本を1度読んだだけで終わらせてしまうことには、もったいないものがあります。
知らないことを知るためにも
その全体像を掴むには、1度読むだけでは足りないところがあります。
本から感じる心象風景を変えていく意味でも
そこで2度3度と読み返していく中から、著者のメッセージとなる意図も
だんだんと掴めるようになってくるところがあるものです。
情報をインプットするときには、その時の問題意識によって
何を感じるのかが変わってくるところがあります。
同じ本を読んでいるときでも、仕事で悩んでいるときや恋愛で悩んでいるときなど
あなたが必要としていることが変わることでも
そこから得られる内容についても大きく変わってくるものが出てきます。
深い知見を持った著者であるほど
その本の情報に込められている潜在的な情報量は大きなものがあります。
それをどのように引き出していくのか、が
読み手としての1つの心構えにもなります。
そうした意味で本の読み方を持っている人ほど
そこから得られる知恵は大きなものになります。
本当に読む価値のある本には、読んだ回数に比例して
気付きとなるものがたくさん出てくるものです。
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