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posted by fanblog

2020年02月12日

今話題のサブスクって何?そんなあなたにお勧めしたい。書籍紹介:サブスクリプション2.0


感想


「これもサブスクなの!?」という発見が出来ました。

例えば新聞。これ、実はサブスクです。スマホの定額掛け放題、これもサブスクです。

しかし、この2つは本書ではサブスク1.0として分類されてます。昨今はやりのサブスクは2.0に分類されるそうなのです。

さらに、最近では毎月定額で1日1杯ビール無料などというサービスも登場しましたね。

 

実に奥が深い。小学生並みの感想ですが、そのように感じました。

サブスク

サブスク。耳にしたことがない方はもういないでしょう。それほどまで市民権を得た言葉です。


正式にはサブスクリプションという単語ですが、定額制サービスといった方が我々に馴染みがあるでしょう。


しかし、ではそれが何を意味するのか。実際、私もあまり詳しくはありませんでした。そのような状況で、本書の題名には”2.0”という単語が入っているではありませんか!


サブスクとは何なのか、サブスク1.0と2.0の違いは何なのか。この記事で書いていきたいと思います。


サブスク1.0


サブスク(サブスクリプション)は、実生活では定額サービスという言葉で言い換えられています。


「そもそもサブスクとは、新聞雑誌などの定期(予約)購入を意味し、製品やサービスなどの一定期間の利用に対して代金を支払う方式」である(三省堂”大辞林”より)。


本書にはこのような文章が書かれています。


新聞や雑誌、消耗品の定期購入はもちろんのこと、例えば月極めの駐車場、更にはスマホの定額掛け放題でさえもサブスクなんです。


どうでしょう?知らず知らずの内に、皆さんサブスクを利用しているのですよ。


そして、これがサブスク1.0と定義しているのが本書の著書なのです。


サブスク2.0


では、サブスク1.0と2.0はどう違うのでしょうか。


本書では大きく3つのポイントがあるとしています。


@メーカーの参入


Aシェアの概念


B個別カスタマイズ化


メーカーの参入


ポイントの1つ目は、メーカーの参入だそうです。これは非常にわかりやすい違いですね!


というのも、これまでサブスク型のビジネスを運営していたのは主に小売りやサービス業でした。


それが2.0ではメーカー本体が自社製品をサブスク型で提供しているのです。


代表的な例としては、自社の製品を自社本体が定額制で提供しているパターンですね。


トヨタが行っている、自社の新車を月額料金で乗れるサービスを始め、その他さまざまな事例が本書では書かれています。


シェアの概念


2つ目はシェアの概念が入ってきたことです。ここから若干難しくなります。


一言でいうと、”使い回しが可能”という事です。著者は交換可能型とも言えると付け加えています。言い換えるだけで、理解が進みますね。


本書では、月額制で高級バックの借り放題サービスがあげられていました。なお、日用品や消耗品の定期購入は売り切り型ですので、使い回しや交換はできません。


昨今の”所有から利用”への移行に合致した考えですね。


もちろん、本書では様々な事例が紹介されています。


個別カスタマイズ化


3つ目は、個別カスタマイズ化という考えです。これは、説明されると非常に頷ける内容でした。


利用者の趣味・趣向にあった物を個別に送る・選べるパーソラナイズドサービスとなった。


流し読みで読むと、少しわかりにくい文言ですね。簡単に言うと、これまでは会員に対して一律に同じ商品を送るのが普通でした。


それが、2.0では一人一人に合った商品が贈られるのです。例えば、服のサブスクが紹介されていました。


自分が好きな色や、利用シーンを登録しておくとそれに合った服が送られてくる仕組みだそうです。


なんだか、グーグルアドセンスの自動広告みたいな感じがしますね。


なぜサブスクをするのか


さて、ではなぜ企業がサブスクに新たに参入したのでしょうか。そもそも、サブスクのメリットは何なのでしょうか。


所有から利用へ:顧客関係の維持としてのサブスク


戦後の貧し良い時代、人々にはありとあらゆる”もの”が全く足りませんでした。だからこそ、いわゆる三種の神器と呼ばれた製品を人々は求め、所有してきたのです。


では、現在はどうでしょうか。ものは溢れ、ほとんどの所有欲は満たされました。家に5個も洗濯機を置きたいという方は少ないでしょう。冷蔵庫や車、テレビなども同じことが言えますね。


この結果何が生じるのか。企業は新規購入の需要を得られず競争は激化、減少していく限られたパイのためにレッドオーシャンの中血みどろの戦いを繰り広げていくのです。


つまり、新規顧客の獲得から既存顧客の維持ヘシフトチェンジしたのです。そして、サブスクはその戦略に非常に合致した考えでもありました。


もちろん、サブスクは新規顧客の獲得にも効果を有しています。本書の中では、若者を対象に月額制で自社の自動車を貸し付け、自動車需要を掘り起こそうという事例が紹介されました。


安定収入源としてのサブスク:人は解約をしたがらない


上記が企業のサブスクへの新規参入の理由だとすると、以下はサブスクのメリットと言えるでしょう。


最大のメリットは安定した収入を得られる点にあります。これは、例えるなら不動産投資のようなものと言えます。


自社が有する賃貸マンションが契約を得られるとすると、契約者が一度も使わなくても家賃収入を得られますね。サブスクも同じことで、一度契約するとたとえサービスを使わなくても収入が入ります。


そして、もう1つのメリットはそれに付随するサービスで利益を上げられる点があります。代表的なのは月額〜円で毎日ビール1杯無料という居酒屋のサービスでしょうか。


本当にビールだけで帰る方は少数派です。恐らくほとんどの方は別の料理を注文するでしょう。


そして、実は人は契約したサービスを解約したがらない傾向にあるそうです!


なので、サブスクは安定収入として非常に優秀な戦略なのです。


もう競争激化しているサブスク業界


独自のサービスを提供しているサブスク業界ですが、すでに撤退を行った企業も多く、必ずしもノーリスクというわけではありません。


そりゃそうですよね。手元に製品さえあれば参入できるのですから。特に激しいのはファッション業界でしょうね。


スーツで有名なAOKIは、サブスクからの撤退を決めました。利益はあったのですが、その利用者が新規顧客ではなく、既存顧客のボリューム層だったのです。経営用語でいう、カニバライゼーション(共食い)ですね。


https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00107/


サブスクで本業をつぶしては元も子もありません。撤退を決めたのは正解だと思います。


おわりに


さてここで話した内容は本書の極わずかでしかありません。書籍では序章以外のすべてが事例といえるような、事例集となってます。


残念ながら、本書を読んだからといって明日からサブスクを完璧に使える人材にはなれません。そんな本が存在したら100万でも買うでしょう(笑)


しかし、サブスクは今後の未来において重要な要素となると私は考えます。というのも、これまでの社会は、所持欲がない人に所持を強制するシステムだからです。


所有のメリットデメリットはもちろんあります。そこは個々人の考えによるでしょうが、私はわざわざ持つ必要性を感じません。おそらく、多くの若者はこういう考えに進むことになるかと思います。


読んで損はありません。内容も簡潔にわかりやすく書かれているので2時間もかかりません。


ぜひ一度手に取ってみてください!それでは


posted by kotoheihei at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2020年01月15日

書籍紹介:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 』

今回はこちら、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」を紹介します。一見難しそうな題名ですが、その内容はとても分かりやすく、昨今の経営学における教育体制についての限界を中心に物語っております。


読み終えた感想


まるで、ホラー映画を見終えたかのような感覚。


経営学部、経営系大学院に進んだからこそ、私はそう思いました。その内容は間違いなく正しく、だからこそ恐ろしく感じました。


資本主義による正しさの遂行、あるいは企業利益追求のための戦略。それは正しいことです。そして、それは正しくないことなのです……。


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posted by kotoheihei at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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