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2015年07月13日

揺れない心 本当の強さを身につける作法 桜井章一

久しぶりに雀鬼ー桜井 章一氏の本を読みました。
「揺れない心」というタイトルに惹かれてのことです。
桜井氏の言葉には「心を揺らすな」という表現が頻繁に出てきて印象に残っていました。その「心を揺らさない」という点にフォーカスした考えを改めて聞けるかな、という期待で手に取りました。

文章は感覚的でさらっと読めます。だからこそ読み方が難しいのですが…。論理的な捉え方では、本当の意味ではきっと理解することは難しいのだろうと思います。

今日とりあえず印象に残ったことは、物事を固定して考えることの危険性ですね。

桜井氏は、動物としての感覚を何より大事にしているんだと感じます。「浅い人になれ」の章ではそのことをよく書いています。考えることの弊害を指摘し、自然界の摂理という野生の本能を大切にしたいと。

この事は、最近よく考えている「思考はバーチャルなものにすぎない」という自分自身の考えと似ているところがあるなあ、と感じました。
「生きているのは本来自然のはずであるが、人間社会は思考が作り出したもので、そのレイヤーにだけ生きていると、思考だけが全てのような感覚に囚われ、自分自身の姿をいつしか見失ってしまう。ところが人間は自然界に生きる動物である。本来はそれ以上でも、それ以下でもない。それを全く違うものに仕立て上げているのは人間の思考である。では、その思考は、バーチャルなものに過ぎないのではないか」
というのがその考えです。
※(注)これは桜井氏の考えではなく、私自身の考えです。

 桜井氏は、その「思考」に囚われ過ぎるなと言う。それは彼自身のレイヤーが思考とは全く別のところ、生き物としての本能のところにありたいという姿勢から来るのだろうと思います。

いやあ、深い。


posted by 霧島もとみ at 2015年07月13日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本:教養
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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