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2020年09月22日

【特別企画】華麗なダイビングキャッチ…カメラマンが選んだ「坂本勇人のベストショット」

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 巨人・坂本勇人内野手(31)が通算2000安打達成まであと「45」に迫っている。スポーツ報知では、カメラマンが選んだ「勇人のベストショット」を全10回でお届けする。

 第2回は竜田卓カメラマンが撮影した23歳の勇人の守備。

***

 打撃で魅せる坂本勇人選手だが、守備も一流。これは、2012年の8月1日の中日戦(東京ドーム)で、5回2死満塁のピンチで、柳田殖生選手の打球をダイビングキャッチで好捕した姿だ。

 「鉄壁」の遊撃手として果敢に打球に向かい躍動する姿に、当時、巨人担当1年目の私は背番号6の「エラーを恐れず、確実にアウトにする」という気迫を毎試合の取材でずっと感じていた。

 実はこの約1か月前、私は失敗をした。7月7日の阪神戦(東京ドーム)で、坂本選手が8回1死満塁から代打の桧山進次郎選手の遊ゴロを二塁手・寺内崇幸選手にバックトスし、ピンチを救う併殺を完成させた。しかしながら、その一瞬を撮り逃したのだ。

 そしてこの、実際に撮影した好プレー。この場面も満塁で、撮り逃したあの場面と重なった。

「(打球が)ショートに来る」と直感して坂本選手にレンズを向け続けた。すると中前に抜けそうな低いライナーをダイビングキャッチ。写真は手前に中日の一塁コーチが被ったが、試合を左右するビッグプレーをとらえた。

 このシーンから約8年が経つが、巨人軍の正遊撃手としての華麗な守備は今も健在だ。



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