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2017年12月08日

月読命の謎 その4 結論

これまで、古事記・日本書紀の伊弉諾神が「筑紫の日向の橘の
小戸の阿波岐原で禊を行なった時に三貴子が生まれた」という
文言にこだわって来ました。

つまり、天照大神(日)が誰かを特定し、それに対する(月)
を月読命と特定しようというアプローチを取りましたが、いず
れも上手く行きませんでした。

対象となる月読命の情報が少な過ぎ、なおかつ、曖昧であるこ
とがその理由です。

大日婁貴の弟に「月峰命」という人がいるらしいということは
分かっています。

しかし、その実績はおろか、名前さえ一切出て来ません。

そこで、今度は「日」と「月」は誰かを特定することを優先す
るアプローチに変えてみました。

日本を代表する日月はどなたか?

その結果、見えて来たことは、日も月も単一の神ではなく、複
数の神の総称ではないかということです。

ある特定の時期に、それぞれ日月に対応する神様がいて、何代
かにわたって引き継がれていったのではないかと。

古事記・日本書紀では、大日婁貴を天照大神に特定してしまっ
たため、それが出来なかった。

だから、「月読命」という架空の神様を作り出してしまい、そ
の事実を隠したとすればどうでしょう。

以下は、私の考える「日月」の神様の一覧です。

日月の神.png

いかがでしたでしょうか?

posted by mydears at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 月読命

2017年12月07日

月読命の謎 その3

もう一つの可能性は、月読⇒月「黄泉」です。

夜の国、闇の支配者。閻魔大王。

この可能性があるのは、神話の中では5人のみです。

@天照大神の弟の月読命(つくよみ)
A伊弉冉尊(いざなみ)
B須佐之男命(すさのお)
C須世理姫(すせりひめ)
D大国主命(おおくにぬし)

@は、夜の世界を治めるところは合っていますが、須佐
之男命との守備範囲が重なることもあり、取って付けた
ような印象がぬぐえません。

Aは、まず無いでしょう。仮りにも、諸神の親神様です。

Bは、可能性は有ります。ただ、その場合は、須佐之男
命=天照大神の弟の月読命でしょう。

Cは、全身金色に輝く女神様ですから、月の印象にも結
構近いです。でも、日(天照大神)に対する月というに
は少し存在が薄いかも。申し訳ないですが、
「トイレの神様」ということで。

Dは、あるとすれば、この方でしょう。
別名、幽冥主宰大神 (かくりごとしろしめすおおかみ)。
「目に見えない世界(神々の世界・霊魂の世界)を司る
神となられ」とあります。ただ、月の神というイメージ
が薄いのが最大の欠点です。

神社に行けば、灯籠に日と月の形をくり抜いた穴が開い
ているのを目にします。

この神社の顔「日月」のバランスを保てるのは一体どな
たなのでしょう。


posted by mydears at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 月読命

月読命の謎 その2

さて、古代から大和まで、一応、一通り見てきました。

ずいぶん前に、月読命は瀬織津姫であるとの結論を示しま
した。

それは、彼女が三島の溝杭(灌漑の意だと思います)の娘
である勢夜陀多良比売=玉櫛媛であるという前提に基づき、
太陽である饒速日命の奥さんである月としての対比として、
伊勢神宮にもともと「日月」として祀られていたのではな
いかとの推測によるものでした。

今度は、月読=「暦」の側面から、考察してみたいと思い
ます。

日本に暦があったと確実に分かるのは、6世紀頃朝鮮半島
の百済から伝えられた宋の時代の中国暦であります「元嘉
暦」(げんかれき)ですが、6世紀まで暦がなかったはず
がありません。

日本は古くから海洋国家であり、漁業や航海にも必要だっ
たはずですし、稲作という農業が普及し始めたわけですか
ら、絶対、何らかの「暦」が必要だったはずです。

古事記・日本書紀の天皇が長命過ぎることから、1〜6月
末と7〜12月末でそれぞれ1年と数える「2倍年暦」が
あったのではないかと唱えられる方もいらっしゃいますし、
さらに、古事記では、3・6・9・12月の4回も1年が
あった「4倍年暦」だったのではないかと言われる方も
いらっしゃるくらいです。

おそらく、「証拠はないけど古代暦はあった」と考えるの
が妥当だと思われます。

それほど正確でなくても、少なくとも、春=種まき、夏、
秋=収穫、冬の区別や、出産までの妊娠期間、満月と新月
=大潮(満潮)くらいの知識はあったことでしょう。

月読命の指示で、季節に応じた作業や出産に係る準備を行
っていたのだろうと考えられます。

だからこそ、「月夜見」や「月弓」などだけではなく、
「月読」という字をあてたのだと思います。

posted by mydears at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 月読命

2017年11月19日

月読命の謎

そういえば、月読命の事を忘れていました。

正直言って、古事記にも日本書紀にも殆ど記述がなく、あっても須佐之男命と被ったようなものです。古事記の嘘に騙されず、その隠された真実を暴き出すという本稿の立場をもってしても、その記事の少なさから解明は難しいです。

現存する神社は、伊勢、京都等それほど多くありません。しかも、御利益は安産だったりします。

そもそも、男神なのか女神なのかも明確ではありません。

考えられる可能性は、次の3つです。

@天照が太陽だから、その対極の月が必要だった。
A月読命に対応する人物が実際にいた。
B月読命と須佐之男命は同一人物だった。

まず、天照大神が女神だとすると月読命の存在が微妙になるのでしょうね。天照は太陽の象徴、月読は月の象徴ですから、

天照大神が女神だとすると月読命が男神。このため、混乱した話ししか出来上がらなかったのでしょう。

古今東西、太陽神は男、月の女神は女と相場は決まっていますから。

天照大神が男神だったと考える本稿では、割と簡単に説明できます。

それはズバリ、天照=饒速日命、月読=瀬織津姫です。

ただ、古事記で、イザナギが右目を洗った時に出来た2番目の子ということですから、これは日向側の人物という可能性も捨て切れません。

また、四国の愛媛県あたりに若干その痕跡も伺えますので、東征に先立ち日向から海を渡って四国に移った人物がいたのかもしれません。

いずれにしても、暦に詳しい、現在で言えば農林水産省、経産省、気象庁、経済企画庁を統合したような重要ポストを束ねたであろう人物だったのでしょう。
posted by mydears at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 月読命
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