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2017年05月14日
バンドソーをコンターマシン化させる改造の検証
この記事に到達された方は、
【 新ダイワ バンドソー SB120 】の購入を検討されている方か、
【 SB120 】をコンターマシンとして使えるように改造する方法をさがしている方か、
コンター機能付きのバンドソーは高いなぁ、とネットを検索されている方か、
機械の改造が趣味の方と推します。
お役に立てれば幸いです。
2017年5月現在の情報で記載します。
家でも材料を切りたいが、サンダーだと騒音が酷い。
コンター作業ができるバンドソーはちと高い。
と思っていた時に、【 新ダイワ バンドソー SB120 】をオークションで発見。
コンター機能はないようだが、改造すれば良いと思い購入。
30000円位だったかと。
いざ改造、と思ったら、
SB120の外装はアルミ。
手元に交流のTIG溶接機は無い。
溶接での改造は諦める事に。
という事で、溶接無しで後付けコンター台を作成する事に。
今回も、画像をGoogleフォトから引っ張ってきています。
表示されない場合は、https://goo.gl/photos/kvBmiu3nnKNzGCWHAをご覧ください。
まずは、作業台位置になるであろう場所を概観。
【画像001】
下側ガイドベアリングの金具部分に上手くつけられる余地を探る。
鉄部品なので溶接できそうだが、刃の回転に支障が出そうなので諦める。
近くにフックを付けているボルトがあり、このネジ穴を起点に台を作成できるか検討。
刃との角度位置関係が良くない。仮に90度だったとしてもネジ1個での台固定は不安定。
しかし、
ベアリングとフックの間に平面がある。
刃と平面の角度も90度に近い。
この面に下地を置いて、下地をバイスまで延長させて固定する案を検討する事に。
形になったのがこちら。
【画像014】
主要材料にアングル30×30-3を使用。
以下は、形になるまでの詳細。
平面利用の障害を2個発見。
【画像002】
フック金具が平面より1.5mm程度出っ張っている。
【画像003】
ベアリングを固定している部品からベアリングが1mm程度出っ張っている。
平面を利用し、出っ張り2か所を回避した下地部品を作成。
【画像004】
ベアリングに当たらないように2mm板を金属用接着剤にて固定。
【画像005】
フック金具が当たらないようにサンダーで溝を削る。
しかし、ここはフック金具頂点位置を採寸して、
その位置に6mm穴を開けて大きく面取りした方がよさそう。
後日加工する事に。
【画像006】
バイスと下地を連結させる為の部品を作成。
【画像008】
バイス左端と材料端が合うように軽く噛み、ボルトで仮固定。
【画像010】
下地と連結させる。
【画像011】
バイス部分だけでの固定では不安定だと思ったので、
材料のシナリを利用してベアリング固定金具に挟みこむ事に。
画像右側の長ボルトを締めると挟み込んで固定出来る。
【画像009】
下地を組み込んだ中間状況。
【画像012】
出っ張っているベアリングの回避を確認。
【画像013】
出っ張っているフック金具の回避を確認。
【画像007】
コンターの作業台を作成。
厚い板は高いし、父も使用する予定無しとの事だったので、
2mm板を2枚重ねて使用。
父に同行した際に板に切込みを入れてもらったら途中でカーブするし・・・
その分、ボルト穴を大きくする事に・・・・・
そもそも、
切込みを先に入れて、穴を後から開ければよかったのではと、工程管理の甘さを後悔。
【画像014】
下地穴と作業台穴をボルト固定して、作業台と刃の角度を確認・調整して本締め。
ぱっと見コンター作業できそう。
作業台と刃が2軸で90度になるかを確認。
【画像017】
刃面との角度調整に手こずるも調整終了。
下地と連結部品のジョイント穴位置が低かった模様。
穴位置を変えるか、バイスで噛む金具下にスペーサーを入れて調整する必要有。
再検討する必要有。
【画像018】
刃腹との角度調整も手こずるも調整完了。
左側が下方向に傾いていたのを調整。
作業台固定時に下地と作業台の間にスペーサーを入れて回避すれば楽かも。
下地を置く平面と刃の直角度はイマイチだった模様・・・
ともあれ、
【画像016】
【 新ダイワ バンドソー SB120 】をコンター化させる後付けコンター台の作製終了。
後は、ナットをロックナットにするかスプリングワッシャーを入れて振動対策をしないと、
長い使用時間の場合は危ないかも・・・
ついでに、使用毎に組み立て・解体は面倒かも・・・
コンターでの使用頻度は少ない予定なので、今の所我慢できると思うのですが・・・
予算に余裕があれば、コンター作業も出来るバンドソーに買い替えるか、
スペースと予算に余裕があれば、鉄鋼用の卓上バンドソーを購入した方が楽かもしれません。
しかし、・・・・卓上バンドソーにこの金額を出すなら、
某オークションで、バット溶接機付きのコンターマシンが落札できます。
ただ、個人宅にそんなモノがあったら驚かれること必至ですが・・・
まともな鉄鋼用の卓上バンドソーは超高いので、
木工・軽金属用に鉄鋼用の刃を装備して、
ゆっくり・だましだまし切るって選択肢も発生させたい所ですが、
刃を回す部品がすぐヘタる対策を考える必要があるかと。
【 新ダイワ バンドソー SB120 】の購入を検討されている方か、
【 SB120 】をコンターマシンとして使えるように改造する方法をさがしている方か、
コンター機能付きのバンドソーは高いなぁ、とネットを検索されている方か、
機械の改造が趣味の方と推します。
お役に立てれば幸いです。
2017年5月現在の情報で記載します。
家でも材料を切りたいが、サンダーだと騒音が酷い。
コンター作業ができるバンドソーはちと高い。
と思っていた時に、【 新ダイワ バンドソー SB120 】をオークションで発見。
コンター機能はないようだが、改造すれば良いと思い購入。
30000円位だったかと。
いざ改造、と思ったら、
SB120の外装はアルミ。
手元に交流のTIG溶接機は無い。
溶接での改造は諦める事に。
という事で、溶接無しで後付けコンター台を作成する事に。
今回も、画像をGoogleフォトから引っ張ってきています。
表示されない場合は、https://goo.gl/photos/kvBmiu3nnKNzGCWHAをご覧ください。
まずは、作業台位置になるであろう場所を概観。
【画像001】
下側ガイドベアリングの金具部分に上手くつけられる余地を探る。
鉄部品なので溶接できそうだが、刃の回転に支障が出そうなので諦める。
近くにフックを付けているボルトがあり、このネジ穴を起点に台を作成できるか検討。
刃との角度位置関係が良くない。仮に90度だったとしてもネジ1個での台固定は不安定。
しかし、
ベアリングとフックの間に平面がある。
刃と平面の角度も90度に近い。
この面に下地を置いて、下地をバイスまで延長させて固定する案を検討する事に。
形になったのがこちら。
【画像014】
主要材料にアングル30×30-3を使用。
以下は、形になるまでの詳細。
平面利用の障害を2個発見。
【画像002】
フック金具が平面より1.5mm程度出っ張っている。
【画像003】
ベアリングを固定している部品からベアリングが1mm程度出っ張っている。
平面を利用し、出っ張り2か所を回避した下地部品を作成。
【画像004】
ベアリングに当たらないように2mm板を金属用接着剤にて固定。
【画像005】
フック金具が当たらないようにサンダーで溝を削る。
しかし、ここはフック金具頂点位置を採寸して、
その位置に6mm穴を開けて大きく面取りした方がよさそう。
後日加工する事に。
【画像006】
バイスと下地を連結させる為の部品を作成。
【画像008】
バイス左端と材料端が合うように軽く噛み、ボルトで仮固定。
【画像010】
下地と連結させる。
【画像011】
バイス部分だけでの固定では不安定だと思ったので、
材料のシナリを利用してベアリング固定金具に挟みこむ事に。
画像右側の長ボルトを締めると挟み込んで固定出来る。
【画像009】
下地を組み込んだ中間状況。
【画像012】
出っ張っているベアリングの回避を確認。
【画像013】
出っ張っているフック金具の回避を確認。
【画像007】
コンターの作業台を作成。
厚い板は高いし、父も使用する予定無しとの事だったので、
2mm板を2枚重ねて使用。
父に同行した際に板に切込みを入れてもらったら途中でカーブするし・・・
その分、ボルト穴を大きくする事に・・・・・
そもそも、
切込みを先に入れて、穴を後から開ければよかったのではと、工程管理の甘さを後悔。
【画像014】
下地穴と作業台穴をボルト固定して、作業台と刃の角度を確認・調整して本締め。
ぱっと見コンター作業できそう。
作業台と刃が2軸で90度になるかを確認。
【画像017】
刃面との角度調整に手こずるも調整終了。
下地と連結部品のジョイント穴位置が低かった模様。
穴位置を変えるか、バイスで噛む金具下にスペーサーを入れて調整する必要有。
再検討する必要有。
【画像018】
刃腹との角度調整も手こずるも調整完了。
左側が下方向に傾いていたのを調整。
作業台固定時に下地と作業台の間にスペーサーを入れて回避すれば楽かも。
下地を置く平面と刃の直角度はイマイチだった模様・・・
ともあれ、
【画像016】
【 新ダイワ バンドソー SB120 】をコンター化させる後付けコンター台の作製終了。
後は、ナットをロックナットにするかスプリングワッシャーを入れて振動対策をしないと、
長い使用時間の場合は危ないかも・・・
ついでに、使用毎に組み立て・解体は面倒かも・・・
コンターでの使用頻度は少ない予定なので、今の所我慢できると思うのですが・・・
予算に余裕があれば、コンター作業も出来るバンドソーに買い替えるか、
価格:99,000円 |
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スペースと予算に余裕があれば、鉄鋼用の卓上バンドソーを購入した方が楽かもしれません。
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しかし、・・・・卓上バンドソーにこの金額を出すなら、
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ただ、個人宅にそんなモノがあったら驚かれること必至ですが・・・
まともな鉄鋼用の卓上バンドソーは超高いので、
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