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2015年11月14日

今日のはっとさせられた漫画の台詞

「おまえ一度でも31ページ マンガ書いたことあるのか」

※漫画「BAKUMAN 2巻」(原作:大場つぐみ 漫画:小畑健)63Pより

またBAKUMANですみません。でも好きなシーンなんです。

これは主人公のうち原作者を目指す高木(シュージン)が、真城(サイコー)をかばって言った台詞です。
マンガの賞である手塚賞に落選した主人公たちを「絵が下手なんだよ。俺の方が上手い」と小馬鹿にした同級生に対して、高木の怒りが炸裂しました。この台詞の後、その同級生は高木に全力で殴られることとなります。

ちょこっとノートに書く1カットの絵と、31ページのマンガを書ききるための絵は、全くの別次元です。
そんなことも知らずに、調子にのって馬鹿にしてくるそいつが許せなかったのでしょう。おまえはサイコーがどれだけ真剣にマンガに向き合い、全力で取り組んできたかを知っているのかと。
また、「落ち込んでいるサイコーをここぞとばかりに馬鹿にしてやろう」という嫌らしさも鼻についたんだと思います。

しかし、それとは別に、この台詞がまるで自分に向かって飛んできたかのような錯覚も同時に覚えました

「この本を読んでいるおまえは、何か全力でやりきったことがあるのか」

何も達成していないくせに、批評家ぶって、モノを言うだけは立派な人間になっていないかと。
31ページマンガを書いたことはあるのかと。それに匹敵する何かをやりきったことがあるのかと・・・。

そう考えると、何かガツンと頭を殴られた感じがして、考えさせられます。
すごいです。BAKUMAN。

posted by 霧島もとみ at 2015年11月14日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記憶に残る台詞
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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