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2018年01月11日
浅草寺の【天然たい焼き】は『皮カリ中フワ』
あんこたっぷりで生地から透けてる!
小ぶりな形も可愛らしい天然たい焼き
今や海外から日本へ訪れる外国人観光客の数が年間2000万人を越えている
『日本に行きたい!』『日本大好き!』と思ってくれている外国の方が沢山いると知るたびにホントに嬉しくなるし、外国の方のそういった空気が日本を更に盛り上げてくれているように強く感じる
「浅草寺」はそんな外国から観光に訪れた人達にとって大人気の観光スポットだが、もちろん日本人にも大人気スポットなのは言うまでもない
そして今日の本題「たい焼き」は、言わずと知れたニッポンのソウルフード!否!ソウルおやつ!子どもから若い人からおじいちゃんおばあちゃんまでみんなに愛され続ける日本の味
「天然鯛焼き」とは、たい焼きをひとつずつ焼く昔ながらの「一丁焼き」という焼き方
熱いそれを真剣にそしてテンポよく絶妙なタイミングで焼き上げる職人の姿は見ていて惚れ惚れする。中には「女焼き師」もいて、ものすごくカッコかわいいので浅草寺に行ったら是非一度その姿を目にして欲しい
店の外側横にベンチがあるのでみんなそこへ座って幸せそうに熱々のたい焼きをほおばっているのだけど、そこに偶然居合わせたアジア系の外国人観光客らしき女の子数人が、ベビーカーを押しながらたい焼きを食べていた日本人親子に「ここどうぞ」とたどたどしい日本語で席を譲るという嬉しい光景を目にする事ができた。そして片言の日本語でその親子としばしの交流
日本人の相手を思いやる気持ちや優しさに『驚いた』『感動した』と外国の人が言っている動画などをよく見かけるけど、もしかするとこの女の子達も日本でそういう思いをしたのかもしれない。そしてそれを日本人に同じようにしてあげたのかもしれない。と、そんな風に想像しながら食べるたい焼きはまた格別の味だった
今回訪れた「鳴門鯛焼き本舗仲見世店」は浅草寺にめちゃくちゃ近い。その名の通り仲見世通りにあるので見つけやすさも抜群。浅草寺に行った際は「天然鯛焼き」とその”焼職人”さんのパフォーマンス必見です
2018年01月06日
一千年の時を越える言の葉の響き
『言はで思ふぞ』
現代では人へ想いを伝える時、その手段といい言葉といい実に様々なものがあります
電話やメールはもちろんLINEなど、いわゆるSNSと言われるものもその手段のひとつでしょう
使われる言葉も軽いものから深いものまで実に様々
ですが、言葉が溢れる今の世でもこう思う時はないでしょうか
とても大切に思っているけど言葉では言い尽くせない
言葉にするよりその思いはもっと深く激しい
この思いをいったいどうやって伝えよう
口にするより深く激しい想いを
今回は、今より遥か一千年も前にそんな『思い』のやり取りをしていた女性二人と一首の和歌をとりげたいと思います
その和歌とは
心には 下行く水のわきかへり
言はで思ふぞ 言ふにまされる
こころには したいくみずの わきかえり
いわでおもうぞ いうにまされる
心に秘めた思いは口にするより ずっと深く激しい
この歌にはそんな意味がこめられています
そして、この歌をやり取りしていた二人の女性、それは平安の世に生きた清少納言と妃(きさき)定子(ていし)です
定子の父(藤原道隆)亡き後、新たに最高権力の座についた藤原道長
その道長のスパイではないかと疑惑を持たれた清少納言。それが原因で清少納言は宮中を離れ実家に戻ってしまいます。実家に戻った清少納言に対して妃(きさき)定子(ていし)は『もう一度自分に仕えて欲しい』とたびたび手紙を送ります。その送られてきた手紙の中にあったものが、くちなしの花びら一枚に書かれた一文
『言はで思ふぞ』
これを見た清少納言は定子の想いに心動かされ、もう一度宮中に戻り定子に仕えることになったのです(NHK100分de名著より)
定子は清少納言のことを誰よりも慕い、清少納言は定子を尊敬し、敬い、慕い、貴い人だと心から思い全身全霊をかけて尽くしました
だから定子は里へ帰ってしまった清少納言へこの歌を送り、清少納言はこのわずかな言葉だけでその思いを受け止め、再び定子のもとへと戻っていったのです
今の私達も、言葉では言い尽くせない言い表せられない程の想いも、この歌のように伝えられる誰かがいて、それを互いに受け止め合える、そんな関係を築けていけたらいいですね。
2018年01月03日
『ルパン三世カリオストロの城と幽霊塔』
【宮崎駿監督】の其之三
宮崎駿劇場初監督作品としてルパン三世の新たな世界観を世に送り出した映画『カリオストロの城』
1979年の公開から30年以上経った今でも何度もテレビ放映され続ける日本人に親しまれ愛され続ける作品で、あのディズニーピクサーのジョン・ラセター監督が若き日に衝撃的な影響を受けた作品でもある
この『カリオストロの城』
作品を作るきっかけになった小説があるらしい
江戸川乱歩著の『幽霊塔』
子どもの頃に『幽霊塔』を読んで面白いと感じ、いつかそれを作品にしたいと思っていた宮崎駿監督。それをルパンでやってしまったのが『カリオストロの城』なのだと
『幽霊塔』
元はイギリスの小説家アリス・マリエル・ウィリアムソン氏が書いた小説『灰色の女』を基に黒岩涙香氏が題名を『幽霊塔』にして書いた翻案長編小説
黒岩涙香氏の『幽霊塔』を江戸川乱歩氏がリライトした
『子どもの頃受け取ったバトンを一度自分の体の中を通して次へ受け渡すのだ』と、あるインタビューで語ってくれた宮崎駿監督。『幽霊塔』『黒岩涙香氏』『江戸川乱歩氏』からもそのバトンを受け取っていたのですね。そして、映画『カリオストロの城』は宮崎駿監督から次の世代へと受け渡したバトンのひとつだったのではと今改めて感じます
『カリオストロの城』といえば、あの気持ち良いくらい愉快痛快なアクションと、やっぱりなんと言っても欠かせない銭形警部が放った最後のセリフ
あのセリフに心を鷲掴みにされた日本人がいったい何人いたか
何度観ても、あのセリフが出るのもわかっていても、あのシーンにはグッときてしまう。いや、もはやその時が来るのを待っていると言ってもいい
あれほど清々しい気持ちで見終える映画はなかなか無いと思う
ちなみに、ヒロイン"クラリス"の声を演じたのはその後『風の谷のナウシカ』」の主人公ナウシカを演じる島本須美さんです
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2018年01月01日
『子どもたちに伝えたいこと』
【宮崎駿監督】の其之二
あの『風立ちぬ』から約4年
”宮崎駿監督”が引退を撤回し『君たちはどう生きるか』で再び長編アニメーションの制作に立つというニュースが飛び込んできた時は日本国民のみならず海外の宮崎駿ファンも両手を叩いて喜んだに違いない
その『風立ちぬ』公開後の2013年9月、「宮崎駿引退記者会見」で、記者からこんな質問が監督に投げかけられていた
「全ての作品を通して”こういうメッセージを入れよう”と意識してきた事があれば教えて下さい」
その質問に対し宮崎駿監督は
「自分は児童文学の多くの作品に影響を受けてこの世界に入った人間ですので…」
という話しから始まり
「子どもたちに『この世は生きるに値するんだ』ということを伝えるのが自分たちの仕事の『根幹』になければいけないと思ってきました。それは今も変わっていません」
と、静かながらも力強い、魂が込められた言葉で答えてくれた
この言葉を聞いて過去のジブリ作品を振り返ってみると、確かに全ての作品に入っていると感じられる
また他の番組内で宮崎駿監督が
「絵を描いて動かしていくというのは自分が体を使って体験したことが出てくるんです」
と言っていたことがある
ジブリ作品から感じる『あの感覚』は、宮崎駿監督はじめ、制作に関わる全ての人の体験や思いの伝わりなのだ
また、ジブリ作品を観た大人が子どもに戻ったような感覚になるのは『この世は生きるに値するんだ』という ”子ども達に伝えたいメッセージ” を、大人も子どもになって受け取っているのだと改めて感じることができる
2018年、年明け早々にもテレビ(一部地域)でジブリ映画が放映される
何度も観てきたジブリ作品を、今回の宮崎駿監督の言葉を思い返しながら、改めて観て感じてみたい
ジブリ作品のTV放映はスタジオジブリ公式サイトの”最新情報”から
・スタジオジブリ公式サイト
・三鷹の森ジブリ美術館
ジブリ作品をDVDで
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お笑い芸人『アントワネット』と『 レインボー』
キモただ(キモくて正しい)王子様と間髪入れず新しいジャンルのツッコミを入れる小澤優人のコンビ”アントワネット”
王子(山口いく)のキャラは馴染みきってるし
ツッコミ小澤優人の
『この辺の酸素、没収!!』
『グッバイけい動脈!!』
などなどの新しいジャンルの多彩すぎるツッコミは、今までに無い新しい笑いの世界に誘(いざな)ってくれる
このコンビ今年クル!!!
『私キレイじゃないよ』
『キレイです』『キレイじゃないよ!』
『キレイだ』『キレイじゃないよ!!』
『キレイだ』『キレイじゃないよ!!!』
『キレイだ』『キレイじゃないよ』
・・・・・
『キレイだ…』
これが繰り返され続ける
何度も何度も
人間不思議なもので、繰り返され続けるといつのまにか最後の『それ』を待ってる自分になっている
もちろんそれが面白いことが前提なんだけど
レインボーの『それ』は確実に面白い
ゲストの”綾瀬はるか”さんも最後の『それ』について『表情とタメと言い方とすごいイイ』と感心
”レインボー”は実方 孝生(じつかたたかお)と池田 直人 (いけだ なおと)の吉本興業所属のコンビ
結成は2016年らしいけど、キャラはすっかり板についている
もしかして女の人??って途中錯覚起こすくらい
このコンビも今年クル!!!
・YouTube【公式】レインボーチャンネル
・池田直人ツイッター
・池田直人インスタグラム
・実方孝生ツイッター
・実方孝生WEAR
『渡辺直美さん』のところでも話したけど、笑いには人を健康にするとてつもない効果があるらしく、たった一回の笑いでガン細胞を100個も消滅させてしまうという
笑えて楽しくて健康になっちゃうならこんなにいい事はない
『薬を使わない医者』であるお笑い芸人さん、これからも大いに笑わせていただきますよー
2017年12月30日
【雪の女王】を20年前に語っていた宮崎駿監督
ディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」
その映画にインスピレーションを与えたものがハンス・クリスチャン・アンデルセン作の童話「雪の女王」という事を知っている人は多いかもしれない
しかし、宮崎駿監督にまつわる「雪の女王」の話しを知っている人は果たしてどれくらいいるだろう
「雪の女王」はソ連でアニメーション映画として1957年に発表されたのだが、これを観た宮崎駿監督が当時を振り返り
「これは良かった」
「これはまいった」
「胸を打つ」
「音楽がまた素晴らしいんですよね」
などと絶賛している
アニメ映画「雪の女王」を語る宮崎駿監督22分30秒から
若い時からディズニー作品を観ていたという宮崎駿監督。そのディズニーが2013年に公開し大ヒットした「アナと雪の女王」
その元にもなった「雪の女王」の事を20年も前に語っていたとはなんという巡り合わせ
しかも宮崎駿監督がこの作品を観たのはアニメ制作会社に入社して1年ほどしてから(1963年入社)の事であり、ディズニー映画「アナと雪の女王」が発表される50年も前だったという事にただ驚くばかり
まだ23歳だった若いアニメーターが、その名を世界に轟かせるアニメーション映画監督「宮崎駿」となったのにはこうした時代背景もあったのだ
・映画「雪の女王」新訳版公式サイト
・スタジオジブリ公式サイト
・三鷹の森ジブリ美術館
「雪の女王」レンタル
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2017年12月27日
新しい年のはじめに贈りたい
『万葉集の最後を飾る歌』
今年もあとわずか
年賀状などすでに書き終え郵便に出した人も多いのではないでしょうか
新しい年のはじめ、元日に詠めば今年一年良いことが重なっていきそうな、そんな歌を紹介したいと思います
今日降る雪の いや重け吉事
けふふるゆきの いやしけよごと"
歌の意味
「新年の元日のこの日、雪が降っている。
その降りつもる雪のように、ますます
今年もいいことが重なっておくれ」
この歌は今から遡ること千三百年前、万葉の時代に、歌人"大伴家持"が詠んだ歌です。そして万葉集二十巻(四千五百首)の最後を飾る歌でもあります
雪の降り積もるさまを見て、そのように吉事の重なりを願った歌なのです
千三百年前の万葉人(まんようびと)の心が、今に受け継がれていることがすでに奇跡のようなことですが、せっかくこのような素晴らしい歌があるのなら、新年を迎えたその日に読んでみる、想いを馳せる、それだけでも新しい年の初めに、どこか心が晴れ晴れとする気持ちになれることでしょう
この記事の参考にさせていただいた万葉のふるさと(清原和義著)は万葉集や万葉の時代背景、歌人のことなど、とても丁寧に誰にでもわかりやすく紐解いた本で、とてもおすすめです。図書館でも借りられますので、興味をもった方はこの機会に千三百年の時を超え、日本の雅な世界へ旅してみてはいかがでしょうか
本を購入される場合はこちらにも出ています
中古価格
¥131から
(2017/12/28 19:50時点)
2017年12月23日
サンタクロースがゲレンデを滑走!?
いや多過ぎるだろこれー!!
日本ならではの光景とみた!
こんなに大勢のサンタクロースが、しかもゲレンデを一斉に滑走するなんてー!!!
さすがニッポン!!! 楽しい楽しい♪
滋賀・箱館山のスキー場でのイベントです!
>>>詳しくはこちら