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2016年01月26日

リッツ・カールトン 至高のホスピタリティ 高野 登


リッツ・カールトンでホテルマンとして働いていた筆者が、「おもてなし」「ホスピタリティ」をキーワードに、ビジネスマンとしての生き方・心の持ち方を提案している本です。

「あのジェット機欲しいんだけど」という帯が付けられていて、「世の中にはなんて無茶なことを言うお客さんがいるものだ。そんな時に自分だったらどう対応するだろう?」と興味を惹かれて買ってしまいました。その時のリッツ・カールトンのホテルマンの対応は本書中に書かれています。本当にあった事例とのことでちょっとビビリます。

さて、この本の中では、

自分のものさしを捨てる。
一番大事なことを、一番大事にする。


何となく当たり前のように認識しているこれらの言葉・概念などについて、その具体例として筆者が経験したホテルでのエピソードを擬似体験することができます。
改めて考えることができる良い機会になったなあ、というのが読後の感想でした。

また、書かれていることは筆者がホテルマンとして経験したことがベースになってはいますが、その本質が「人のためになることをする」「相手の立場になって考える」だとすれば、実は接客業以外の全てのビジネスに共通している事なのかもしれないと思いました。
仕事は結局のところ人に喜ばれることで初めて仕事として成立する訳ですから、仕事を届ける先である「相手」「人」との関わり方を考えていくことは、ビジネスの本質を考えることの一つの形のような気がしたのです。

というわけで読んでみて損はない本だと思います。
単純な読み物としても面白かったです。

ところで書中に
「時々私は、師と仰ぐ方、メンターに会いに出かけます。」(P134)
ということが何気なく書かれていました。
私の最近の感覚として、「尊敬する箇所を持つ人に会うことで、そのエッセンスの影響を自分が受けることができるような気がする」「この部分の影響を受けたいから、あの人に会いに行きたい」と思うことがあったもので、はっとさせられました。
自分だけの感覚だけではなかったんだと。
良い影響を受けることができる、尊敬する人に定期的に会いに行くことが大事なんだなと思いもかけず気付くことができ、この言葉への出会いも面白いなあと思いました。
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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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