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2020年05月27日
AI技術の融合とは?
はじめに
皆さん、お久しぶりです。
日中の車内温度も結構上昇してきてますね。
これからの季節、宅配業にとっては厳しくなりますが、頑張りましょう。
それでは、冒頭のAI技術の融合についてお話していきます。
配達エリア
前回は、新端末導入に始まり、それぞれのドライバー専用の荷物のパッケージングまでのご紹介でした。
今回は、AIの融合の前に、配達エリアについて少々お伝えします。
今までは、エリアを細分化し、それぞれの配達員がほぼ専属で業務を行っていました。
例として
〇地区 〇木担当
〇地区 伊〇担当
〇地区 佐〇担当
・・・・・・・・・・
といった感じです。
固定エリアのメリット
★地理の把握
毎回同じ場所を配達するため、それこそ猫が通る道まで把握できる。(笑)
これ、本当の話です。
★顧客情報の把握
お客様の在宅時間が把握できる。
※在宅時間を狙ってピンポイントで配達
以上を加味して、効率よく配達ルートを組み立てることが可能となり、迅速確実な配達が出来る。
デメリット
●他のルートが配達できない
休暇等のシフトチェンジで、慣れていない配達員の場合、全く配達できないことはないが、配達の遅延
及び不履行が発生する可能性。
●物量の不均衡
各エリアで、住宅密集地もあれば、郊外もあるため、エリアごとで物量のバラツキがある。
〇地区 一日の物量100個
〇地区 一日の物量150個 といった不公平が生まれる。
※個数があった方が、稼ぐことが出来るが、個数の多いところへ意欲のある人が配属されるとは限らない
メリット・デメリットを列挙しましたが、ベテランならば、今まで培ったデータ、配達方法、※嗅覚
(このあたりが職人の所以)により初見(始めて廻るエリア)でも配達可能ですが、構築された新体制は
一定水準の維持にあります。
※嗅覚とは、例えば様々なタイプの集合住宅(マンション・アパート)の基本構造を理解しているた
め、どの方角にエントランスがあるかとか、内部のエレベーターの位置や、号数(部屋番号)も棟数の
並びから推測できる。
また、一戸建てに関して、地図に未記載でも、一街区を見渡し探り当てる。
よって、初見の場所でも直ぐ配達することが出来る。
大袈裟ではなく本当です。その道のプロ中のプロですね。
数年、真摯に取り組めば必ずなれます。
エリアが消滅した?
エリアによる配達区域の撤廃です。
今までの固定エリアのメリット・デメリットを加味し、一定の配達水準確保のためにです。
巨人は配達エリアの垣根を取り払ってしまったのです。
新端末により、顧客の配達位置が全てピンポイントで表示され、配達順も誘導する仕組みを開発したため、初見(初めて廻る場所)の場所でも取り敢えずは配達可能になったのが大きい。
ここからが、本題です。
以上の事をまとめて、全てAIに学習させ任せることにしたわけです。
一日の配達員の行動
・配達経路
・配達個数
・持ち戻り個数(不在宅へ配達できず持ち戻った荷物)
これらを、業務終了後、個々の端末から4G回線を介してデータをサーバーに吸い上げ、AIが解析し、明日の配達プランを決めるわけです。
〇〇配達員は一日で150個配達可能で、帰庫(配達を終えセンターへ戻る)時間が〇〇時、配完率も良好(配達完了個数と持ち戻り個数の比率)だから、〇▽の配達員の負担軽減のため、もう少し荷物を増やそうとか
〇▽配達員は一日100個が限界
〇×配達員はこの辺り(住所)を頻繁に配達しているから、慣れてきているであろうから、しばらくこの住所付近を重点に配達させようとか
といった具合に全て解析し、次の日の配達場所(あくまでもエリアではありません。住所です。)配達個数を決定します。
つまり、配達員の熟練度に応じた采配をAIがします。
出退(出勤・退勤)も、全て端末上で固有のIDを入力しますので、入力後にそのIDの配達員に最適な配達場所、個数、持ち出すバック入った台車番号が決定されたデータが自動でダウンロードされる仕組みです。
完全な自動化です。
これにより、指導教育する立場であるリーダーの采配負担も減ります。
以上、これまで、数回にわたり、巨人のシステムについてお話しさせていただきました。
委託業務の宅配
ヤ〇トの佐〇を専門で請け負っている業者もありますが、私個人の意見としては、巨人の荷物を扱う業者に的を絞って応募した方が、良いと思います。
それは、物量の問題です。
この業界、繁忙期・閑散期・通常の時期とあり、物量が安定しません。
つまり、稼げない時期もあるという訳です。
しかし、巨人の荷物は前回のブログでお話ししたように、日用品が多く含まれており、時期にあまり左右されないです。
システムの構築により、効率も上がりかなり働きやすくなったと思います。
次回は巨人の提唱する新しい働き方 フ〇ッ〇スや車両選び、あると便利なアイテム等もご紹介していこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
はたらいく
独立・開業・起業を助けるマイナビ独立
皆さん、お久しぶりです。
日中の車内温度も結構上昇してきてますね。
これからの季節、宅配業にとっては厳しくなりますが、頑張りましょう。
それでは、冒頭のAI技術の融合についてお話していきます。
配達エリア
前回は、新端末導入に始まり、それぞれのドライバー専用の荷物のパッケージングまでのご紹介でした。
今回は、AIの融合の前に、配達エリアについて少々お伝えします。
今までは、エリアを細分化し、それぞれの配達員がほぼ専属で業務を行っていました。
例として
〇地区 〇木担当
〇地区 伊〇担当
〇地区 佐〇担当
・・・・・・・・・・
といった感じです。
固定エリアのメリット
★地理の把握
毎回同じ場所を配達するため、それこそ猫が通る道まで把握できる。(笑)
これ、本当の話です。
★顧客情報の把握
お客様の在宅時間が把握できる。
※在宅時間を狙ってピンポイントで配達
以上を加味して、効率よく配達ルートを組み立てることが可能となり、迅速確実な配達が出来る。
デメリット
●他のルートが配達できない
休暇等のシフトチェンジで、慣れていない配達員の場合、全く配達できないことはないが、配達の遅延
及び不履行が発生する可能性。
●物量の不均衡
各エリアで、住宅密集地もあれば、郊外もあるため、エリアごとで物量のバラツキがある。
〇地区 一日の物量100個
〇地区 一日の物量150個 といった不公平が生まれる。
※個数があった方が、稼ぐことが出来るが、個数の多いところへ意欲のある人が配属されるとは限らない
メリット・デメリットを列挙しましたが、ベテランならば、今まで培ったデータ、配達方法、※嗅覚
(このあたりが職人の所以)により初見(始めて廻るエリア)でも配達可能ですが、構築された新体制は
一定水準の維持にあります。
※嗅覚とは、例えば様々なタイプの集合住宅(マンション・アパート)の基本構造を理解しているた
め、どの方角にエントランスがあるかとか、内部のエレベーターの位置や、号数(部屋番号)も棟数の
並びから推測できる。
また、一戸建てに関して、地図に未記載でも、一街区を見渡し探り当てる。
よって、初見の場所でも直ぐ配達することが出来る。
大袈裟ではなく本当です。その道のプロ中のプロですね。
数年、真摯に取り組めば必ずなれます。
エリアが消滅した?
エリアによる配達区域の撤廃です。
今までの固定エリアのメリット・デメリットを加味し、一定の配達水準確保のためにです。
巨人は配達エリアの垣根を取り払ってしまったのです。
新端末により、顧客の配達位置が全てピンポイントで表示され、配達順も誘導する仕組みを開発したため、初見(初めて廻る場所)の場所でも取り敢えずは配達可能になったのが大きい。
ここからが、本題です。
以上の事をまとめて、全てAIに学習させ任せることにしたわけです。
一日の配達員の行動
・配達経路
・配達個数
・持ち戻り個数(不在宅へ配達できず持ち戻った荷物)
これらを、業務終了後、個々の端末から4G回線を介してデータをサーバーに吸い上げ、AIが解析し、明日の配達プランを決めるわけです。
〇〇配達員は一日で150個配達可能で、帰庫(配達を終えセンターへ戻る)時間が〇〇時、配完率も良好(配達完了個数と持ち戻り個数の比率)だから、〇▽の配達員の負担軽減のため、もう少し荷物を増やそうとか
〇▽配達員は一日100個が限界
〇×配達員はこの辺り(住所)を頻繁に配達しているから、慣れてきているであろうから、しばらくこの住所付近を重点に配達させようとか
といった具合に全て解析し、次の日の配達場所(あくまでもエリアではありません。住所です。)配達個数を決定します。
つまり、配達員の熟練度に応じた采配をAIがします。
出退(出勤・退勤)も、全て端末上で固有のIDを入力しますので、入力後にそのIDの配達員に最適な配達場所、個数、持ち出すバック入った台車番号が決定されたデータが自動でダウンロードされる仕組みです。
完全な自動化です。
これにより、指導教育する立場であるリーダーの采配負担も減ります。
以上、これまで、数回にわたり、巨人のシステムについてお話しさせていただきました。
委託業務の宅配
ヤ〇トの佐〇を専門で請け負っている業者もありますが、私個人の意見としては、巨人の荷物を扱う業者に的を絞って応募した方が、良いと思います。
それは、物量の問題です。
この業界、繁忙期・閑散期・通常の時期とあり、物量が安定しません。
つまり、稼げない時期もあるという訳です。
しかし、巨人の荷物は前回のブログでお話ししたように、日用品が多く含まれており、時期にあまり左右されないです。
システムの構築により、効率も上がりかなり働きやすくなったと思います。
次回は巨人の提唱する新しい働き方 フ〇ッ〇スや車両選び、あると便利なアイテム等もご紹介していこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
はたらいく
独立・開業・起業を助けるマイナビ独立