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2020年08月02日
フレックスにデメリットはあるのか?
皆さん やっと梅雨明け宣言されましたね〜
いよいよ夏本番っていったところでしょうか。
でも、カッ〜〜っと照り付ける日差しがないですね・・・・
7月は台風の発生がなかったことや
梅雨明けが遅いなど
今年は冷夏を示唆するような記事もちらほら
今年の夏はどうなるんでしょうかね。
さて、ブログの内容が遅れ気味なので
早速本題に入りたいと思います。
フレックスにデメリットはあるのか?
前回までで、一通りフレックスの内容やメリットをご紹介させていただきましたが、良いこと尽くめ?
この?部分に迫っていきたいと思います。
1 オファーが取り辛くなってきている
2 配達地域はほぼ新規(初見)の場所が多い
3 稼ぐには、ある程度のスキルが必要
4 全て自己責任
私が思い当たるところを列記してみましたが、上記4項目でしょうか
1 オファーが取り辛くなってきている
これは、どういうことかと申しますと。
結論、自分の好きな時間に好きなだけ働くことが日に日に出来なくなって来てるってことです。
昨年辺りから、ア〇ゾンの公式サイトを通じて大々的に報じられたこのフレックスのシステム
我々委託業者も衝撃が走りました。(少々大袈裟でしょうか)
ア〇ゾンの直轄委託業?
実際我々業者仲間からもかなりの数がフレックスに移行しました。
それこそ、外国人も登録できるため、かなりの人数だと思います。
それだけ、大勢の人が集まったらどうなるか?ってことです。
登録をして、専用のアプリをダウンロードして希望の時間を選択しオファーを受けるわけですが
最初の頃は、まあまあ希望日、時間帯がとれてたと思います。
しかし、大勢の人がアクセスするとなると、ブロック(希望日、時間帯)が直ぐうまってしまいます。
需要がある(人気)時間帯というのは、昼間の時間帯であって、夜の時間帯は人気がなくなります。
それでも、隙間時間に働きたい方もみえますので、夜も最終的に埋まって行くといった状況です。
逆にデメリットをメリットとすることもできます。
人気がない夜間時間帯に的を絞ってオファーを受けるかですね。
つまり、昼間の時間帯で不在であった荷物も配達することになる夜間時間帯は昼間の時間帯と比較してオファーを受ける確率が高いという訳です。
もちろん、不在の荷物だけを配るのではなく、通常の荷物も配ります。
どちらかというとヤ〇トさんのアンカーキャスト的要素も持った役割ですね。
※アンカーキャスト ヤ〇トが募集している午後からの夜までの配達に特化した契約社員
2 新規(初見)の場所
固定のコースという概念が無くなったフレックスでは、どこでもオファーがとれたら担当のブロックを直ぐ配達できなくてはなりません。
しかし、前回までのメリットのお話しで、他の宅配より、配達個数が制限されていることと高機能アプリのおかげで、それほど気にしなくては良いと思いますが、非経験者と経験者とでは、配達時間に差がついてきてしまうのは致し方ありません。
例えば、Aブロックである時間2時間をキッチリ使って1ブロックを終えるのか、時間的余裕を残して終え、残り時間を有効に余暇なり他の仕事に励むのかってことですね。
これは、いきなりフレックスを始めても、日々の経験で効率よい配達を目指して得られるスキルではありますけどね。
3 ある程度スキルが必要
2の延長になってしまいます。どんな仕事でもそうですが、全く慣れていないより多少慣れていた方が良いと思います。
外国人の方も登録しているくらいですから、門戸は広く設定されています。
慣れていなくてもOKみたいな触れ込みですが、ある程度のスキルが重要になってきます。
実際のところ、外国人が担当したブロックは不在(持ち戻り)が多いと聞きます。
不在(持ち戻り)というより、場所が不明(わからない)で持ち帰ることが大半とのことです。
これは、場所の不案内によるところが大です。
フレックスの規定により、これでもブロック単位の報酬は支払われます。
残った持ち戻りの荷物は、後述しますが、夜の部、若しくは明日の配達にしわ寄せがいくことを意味します。
あと、スキルをアップする方法としては、フレックスの仕事を日々こなすことによりスキルを身に着けていくってのも手ではありますが・・・
身近に仲間がいて、アドバイスを受ける環境が出来れば良いですが、自分なりに考察して確立して行くとなると多少時間がかかると言った所がデメリットでしょうか。
前回までのお話しで、稀に新築のお宅等、ピンポイントで場所が表示されない場所もありますので、嗅覚等必要になってくる部分もあります。
もちろん場所不明の場合は、端末の配達履歴として場所不明で未配達なる選択項目はありますので、それはそれで持ち帰ってもいい訳ですが
個々の配達員の配達履歴としてデータが残ります。
こういった履歴データはない方が良いですよね。
以上を踏まえ、多少は慣れが必要だという事です。
4 全て自己責任
直轄の個人事業主である以上これは致し方ないと思います。
配送センターでもア〇ゾン関係者は待機していますが、こちらはガイド役の様な感じでリーダーや責任を取る人ではありません。
つまり、自分がやったことは全て自己責任で解決しなければならないという事です。
例えば、誤配(正規の場所に配達せず、別の違った場所に配達してしまう)
やはり、不慣れであると、高機能アプリを駆使しても経験が浅いとこういった不履行も0には出来ません。
当然、カスタマーセンターへクレームが入り、正規の場所へ届けるよう指示連絡が入ります。
私も、数回誤配をしてしまった過去がありますが、かなり手間がかかります。
連絡が入った時は既にそのエリアから離れてしまっている関係なく、遅滞なく、誤配場所から商品を回収(謝罪)、正規場所への配達(謝罪)をすることになります。
一番大変だと思うのが、宅配ボックスへの誤配です。
私も一度やらかしました。
全く違うマンションが隣り合わせに存在しており
端末情報も商品印字の顧客情報も違っており(稀にこういったケースもあります)
本来ならば、Aマンションの103号室に届けなければいけないのに、表記住所はBマンションの住所が記載され、号室は103号で、マンション名は記載されていませんでした。
特にマンション・アパートで多いのが、個人情報漏洩を危惧してか、ポストに名前の表記はほとんどありません。あるところはありますが、無い方が多いですね。
ここからが大変です。
マンションの管理人が宅配ボックスから誤配荷物を回収していただけるところもあれば、周辺の宅配ボックスを一括で管理する管理会社があり、そちらに電話で問い合わせる場合もあります。
その時は後者でした。
管理会社と宅配ボックスの種類によっては、身分証の写メールを送り(もちろん配送元企業に電話確認あり)身元確認が済んだうえで、遠隔で開錠していただくところもあれば、遠隔ではなく直接提携の警備会社が出向し開錠してもらう等いろいろなパターンがあります。
これらの手続きを全て自己責任で処理することになります。
もちろんこの間は、配達業務が滞ることになります。
こういった場合の対処法としては、原則、配達しないが正解ですね。
不安を抱かえながら、1つの荷物を配達完了しても、間違っていた場合は、後々面倒なことになります。
こういった場合は、割り切って、配達場所不明にすることです。
1〜4までご紹介させていただきましたが、結論として
日々配達データは貴重な情報として蓄積されAIもそのデータを元に学習してます。
ア〇ゾン側としても、フレックスと言えど、毎日キッチリ仕事をされる方に仕事をしてほしいのです。
つまり、人選しているのです。
個々の配達履歴データを照合し履行率が高い方をAIが優先してシフトを組むことになります。
つまり、不履行率が高い方は弾かれオファーを受ける確率が減り、最悪の場合は解雇されるという事ですね。
※最悪の場合ですけどね よっぽどヘマをしない限りは大丈夫だと思います。
解雇された場合は、個人情報が残り、フレックスだけでなく、デリバリープロバイダーにも情報が共有され二度とフレックス及びデリバリープロバイダーの傘下で仕事ができなくなるという訳です。
この辺りは、アメリカナイズな感覚で非常にシビアです。
裏を返せば、1 のオファーが取り辛いの件は、しっかり日々不履行なく業績をあげていれば、オファーは取れるという事です。
今までお話ししてきた内容を加味すると、最終的にはスキルがある程度必要になるという事ですね。
お勧めとして最初はいきなりフレックスに飛び込むのではなく、ある程度デリバリープロバイダー傘下で働くか、ヤ〇ト・佐〇の傘下である協力会社の委託として働くのがノウハウを得るうえで一番の近道と言えます。
もちろん、実践は経験なりで、いきなりフレックスを初めてノウハウを身に着けていく方法もあります。
しかしながら、ヤ〇ト、佐〇は長年培ってきた経験がありますので、色々学ぶことは多いです。(経験上)
昨今の状況ですと、最終的にはア〇ゾン専属荷物を配達する。デリバリープロバイダー若しくはフレックスの方が一年を通して物量が安定してます。
ア〇ゾンは、物量が増えることはあっても減ることは無いです。
まあア〇ゾンも繁忙期に近い時期もありますけどね。
7月のプライム会員を対象としたセールや、クリスマス時期とかにやる〇〇セールとかです。
この時期は流石に爆発的に物量が増えます。
物量が増えるのになぜデリバリープロバイダーや特にフレックスはある程度物量がコントロール出来るのか?等
次回は、そのあたりのお話しもさせていただこうかと思ってます。
色々奥が深いですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。