アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

PS3 二ノ国 白き聖灰の女王 最後までプレイした評価

うやく二ノ国をエンディングまでプレイ出来ました。


思っていたより、総プレイ時間は長くかかり、軽く50時間を超えてしまっていました。

見える限りの宝箱はゲット出来る様に遊んだゆったりプレイでしたし、

カジノで遊んだ時間を含んではいますが、楽しくプレイ出来た50数時間でした。


カジノはそれほどに、のめり込んだ訳でもなく、

適度にカジノを楽しんだ程度です。(だと思っていますw)


プラチナトロフィーをゲットするには、さらに多くの時間を費やす必要があると思いますが、

現時点ではプラチナトロフィーゲットまでプレイするモチベーションはあります。


つまり、ここまでプレイして、このゲームには大変満足出来ている訳です。


まずこのゲームをお話する上で重要な要素としては

「ジブリ」とのコラボレーションの部分があると思います。


私の感覚では、このJRPGのベース部分からすれば、

「ジブリ」は完全にリッチコンテンツに当たる部分で、

極限を言ってしまえば”無し”でも成立させられたのかもしれません。


しかし、実にジブリらしいアニメのオープニングで始まったこのゲームは、

プレイ中の細部にわたるまで影響を与えていると言いましょうか、

その「ジブリ」を壊さないためにレベル5が素晴らしい仕事をしたと言いましょうか、

つまりニワトリが先かタマゴが先かの議論的に

素晴らしい融合が成り立ったゲームだと言えると思います。


普通のRPGではワールド内の様々な街を巡ってみても、

グラフィックオブジェクトを使い回す事が普通なので、

”似たような雰囲気の街”を抜け出す事は難しい訳ですが、

このゲームでは、本当に様々な街、国、世界が表現されています。


スクリーンショットはすべて公式サイトから拝借したものです。
http://www.ninokuni.jp/


それらすべてがジブリテイストたっぷりなので、

ファンには堪らない出来栄えと言えるのではないでしょうか?


また、そのジブリらしさを盛り上げてくれるのは、今やジブリと切り離す事が出来なくなった、

久石さんの音楽で、あまりにも”らしさ”が効果的にアシストされるので、

久々にボリュームを上げて、その世界に浸りたくなるゲームでした。


キャラクター、背景、オブジェクト、それらすべてがジブリなのはもちろんの事、

ゲーム内のフォントにもジブリ映画でお馴染みのフォントが利用されるなど、

少しの部分でもジブリ感が損なわれないための努力は素晴らしいと思います。


ストーリーもシンプルで分かりやすく、かつ、ジブリが映画を作りそうな内容で、

こちらも安心して遊べる内容の様に思います。



ただ、よく分からない部分と言いましょうか、

最終的に整理がされていない部分があるとも思います。
何度かバージョンアップがありましたので、すでに整理されたのかもしれませんが、

普通のバグチェックでリストアップ出来る様な視点カメラのバグも存在しますし、

たった一度だけでしたが、バトル中にはこんな現象も。




バグに関しては制作側の意図せぬ現象なので、評価に含めるのはフェアではありませんね^^;


ただ、ストーリー的に、突如として現れるかの様に思うオブジェクト等もありますし、

1度しか使わない魔法を最後の最後まで魔法リストに

並べておいてユーザーの操作の邪魔をさせる必要があるのだろうか?とも思います。


また、プレイ中、かなり多くの時間を割く事になるクエストの

「ハートピース」と「ハートキュア」の魔法の存在もかなり微妙です。

これは、心を病んでいるキャラクターのために、主人公が、心を癒すための心のアイテムを

探してきてNPC達の心を癒して回るクエストで、

このクエスト自体は、そのクエストのクリアがストーリーの進展を左右するものではないものの、

ストーリーの根幹部分と深くリンクしている主題的な要素であり、

癒すためのアイテムを収集するために使う魔法が「ハートピース」で、

アイテムを使ってNPCを癒す魔法が「ハートキュア」となります。


幅広いプレイヤー層が見込まれるため、クエストの対象となるNPCと、キーアイテムが

殆どの場合、同一の街の中にセットで配置されているのは仕方がないにしても、

毎度毎度、確定的シュチュエーションに関わらず、「ハートピース」と「ハートキュア」の魔法、

それにキーアイテムをマニュアル操作で選択しなければならないのが面倒です。

RPGでは、普通にある操作ではあるのですが、

○同種のクエストが繰り返される回数

○クエスト対象NPCとキーアイテムが同じ街に配置される難易度

○すべてマニュアル選択になる煩雑な操作の要求

のこれらが、実にアンバランスに思えて、難易度が低いだけに逆に気持ち悪いものでした。


あと、RPGでは、おそらく半分近くの時間を過ごす事になるバトル部分の仕組みも

私には100%気持ちの良いものではありませんでした。


基本的には難易度バランス的には退屈なもので、

戦いを繰り広げるキャラクター達は成長に伴い姿形を変化させたり、

新しい技を修得したりと成長して行く訳ですが、

実際にはボタンを適当に押していれば倒せる敵が殆どで、

退屈と言い切れる戦闘となってしまっていました。


ただし、ボス戦では一定のアクション性や戦略性を要求されるため、

バトルシステムの基本部分としては奥の深いものが用意されている事が確認出来ます。

ユーザー層や、総プレイでのバトル回数を考慮した場合、

現在の難易度にバランスシフトされたものと思われますが、

PS3に多いユーザー層には支持されにくいバランスだと想像します。

一部のボス戦では、結構シビアなアクション性があり、結構楽しめるだけに

バランスの部分で理解は出来るものの、やはり残念に思いました。


非常にコストのかかる要求である事は承知しておりますが、

難易度選択が出来て欲しかった気もします。

それに、子供達を侮ってはいけません。

今の小学生達は驚くほど操作も早くて上手いんですw


また、多くのモンスターキャラクターを仲間にして、

その中からプレイヤーの任意でパーティーを編成し、

そのパーティー編成のキャラを操ってバトルする流れにも関わらず、

モンスターキャラクターの連携技が皆無ですし、

モンスターの属性・特性がそれほどバトルに影響しないのも残念でした。


あと、DSバージョンとの絡みの話になってきますが、

ストーリーに登場する本「マジックマスター」の存在も

PS3では微妙な存在となっていて、本当に必要なのか?と言う気がします。


それらの部分をみて、もうちょっと時間が必要だったのかな?と感じたのでした。


それでも、私のこのゲームに対する評価が大きく損なわれる事はありません。

むしろ、一定のデザインコンセプトをすべての部分にまで浸透させる事が出来、

そして統一させる事のできた素晴らしいゲームだと思います。


多くの人にオススメのゲームとして紹介の出来るゲームだと思っています。

私なら5000円出して購入しても満足の出来る内容です。


しかし、残念な事にこのゲーム、セールスは芳しくありません。

クリスマスとお正月には多少動きはあったのかもしれませんが、

手元にある年末までのデータによると、約10万本のセールにとどまっております。


これは非常に悲しい事だと思います。

ゲームの作りや、マーケティングに問題がありセールスが伸びないのは

仕方のない事だと思います。

しかし、もし中古市場の影響があるのだとすれば、やはり残念です。


この様に細部にまで作り込まれたゲームが作られなくなってしまうのは悲劇だと思うのです。

この私のブログにも「二ノ国 評価」と言う検索ワードで非常に多くの方が訪れてくれています。

つまり様子見の人もかなり多くいらっしゃると思うのです。


このゲームに限った事ではないのですが、

中古ではなく、是非とも新品を購入して頂きたいと思います。


このゲームはそれに見合うゲームの1つだと思っています。

#ダウンロードによる追加コンテンツや追加クエストも開始されています。
http://www.ninokuni.jp/dlcontent/index.html



楽天市場リンク

「二ノ国 白き聖灰の女王」 検索結果ページリンク


「PS3 本体 新品」 検索結果ページリンク




Amazonリンク

二ノ国 白き聖灰の女王

新品価格
¥5,180から
(2012/1/4 15:13時点)




PlayStation 3D ディスプレイ (CECH-ZED1J)

新品価格
¥36,452から
(2012/1/4 15:21時点)










この記事へのコメント

   
<< 2021年03月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新記事
カテゴリアーカイブ

ブログ内検索エンジン







https://fanblogs.jp/kzkbt/index1_0.rdf
プロフィール

くぼかず
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。