出来るだけ客観的に物事をみるように、と言われることがあると思います。
一般的に言われる客観的な判断というのは
あちら立てれば、こちら立たずの中で、多数決で正しいとされることに落ち着くことが多く
他人の目線を気にするあまり、自分の主観的なアイデアがあっても
他人を意識して角が取れたものになってしまうことになります。
自分のこだわりから生まれた創造性のあるアイデアが
必ずしも全体に受け入れられるとは限りません。
客観的に正しいことを求める視点には、そのどこかに一般常識からみて
絶対的に正しい見方がある、という視点を含んでいることを意識する必要があります。
絶対的に正しい視点を求めることで
かえって常識からくる既成概念を強化させてしまうこともあります。
多くの方の悩みも、そのように客観的に見ようとして正解を求めることで
自分の中で大切なものを失っていることからきているものがあります。
自分の人生を決める重要なことであるほど、目の前にどんな選択肢があっても
その意思決定については、その根拠はないことがほとんどです。
自分の人生の選択肢には、絶対的な正解はない。
だからこそ悩まずに自分が良いと思ったものをサッと選んで
その選択肢を正解にしていくための生き方を模索するほうが
悩みを生まない為の生き方といえるところもあります！
第三者の意見があっても尊重する一方で、人生に関わる選択肢については
はじめに自分で決める勇気を持つことが
人生を楽しく生きるための秘訣にも通じるものがあります！
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