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2018年03月19日

威勢とプライドが転落人生を招く。浦島太郎になった弟のネガ精神に全力で喝

Good evening!

ル・モンドです。


突然ですが弟のお話です。


私の弟は高校を卒業後、大学に進学すると同時に地元を離れました。
以来、私から連絡をとることはほぼないのですが
たまに仕事の相談で彼の方から電話がかかってきます。
私に連絡をするときは大抵、仕事の戦略の話か愚痴ですね。


あれは忘れもしない昨年の7月7日、七夕の日の朝4時頃。
彼から突然の電話。


何事かと思いますよね?


なんと仕事の戦略のおはなし。
しかも3時間にわたりしゃべり倒すという凄まじさ。
聞かされる方はたまりませんわ。


彼曰く 「ただいま、絶好調!
怖いものが何もなくて、逆にそんな自分が怖い」


はぁ?
絶好調というより異常ですね。
今思えば、あの日が転落への序章だったのです。


そんな絶好調も束の間。
その数ヶ月後、事態は急変。


彼から話を聞く限り、社内での営業成績はそれなりに評価されていたけれど
その分プライドも高く、会社や上司に対する傲慢さも目に余るものがあり
非常に扱いにくい人材だったと・・・ 深く納得。


結局、秋には左遷される形で新しい部署へ配属。
その左遷先が予想以上に荒れており、ついに辞職。
そして数ヶ月転々とした挙句、元の職場へ復帰したという経緯があります。
幸いにも新たに準備された配属先は、辞職寸前までいた荒れた部署ではないようです。


そして昨夜、突然の電話。


弟 「もしもし、俺」
私 「何?どしたの?仕事辞めて復帰できて万々歳じゃない」
弟 「いや・・・その・・・」
私 「もしかしてネガになってるわけ?」
弟 「そ、そう」


笑っちゃうわ。
昨年の夏の威勢はどこいったのよ!


本人もすでに猛省しているのですが
3ヶ月の間に現実の厳しさを見せつけられ自分が浦島太郎だったことを知るのです。


長年、同じ職場にいてそれなりに結果を出せば、力をつけたと思い込みがち。
でも外の世界にいざ飛び込んでみると、そんな実績などなんの支えにもならない。
プライドだけがやたらと鬱陶しい。
ただの一雇用者として淡々と日々の業務をこなしていくだけ。
そこには同情や敬意も存在しない。
営業の世界とはそういうものでしょう。


この現状に親はあきれ果て嘆いておりますが
私としてはそのことに気づきプライドを捨てて前職に戻る決意をしたことを褒めたいと思っております。


問題は彼の精神状態。
喪失感、虚無感。
この先何を目指していいのか道筋が全く見えなくなり、精神が崩壊してしまったのです。
燃え尽き症候群でしょうか、よくある話ですね。


私は弟に言ったのです。
会社はあんたを非常に扱いにくかったと思うよ。
身内の私でさえ手に負えないし。
のこのこ戻ってきてざまぁ見ろ!って思われてるけど、上等よ。
外の世界を見て現実を知ったことが大きな収穫になったはず。
裸の王様で走り続けるのか!
現実を知って再び走り続けるのか!
今まで走った10年間と
これから走り続ける未来は絶対景色が違うはず。
絶対にあんたは腐ったりしないから大丈夫。
今は喪失感でいっぱいだと思うけれど
抜け出す方法は人それぞれだから・・・


まぁ、こんなことを繰り返し1時間ほど話しておりましたけど
珍しく静かに聞いておりましたね。
普段は人の話はほとんど聞きません。


会社のために走り続ける人は
周りが見えなくなるほど自分を追い込んでいかなければ
走り続けられないかもしれません。


企業戦士と言えばカッコイイですが、ボロボロになります。


いつも敵は己の内にあり。
自分を見失わないように自分が光り輝いている潜在意識の存在は必要かなと思います。
あとは辛い時こそ他人を思い遣る心ですね。
自分が辛い時はそんな余裕さえなくなるのですが、それは間違い。
与えることで頂くパワーは絶大で強靭なのです。
それが出来るかできないかが懐の深さ。


私も底なのですが、自分を見失わないように心身のバランスを保ちたいと思います。
タグ:企業戦士
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