カラスの鳴き声

　６月９日から10日の国内映画ランキングが発表された。ランキングによると「名探偵コナン　ゼロの執行人」は5位に後退したが、公開9週目に累計興収80億円を突破した。この成績は「THE　LAST　MESSAGE海猿」(最高興収80.4憶円)を抜き、邦画と洋画を合わせた国内の映画歴代興収で63位となっている。

　首位は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドームを受賞した是枝裕和監督「万引き家族」が初登場で獲得。2位は「デッドプール2」で、「50回目のファーストキス」が3位。新作では他に、「終わった人」が4位に登場し、「羊と鋼の森」は6位スタートとなった。

　アニメ作品のトップ10入りは「コナン」のみ。「クレヨンしんちゃん　爆盛！カンフーボーイズ　拉麺大乱」は12位で、累計興収は17憶6000万円を突破した。「コードギアス　反逆のルルーシュ�V　皇道」は15位となっている。



ちなみに歴代アニメ作品の歴代興収ランキングは下記の通りとなっている。

1 千と千尋の神隠し 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (2001) 301億円
2 アナと雪の女王 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (2014) 254億円
3 君の名は。 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 (2016) 250億円
4 ハウルの動く城 　　　　　　　　　　　　　　　　　 (2004) 196億円
5 もののけ姫 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (1997) 193億円
6 崖の上のポニョ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 (2008) 155億円
7 風立ちぬ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2013) 120億円
8 ファインディング・ニモ 　　　　　　　　　　　　　 (2003) 110億円
9 トイ・ストーリー3　　　　　　　　　　　　　　　　 (2010) 108億円
10 モンスターズ・インク 　　　　　　　　　　　　　　　 (2002) 93.7億円
11 借りぐらしのアリエッティ 　　　　　　　　　　　　　 (2010) 92.5億円
12 ベイマックス 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2014) 91.5億円
13 モンスターズ・ユニバーシティ 　　　　　　　　　　　(2013) 89.6億円
14 STAND　BY　ME　ドラえもん 　　　　　　　　　　　(2014) 83.8億円
15 映画　妖怪ウォッチ　誕生の秘密だニャン！ 　　　　 (2014) 78億円
16 ズートピア 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (2016) 77億円
17 ゲド戦記 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2006) 76.5億円
18 劇場版ポケットモンスター　ミュウツーの逆襲 　　　　 (1998) 76億円
19 怪盗グルーのミニオン大脱走 　　　　　　　　　　　　　 (2017) 73.1億円
20 名探偵コナン〜から紅の恋歌〜 　　　　　　　　　　　(2017) 68.9億円
21 ONEPIECE　FILM　Z　　　　　　　　　　　　　　　 (2012)　 68.7億円
22 ファインディング・ドリー 　　　　　　　　　　　　　 (2016) 67億円
23 猫の恩返し 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2002) 64.6億円
24 劇場版ポケットモンスター　幻のポケモン　ルギア爆誕 (1999) 64億円
25 名探偵コナン　純黒の悪夢 　　　　　　　　　　　　　 (2016) 63億円
26 バケモノの子 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2015) 58.5億円
27 映画　妖怪ウォッチ　エンマ大王と5つの物語だニャン！ (2015) 55億円
28 ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q 　　　　　　　　　　　 (2012) 52.6億円
29 Mr.インクレディブル 　　　　　　　　　　　　　　　 (2002) 52.6億円
30 ミニオンズ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2015) 52億円
31 モアナと伝説の海 　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2017) 51.6億円
32 SING(シング) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (2017) 51.1億円

ジブリ、ディズニー、ピクサーはやはり強いという印象を受ける。みなさんもご覧になった作品が多いのではないだろうか。