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2020年09月25日
ヤクルト・村上 西勇撃ち再現ヤ!前回対戦で右越え特大弾、一打でチーム勢いづける
ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が24日、西勇撃ちの再現を誓った。阪神・西勇とは今季1試合の対戦ながら黒星を喫している。27日の先発が予想される秋山にも4戦2敗と苦汁を飲まされている。主砲が胸に誓うのは勝利に導く一打、苦手投手の攻略だ。同じ相手にやられるわけにはいかない。
理想を追求していく。村上の言う4番とは「チームが苦しいときに一振りで勝てる試合をつくれる選手」だという。現在チームは借金15で3連敗中。この苦境を一振りで打破したい思いだ。
前回8月22日の対戦では西勇から右越えに特大弾を放ち、敗戦の中で虎のエースに一矢報いた。秋山に対しても打率・333と苦にしておらず、直近8戦で5本塁打と調子が上向きなことも若き主砲を後押しする。
ここまで4番として全試合出場を続ける。現在は打率・332(2位)、17本塁打(4位)、59打点(4位)で各部門のトップを猛追する。「何とかチームにいい流れで勢いをつける打撃がしたい」。4番のバットでまずはチームの連敗を止める。
今後の活躍にも期待したい。
【ヤクルト】青木宣親が昨季に並ぶ16号 阪神・西の3試合連続完封を阻止
山口俊所属のブルージェイズ、ワイルドカード争い制しポストシーズン決定!
山口俊投手が所属するトロント・ブルージェイズは24日(日本時間25日)、本拠地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦に勝利し、ポストシーズン進出を決めた。
ブルージェイズは2回、1死から5番ブラディミール・ゲレーロJr.内野手のソロ本塁打で先制に成功。続く3回には、2番ボー・ビシェット内野手の適時二塁打で追加点を挙げた。
ロースコアの展開が続いた試合は6回、先攻のヤンキースは無死一、二塁のチャンスを逃すと、後攻のブルージェイズは2死一、二塁から7番アレハンドロ・カーク捕手の適時二塁打が飛び出し、リードを4点に広げた。
投げては今季FA移籍で加入した先発左腕・柳賢振投手が7回無失点の快投。8回には2番手アンソニー・バース投手が適時打を浴び1点を返されるも、9回はクローザーのラファエル・ドリス投手が3三振で試合を締め、3-1で勝利を収めた。
同試合に勝利したブルージェイズは、ワイルドカードでのポストシーズン進出が確定。アメリカン・リーグ最後の1枠を勝ち取った。
ワイルドカード争いを繰り広げていた大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルス、菊池雄星、平野佳寿両投手が所属するシアトル・マリナーズは、ポストシーズン進出の可能性が消滅した。
マエケン、日米通算150勝達成 6回3失点6勝目
【25日の予告先発】巨人・サンチェス―中日・柳裕也、ヤクルト・高梨裕稔―阪神・西勇輝ほか
【2軍】西純が先発で初勝利!5回4安打1失点で3勝目
「ウエスタン、広島2−5阪神」(24日、由宇球場)
阪神・西純矢投手(19)が24日、ウエスタン・広島戦(由宇)で先発し、5回を4安打1失点で3勝目をマークした。先発では初めて勝利投手となった。公式戦先発は8月9日の同戦以来だったが、課題として取り組んできたフォーム矯正にも手応えを実感。今季中に1軍で先発デビューする可能性も現実味を増してきた。
また一歩、1軍のマウンドに近づいた。約1カ月半ぶりの公式戦先発。小雨もぱらつく中で西純は堂々と腕を振った。5回1失点でつかんだ“先発初白星”。粘投が光った。
初回のピンチを切り抜けられたことが大きい。連打と四球で1死満塁のピンチを招いたが、中村奨を遊ゴロ併殺打に打ち取り流れを渡さず。「(遊撃の)遠藤がゲッツーにしてくれて、二回以降は低めに投げることを意識してうまく修正することができた」と尻上がりに調子を上げた。
安藤2軍育成コーチとフォーム矯正を行ってきた効果が出ている。これまでは制球面に苦しみ球数を増やしていたが、不用意な一投が少なくなった。「今は形が安定して(フォームの)再現性の部分をやっているが、もうちょっと(右手)トップを(頭の)近くにいけるようにしたい」とさらに良化を目指す。
最速は146キロ。平田2軍監督は「まだまだスピードも150キロが出せるように次は期待している」と口調に熱を込め、西純は「真っすぐで空振りを取れるように」と次戦への決意を口にした。
1軍の戦況次第では今季中に先発デビューする可能性も出てきた。故障もなく、順調に来た右腕。ウエスタン・リーグでの先発で結果を残し、大勢の虎党が待ち受けるひのき舞台に立つ。
今後の活躍に期待ししたい。
日本ハム・吉田輝星が1軍再合流…27日先発濃厚 栗山監督「前に進み始めたなという感じ」
日本ハムの吉田輝星投手(19)が25日、1軍に合流した。出場選手登録はされなかったものの、27日のオリックス戦(京セラドーム)で先発することが濃厚だ。
今季の初登板初先発だった11日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)で5イニング0/3、4安打3失点(自責点2)だった吉田輝は12日に出場選手登録を抹消された。その後は18日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)に先発して6イニング7安打1失点。この日のオリックス戦(京セラドーム大阪)前の取材対応で栗山英樹監督(59)は「この前(の楽天戦で)投げてだいぶ本当に前に進んで。ファームの(試合の)時にいろいろな意識を持ってやってくれたし、前に進み始めたなという感じはある」と内容を評価した。
この日の吉田輝はキャッチボールなどで調整。栗山監督は「こっちは期待しているので」と話していた。
阪神・西勇輝、54年ぶり3試合完封は初回に阻まれる 青木にソロ被弾
「ヤクルト-阪神」(25日、神宮球場)
コロナショックが収まらない中、阪神の先発・西勇輝投手が1点リードで迎えた初回、青木に右翼越えに同点ソロを浴びた。3試合連続完封はならなかった。
この回、1死から青木との対戦。1ボールから2球目、内角低めのスライダーを右翼スタンドに運ばれ、すぐに同点に追い付かれた。
西勇は前回17日の巨人戦で、11日・広島戦(甲子園)に続き、無四球完封勝利を収めた。球団日本投手では1992年の湯舟以来、28年ぶりで、3試合連続となれば球団では66年のバッキー以来54年ぶり。プロ野球でも18年の巨人・菅野以来となる記録だったが、初回についえた。
それでも続く山田、村上を抑え、最少失点でこの回を切り抜けた。
次回の登板に期待したい。
【巨人】小林誠司が左腕骨折から復帰後初スタメン サンチェスとバッテリー
日本ハム・上原が今季初勝利!7回2失点好投 栗山監督「成長も内容もある投球」
「西武2−12日本ハム」(24日、メットライフドーム)
試合後の表情は晴れやかだった。日本ハム・上原が今季4度目の登板で待望の初勝利を挙げた。これまで見放されていた打線の大量得点にも恵まれ、「もうちょっと早く欲しかったですね」。マイクを持ったヒーローは冗舌だった。
「僕の一番大事な場面だった」
そう振り返るのが三回。1死一、二塁から外崎を併殺コースの内野ゴロに打ち取るも、遊撃・平沼のエラーで失点。「(自分が)崩れると、内野手も責任を感じる。どうしても抑えないといけなかった」とその後、満塁から栗山、メヒアを立て続けにフォークで空振り三振に切り、最少失点で踏ん張った。
7回5安打2失点(自責1)の好投を見せた左腕に、栗山監督も「成長も内容もある投球。素晴らしかった」と称賛していた。
次回の登板にも期待したい。