良い意味でも悪い意味でも不安を感じるのが
人に備わった特性だと思っています。
これから起こりうることを
先を見据えて想定するという抽象思考は
人が成長するうえで
身についてきたものではないでしょうか。
その抽象思考が不安からくる恐怖にあたる
食えなくなるかもしれないという生存本能と結びつくことで
不安が過度な束縛になっていることもあります。
新しく何かを始めようと思ったときや
何かを変えようとするときでも
本当にそれがリスクになっているのか、と
いったん問いかけてみることで
実はそこまで大きなリスクではないことに気が付くこともあります。
何より大切なことは
今という時間はこれから取り戻すことが出来なくて
若さというものはお金では買うことが出来ないところです。
昨日と同じことを繰り返す日々が
続くことで失っているものは
現状維持をしたいという安心と
隣合わせにある不安という雲を超えて
その先を見据えていくことからしか
見ることが出来ないものだと思っています。