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2018年05月28日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第19回「愛加那」















 5月20日の午後8時から、NHK総合(地上波)にて、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第19回放送「愛加那」が放送されました。
 奄美大島に流された西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)は、流人、つまり島流しにされた罪人であり、しかも島民が「ヤマトンチュ」と呼ぶ(「ヤマトンチュ」と呼ぶ当たりがいかにも薩摩藩領でありながら島民にとって別の国の人間を指すという響きがあります)「よそ者」でした。おそらく中世・近世において伊豆大島や八丈島などの島民は本州の人間をいかにも異国の人であるかのような言い方はしなかったと思うのですが、このあたりは奄美大島の歴史・文化の特別な所なのでしょう。
 吉之助自身、ほんの少しではあったが島での生活に慣れ始めたようですが、島民は吉之助(菊池源吾に改名させられた)に心許していませんでした。
 さて、このドラマで描かれる奄美大島の代官・田中雄之介(近藤芳正さん演じる)は、かなり横暴な人物で、吉之助を保護・監視する役目を担わされた龍氏の隣村の者たちを「砂糖(黒糖)を隠し持って蓄えていた」という罪でしょっぴき、龍氏の村の者たちの前で見せつけるようにします。
 さとうきびは奄美大島の特産品で、薩摩藩の財政を豊かにするものでした。これがなくては、いくら加賀前田家に次ぐ大藩といえど、参勤交代その他の出費で大赤字のままだったでしょう。これがある藩主の時の浪費による大赤字を黒字に転換できたのは家老・調所広郷(ずしょひろさと)の思い切った政策であり、特に重要なのは砂糖の生産・販売でした。
 幕末の動乱において、薩摩藩は重要な役割を担うことができたのも、砂糖の生産・販売があったからこそでした。
 しかし、そのために奄美大島の人々は大変な苦難を強いられた。砂糖を生産しながら、それを一かけらも持つことを許されません。
 龍氏の者たちは代官に対する不信感があり、無実の罪だ、見せしめだ、と言います。
 隣村の人々がしょっ引かれたのが「本当に隠し持っていた」あらなのか、「冤罪」なのかは分かりません。ただ、龍氏は代官を嫌いながらも、恐れていたので、疑われるようなことはしませんでした。
 ところが、代官の矛先が今度は龍氏に向かったのでした。
 代官とその部下は、龍氏の屋敷に押し入り、中の物を改めます。
 当然、罰せられるようなものはありません。
 しかし、疑いだけで終わると思った考えは甘かった。代官所の者が砂糖を隠し持っていて、わざと龍氏の屋敷内の壺に入れ「あったぞ!」と叫び、当主・佐民(柄本明さん演じる)をしょっぴきました。
 驚くと同時に憤慨する村の人々。代官所の役人たちに陥れられたのだから当然です。
 大勢で代官所に押しかけ、猛抗議します。が、もちろん聞き入れてもらえません。
 あわや暴動化するか、という時に、吉之助が姿を現し、村の人々を説得しようとします。ここで暴れちゃいかん、おれが話をつける、俺に任せろ、と。
 一方、代官の田中は、時代劇の「悪代官」の典型で、佐民らを拷問し、さらに、とま(二階堂ふみさん演じる)と二人っきりになって彼女に迫ります。拷問されているやつらを助けたくば、俺の女になれ、と。
 悪代官と、庶民の娘(庶民の中ではちょっと家柄が良い)。しかも器量良し。それに目をつけて迫る好色な悪代官。もう、本当に時代劇の典型です。
 このとき、代官の女になるくらいなら死んだ方がましだ、と、とまは自殺しようとします。が、代官は彼女をあざわらいます。
 その時、彼女を吉之助が助けます。
 島津斉彬のそばに仕え、忠誠心をあつく持っていた吉之助にとっては、代官の横暴は、許せるものではありませんでした。
 恋路(邪恋)を力ずくで邪魔され、挙句、人の上に立つモノとしてのあるべき姿まで説かれてしまった代官が怒りに燃え、この出来事を(自分に都合の悪いことは隠して)本国に伝えようとします。
 ところが、それを部下が留め、忠告します。部下は本国からの手紙で、「菊池源吾」の正体が前藩主斉彬に重用された西郷吉之助であると知ったのです。
 代官はこのとき初めて吉之助が何者か知ります(この話は「本当かな?」「代官が吉之助の正体を知らないなんてことがあるかな?」と思ってしまいますが)。
 この件により、とまは、すっかり菊池源吾こと吉之助に惚れてしまいます。
 或る夜、とまは、吉之助と二人っきりになり、彼の目の前で、身にまとってるものを脱ぎ、あなたのオンナにして、と迫ります。こちらは代官のような横暴なのとは違い、熱い愛の告白です。
 吉之助は彼女の体に衣を掛け、それはできない、と言います。
 ええーっ! 女性からの愛の告白を断るの? と思いきや、
 「俺の妻になってくれ」
 と言うのです。
 ※これらのやり取りは奄美の方言や薩摩の方言で。

 二人は結ばれ、夫婦となりました。そして、吉之助は、とまに「愛加那」という名をつけました。
 吉之助、二度目の結婚です。



男がみなぎる!奮い立つ!【タクラマカン砂漠人参】







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