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2018年11月21日

開かずの神社【神社・神様系の怖い話】





現在進行形の話のためオチはないです。


職場の近くに開かずの神社があります。



お寺の敷地内にある神社で、神社とお寺の入り口は別々になっていて

お寺の門と神社の鳥居が横に並んでいる形なんですが、

お寺は普通に開いてるのにも関わらず、

神社の方は鳥居の下に門が取り付けられてていつも閉まっています。



家とは反対方向だからしょっちゅうは通らないんだけど

たまに前を通る時には妙に目に入ってくるのです。


バスに乗って下向いてスマホいじってても、何故かはっとして

顔を上げると丁度神社を通り過ぎるところ…ということがよくあります。


何で閉まってるんだろうって気になってたんですが

なかなか機会が無くて前を通るだけでした。


3年ほど前に一度だけ行けたことがありましたが、

それっきりずっと行っていない状態が続きました。


それで、ここ一ヶ月くらい前からウォーキングを始めたんですが

そのコースの途中にその神社の前を通るもので、

休憩がてら立ち寄ってみました。


神社はお寺の敷地と繋がってて、門こそ閉まっているけれど

お寺側からなら自由に入れるし、お坊さんも何も言いませんでした。



神社は草が生えたりしててお寺ほどきれいではありませんでしたが、

掃除はされているようでした。


で、いざお参りしようとしたら、鈴が無い。


色あせた紅白の紐はぶら下がってるんだけど、鈴は無いんです。


でもせっかくここまで来たんだから…と、鈴は無しで

「前通るたびに気になってました。今日ここに来れて嬉しいです」

と手を合わせてご挨拶だけしてきました。


その後、境内をちょっと見てきましたが

奉納されてる物を見ると十年くらい前までは

普通に開いてて近所の人が参拝に来てたみたいでした。


帰る時、寺の門を出ようとすると、急に大きな雨粒が落ちてきました


夕立というには物凄いゲリラ豪雨で、

慌てて入り口に近い神社の軒先に避難させてもらいました

ゲリラ豪雨だからか空の半分は晴れてて変な気分。


近くには雨宿りできそうな場所は全くなかったので、

もしお参りに来ていなかったらびしょ濡れになってたと思います。


神様に助けてもらったのかも…とほっこりした気分で帰宅しました。


ここまではまあ、何の害もない話。


神社に寄るようになってから、妙に怖い夢を見るようになりました。


夢なんてここ数年滅多に見なかったのに。


夢の内容はどれもリアルな感覚があって、

誰かにどこかに連れて行かれそうになって、

「いやだ、行かない」

と断って目が覚めます。


棺に入れられて火葬場の炉に入れられて、

そのまま誰かに連れて行かれそうになって断る、

ホラーゲームばりのお化けの巣窟と化した学校の教室から、

見回りのために廊下に出ようと言われて断る、

どこかの部屋に閉じ込められてて、

窓やドアをバンバンと叩く怖いものが外にいて、

それから逃げるために外に出ようと言われて断る、

怖い何かに探されてて、見つからないように必死で隠れているのに、

足元に外から大量の血が浸水してきて、

外には怖いものが待ち構えているのに出れば助かると言われて断る、

何かのホラーイベントしていて「ここは危険だから出よう」と

言われるけど「これはあくまでイベントだから」と言って断る、

カフェかレストランみたいな場所で昔ちょっと好きだっと先輩に

「外に面白いものがあるよ」と勧められるも断る、

賑やかにお祭りをしている村から、

誰かに星を見ようと誘われて外に出ようとするけど断る、

などなど。


今日なんかは山の中にある綺麗な泉を見に行こうと誘われて、

木々の緑の美しさに心惹かれて山に入りかけるも、

近くにあった池の魚に気を取られたお陰で、我に返って断れました。

誘ってくる誰かは、知っている人だったり知らない人だったり色々。


顔が見えない時もあります。


夢の中では「何か知らないけど怖いから断らなきゃ!」

と思って必死で断っています。


神社に寄った日は夢の表現はマイルドで、

寄らずに前を通っただけの日は夢の表現がR18Gに。


ウォーキングに行かなかったり、別のコースの日は、

R18Gの状態から美しい場所に誘われるパターンが多いです。


ただの夢だと言えば夢なんだけど、同じようなものばかりで気味が悪いし、

R18Gの夢は怖い。


私は一体、何の誘いを断っているんでしょうか。

とりあえず、絶対に誘いに乗るつもりはないです。







地質学の調査で山へ入ったとき地図には載っていない謎の集落を見つけた【田舎・集落の怖い話】





四国の大学で地質学の卒論を書いた。



フィールドワークで一人山に入るんだが、

基本的に道路から外れた本当山中をあるく。





基本的に山道を煤で川の上流まで上がってから、

川べりを下りながら露頭という地層が露出した個所を探しながら、

車が止めてあるスタート地点に戻る。





露頭を見つけたら、フィード帳に書き込み、

地図と合わせて地質図をつくる作業をするんだ。





その日も、一人で調査の為、山に入った。



一応コンパスと歩数でルートマップを作りつつ、

時々GPSで補正をする感じ。





たまに国土地理院の地図が間違っていて、

えらい目にあったという話も聞くが、

基本、こっちはマップを作りながら歩いているので、

まず迷うことない。





獣道をすすんで、

朝の8時から山に入って2時間ほど歩いていると、

盆地に広がる小さな集落に出た。





持っていた地図には載っていない。



集落があると言うことは、ここまで車で入れたわけで

ずいぶん山歩きを損した気になったのだけれど、



まぁ砂利道でも道を歩けるだけ良いかなぁとおもって

村の中に入っていった。





集落に近づくと、

なんかちよっと嫌な感じがした。





たしょう古ぼけてはいるけれど、

田んぼにも稲があるし戸締まりもきちんとしていて

廃虚と言う感じてはないのだけれど、

どうも人の気配がなさすぎる。





なんどかこういう集落を通ったことがあるけれど

朝方でひとが出ていないのはよくあるが、

犬なども居なくて静かすぎる。





どうしたものだろうと思っていると、

押し車を押しているばあさんが前からやってきたので

挨拶をすると、驚いたような顔をして、

ぷいと振り返って引っ込んでそれっきり。





なんか嫌だなぁ。



と思ってとりあえず、

集落の真ん中を通る道を山手のほうに向かって歩いていくと

道の脇の家に着いている電気メーターが目に入ったので、

ちよっと覗いてみてがく然とした。



ガワはあるが、中の機械がなかった。





慌てて向かいのメータを覗いたら

同じく中の機械がない。



その隣も、中身がなかった。





ここには数十件の家があるみたいが、

かなり人が住んでいない家が混じっているみたいで

ちよっと怖くなって、足早に砂利道を山手の方へいくと、



どん詰まりに公民館みたいな建物があって

なんか中から、人の声がワサワサと聞こえて、



ちよいビビりつつ公民館の横手をみると

結構大きい盛り土がしてあって、



無数の白い紙の人形のようなものが

割りばしみたいなのにつけられて突き刺さっていた。





こら、勘弁してください。



という感じで回れ右をして元きた道を一目散に下っていくと、

T字路で行き止まり。



下手は田んぼが尋がっている。





とりあえず一般道に出るために、

北方向とは向かい側の道を行くのだけれど、

一般道には出れず結局、また公民館みたいなのにいきあたる。





どうしたものか。と思っていると、

公民館から人がわらわらと出てくる気配が合って、

やっぱりちゃんと道を聞こうと出て行くと、



公民館から出て来たのが、

小学生ぐらいの子供たちがわらわらっと。





平日、学校にも行かずに

この子達は何をしているのだろう。





と思っていると中から

大人の男性が何人か出て来て、いきなり



「なにしてる!」



と叫んで、こっちに走ってきたものだから

怖くなって、全速力で山の方へ田んぼをかき分けながら逃げた。



叫び声はきこえるが追いかけてはいないようだった。





とりあえず高いところまで登って集落を見下ろすと、

外に抜ける道が一本もない。





そして奇妙なのが、公民館の裏手に無数の十字架のようなものが

立っているのが見えた。





盆地を迂回して車に戻ると、とりあえず役場に行って、

最新の地図をもらいながら、その話をしてみたが、

信じてもらえなかった。





何が何だかよく判らなかったが、

あれは、臨海学校か何かのキャンプ場だったと思うことで

納得させることにした。





一寸前に、大学の後輩から、

同じフィールドで卒論を書くとので

できたら相談にのってほしいと言われた。





卒論で書いた以上のことはなかったけれど、気になって

それとなく、あのフィールドで奇妙な場所はなかったかと聞いてみた。





一ヶ所、結構広い盆地なんですが、

一面掘り返したばかりのような更地で、

その上に、大量の便器が(トルコ式の便器らしい)

大量に捨てて合ったのを見つけたとのこと。





昔のフィールド帳を照らし合わせてみると

間違いなくあの場所だ。





「いや、ほんと、山から見ると、

 更地にごま塩みたいに便器がすててあるんですよ。

 車も入らないところに」



という後輩の話だった。








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