2020年06月17日

冠水した道路には絶対に進入しないでください!

どうも!メガネをかけてる自分には
いや〜な季節となりました
そう!梅雨ですね〜...
冷房の効いた部屋から外に出るとメガネが曇るし
雨がメガネについて見え辛いし 汗でメガネはずり落ちるし...
コンタクトに変えようかな〜っと毎年思ってます(笑)

さて 今回はこれからの季節に気を付ける事を書いていこうと思います

これからの季節 遭遇するのが「ゲリラ豪雨」ですね
最近では「線状降水帯」とかよく耳にしますね〜
急な大雨でいつも通っている道路が冠水してる
って事があるかもしれません...
遠回りするのも面倒臭いしな〜っと思ってそのまま進入する事もあるかもしれません

しかし 気をつけてください!車は精密機械です
タイヤの1/3くらいなら大丈夫だとは思いますが
それ以上になると 車がエンストしてしまう可能性があります

「冠水した道路を走行中にエンストした」って電話は
毎年必ずかかってきます
ではなぜ 冠水した道路を走るとエンストしてしまうのか!?

もちろん電気系統に水が混入してショートしてしまい
電気系のトラブルでエンストしてしまう事もありますが
ほとんどの場合「ウォーターハンマー」が原因なんです!

「ウォーターハンマー」とはなんぞや!?っと思った方も多いでしょうね〜
一般的には「水撃作用」と言い 水圧管内の水流を急に締め切ったときに
水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する現象なんですが
車で「ウォーターハンマー」と言うと
エンジンの吸気系に水を吸い込んで 燃焼室で圧縮しようとした結果
非圧縮の水によってピストンが上昇できなくなり それまでの回転慣性や
他のシリンダーの燃焼でムリに回された結果
エンジンが破壊されるトラブルを言います
車はガソリンだけじゃ動きません
空気がないと爆発しないんです!
要は空気を吸うところから水が混入しエンジンをダメにする!って事なんです

車検や点検などの時によく耳にする
「エアーエレメント」「エアーフィルター」と言う部品があります
綺麗な空気をエンジン(燃焼室)に取り込むために
不純物を取り除くための部品になるんですが
ここから水が混入しエンストする場合はほとんどです

IMG_9914.jpg

これは エンストしてしまった車から外した「エアーエレメント」なんですが
写真ではあまり伝わりませんが ビッチョビチョの状態です

では 冠水した道路を走行中にエンストしたら 車はもうダメなのか!?
と言うと ここで一抹の望みがあるんです
「ウォーターハンマー」とは完全にエンジンがダメな場合を言います
これはコンロッドやバルブと言ったエンジンの重要な部品が破損した事を意味しますが
エンストの原因が ただ空気が遮断された事かもしれません
先ほども言った通りエンジンはガソリンと空気の混合気を爆発させる事で動いています
「エアーエレメント」に水が付着した事によって 一時的に空気が遮断され
混合気が濃い状態になり不燃焼の状態でエンストした可能性もあるんです

まあ 必ずそうかと言うと エンストした状況にもよりますので
「一抹の望み」と書いてしまいましたが

では ここからどうするのかと言うと
1度 エンストした状態から 再度エンジンを始動(クランキング)する行動は
絶対にしないでください
エンジンを始動する(キーを回してクランキングする)事は
「エアーエレメント」から空気をエンジン内に取り込む事になります
せっかく水の混入を防いでくれた ビッチョビチョの「エアーエレメント」を
吸う事になるので 確実に「ウォーターハンマー」を食らう事になります

なので 再始動は絶対にしないでください!
とは言っても「エアーエレメント」がビッチョビチョになるくらいでしょうから
タイヤが隠れるくらいの水位だと思います
ドアが水圧で開ける事もままならないし 開けたところで
いっきに水が室内に入ってきます
雨水と言っても冠水した水なんで ドロや汚水が混じっていますので
なんさま臭いんです
うちの工場にJAFで運ばれた車が保険がらみで2.3日放置していた車がありましたが
まあ たまったもんじゃないです!30秒で吐いちゃうくらい臭かったです

つまり 冠水した道路でエンストした場合
「一抹の望み」を信じ 冠水した水が引くまで車内にいて
水が引いたら JAFに電話し いつも点検している工場に運ぶ!
ってのが最善の方法だと思います

っとここまで書けばわかると思いますが 最善の方法は
冠水した道路には絶対に進入しない事!って事です(笑)

そして「一抹の望み」を打ち砕くお話も1つしておきましょう!
以前 冠水した道路でエンストした車がJAFにより入庫してきました
状況的には エンスト後もクランキングしたとの事...
「一抹の望み」を信じ エアクリやプラグを外し
「ウォーターハンマー」が起こらない状態にします
この状態で燃焼室を覗くと 全てのシリンダーには水が混入していました

上から抜けるだけの水を抜き クランキングしても
水がジャボジャボ出てきます
オイルのレベルゲージを見ましたが 上限付近にはありましたので
「一抹の望み」を信じ 圧縮を診て見ると...

IMG_9938.jpg


圧縮が全然ありません
コンロッドは曲がってはいませんが バルブが曲がっている可能性が大って事
つまりエンジンのオーバーホールが必要って事...
クランキングが出来るからと言って大丈夫だ!って事ではありません

まあうちで奇跡的に1度だけですが 大丈夫だった車がありました
エアクリ変えてオイルを交換して納車したんですが
結局 室内の泥臭さが原因ですぐに買い替えされましたけど

なので 自分の経験上 冠水した道路には絶対進入したい事!
これが 全てですね〜



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こちらは仕事だけではなく 他愛もない事を投稿してます(笑)
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