をチェックアウトした直後の
デリヘル嬢と太った男性客が仲良く手をつなぎながら
ラブホテル内の通路を歩いていました。

特に男性客の方は防犯カメラ越しでも分かるほど
スキップでもしそうなほどルンルンで
満面の笑みを浮かべ上機嫌なのがうかがえました。

「へぇ、通路で手をつないでるなんて珍しいな。よっぽど仲が良いのかな……」

そう思いながら女性側の様子を見ると
デリヘル嬢側は目に光がなく
死んだ魚のような目をしていて

110238s.jpg

足取りも重そうだったので
あまりの温度差に唖然としてしまいました。

「そりゃあ、デリヘル嬢の方はあくまで仕事としてサービスを提供してる訳だもんなぁ……」

その後、駐車場で車に乗り込む男性客を
手を振って見送ったデリヘル嬢は
笑顔の男性客が去ると大きな溜息を吐いて
迎えに来た店の車に乗り込み帰っていきました。

なんかデリヘル嬢も大変なんだな……。
と思ってしまった瞬間でした。

あと個人によって、それぞれ違うでしょうし
ケースバイケースでしょうが男性客は、あくまで
そういうサービスを買っているんだと割り切って
あまり入れ込み過ぎないようにした方が良いかも知れません。


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