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空手競技のF1 プレミアリーグが始まった!

お知らせが遅くなってしまいましたが、先日、JKFanが届きました。

表紙は、昨日の記事でチャタンヤラクーシャンクーの写真を掲載した宇佐見選手です。

最近、彼女が雑誌の表紙を飾ることが多くなりました。

さて、今月号の中で、個人的に最も関心があったのは、世界の流れが今後どう変わるのかという点でした。

今年は、空手競技のF1ともいえる「KARATE1 プレミアリーグ」元年です。

今年1月15〜16日、フランス・パリのクーベルタンスタジアムで幕は切って落とされました。

このリーグの特徴は、年に数回行われる世界規模の大会でランキング制が導入され、優勝者から順に振り分けられるポイントを総合し、通年でグランドチャンピオンを決定するというものです。

注目すべきは、ランキング制以外に、賞金が出ること、さらにオープン参加であるという点です。

2011年は、今回のパリ大会以外に、トルコ、オーストラリアなどでも開催されるそうです。

今後、この大会がどのように発展していくのか、そして、この大きな変革の波が日本国内にどのような影響を与えるのか、小生としては興味津々です。

ちなみに、日本でも昨年から、「褒賞制度」が導入され、世界大会、アジア大会、アジア競技大会の3大会について上位入賞を果たした選手には、褒賞金が出るようになったそうです。

一体いくらもらえるんでしょうね(笑)

さて、今回のプレミアリーグで試験的に導入されたルールですが、ちょっと驚きです。JKFanの記事から引用します。


1.指定形の廃止

従来、予選は第1指定形、第2指定形というケースが普通でしたが、今大会は、1回戦からスーパーリンペーやチャタンヤラクーシャンクーなどの決勝で使うような形を演武できます。

以前と違い、現在は点数制ではなく、組手と同様、赤VS青のフラッグ方式で勝敗が決まりますので、対戦相手によって自由に形を選択できるという面白みが出て来ます。

ただ、指定形を演武しない選手が今後出てくるとなれば、正しい形の伝承について問題視する向きもあります。


2.レフリー(主審)1名とジャッジ(副審)4名で審判構成

従来は副審は3名でほかに監査が1名いましたが、監査を廃止し、副審が4名になったということです。

そして驚くのは、レフリー(主審)に技のポイントを取る権限がなく、反則しか取れないということです。じゃ技のポイントは誰が取るのでしょうか?それはジャッジ(副審)の権限です。

ジャッジの旗が2本上がればポイントをレフリーが加点する方式です。

えぇ〜?と思われるかも知れませんが、よく考えれば、ボクシングも似たような感じですよね。レフリーは優劣を決められず、ペナルティしか与えることができません。悲しい

ちなみに、今回採用された方式は、ジャッジ(副審)の赤・青旗にコードが付いていて(右の写真上側)、有効打が入ったと判断したジャッジが、その色の方のボタンを押すということです。

二人以上のジャッジがボタンを押すとコート脇のブザー(右の写真下側)が鳴り、レフリー(主審)が試合を止め、ポイントを与えるそうです。

もし2対2であれば両方にポイントが入るというのも驚きです。


3.反則で相手への加点なし

若手OB諸先輩方はご理解いただけると思いますが、現在、国内で適用しているルールは、ペナルティ2ポイント目から相手に技のポイントが追加されるシステムになっています。

ところが、今回のプレミアリーグでのルールは、反則による相手への加点を廃止しています。それでもペナルティ4ポイント目で自動的に負けとなる点は全空連ルールと同じのようです。

ですから、掲示板では7−0でリードしていても反則が4ポイントに達するとその時点で負けとなりますから、観客にしてみれば違和感はあるかも知れません。


4.ボディプロテクターの着用義務

これは中段に対してより強い攻撃が求められるようになったことから採用されたのでしょうか。


以上が主な部分ですが、あくまで試験導入ということですので、今後もずっとこのままとは限りません。

ただ、近年、世界の空手界はヨーロッパ主導でほとんど全て決定されている傾向にあるようで、本家本元の日本の主体性が今後求められるところです。


では最後に、そのパリで行われた試合のうち、決勝戦のみピックアップしたダイジェストの動画をご覧下さい。(この大会は従来、オープン・ド・パリと呼ばれていたものです)


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