北海道日本ハムファイターズ新球場構想。
候補地として名乗りを上げ協議中の北広島市が
北海道日本ハムファイターズ球団に提案したこととは?
北広島市議会の議会答弁から見てみます。
2月17日〜3月21日開会 北広島市議会第1回定例会
〜2017.5.1付北広島市議会だより(137号)
〜2017.5.1付北広島市議会だより(137号)
日ハム新球場構想で札幌市の候補地が正式提案され
すでに提案・協議中の北広島市を含め
候補地は3つに絞られています。
北広島市との協議は去る4月25日に球団事務所で第5回が、
また札幌市との初協議は来る5月1日に予定されています。
冬景色、積雪の中の候補地「きたひろしま総合運動公園予定地」周辺
夏景色、緑が映えるの候補地「きたひろしま総合運動公園予定地」周辺
候補地にボールパークを作る・・・、
ということはさんざん言われてきましたが、
具体的に「何を作る」かは噂の域を抜けていません。
そんな中、今年2月〜3月にかけて行われた
北広島市議会第1回定例会の一般質問のやり取りの中に、
垣間見れる答弁がありました。
一般質問の答弁から見る日ハム新球場構想北広島市提案
これは本日発行された北広島市議会の
「市議会だより137号」にあるんですが、
各議員の新球場構想誘致に係る質問に対する答弁で
見えたことはこんな感じでした。
★ボールパーク建設に当たる考え方
▼「希望と人と未来をつなぐ」がコンセプト
★メインスタジアムの仕様は
▼開閉式天然芝30000人規模のスタジアム
★メインスタジアム以外の施設は
▼屋内練習場
▼合宿所
▼新駅からの(球場までの間の)商業施設
(ショッピングモール・ホテル?)
▼芝生広場
▼親水空間
▼サブ球場
▼バスターミナル
▼大駐車場
★建設費用はどのくらいか
▼建設費は協議中のため答えられない
★商業施設の営業は
▼ホテルや商業施設は野球シーズン外も
通年営業するものと考える
★地域の環境対策など
▼インフラ整備、地域静穏環境対策は十分協議したい
★新駅設置
▼新駅構想の費用負担は請願者側負担、開発事業者とも協議
市議会だより〜北広島市役所webページ
http://www.city.kitahiroshima.hokkaido.jp/hotnews/detail/00126627.html
(北広島市議会第1回定例会議事は6月15日以降見られます)
北広島市役所付近から新球場候補地方面
左の高架はJR千歳線(札幌方向)、
右はエルフィンロード(道道札幌恵庭自転車道線)
距離的にはこの付近から1kmくらい
道内ローカルニュースでは「減税」も?
これはなんとなくは想像できることでしたが、
やはり施設保有における固定資産税等の税制について、
市は減税の提案もしているとのことです。
ファイターズ新球場 誘致合戦"春の陣"
北広島市"減税"も提案 札幌市は"1日に協議"
北海道文化放送 4/25(火) 19:15配信
(前略)
北海道日本ハムファイターズの新球場構想で、
北海道北広島市と球団側による5回目の協議が
4月25日午後開かれました。
北広島市は、
固定資産税などの減税を提案していることを
明らかにしました。
(後略)
(一部抜粋:記事全文は下記よりどうぞ)
Yahoo!ニュースより
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170425-00000009-hokkaibunv-hok
新駅構想=請願駅=北広島市(球団)が設置?
沿線地域の地元が通過する鉄道に駅を作ってほしいと
お願いして出来る駅(請願駅)というものがあります。
議会答弁の中でも触れられており、
★新駅設置
▼新駅構想の費用負担は請願者側負担、
開発事業者とも協議
とあります。
字面を素直に捉えるのなら、
@新駅設置費用は請願した側=北広島市
A球団とも協議する
ということになります。
実際に北広島市はJR北海道ともこの請願新駅について
協議を始めているとも報じられています。
ところがJR北海道社長は
「新球場が北広島なら観客の輸送は難しい」
と言及しているようです。
これまでも言われてきていることですが、
北広島市の新球場構想候補地の脇には、
JR千歳線が走っています。
新球場候補地東側を背にすると目の前にはJR
(画像は快速エアポート号)
JRに沿うようにエルフィンロードも
このJR千歳線に関しては、
ダイヤが詰まっていて臨時増発できない・・・、
車両が無い・・・、
などなど様々な阻害要因があるようです。
JRの社長さんは否定的なこと、
請願駅設置の費用額によっては、
北広島駅からエルフィンロード上の空間を活用して
何か輸送手段を考えませんかね?
例えば、大宮や千葉佐倉にある新交通システムなんか・・・。
ご覧いただきありがとうございました。