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平安五段の留意点

全空連指定形(第一・第二)についてはすでに述べた通りですが、近年、糸東会でも問題になっている形の動作がいくつかありますので、この場を借りて、現役部員の皆さんにお伝えしておきたいと思います。

これは糸東会の大会においては特に気をつけておいていただきたい点です。

それらのうち、今日は、「平安五段」について書かせていただきます。

あくまで小生の主観ですが、少年部の試合を見ていて、選手たちが最もよく使う平安の形といえば「平安五段」ではないかと思います。

そこそこに動作も大きく見栄えがするからでしょうか。

まずは、大会で少年が演武する平安五段の形をご覧いただきます。

画面で向かって左側(青)の選手にご注目ください(最初の試合だけで結構です)



なかなか上手ですよね。

ただ、見栄えはいいのですが、糸東会の大会では、厳密に言うと問題となる箇所があります。

最も顕著な問題点としては、最初の挙動です(右の写真)

これは、中段突きの後、その拳を引きながら、脇に構えるという動作ですので、本来はゆっくりとした動きです。

ところが、この構えの動作を、まるで鉤突きを極めるかのように勢いよく行う選手が非常に多いように思います。
この青の選手がそうです。

一般の(全空連系の)大会では、特にどうこう言われないようですが、糸東会の大会では禁止されていますので注意してください。


次に、右の写真をご覧ください。左端写真の立ち方を「浮き足立ち」といいます。

ここから右端の写真のような「交差立ち」に移りますが、このとき、腰まで引き手をとらずに「交差受け」を行ってください。

多少拳を引くくらいなら許容範囲であると思います。

従って、上の動画の少年は、この点は大丈夫です。


ちなみに、流派によっては、このとき軽くジャンプすることもあるようですが、糸東会は跳びません。

平安五段の注意点としては大体、以上のような点です。

では最後に、平安五段の動画をご覧ください。



本学の昇級審査では、1回生はほとんど平安初段、二段で受審しているようですが、たまには平安五段も見てみたいものです。

明日は、「四方公相君」という形の、近年糸東会で問題となっている部分について、現役部員の皆さんにお伝えしたいと思います。
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