アニメーションの世界が人を魅了して止まないのは、人間世界では見られないものが描かれているところにある。人と全く違う姿をした者達も、アニメーションになると何故か容易に受け入れられるから不思議だ
ただ、この異世界を容易く受け入れられる頭(感覚)、実は二千年以上も前から我々日本人に備わっていて、その証拠に、自然界神道八百万の神々から、天狗や河童や妖怪の類い、虫や鳥、獣、木の精、鬼、など数え切れないほどの超異世界が、自分達の住む世界と同じ空間に存在していると口で云い伝えられ、書物で云い伝えられ、それを日本人は拒否するどころか、生活の一部、自分達の一部かのように受け入れているのだ
更に、日本人の優れているところは、アニメーションや漫画に外国のその類いのものまで入れてしまうところだ
昔から外国の良い文化や良い風習などを上手に自国と融合させ、そこから新たなものを生み出し続けてきた日本。その力はアニメーションの世界でも存分に発揮されている。エルフなどは正にそれで、北欧の神話に登場する神秘的な者が日本のアニメーションにも魅力的に登場する。今海外で日本のアニメが浸透し人気を博しているのは、そういう事も大いに考えられるのである
この作品を観ればわかるが、この世界には色々の要素が無限に入っていて観る人の捉え方でいくらでも自分の求めるものに繋げることができる
日頃アニメーションをあまり見ない人でも観ることによって世界が広がる可能性も大いにある。世界的にもスピリチュアルな方面や異世界異空間のことなどを取り上げ発信しているので、また違う視点で見る事ができるのではないかな?と個人的に感じている
上に記した要素がほとんどと言っていいほどこの作品には盛り込まれていて、その上言葉や登場人物の立ち居振る舞いなどもひとつひとつが見逃せないものとなっている
何かを忘れてしまっているのではないか?
この世界はどのように成っているのか?
などの想像が今頭の中で巡っているような人は、ここにひとつの答えをみつけられるかもしれない
今秋劇場上映決定
「Re:ゼロから始める異世界生活」オフィシャルサイト
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