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耀心館と神大空手道部

先の投稿記事の中でもご紹介しましたが、五誓会とともに、本学が昔からお世話になっている道場に、「耀心館(ようしんかん)」があります。

諸先輩方ご存じの通り、先代の辻川師範の道場です。当時、JR六甲道の駅近くに道場がありましたが、なぜか部員たちは、遠くにある西宮今津の五誓会に通うことが多く、自分自身、耀心館の道場で稽古させていただいたのは、2,3回あるかどうかというところです。

やはり、学生時代は組手の練習相手を求めて道場訪問するということが多かったのかも知れません。

ただ、小生も糸東会で正式に活動するようになってから思うことですが、兵庫県糸東会の中で、特に形(かた)や糸東流空手道本来の技に関する見識という点では、耀心館の先生方はずば抜けておられます。

中には、「耀心館」という看板ではありませんが、かつて辻川師範の教えを受け、互いに切磋琢磨された方々がそれぞれ旗揚げされている道場がいくつかあります。

我々の間では、これらの道場をまとめて「耀心館グループ」と呼んでいますが、現在、県糸東会の技術講習会においても、指導的立場にあるのは、皆「耀心館グループ」の先生方です。

昨年インドネシアのジャカルタで開催された糸東会アジア大会の期間中、現地での形講習会で講師を務められた先生、そして5月末にあった、辻川元老による講習会で、午後から形指導の講師役を務めて下さった先生方、さらには、そのとき、会場内のあちこちで自然発生的に小さなグループを作って周囲の皆さんに指導されていた方々も皆、いわゆる「耀心館グループ」です。

これを見ても、辻川師範のご指導が脈々と受け継がれ、大きな「辻川山脈」が形成されていることがご理解いただけると思います。

にもかかわらず、長年、耀心館との交流を積極的に行えなかったことは、本学にとって大きなマイナスではなかったかと今更ながら反省させられる次第です。

糸東流空手道を正しく受け継いでいくためにも、今後、耀心館との交流も行いながら、幅広い見識や正しい技を身につけ、組手に偏重することなく、バランスのとれた人材を育成していくことが小生の重要な役目であると思います。

昨年、後期昇段級審査で耀心館の先生に立ち会いをお願いしました。

学生たちの一生懸命さに大変感激しておられた一方で、学生たちも耀心館の先生の熱心なご指導を受け、新鮮なものを吸収できたのではないかと個人的には喜んでいます。

「五誓会」と「耀心館」、これらは本学にとって車の両輪のようなもので、本学の伝統を守り抜いていくためにも、これらの道場とのご縁は今後も大切にしていかなければならないと自戒している所存です。

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