アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2023年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
石川鏡介さんの画像
石川鏡介
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2018年05月14日

鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第18回「流人 菊池源吾」













 5月13日の午後8時から、NHK総合(地上波)にて、鈴木亮平主演NHK大河ドラマ「西郷どん」第18回放送「流人 菊池源吾」が放送されました。
 いわゆる「安政の大獄」が始まり、追われる身となって薩摩へ逃れた西郷吉之助(鈴木亮平さん演じる)と京の勤王僧・月照(尾上菊之助さん演じる)だったが、薩摩は島津斉彬(渡辺謙さん)の死後、斉彬の父・斉興(鹿賀丈史さん演じる)が実権を握り、西郷吉之助と月照に本当の居場所は無くなった。
 ともに処罰されるところ、大久保正助(瑛太さん演じる)の陰でのはたらきで西郷吉之助だけが助かることとなったが、絶望した吉之助は月照とともに海へ漕ぎ出し、入水自殺する。
 これが前回のあらすじです。
 さて、今回は、吉之助だけが救われ、吉之助の実家に運び込まれ、ずっと床について目を開けなかった吉之助がようやく目を開ける。家族や正助が枕辺にあつまり、喜びの声をあげるが、自分一人だけが生き永らえたことを知った吉之助は「なぜ自分だけが」と悲しみにくれる。
 で、薩摩藩としては、幕府の追及を逃れるために吉之助には「菊池源吾」と改名させて、大島(奄美大島)へ送った(という内容のナレーションがあった)。
 絶望の果てに、抜け殻のようになった吉之助は、島の人とかかわりを持つこともなく、ただ生きているだけの状態となる。
 そんな吉之助を見守る役目を与えられたのが、龍佐民(柄本明さん演じる)を当主とする龍家の人々だった。
 奄美では秀吉・家康が生きていた時代より薩摩藩の支配下にあり、さとうきびが特産品となっていたが、それはほとんど強制的に作らされたものだった。他の作物を作っていた畑も強制的にさとうきび畑にかえさせられ、重税を課せられる。奄美で獲れたさとうきびで作った黒砂糖が薩摩藩の財政を潤し、富を生み出していたが、奄美の人にとっては自分たちでつくったものさえ口に入れられない、地獄のような生活だった。
 その為、龍家の人々も薩摩の武士を快く思っていなかった。
 龍家の娘・とま(二階堂ふみさん演じる)は吉之助に対してもハッキリと薩摩藩に対する不満・批判を口にする。
 そればかりか、奄美の人々が重税にあえいで苦しんだ末に作られた財を西洋の文物の為に浪費したとして、斉彬に対してまで批判する。それを聞いた吉之助は激怒。
 「殿がどれだけ国の為、民の為を思っていたか!」
 だが、ここで吉之助の言う「民」は奄美の人々を想定しないでのことだった。
 怒るとま愛加那は海に向かい、吉之助への呪いの言葉を発する。
 
 薩摩本国からの、正助からの手紙により、安政の大獄の詳細、特に橋本左内(風間俊介さん演じる)の死を知った吉之助はまた深い悲しみに襲われる。その直後、彼は高熱を発し……。
 自分の呪いの言葉によって吉之助が苦しんでいるのだと感じたとまは必死に看病する。

 今回は奄美大島という地の特殊性を出そうとしてか、字幕が入りました。
 実際、島以外の人にとっては意味が分からない言葉が多いから、字幕が入る理由も分かるのですが、鹿児島県以外の人にとっても分かる言葉もあれば全然分からない言葉もあるという点では、それまでの薩摩の城下とか吉之助の家周辺でのシーンも同じことなので、なんで今更、という気がしないでもありません。
 また、今回から字幕が入ったということで、ネット上の反応がすごい、とか、「大河ドラマでは異例」などとニュース記事が書かれていましたが、鹿児島以外の人にとっては大変分かりにくい薩摩言葉が出てそれの標準語役としての字幕が出る、というのは、かつて「翔ぶが如く」(西田敏行さん・鹿賀丈史さん主演)であったことなので、「異例」という気はしません。
 あの「翔ぶが如く」の時の薩摩言葉と字幕の衝撃が強烈だったので、今年の大河ドラマでの薩摩言葉や奄美地方の言葉は、それほど分かりにくいとは思えません。もちろん、私自身が、長い年月のうちに徐々に薩摩言葉に慣れてきて、知っている薩摩言葉や言い回しが増えたから、なのでしょうが。


 今回のドラマのように、歴史の裏側的な面を描いているのは良いと思います。名君と言われる島津斉彬も重税を課し島の人々を搾取していた。英雄とされる人にも人から恨まれる面もある。例えば戦国大名にしても、その大名の地元では偉大なお殿様だとか義の人と言われる人でも戰では略奪行為を容認していた、とか、その軍勢が人さらいをしていた(日本国内でも)、とか、人身売買としていた、と、そういうこともあるものです。維新の陰に苦しんだ人もいる、と描かれる面が無ければ、薄っぺらい内容と批判されても仕方ないと思いますね。











この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7658282
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。