2007年06月13日
カナシすぎる偽モノ
家の中がごたついてきたので、大掃除の真っ最中です。
要らないものは思い切って捨て、すっきりとしたお部屋で夏を過ごしたいですからね。
昔からモノを整理したりするのがとっても苦手なので、片付けているとすごい大昔の不用品とかが出てきます。
ゆうべも不用品の整理をしていたのです。
そうしたら、昔何かの折にもらった中国のヒスイの細工が出てきました。
結びのペンダントトップか何かに使えそうだなぁ、と思い、箱から出してみました。
「?」
軽い・・・・。
大きさのワリに存在感のない軽さで、どうも変です。
一目で怪しい、と思いました。
石だと、独特の冷たさがあるのですが、それもない。
指で弾いてみましたが、音もヘン。
ライターで火をつけてみたら、熱で溶けて変形してしまいました。
完全にプラスチックのまがい物でした。
これほど偽モノとわかりやすい偽モノを見たのは初めてで、なんだかおかしくて。
しかし、確かどなたかにいただいたお土産ものだったので、騙されて買った人はかわいそうですよね・・・。
確かに、箱から出してみないことにはちょっとわかりにくいシロモノでしたから。
偽ブランドやら、偽薬やら、最近中国製品というと偽モノ騒ぎが続いていますが、まさか我が家にもそんなものがあったなんて、と苦笑してしまいました。
どこでもそうですが、ちゃんとやってる人はちゃんとやってるし、人を騙してまで自分が豊かになろうという人はこういうことするし。
ちゃんとやってる人には可哀想な話ですけれど、こういうことが続いてしまうと、やはり疑いの目を向けてしまうのは致し方ないのかも知れませんね。
何も中国に限った話ではないのでしょうが・・・。
人を疑ったり、最初から怪しいと思ったりするのはイヤなのですが、そうしないとやっていけない現実があります。
日本でもそうです。
××商法、とかなんとかで本当なら値段ほどの価値も無いものを法外な値段で買わされたり。
一体どこで調べるのか知りませんが、電話帳にも載せてないウチの電話に電話がかかってきたりして、子供の家庭教師の話だったり。
ウチの子の学年までちゃんと知ってたりするから気持ち悪いです。
個人情報保護なんて言ったってそんなのどこまで守られてるかわからないし、どこで自分の情報が流れているかなんて知れたものではありません。
お金になるから、と、そういうのを売り買いするところがあるのでしょうね。
自分で自分を守らなきゃ、とは言うものの、自分ひとりで生きているわけじゃなし、世間との繋がりを絶ってはどうしうようもありませんからね。
いちいち猜疑心でモノを見ないと生きていけないのか?と、なんだか悲しい気分のする出来事でございました。
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