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2020年09月22日

土壇場で見せた驚異の粘り腰 九回7点ビハインドから猛追5得点「明日につながる」

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 「ヤクルト8−6広島」(20日、神宮球場)
 驚異的な猛攻もあと一歩及ばなかった。1−8の九回、3連続適時打を含む8安打を集中し、一挙5点。奇跡の逆転劇が一瞬ちらついたが、失った点が大きすぎた。今季初登板初先発の中村祐太投手(25)が初回に先頭から3連続被弾し、五回途中には左足がつり緊急降板。救援陣も崩れ、一方的な展開を作ってしまった。ただ最終回に見せた意地の攻撃は未来につながるはずだ。
 驚異的な粘り腰で、敵軍のブルペンを慌てさせた。しかし、土俵際までツバメを追い詰めながらも、あと一歩及ばなかった。敵地に詰めかけた鯉党のボルテージが最高潮に達した一発同点のシーン。最後は代打・正隨のハーフスイングが空振り三振となり、勝負は決した。
 完全に大敗ムードだった。相手先発・小川をスイスイと泳がせ、八回まで1点に封じられる完投ペース。だが27個目のアウトを奪われるまで、女神がどちらにほほ笑むのかは分からない。九回無死一、三塁で堂林の投ゴロ併殺の間に1点を返して2−8とするも2死無走者。もはやここまでか−。しかし反撃の炎が消えかけても、気持ちは途切れない。
 連打で一、二塁として代打・坂倉、ピレラ、上本の3者連続適時打で4点を追加。ここで小川を引きずり降ろし、相手の守護神・石山を登板させるまで追い込んだ。最終的に黒星を喫したが、九回だけで8安打を集めた猛攻と高まったムードを、佐々岡監督は「ああやって攻撃してくれて、明日につながる」とプラスに捉えた。ただ、土壇場で猛追が及ばなかったのは、投手陣が精彩を欠いたからでもある。
 今季初登板初先発となった中村祐は4回2/3を4安打3失点。五回途中にアクシデントが発生し、降板を余儀なくされた。初回、先頭の浜田、青木に連続ソロ。余韻が冷めやらぬ中、3番・山田哲にも左越えに被弾し、プロ野球史上5度目、球団史上初となる初回先頭打者から3者連続本塁打を許した。
 五回2死一塁、青木の打席で左足がつるアクシデントに見舞われて緊急降板したが、二回から四回までは無安打投球。初回を忘れさせるほどだった。しかし六回から登板した島内が4失点するなど、中継ぎ陣が踏ん張り切れない夜でもあった。チーム防御率4・504はリーグワーストとなり、課題は浮き彫りだ。
 投打の歯車がかみ合わない現状にもどかしさもあるが、最終回の粘りは必ず生きる。21日からは敵地・東京ドームで巨人と3連戦。赤ヘルの意地を、首位相手に見せつけるしかない。



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