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2018年05月30日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第20回「正助の黒い石」










 


 5月27日の午後8時から、NHK総合(地上波)にて、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第20回「正助の黒い石」が放送されました。
 この回は、ドラマとしての展開の必要上、西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)がほとんど登場せず、大久保正助(瑛太さん演じる)が主役のような回でした。
 ドラマとしてのタイトルは「西郷どん」ですが、西郷吉之助ばかり追ってしまうと、西郷が奄美大島に流されていた間の薩摩本国での出来事、激しい動きの描写がおろそかになります。
 後付けで回想シーンばかりになってもドラマが停滞しますし、ナレーションだけで片付けるわけにもいかない問題なのです。
 さて、島津斉彬(渡辺謙さん演じる)亡きあと、斉彬の父の斉興(鹿賀丈史さん演じる)が藩政を牛耳り、斉彬の弟の久光にとって思い通りにいかない状況となりましたが、大久保正助は徒士目付として台頭してきます。
 また、正助の妻の「ます」(美村里江さん演じる)は、或ることから斉興の愛妾・お由羅の方(小柳ルミ子さん演じる)に気に入られます。
 そして、西郷吉之助が奄美大島に流されている間に、ついに斉興が亡くなります。
 自分に家臣たちを束ねることが出来るだろうか? 家臣たちは自分についてきてくれるだろうか、と不安に思っている久光に対し、正助がかけた或る言葉が、久光をその気にさせるきっかけとなります。
 そうして徐々に藩内で力をつけていく正助でしたが、下級武士たちのことをまとめるには障害がありました。吉之助を慕っていた下級武士の中の若い侍の中には正助のことが気に入らない者がいて、暴発する危険性もありました。
 そんな若い者の中に久光は敢えて出向き、彼らを「精忠士の面々」と呼び暴発しないよう、時期を待つよう呼びかけました。
 しかしながら、それでもいうことを聞かない者がいて、井伊大老(佐野史郎さん演じる)が襲撃され殺される「桜田門外の変」の実行犯の中に、水戸浪士まじって薩摩藩士がいて……。











2018年05月29日

山本耕史主演BS時代劇「鳴門秘帖」第5回「中山道危機一髪」







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 5月18日の午後8時から、BS放送のNHKBSプレミアムで、吉川英治原作、山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第5回「中山道危機一髪」が放送されました。
 旅立った法月弦之丞(山本耕史さん演じる)は、東海道ではなく中山道を行く。
 その途中、信州の妻籠宿で、平賀源内(正名僕蔵さん演じる)と再会する。平賀源内は讃岐の出身だが阿波国のことも詳しいらしい。弦之丞に対して、鳴門秘帖の騒動の真相を告げる。
 それは、阿波の特産・藍玉の利権を巡っての幕府と阿波藩の対立が原因となってのものであり、「茶番」だというのだ。
 一方、見返りお綱(野々すみ花さん演じる)は、旅の途中で阿波の藍玉問屋のお内儀・お久良(萬田久子さん演じる)と出会い、彼女の危機を救う。
 また、旅川周馬(武田真治さん演じる)とともに阿波へ向かった千絵(早見あかりさん演じる)は、弦之丞と会いたいという想いが募り、思い切った行動に出る。周馬の監視下にあったが、周馬の部下のちょっとした隙をついて逃げ出し、走り出す。そして偶然、お綱と出会う。
 お綱を見て、千絵の目つきが険しくなる。甲賀宗家の屋敷が炎上したとき、弦之丞と一緒にいたのがお綱だからだ。
 お綱に対して、何者か、そして弦之丞さまとの関係は、と厳しい口調で問いただす千絵。お綱は、自分が弦之丞の協力者であり、害意はないと必死に訴える。ではなぜ弦之丞さまは自分が信頼していた家来を斬ったのか、と問う千絵に、仕方ない事情があったのだと言い、弦之丞を信じてくれ、弦之丞さまは千絵さまに会いたがっている、と言う。
 千絵がその言葉を信じかけたその時、周馬が二人の前に現れ、お綱を指さし、この女は江戸で有名な女掏摸です、信じてはいけません、と言い、さらに千絵に不意打ちをくらわせて気絶させる。さらにはお綱の命を狙う。
 命懸けで周馬と闘い千絵を助けようとするお綱だが、相手は甲賀の忍びの達者。お綱は追い詰められ怪我を負う。
 弦之丞を慕う女たちの想いが交錯する中、弦之丞はお綱を優しく介抱する。
 その頃、弦之丞を密かに慕うお米(武田玲奈さん演じる)は、阿波藩の侍によって凌辱される。


 さて、登場人物が入り乱れ、さまざまに絡み合い、いよいよ目が離せなくなりました。
 原作とはかなり違った部分があります。話の展開の順序だったり、事件が起こる場所などの内容的なものだったりです。
 構成的な面で原作と違うのは、弦之丞を中心とした物語として全10回の連続ドラマとしてまとめるためのものでしょうが、登場人物が多いので原作を知らない人にとっては複雑で、息もつかせぬ目まぐるしい展開だと感じるかもしれません。












2018年05月28日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第19回「愛加那」















 5月20日の午後8時から、NHK総合(地上波)にて、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第19回放送「愛加那」が放送されました。
 奄美大島に流された西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)は、流人、つまり島流しにされた罪人であり、しかも島民が「ヤマトンチュ」と呼ぶ(「ヤマトンチュ」と呼ぶ当たりがいかにも薩摩藩領でありながら島民にとって別の国の人間を指すという響きがあります)「よそ者」でした。おそらく中世・近世において伊豆大島や八丈島などの島民は本州の人間をいかにも異国の人であるかのような言い方はしなかったと思うのですが、このあたりは奄美大島の歴史・文化の特別な所なのでしょう。
 吉之助自身、ほんの少しではあったが島での生活に慣れ始めたようですが、島民は吉之助(菊池源吾に改名させられた)に心許していませんでした。
 さて、このドラマで描かれる奄美大島の代官・田中雄之介(近藤芳正さん演じる)は、かなり横暴な人物で、吉之助を保護・監視する役目を担わされた龍氏の隣村の者たちを「砂糖(黒糖)を隠し持って蓄えていた」という罪でしょっぴき、龍氏の村の者たちの前で見せつけるようにします。
 さとうきびは奄美大島の特産品で、薩摩藩の財政を豊かにするものでした。これがなくては、いくら加賀前田家に次ぐ大藩といえど、参勤交代その他の出費で大赤字のままだったでしょう。これがある藩主の時の浪費による大赤字を黒字に転換できたのは家老・調所広郷(ずしょひろさと)の思い切った政策であり、特に重要なのは砂糖の生産・販売でした。
 幕末の動乱において、薩摩藩は重要な役割を担うことができたのも、砂糖の生産・販売があったからこそでした。
 しかし、そのために奄美大島の人々は大変な苦難を強いられた。砂糖を生産しながら、それを一かけらも持つことを許されません。
 龍氏の者たちは代官に対する不信感があり、無実の罪だ、見せしめだ、と言います。
 隣村の人々がしょっ引かれたのが「本当に隠し持っていた」あらなのか、「冤罪」なのかは分かりません。ただ、龍氏は代官を嫌いながらも、恐れていたので、疑われるようなことはしませんでした。
 ところが、代官の矛先が今度は龍氏に向かったのでした。
 代官とその部下は、龍氏の屋敷に押し入り、中の物を改めます。
 当然、罰せられるようなものはありません。
 しかし、疑いだけで終わると思った考えは甘かった。代官所の者が砂糖を隠し持っていて、わざと龍氏の屋敷内の壺に入れ「あったぞ!」と叫び、当主・佐民(柄本明さん演じる)をしょっぴきました。
 驚くと同時に憤慨する村の人々。代官所の役人たちに陥れられたのだから当然です。
 大勢で代官所に押しかけ、猛抗議します。が、もちろん聞き入れてもらえません。
 あわや暴動化するか、という時に、吉之助が姿を現し、村の人々を説得しようとします。ここで暴れちゃいかん、おれが話をつける、俺に任せろ、と。
 一方、代官の田中は、時代劇の「悪代官」の典型で、佐民らを拷問し、さらに、とま(二階堂ふみさん演じる)と二人っきりになって彼女に迫ります。拷問されているやつらを助けたくば、俺の女になれ、と。
 悪代官と、庶民の娘(庶民の中ではちょっと家柄が良い)。しかも器量良し。それに目をつけて迫る好色な悪代官。もう、本当に時代劇の典型です。
 このとき、代官の女になるくらいなら死んだ方がましだ、と、とまは自殺しようとします。が、代官は彼女をあざわらいます。
 その時、彼女を吉之助が助けます。
 島津斉彬のそばに仕え、忠誠心をあつく持っていた吉之助にとっては、代官の横暴は、許せるものではありませんでした。
 恋路(邪恋)を力ずくで邪魔され、挙句、人の上に立つモノとしてのあるべき姿まで説かれてしまった代官が怒りに燃え、この出来事を(自分に都合の悪いことは隠して)本国に伝えようとします。
 ところが、それを部下が留め、忠告します。部下は本国からの手紙で、「菊池源吾」の正体が前藩主斉彬に重用された西郷吉之助であると知ったのです。
 代官はこのとき初めて吉之助が何者か知ります(この話は「本当かな?」「代官が吉之助の正体を知らないなんてことがあるかな?」と思ってしまいますが)。
 この件により、とまは、すっかり菊池源吾こと吉之助に惚れてしまいます。
 或る夜、とまは、吉之助と二人っきりになり、彼の目の前で、身にまとってるものを脱ぎ、あなたのオンナにして、と迫ります。こちらは代官のような横暴なのとは違い、熱い愛の告白です。
 吉之助は彼女の体に衣を掛け、それはできない、と言います。
 ええーっ! 女性からの愛の告白を断るの? と思いきや、
 「俺の妻になってくれ」
 と言うのです。
 ※これらのやり取りは奄美の方言や薩摩の方言で。

 二人は結ばれ、夫婦となりました。そして、吉之助は、とまに「愛加那」という名をつけました。
 吉之助、二度目の結婚です。



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2018年05月16日

山本耕史主演BS時代劇「鳴門秘帖」第4回「悲しき慕情」

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 5月11日の午後8時から、BS放送のNHKBSプレミアムで、吉川英治原作、山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第4回「悲しき慕情」が放送されました。
 阿波へ旅立った法月弦之丞(山本耕史さん演じる)は旅先でも命を狙われる。
 徳島藩に仇なす者として彼をつけ狙う天堂一角(渡辺大さん演じる)などにより危機一髪のところ、弦之丞は大坂の料理屋の娘・お米(武田玲奈さん演じる)に救われる。
 お米はたちまち、弦之丞に惚れてしまうが、労咳を患っている身の上。しかも、弦之丞には甲賀宗家の一人娘・千絵(早見あかりさん演じる)という許嫁がいると知り、世をはかなんで、みずからの命を捨てようとするのだった。
 そんなお米を「見返りお綱」(野々すみ花さん演じる)が助ける。彼女は弦之丞に思いを寄せるだけに、お米に同情する。
 一方、弦之丞に協力する岡っ引きの万吉は、阿波出身の「お十夜孫兵衛」のために捕らわれの身になってしまう。
 孫兵衛とも因縁浅からぬお綱は、彼を助けるために「西洋カルタ」で孫兵衛やその仲間と勝負する。
 万吉とお綱が窮地に陥ったその時、虚無僧姿の弦之丞が姿を現す。



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2018年05月14日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第18回「流人 菊池源吾」













 5月13日の午後8時から、NHK総合(地上波)にて、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第18回放送「流人 菊池源吾」が放送されました。
 いわゆる「安政の大獄」が始まり、追われる身となって薩摩へ逃れた西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)と京の勤王僧・月照(尾上菊之助さん演じる)だったが、薩摩は島津斉彬(渡辺謙さん)の死後、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史さん演じる)が実権を握り、西郷吉之助と月照に本当の居場所は無くなった。
 ともに処罰されるところ、大久保正助(瑛太さん演じる)の陰でのはたらきで西郷吉之助だけが助かることとなったが、絶望した吉之助は月照とともに海へ漕ぎ出し、入水自殺する。
 これが前回のあらすじです。
 さて、今回は、吉之助だけが救われ、吉之助の実家に運び込まれ、ずっと床について目を開けなかった吉之助がようやく目を開ける。家族や正助が枕辺にあつまり、喜びの声をあげるが、自分一人だけが生き永らえたことを知った吉之助は「なぜ自分だけが」と悲しみにくれる。
 で、薩摩藩としては、幕府の追及を逃れるために吉之助には「菊池源吾」と改名させて、大島(奄美大島)へ送った(という内容のナレーションがあった)。
 絶望の果てに、抜け殻のようになった吉之助は、島の人とかかわりを持つこともなく、ただ生きているだけの状態となる。
 そんな吉之助を見守る役目を与えられたのが、龍佐民(柄本明さん演じる)を当主とする龍家の人々だった。
 奄美では秀吉・家康が生きていた時代より薩摩藩の支配下にあり、さとうきびが特産品となっていたが、それはほとんど強制的に作らされたものだった。他の作物を作っていた畑も強制的にさとうきび畑にかえさせられ、重税を課せられる。奄美で獲れたさとうきびで作った黒砂糖が薩摩藩の財政を潤し、富を生み出していたが、奄美の人にとっては自分たちでつくったものさえ口に入れられない、地獄のような生活だった。
 その為、龍家の人々も薩摩の武士を快く思っていなかった。
 龍家の娘・とま(二階堂ふみさん演じる)は吉之助に対してもハッキリと薩摩藩に対する不満・批判を口にする。
 そればかりか、奄美の人々が重税にあえいで苦しんだ末に作られた財を西洋の文物の為に浪費したとして、斉彬に対してまで批判する。それを聞いた吉之助は激怒。
 「殿がどれだけ国の為、民の為を思っていたか!」
 だが、ここで吉之助の言う「民」は奄美の人々を想定しないでのことだった。
 怒るとま愛加那は海に向かい、吉之助への呪いの言葉を発する。
 
 薩摩本国からの、正助からの手紙により、安政の大獄の詳細、特に橋本左内(風間俊介さん演じる)の死を知った吉之助はまた深い悲しみに襲われる。その直後、彼は高熱を発し……。
 自分の呪いの言葉によって吉之助が苦しんでいるのだと感じたとまは必死に看病する。

 今回は奄美大島という地の特殊性を出そうとしてか、字幕が入りました。
 実際、島以外の人にとっては意味が分からない言葉が多いから、字幕が入る理由も分かるのですが、鹿児島県以外の人にとっても分かる言葉もあれば全然分からない言葉もあるという点では、それまでの薩摩の城下とか吉之助の家周辺でのシーンも同じことなので、なんで今更、という気がしないでもありません。
 また、今回から字幕が入ったということで、ネット上の反応がすごい、とか、「大河ドラマでは異例」などとニュース記事が書かれていましたが、鹿児島以外の人にとっては大変分かりにくい薩摩言葉が出てそれの標準語役としての字幕が出る、というのは、かつて「翔ぶが如く」(西田敏行さん・鹿賀丈史さん主演)であったことなので、「異例」という気はしません。
 あの「翔ぶが如く」の時の薩摩言葉と字幕の衝撃が強烈だったので、今年の大河ドラマでの薩摩言葉や奄美地方の言葉は、それほど分かりにくいとは思えません。もちろん、私自身が、長い年月のうちに徐々に薩摩言葉に慣れてきて、知っている薩摩言葉や言い回しが増えたから、なのでしょうが。


 今回のドラマのように、歴史の裏側的な面を描いているのは良いと思います。名君と言われる島津斉彬も重税を課し島の人々を搾取していた。英雄とされる人にも人から恨まれる面もある。例えば戦国大名にしても、その大名の地元では偉大なお殿様だとか義の人と言われる人でも戰では略奪行為を容認していた、とか、その軍勢が人さらいをしていた(日本国内でも)、とか、人身売買としていた、と、そういうこともあるものです。維新の陰に苦しんだ人もいる、と描かれる面が無ければ、薄っぺらい内容と批判されても仕方ないと思いますね。











2018年05月13日

山本耕史主演BS時代劇「鳴門秘帖」第3回「阿波への旅立ち」














 5月4日の午後8時から、BS放送のNHKBSプレミアムで、吉川英治原作、山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第3回「阿波への旅立ち」が放送されました。
 先には門前払いをくらわされた甲賀屋敷に入り込み、ついに幼馴染で許嫁の千絵(早見あかりさん演じる)と再会した法月弦之丞(山本耕史さん演じる)だったが、それもつかの間、猛火につつまれ、千絵を見失い、離れ離れになってしまう。
 甲賀の者どもに追われる弦之丞は、因縁浅からぬ「見返りお綱」(野々すみ花さん演じる)にかくまわれる。
 一方、千絵は、甲賀宗家断絶に危機に際して千絵の婿に収まって甲賀宗家を牛耳ろうと目論む旅川周馬(武田真治さん演じる)の言動に心乱される。そして千絵と周馬の二人は、千絵の父・世阿弥(中村嘉葎雄さん演じる)の消息を尋ねて阿波へ向かうこととなる。
 弦之丞もまた、「鳴門秘帖」の謎を追い、世阿弥の行方を捜しに、阿波へと旅立つこととなる。
 弦之丞を慕うお綱も、そのあとを追って阿波へ向かう。
 甲賀の者と、阿波・蜂須賀家の家臣たちに命を狙われる弦之丞は、旅先で、お米(武田玲奈さん演じる)という女と出会う。

 さて、事態は急を告げ、大きく動き出し、さまざまな人物が絡んできました。冒険小説的な趣向で、この先どうなるのか? と興味を抱かせ想像を膨らませる展開となり、目が離せません。
 原作小説をすでに読んでいる者にとっては、原作との違いがいろいろあり、違いをいろりおみて比較しながらドラマのストーリーを追うこととなるでしょう。










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2018年05月06日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第17回「西郷入水」

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 5月6日の午後8時から、NHK総合(地上波)で、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第17回「西郷入水」が放送されました。
 前回放送で、井伊直弼(佐野史郎さん演じる)による歴史上有名な「安政の大獄」が始まり、越前福井藩の橋本左内(風間俊介さん演じる)が幕府の捕り手によって捕らわれる。
 同じく幕府から狙われた西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)と京の勤王僧・月照(尾上菊之助さん演じる)。
 命懸けで薩摩へ向かい、厳しい追及をのがれ、なんとか無事に薩摩へ入国でき、家族との再会を喜ぶ吉之助だったのだが……。
 吉之助を重用していた島津斉彬(渡辺謙さん演じる)が亡くなったことで、藩政の風向きが変わり、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史さん演じる)の発言力が断然強くなる。
 斉彬の弟の久光(青木崇高さん演じる)は、斉彬の遺志として、自分の息子を藩主に据え、自分はその後見人になって兄・斉彬の遺志を継ぎ兵を挙げることをお許しください、と斉興に言い、斉興もそれを了承したかにみえたが、いざ、藩の重役たちを前に宣言しようとした時、斉興が現れ、久光の方針を真っ向から否定する。
 それはとりもなおさず、斉彬のやり方を否定し、ひっくり返すものだった。
 斉彬のやりかたを「浪費に藩財政を赤字にさせるばかり」と言い、「赤字財政を黒字にしたのはワシ」とうそぶいた。赤字財政を黒字に転換したのは家老の力だった調所広郷の力によるもの。まさに、「西郷どん」における偉大なヒールです。
 斉彬のやりかたでは幕府ににらまれ、島津家がお取り潰しになる。それでもいいのか?
 そう言って藩重役たちの心を揺さぶり、久光の息子をも動揺させる。
 さらに、久光には、いい気になるな、お前に何ができる! と一喝。経験もなく対外的な人脈もない久光は家臣たちへの根回しも無かったのか、父親の一喝にぐうの音も出ない。
 そうして、島津藩としては月照をかくまうことが出来なくなり、吉之助の「日向行き」が決まった。「日向行き」とは、実際に国外追放で日向国へ移送することではなく、「処刑」を意味していた。
 大久保正助(瑛太さん演じる)は、あらゆる手段を使って吉之助を救おうとする。斉興にも会い、「ここで西郷を斬っては西郷を慕う者たちの反発を受け内紛が起こる」と言う。
 藩の内紛こそ、藩お取り潰しの絶好の口実となる。斉興の恐れていたことだ。斉興は吉之助の処分を思いとどまる。
 そしてようやく、有効な手段として見えた西郷救済の道は、西郷吉之助に月照を斬らせ、西郷を密かに隠れさせる、というものだった。
 そのことを吉之助に伝える正助。吉之助は感謝の言葉を述べる。
 しかし、月照を斬って自分が助かるというのは義に背くことだ。吉之助に出来るはずがなかった。
 そして、サブタイトルの通り、吉之助は月照とともに船で海に漕ぎ出し入水する。

 自分だけ生き永らえたいならば大久保の提案通りのするが、西郷吉之助の人間性と言いますか、性格上、そのようなことはできなかったのでしょう。命懸けで月照を守って薩摩まで来たのに月照を殺すなどできない。ならばいっそ月照とともに死のう。まさに武士の時代の武士らしい、熱い一途さですね。
 西郷吉之助が人気があるのは、そういうところなのでしょう。義の為に、誰かの為には、平気で命を懸けられる。歴史上、人気がある人物というのはそういう人物として描かれますね。



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2018年05月05日

渡瀬恒彦主演、山本周五郎原作「上意討ち」






 4月29日の午前8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、渡瀬恒彦主演、山本周五郎原作「上意討ち」が放送されました。
 主人公は福井藩士の六兵衛(渡瀬恒彦さん演じる)という、藩内きっての気の弱い侍。
 彼が仕える福井の殿様は、或る時、昂軒(若林豪さん演じる)という剣術使いを藩の剣術指南役として仕官させる。
 この昂軒は剣一筋の男と見え、世渡り上手ではない。新参者を快く思わぬ藩の者たちと争いごとが起こり、数人と斬り合った挙句、殿様の小姓をも斬ってしまい、ついには出奔する。
 激怒した殿様は上意討ちを命じる。
 が、昂軒の腕を恐れた藩士たちは尻込みをする。そこで「「われこそは」と名乗り出たのが「臆病侍」と陰で笑われていた六兵衛だった。
 六兵衛が臆病者と言われていることにより、彼の妹が良縁なくて困っているという事態に、一念発起して、汚名返上と目論んだのだ。
 さて、昂軒探しのに旅に出た六兵衛は、ついに勗件と出会ったものの、剣の腕の差は歴然としている。なかなか手が出せない。
 彼がとった秘策がなんとも「武士らしくない?」ものだった。
 「尋常な勝負」を避け、旅先で出会った女(宮崎美子さん演じる)とともに昂軒に向かって「ひーとーごーろしー!」「ひとごろしだー!」と叫んだのだ。
 宿場町で「ひーとーごろしー!」「ひーとーごーろしぃー!」と叫び声が上がれば、たちまち大騒ぎになる。「なんだ?」「なんだ?」と人々が注目する。昂軒は逆上し、冷静さを失う。六兵衛を追いかけるが、逃げられ、追いつかない。さらに逆上する。
 六兵衛たちの姿が見えなくなったと思ったところでまた「ひーとーごーろしー!」と叫ばれる。また追いかける。だが追いつけず、取り逃がす。
 どこへ行っても「ひーとーごーろしー!」「ひーとーごーろしぃー!」と叫ばれる。昼となく夜となく叫ばれる。しまいには、いつまた叫ばれるかと気が気でなくなり、昂軒は、おちおち眠れなくなり、憔悴し、精神的にも参ってしまう。
 昂軒が憔悴しきったところで、六兵衛が勝負を挑む。
 ところが、ここで意外な展開となる。
 原作のタイトルは「ひとごろし」です。山本周五郎氏らしい設定・展開ともいえる作品です。
 過去に何度もドラマ化されています。
 この渡瀬恒彦主演作品では、渡瀬さんを六兵衛役として主役に据えたのが面白いです。
 腹の据わったヤクザだったり、器量のある武将だったり、有能で部下からも慕われる警部だったりと、「臆病者」とは程遠い人物の役が多い渡瀬さんが、よりによって「臆病者」として笑われるような人物を演じたのですから、かなりのギャップです。
 そのいつもとかなりギャップのある役を見事に演じている。それがこのドラマの大きな見どころでもあります。



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2018年05月04日

山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第2回「甲賀屋敷炎上」












 4月27日の午後8時から、BS放送のNHKBSプレミアムで、吉川英治原作、山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第2話「甲賀屋敷炎上」が放送されました。
 

 甲賀宗家の屋敷を出てから甲賀忍びたちに襲撃された法月弦之丞(山本耕史さん演じる)は、危うく難を逃れる。
 また、阿波徳島蜂須賀家に仕える者たちも法月弦之丞を狙い、彼に襲い掛かる。
 そうれは何故かというと、京の公家や西国の有力大名による徳川幕府転覆計画の重要な証拠となる書類「鳴門秘帖(なるとひちょう)」を弦之丞が奪取しようとしているのではないか、と蜂須賀家の者が考えたからだった。
 その疑いは、初めに弦之丞を襲った時点では杞憂に過ぎなかったが、実際に弦之丞が幕府の要人・京都所司代から呼び出され、「鳴門秘帖」を探せ、と密命を受けたことで本当のこととなる
 弦之丞を慕い、弦之丞のために命懸けで働こうとする下ッぴきの銀五郎(忍成修吾さん演じる)は、弦之丞の許嫁の千絵(早見あかりさん演じる)にその件と弦之丞の千絵への想いを伝えようとし、甲賀屋敷に忍び込もうとするが、屋敷の庭にあった仕掛け(不法侵入者防止の)にひっかかり、甲賀の忍びに追われた挙句、殺されてしまう。
 銀五郎の死を知った弦之丞は、千絵の父が阿波で行方不明になったこともあり、自分の命をかけて阿波へ行く決意を固める。
 一方、弦之丞と辻斬り「お十夜孫兵衛」との邂逅の現場に居合わせた「見返りお綱」は、自分の過去を思い出す。
 小娘だった頃、すでに他人の懐の中のものを盗む癖があった。ある日、掏った自分の腕をつかんだ氏素性のよさそうな少年に、見逃してもらったことがあった。自分を掏摸と知りながら役人に突き出すこともせず見逃した少年。その成長した姿があの法月弦之丞なのではないか?
 その想いがやがて、弦之丞への恋慕となり、お綱は弦之丞のために一肌脱ごうとする。
 弦之丞に再び出会い、自分はあの甲賀屋敷の旅川周馬(武田真治さん演じる)を知っていると言い、彼にかなりの額の金を貸していると打ち明けた。そのことで旅川周馬を呼び出すから、その隙に弦之丞に甲賀屋敷内入ってくれというのだ。
 しかし、うまく手筈通りに甲賀屋敷内に入れたものの、弦之丞と千絵は再会したのも一瞬で、千絵を我が妻にせんとする旅川周馬が邪魔をして、甲賀屋敷には火が放たれる。そして、千絵が唯一こころを許している家来が弦之丞の前に立ちふさがり、弦之丞は千絵の目の前でその若い家来を斬ってしまう。



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2018年05月03日

中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳スペシャル 引き込み女」












 4月28日午後8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳スペシャル 引き込み女」が放送されました。
 江戸の町に「軽業小僧」と異名をとる盗人が出没していた。
 火付盗賊改めの筆頭同心の酒井祐助(勝野洋さん演じる)は、「軽業」という言葉に注目する。
 じつは数年前から、関東一円を「駒止の弥太郎(石倉三郎さん演じる)」という盗賊が荒らしまわっていたがその手下に軽業上がりの男がいるという情報を得ていたのだ。
 長谷川平蔵(中村吉右衛門さん演じる)は「駒止一味」が江戸の豪商に狙いをつけたのだろうと警戒を強める。
 その頃、長谷川平蔵配下の密偵、大滝の五郎蔵(綿引勝彦さん演じる)は、深川付近で、かつて「駒止の弥太郎」の引き込みをしていた女(余貴美子さん演じる)を目撃。調べると、その女は「菱屋」という袋物問屋で働いていた。女がいまだに「駒止一味」の引き込みとして働いているならば、「駒止一味」は菱屋に狙いをつけたということだ。
 平蔵は菱屋を見張らせるが、なんら不審な動きはなく、本当に盗賊に狙われているのか分からなくなってきた。
 そこで平蔵は、一計を案じた。
 江戸で名医として知られる、井上立泉という医者がいた。その一子、玄庵(市川染五郎=現松本幸四郎さん演じる)は武術、特に弓術のたしなみがあり、盗賊改めの仕事に興味がある様子。それで玄庵に協力を依頼するのだった。
 
 現松本幸四郎さんの、「市川染五郎」と言っていた時に制作されたドラマです。
 ご存知のように、現松本幸四郎さんの父、松本白鴎さんは中村吉右衛門さんの実兄です。中村吉右衛門さんと松本幸四郎さん(ドラマ制作当時は市川染五郎さん)とは叔父甥の関係にあります。その叔父甥がテレビドラマで珍しく共演。
 その幸四郎さん演じる玄庵が平蔵に協力して面白がって、もっとやりたい、というようなことを言って「生兵法は怪我の元だぞ」とたしなめられるシーンがありますが、叔父甥の関係として視てしまうと、なかなか面白いです。
 中村吉右衛門さんの実父の先代白鴎さんが「鬼平犯科帳」の主演として平蔵を演じていた時、若き日の吉右衛門さんは平蔵の息子・辰蔵を演じたのを思い出しました。こういう親子や親戚同士の共演もまた面白いものです。

 さて、平蔵の策で密偵のおまさ(梶芽衣子さん演じる)は「菱屋」に女中として入り込み、「駒止一味」の引き込みと思われる「おもと」という女の様子に注目する。そして、おもとが菱屋の主人(主人ではあるが入り婿で義母や妻には頭が上がらない)と密会していることを知る。
 奉公人あがりで、家付き娘だった妻に威張られ、義母に対しても「おかみ」として見てしまい、その二人の前では小さくなってしまう菱屋主人。そんな男の心のよりどころはおもとだった。
 一方のおもとは、主人の気持ちにこたえ、主人を想って身をささげようとしているようにも見える。「引き込み女」が主人をたぶらかしているようには見えない。
 おまさはすっかり、おもとに同情する。おまさもまた、盗賊改めの密偵になる前は盗賊の引き込みをつとめていたのだ。
 おまさは玄庵に治療してもらっている身として、しばしば店を出る。それでおもとと主人の密会も目撃したのだが、店の者には怪しまれなかった。
 おもととも仲良くなった。
 ある日、おまさはついに、おもとに打ち明けた。というより、まず、「押し込みの日はいつだい?」「あんた、引き込みだろう?」という風に、二人っきりの時に切り出したのだ。そして、自分も引き込みだと打ち明けたのだ。
 それに対するおもとの返答がおまさをちょっと驚かせた。
 やはりそうかい、といって「あんた、同じにおいがしたよ」と笑ったのだ。
 もうその頃には、おもとは盗賊の女の顔と口ぶりに変わっていた。
 盗賊同士が同じ店に狙いをつけてかちあえば、後から来た方は先に狙いをつけて唾つけた方に譲るのがスジというもんだ、とハラの据わった様子で言うおもとに、おまさは、自分の御頭に会ってくれという。そうしたうえで話をつけて「駒止」が押し込めばいい、と言う。
 あんたのお頭は誰だい?
 そういうおもとに、おまさは答える。「大滝の五郎蔵親分さ」
 「大滝の親分は足を洗ったって聞いたけど?」
 結局、おもとはおまさの案内で大滝の五郎蔵に会う。その場には、五郎蔵よりもっと上だという、正体不明の大物がいた。それこそ、長谷川平蔵である。
 おもとは五郎蔵が「お頭」と崇める男がかの「鬼の平蔵」だとは夢にも思わない。
 このあたりの話の流れが実に面白い。
 謎の大物(平蔵)は、これがおまさにとって最後の仕事だとおもとにいう。おまさに好きな男が出来て、そのためにおまさは盗賊から足を洗うことになっている、というのだ。
 足を洗うことなど許されないおもとにとって、それは想像の外の話だった。
 「うらやましい」とおもとは言う。
 その後の展開でわかる、盗賊の掟に縛られて自由など少しも許されない「引き込み女」の悲しい運命が視聴者の心をうつ。
 このドラマは、おまさが号泣するシーンで終わります。

 盗賊に使われ、一日一日を「引き込み」として辛い思いで過ごした経験のあるおまさだからこそ分かる、おもとの気持ち。盗賊の世界に染まりながらも純な気持ちも持つ女。その両面を梶芽衣子さん、余貴美子さんの二人が見事に演じています。












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