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2020年04月01日
画期的!!『レンジで温められるペットボトル』お〜いお茶
車で出かける時、そのお供として大きいサイズのあたたかいお茶をコンビニで買うことが多い。今日も例のごとく行きつけのコンビニでいつものお茶とパンやらなにやらも買って車に戻って、さてお茶でもとゴクリゴクリとやって「ぷはーーやっぱりあったかいお茶はいいね」などと日本人の幸せにひたっていたところ、ふと目に入ったパッケージの裏面。ん?何々?とよく見てみると《キャップを外して電子レンジOK!》と書いてある、、、「なにー!!!ペットボトルが電車レンジOKだってー!?」そんなことが今はできるのか!とあたたかいお茶ファンの一人としては、開発されたメーカー様にただただ賛辞の言葉を送りたい強い衝動に駆られたことは言うまでもありません
自分の場合、ありがたい大きめサイズのあたたかいお茶は飲み終えるまでに冷めてしまうこともあったりするので、あたたかさを再び取り戻せるこの発明は実にありがたい。それに何故かペットボトルの持ち具合とか妙にマッチするちょうど良い飲み口とかが好みというのもあって、そこも推せるポイントのひとつです
ほぼ一年中あたたかいお茶しか飲まない自分としては、このような技術の進歩は大歓迎であり、これからも庶民のささやかな幸せに繋がる驚くべき進歩をメーカーの技術者の方々に期待しつつ、今日もこのあたたかいお茶をゴクリとやりたいと思います
*注意《加温は一度に一本、一回限り》とのことでした
(今回記事にしたお茶は「伊藤園おーいお茶ほうじ茶500ml」)
100分de名著(NHKオンデマンド)
2020年01月31日
あの世や天国の本当の事
映画『リメンバー・ミー』
お読みの際はご注意下さい
先祖や亡くなった人達のことを、改めて大切にする意味を考え直すきっかけとなった作品
作品の中に出てくる『二度目の死』という言葉にハッとする
国、伝統、文化、様々なものを絶やさず受け続けていく日本人の精神の根本には、こういう事も入っていたのではないか
この映画の舞台はメキシコで、メキシコの『死者の日』に起こる物語だけれど、このような目に見えない根っこの部分はきっと世界共通なんだと思う
ディズニーの映画は欠かさず観ている自分だが、この映画だけは何故かなかなか観る気がしなくて、レンタルビデオ店で見かけてもずっとスルーしていた
ちょうど長い休みが取れたのと、以前にも同じような感覚で観なかった『ウォーリー』や『シュガーラッシュ』がすごく良かった事もあって、他の作品と共に観ることに。
で、観終わった後思わず拍手(一人だけど)、そしてリーメーンバミ〜♪と口ずさみ始める。こんな事はほとんどない事だ
本当に良い映画
家族を想うことって本当に大切なんだ、素敵なことなんだって素直に思えた
まだ観てない人にも自信をもっておススメしたい映画
CGの可能性
映像はもちろん細かい動きまで本当によく作られているのだけど、何より驚いたのが『重さ』を感じたこと
いつもCGアニメに思っていた事は、映像はリアルになっても個体それぞれの重さがあまり感じられなかったという事
宮崎駿監督のアニメを見ればわかるけど、宮崎駿監督が生み出すキャラクターや世界には、重さがしっかりあるし感じられる。ナウシカの蟲達、浮いて落ちて来たシータをパズーが受け止めた時、ハウルが走りながら翼を広げ飛んで行く時、ポニョが波の上を走っている時の水の魚達など挙げたらキリがない とにかく宮崎駿監督の作品はしっかりと『重さ』が感じ取れるのだ。一度宮崎駿監督の作画作業を映像で見た事があるのだけど、線一本一本描きながら息を合わせてその風景を作り出していっていた、間違いなく一枚の絵に魂を込めているのがわかった。そういうものが観てる側にしっかり伝わってくる。ディズニーの作品は大好きだしほとんどの作品を観てきているのだけど、コンピューターの画面上で描き出していくCGアニメで線一本一本に息を吹きかける、魂を込めるなどというのはまず難しくて出来ることではないだろうと思っていた。しかし、このリメンバーミーではその『重さ』を感じることができたのだ。ダンテという犬のキャラクターがいるのだけど、間違いなく重さが伝わってくる。それは全体的にというより頭には頭の重さがあってお腹にはお腹の重さが、足には足のといった感じで、それらがあるからダンテというキャラクターにしっかりと重さが入り込んでいる。簡単に言えば『肉の重さ』みたいな感覚。CGアニメでどうやったらこんな風に重さを感じるように作り上げられたのか驚きでしかなかったし、それを観た時は思わず歓喜の声を上げていた。ディズニー映画がまた一つ先の世界に行ったと
重さだけでなく物語の内容など素晴らしいところは沢山あるのだけど、『魂』を扱った作品だけに作り手側も今までにも増して『魂を込めた』作品になったのかなと一人思いを馳せる
もうひとつ良いのが『歌』そして音楽
吹き替えで主人公ミゲルの役をやっている石橋陽彩君の歌声がめちゃめちゃ良い。初め聴いた時は「女の子?」と思ったけど、後で調べてみたら14歳の男の子だった。音楽はどのジャンルでも幅広く聴くタチでメキシコの音楽ももちろん好きだけど、ディズニー映画に取り入れられると映像と相まって更に楽しくなっていく。最後は歌のシーンで泣かされた
感動が詰まりすぎて最後はただただうなずく事しかできなかった
最後までお読み頂きありがとうございました
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2020年01月07日
『芹乃栄』(せりすなわちさかう)
七十二候
本日一月七日は七十二候でいうところの『芹乃栄』
「セリが盛んに茂る頃」
という意味をもつ『芹乃栄』
一月七日と言えば『七草粥』が広く知られていて、七草にもセリが登場します。この七草を食べる習慣は平安時代には行われていて、正月七日に七種の菜を羹(あつもの)で頂くと万病を免れるという中国の慣習に習って朝廷の儀式となったものらしく、『枕草子』には若菜摘みとして登場します
詳しくはこちら >>若菜摘み
平安時代には、普段はそんなものには目も向けない宮中の偉い人達も、この日ばかりは庶民と同じようにこれを食べたということらしいけど、今の日本も誰でも同じように七草粥を食べる習慣が続いています。そんな一千年続く行事を改めてこの先も残していきたいと思った芹乃栄の日でした
2020年01月06日
『小寒』二十四節気
本日一月六日は二十四節気で言うところの『小寒』(しょうかん)です
「寒さが日増しに加わり、降雪がみられる」
という意味を持つ『小寒』
でも、ん?降雪?降雪ってもっと早めにあったりするよね?そう思ってよくよく調べてみると、なるほどそれもそのはずで、今で言う一月六日は旧暦の十二月十二日。今から約一ヶ月くらい前。そう考ればちょうどその頃に、あちこちで初雪が降ったなんていう事をチラホラと聞く頃だなと
もし二十四節気で『?』が頭に浮かんだ時は、約一ヶ月遡ると合点がいくかもしれませんね
ちなみに明日一月七日は、日本人ならほとんどの人に馴染みがあるであろう『七草』の日。これは旧暦でも新暦でも正月七日に行う行事で、平安時代には『若菜摘み』と呼ばれ『枕草子』の中にも登場しています。その記事については明日改めて投稿しますが、一千年以上も続いている行事があって、しかもほとんどの日本人が知っていて、且つそれを行っているなんて、本当に日本という国はなんと素晴らしく驚きに満ちた国だろうと、改めて実感させられた小寒の日でした
2019年12月15日
亀戸天神と絶品くず餅船橋屋
この時期、多くの受験生やその親御さんが訪れる『天神様』『天満宮』
ここに祀られているのは学問の神様『菅原道真公』です
菅原道真公が学問の神様といわれる理由の記事はこちら >>百七十年間に合格者わずか数十人超難関の試験に合格した学問の神様
亀戸天神は、元々本社にあたる九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」や「亀戸宰府天満宮」と呼ばれていたのものが、昭和11年に今の「亀戸天神社」となったそう
歩いてみると亀戸天神の境内はとても広く、早朝に参拝したこの日は気持ち良く晴れていたのもあって、心身ともにすっきりとした爽快な気持ちで境内の様々な場所を見て回ることができた
受験生の我が子の為に合格祈願のお守りを受けるのが第一の目的。それが無事済み、次に第二の目的である『松尾芭蕉』の碑へ
碑に書かれているのは
『 しばらくは 花の上なる 月夜哉 』
松尾芭蕉については亀戸天神のあと訪れる「松尾芭蕉記念館」の記事で詳しく書きたいので、ここでは碑と句のみ
二つの目的の為に訪れた亀戸天神社には他にも見所が沢山あって、「書道の神様」としても知られる菅原道真公らしく『筆塚』と呼ばれる廃筆を納める場所もありました。書家や書道に励む人等が筆の労に感謝するとともに、一層の上達を願うのだそう
その他、境内は池の上を趣のある橋がかかり、そこをゆっくり歩けば、鳥が綺麗な声でさえずり、池には鯉が優雅に泳いで、今では珍しいアメンボが水面をスイスイ滑るところも見られる
受験シーズンだけじゃなく亀戸天神はゆっくり日本人の心を養い癒してくれる、そんな神社でした
この後訪れる第三の目的である「老舗くず餅屋」を目指し、亀戸天神をあとに
絶品くず餅を目指し
亀戸天神に参拝したあとに是非おすすめしたいのがここ、老舗のくず餅屋として亀戸天神から徒歩5分の近さにある『くず餅船橋屋』
後から調べてみたところこのくず餅、江戸時代から214年間守り続けているのだそう。和菓子唯一の発酵食品である関東のくず餅は、以前の記事「川崎大師名物『関東のくず餅』は発酵食品」で川崎大師のものは食べ済み、次はこの老舗くず餅屋である『船橋屋』のものを頂きたいとこの日の第三の目的とした
早朝に亀戸天神に参拝したのもあって、店に着いた時にはまだ開店前。晴れ渡った太陽の光が木漏れ日となって船橋屋ののれんや店先を心地よく差している
開店後まだ他にお客さんのいない店内に入る。想像以上に広く天井が高い。濃い木の色が気持ちいいテーブル席はゆったりくつろぐには申し分ない。丁寧な定員さんが差し出したメニューには色々種類があって、これもいいこれもいいと目移りしながらも定番の基本のくず餅を無事注文
朱の色が美麗な大きい器で運ばれたくず餅。思ってた以上に沢山積まれた綺麗な形のくず餅と、なによりその大きさに驚いた。きな粉も黒蜜もたっぷりとかかっていて、食べる期待MAX。ひと口食べて、あー来てよかった、と思わず唸る。くず餅は程よい弾力があってもちもちとしていて、きな粉も黒蜜もしっかり纏うのでひとつひとつがしっかり味わえる。とても甘い。見逃せないのはこの器の形、広い皿の端がくるんと内側へ向いていて、きな粉と黒蜜を外へこぼさないようにできている。だから最後まで気持ちよく食べられる。最後には残ったきな粉と黒蜜をしっかりスプーンですくっていただきフィニッシュ。このスプーンの大きさも絶妙な大きさで、器と合わせてくず餅を最大限に楽しめるものとなっている
お店もあちこちにありネット注文などもできる船橋屋のくず餅ですが
亀戸天神に参拝した折には、船橋屋本店のくず餅を年内でゆっくりいただく
これリピート確定です
亀戸天神公式ホームページ
くず餅船橋屋公式サイト
2019年12月01日
おりひめジャパン初戦勝利ー!!!
いやーやってくれました!
いや、やってくれると信じてました
我がニッポンの織姫『おりひめジャパン』が昨日(11月30日)行われたハンドボール女子世界選手権大会の初戦を見事勝利で飾りました!
試合結果
日本24 ー 20アルゼンチン
(パークドーム熊本 15:00〜)
熊本での熱い戦いを直接観た方はさぞエキサイトしてヒートアップして声ガラガラにして応援されたことでしょう。お疲れ様でした
そしてなにより、初戦を勝利で飾った織姫おりひめジャパンの選手、おりひめジャパン陣営の皆々様方、この試合に携わる全ての方々、本当にお疲れ様でした
初戦終わってグループDで戦う日本の順位はロシア、スウェーデンに次ぐ3位。得失点の差がありますが、まだ大会は始まったばかり、スピードも爆発力も更に上げて上へ上へと舞い上がってくれるでしょう
次なる試合、おりひめジャパンの第二戦は『パークドーム熊本』にて12月2日(月)18:00より行われます。気になる相手国は『DRコンゴ』。IHFランキング42位と、アルゼンチンの時と同じくランキングの上では日本が上となっていますが、そこはいつでも全力おりひめジャパン、決して相手をあなどらず、ただ自分達の試合を厳かにそして疾風の如く駆け抜けるのみです
熊本に集結しているおりひめファンの皆さん、第二戦もどうか熱い声援と熱い気合砲よろしくお願いします!
大会公式サイト
2019世界選手権大会出場メンバー
『おりひめ』といえば「七夕」
「七夕」にまつわる和歌の記事もご覧下さい
『七夕の恋の調べ』
2019年11月29日
ついに明日!!
熊本に『おりひめ降臨』
いよいよついにこの時がやって参りました!
『2019ハンドボール女子世界選手権大会』
我がニッポンの織姫たち『おりひめジャパン』が熊本に降臨します
スピード、迫力、カッコ良さ、どれも間違いなく神レベル。ハンドボールの世界に思う存分引き込まれまくりましょう
大会初日11月30日(土)15:00〜
【パークドーム熊本】にて、我がおりひめジャパンは『アルゼンチン』と対戦。IHFランキングでアルゼンチンは29位、日本は13位と、ランキングの上では日本が上とはなっていますが、そこはいつでも全力「おりひめジャパン」、謙虚にそして大胆に攻めてくれるでしょう。11月30日(土)15:00くまもとに熱い熱い声援を!!
大会公式サイト
2019世界選手権大会出場メンバー
『おりひめ』といえば「七夕」
「七夕」にまつわる和歌の記事も是非ご覧下さい
『七夕の恋の調べ』
2019年11月04日
『夏子、永眠』【樋口一葉】
その後、「たけくらべ」「大つごもり」「にごりえ」「十三夜」などの傑作が発表されていく。「文学界」に七回に分けて発表された「たけくらべ」は、書き始めから一年半後、「文芸倶楽部」に一括掲載されて評判となった。夏子は有名になり、夏子の元を訪れる人は後を絶たなかった。泉鏡花、島崎藤村らもその中の一人だった。桃水とは二年の絶交状態を抜け、今は誰もが二人の付き合いを認めてくれている。
明治二十九年三月、肺結核という診断を受ける。しかもかなり進んでいるという。それから夏子は床にふして過ごす事が多くなった。襲ってくる激しい頭痛とだるさの中、筆も持てない歯がゆさとも闘っていた夏子。そんな中、平田禿木と戸川秋骨(とがわしゅうこつ)が、あるニュースを持ってやってきた。森鴎外(もりおうがい)、斎藤緑雨(さいとうりょくう)、幸田露伴(こうだろはん)、の三人が雑誌「めざまし草」の中で樋口一葉の「たけくらべ」を絶賛しているという。鴎外は「作者は今の文壇の神のような人だ」とまで言っている。禿木と秋骨は嬉しくてたまらなかった。夏子は二人の姿が嬉しかった。しかし反面、いつか自分の作品があきられるのでは?女の作品だから珍しくて一時的に盛り上がっているのではないか?と冷静に見つめる自分もいた。
その後、批評をした三人のうちの一人、緑雨が夏子の元を訪れた。世間から毒舌家と言われる緑雨は夏子の作品を一味違う観点から見ていた。それが夏子には新鮮だった。緑雨は夏子の元をしばしば訪れるようになり話しを重ねていった。桃水は緑雨には気をつけた方がいいと言っていたが、むしろ緑雨こそ自分の文学の第一の理解者であると考えるようにもなっていた。そんなやり取りを繰り返していくうち夏子は再び筆を取りたい、作品を書きたいと思うようになったが、身体はそれを許してはくれなかった。
その後、幸田露伴(こうだろはん)が「めざまし草」に夏子の作品を載せたいとやってきた。鴎外や緑雨との間に合作小説を作ろうという話しも出ていると伝えてきた。細かい設定なども説明して、明るく帰っていった。しかしその後、夏子の病状は悪化。その中でも夏子は萩の舎の歌会に出席、これが夏子が外出した最後となった。緑雨は鴎外を通し、青山胤通(あおやまたねみち)の往診を依頼した、が、胤通診断は「危篤に近い重病」であった。この事が読売新聞に報じられると、多くの人々が夏子の元にかけつけた。
あなた方の袖に戯れましょう
薄れていく意識の中、訪れる人々にそう言葉をかけた
そして明治二十九年十一月二十三日午前 『夏子、永眠』
二十四日、秋骨、緑雨、眉山らの手でしめやかに通夜が行われた
二十五日、葬儀。参列者わずか数十人のさびしい葬列であった
法名「智相院釈妙葉信女」
〜おわり
参考引用資料
『樋口一葉ものがたり』
(日野多香子作・山本典子絵)
教育出版センター
画像
photographer『エリー』
by ぱくたそ
この物語を読む前、樋口一葉という女性について、お札の人で女流小説家でとても慎ましやかに暮らしていた、という事くらいしか知らなかった。ところが話しを読み進めていくうちに『樋口一葉』は『活発で行動的で恋にも全力で生きた人なんだ』という女性像になっていた。慎ましやかに暮らし、困窮する生活状況にも耐えて耐えて一家の大黒柱となり奮闘しながらも、最後には誰もが認める女流小説家になる、これは日本のお札の顔になって当然だとも思った。ただ、半井桃水とのやり取りに心ときめかせ、かと思うと誰かが言った噂に腹を立てたり、それが勘違いや真実でないと知った時のハラハラしてる心の様子とか、それを想像しただけで可笑しくなったという方が自分には大きかった。時代が時代だけに心のうちを人にあれやこれや話すなんて事はできなかったし、そういう考えすらなかっただろうけど、樋口夏子が今の時代に生きていたら、いったいどんな女性になってどれほど周りの者に影響を与えただろうかと思うと、そういう夏子も見てみたかった。きっと周りは夏子の活発さ明るさひたむきさに勇気づけられ元気になって、会社のストレスなんて蹴っ飛ばすくらいの力をもらっていただろうなと。
夏子の、短い生涯を駆け抜けた力ある物語を読んで、自分ももっと力出さなきゃなと前向きにさせてくれた一冊でした