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2016年12月21日
島本和彦先生、夏コミの「アンノ対ホノオ」の真実を描く続編を冬コミで刊行へ
センス・オブ・ワンダー? 知りたきゃこれを読め!
よくSFの魅力は「センス・オブ・ワンダー」だと言われています。
ただこの言葉、具体的に説明するのが難しい。“もっぱらSF作品で味わえる驚き”とでも言えばいいんでしょうか。SFファン同士なら「あれはセンス・オブ・ワンダーを感じるよねー」とか「あの作品にはセンス・オブ・ワンダーが足りない」とか言えば話は通じるんですが、全然SFを知らない人にどう伝えればいいのか、いつも悩みます。生まれてから一度も赤いものを見たことがない人に、「赤」というのがどんな色なのか説明しろというようなものです。
でも先日、とてもいい本が出たんです。SFを知らない人に説明するのに、「この本を読め。これを読んで感じた驚きがセンス・オブ・ワンダーだ!」と自信を持って言える一冊が。
伊藤典夫翻訳SF傑作選「ボロゴーヴはミムジイ」(ハヤカワ文庫SF)――半世紀以上も海外SFの翻訳をやってこられた大ベテランの伊藤典夫氏がこれまでに訳された膨大な量の短編SFの中から、傑作を選りすぐったアンソロジーです。
ただこの言葉、具体的に説明するのが難しい。“もっぱらSF作品で味わえる驚き”とでも言えばいいんでしょうか。SFファン同士なら「あれはセンス・オブ・ワンダーを感じるよねー」とか「あの作品にはセンス・オブ・ワンダーが足りない」とか言えば話は通じるんですが、全然SFを知らない人にどう伝えればいいのか、いつも悩みます。生まれてから一度も赤いものを見たことがない人に、「赤」というのがどんな色なのか説明しろというようなものです。
でも先日、とてもいい本が出たんです。SFを知らない人に説明するのに、「この本を読め。これを読んで感じた驚きがセンス・オブ・ワンダーだ!」と自信を持って言える一冊が。
伊藤典夫翻訳SF傑作選「ボロゴーヴはミムジイ」(ハヤカワ文庫SF)――半世紀以上も海外SFの翻訳をやってこられた大ベテランの伊藤典夫氏がこれまでに訳された膨大な量の短編SFの中から、傑作を選りすぐったアンソロジーです。