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2015年12月21日

不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる  「明日を変える力」を磨く55の言葉  竹中 平蔵


「歴史の名言から未来を学ぼう」をコンセプトに、竹中平蔵さんが55の言葉とその解説を紹介していく本です。

「川を登れ、海を渡れ!」など数々の名言を切り口に、竹中さんの物事の捉え方・考え方を紹介していく本とも言えると思います。

中でも印象に強く残ったのは、

「コンパス・オーバー・マップス(地図よりもコンパス<軸>が重要)」 伊藤穰一(MITメディアラボ)

という言葉です。
実は、本書中で”名言”として紹介された言葉ではなく、その解説文の中に紹介されている言葉なのですが、とても強く印象に残りました。
変化の激しい時代に変わらない地図はなく、大事なのは「自分が何をやりたいのか」という括弧たる軸であると。それがコンパスであり、地図がどのように書き換えられたとしてもコンパスさえあればこの世界を迷いなく渡り歩いていけるのだ・・・という力のある言葉として、ドンと心の中に打ち込まれてきたのです。
この言葉に触れたとき、自分自身の中で近頃漂っていた焦燥感というか、困惑の感情が、ふと「自分の軸は何なのだろう?自分はこの世界で何を本当にしたいと考えているのだろう?」という形を与えられたように感じました。

というのは私が読んだ感想ですけれども、この本は様々なエッセンスの名言が散りばめられているので、読む人によってセンサーに触れる箇所・内容が様々だと思います。歴史的な名言を学びながら、自分の中のどの部分が反応するのかを確かめながら読んでみると面白いかもしれません。

気軽に読める、ちょっと面白い本だと思います。
posted by 霧島もとみ at 2015年12月21日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本:教養
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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