2008年10月01日 | Posted by 公 at 19:44 | 自立 | この記事のURL |
日下公人語録12
日本は、日本のことを今こそ主導権を持って言うべきなのに、なぜアメリカはどうだ、中国はどうだと他人のことばかり議論するのか。これこそが一番悪い"日本病"である。 日本病から脱却し、自国のことは自国で決することができる国になるためにはどうすべきか。日本にはすでに力がある。その力を自覚し、「日本のために使う」ことに徹すれば、眦を決して自らを奮い立たせるような力み方は必要ないことがわかる。叫んで、ことさら自ら奮い立たせようとするのは、力がまだ備わっていない者のすることである。日本が近代から今日に至るまでに達成したレベルの高さを、きちんと自覚すればいい。
アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える