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2018年06月17日
Raspberry Piでファイル共有
今日はちょっと毛色が違いますが、
・ラズパイでファイル共有する方法
・Windowsからリモートデスクトップ接続する方法
・WindowsからSSH接続する方法
を簡単に記載します。
理由は完全に筆者の備忘録。(笑)
いや〜、ラズパイのインストーラからしてだいぶ簡単になりましたね。
まずは環境から。
環境
本体 :Raspberry Pi Model B+
SDカード :16GB
インストールファイル:NOOBS_v2_8_1.zip
インストールOS :Raspbian
インストール
※もろもろ準備はWindowsPCで行っています。
1.ラズパイのダウンロードページから、インストーラをダウンロードします。
私は、なんとなく過去のイメージで「NOOBS」をダウンロードしました。
Raspbianをインストールするなら、「Raspbian」を選んでもよいかもしれません。
※「NOOBS」なら、「Raspbian」のインストールもできますし、その他、インストール可能なOSが選べます。
2.SDカードの準備
ラズパイで使うSDカードを”FAT32”でフォーマットします。
私は、こちらの”SDカードフォーマッター”を使っています。
3.ダウンロードしたファイルのSDカードへのコピー
ダウンロードしたzipファイルをWindowsPC上で展開し、展開したファイルをすべてSDカードのルートディレクトリにコピーします。
※私は、USB2.0接続のメモリカードライターしか持っておらず、かつSDカードも遅かったようで、ものすごい時間かかりました。
4.Raspbianのインストール
ファイルをコピーしたSDカードをラズパイにセットし、ラズパイの電源を入れます。
(当然、モニタ、キーボード、マウス、ネットワーク等接続してます)
電源を入れて少し待っていると、インストールするOSの選択画面が表示されますので、そこで「Raspbian」またはインストールしたいOSを選択して、「インストール」を押します。
あとは、インストーラの指示に従って操作すればインストールが始まります。(大雑把〜)
※ここでもかなり時間かかります。
や〜っと、ここからが今回の記事の本番。
・・・なのですが、本番の前に、
・ラズパイの「LXTerminal」(コマンドプロンプトみたいなの)を起動し以下を実行しておきましょう。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
※「Y/N」を聞かれたら「Y」押下です。
5.SSHの設定
(1)WindowsにTerminalソフトを入れます。
私は、Teratermを使いました。
(2)ラズパイのSSH設定
・ラズパイの画面左上にある、ラズパイアイコンをクリックし、「設定」⇒「Raspberry Piの設定」の順に選択。
・表示された「Raspberry Piの設定」画面で、「インターフェイス」タブを選択。
・「SSH」と書かれた項目を「有効」に設定。
・「OK」で終了。
以上の操作をします。
(3)ラズパイのIPアドレスの確認
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し、「ifconfig -a」と入力。
・表示結果の中に、以下のような記載があるので確認。
eth0:
・・・中略・・・
inet 192.168.1.100
※「eth0」と言うのは優先LANのポートを示し、「inet」の後の数値がIPアドレスになる。
(4)WindowsPCからラズパイへの接続
・Teratermを起動し、「ホスト」の欄に以下のように入力する。
pi@192.168.1.100
※IPアドレスは(3)で確認した値。
・認証画面では、パスワードに「raspberry」を入力する。
以上でSSH接続が可能となります。
ちなみに、終了するには、「exit」と入力。
6.Windowsからリモートデスクトップ接続する。
(1)xrdpのインストール
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo apt-get install xrdp
(2)WindowsPCからラズパイへの接続
・リモートデスクトップを起動し、「コンピュータ」の欄に上記5.(3)で確認したIPアドレスを入力して「接続」する。
例:192.168.1.100
※IPアドレスは(3)で確認した値。
・認証画面では、以下のように入力
username欄: pi
password欄: raspberry
以上でリモートデスクトップ接続が可能になります。
ちなみに、終了するときは、画面左上のラズパイアイコンから「Shutdown」⇒「Shutdown」など選択です。
7.ファイル共有の設定(Sambaのインストール)
(1)Sambaのインストール
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo apt-get install samba
(2)設定ファイルの編集
・/etc/samba/smb.conf を以下のように編集する。
※編集方法は割愛します。ラズパイの「Text Editor」から編集するのが楽だと思います。(私はvi派)
以下、カッコ(赤字部分)の記載は説明です。 編集は、”(” の左側のみです。
・・・略・・・
workgroup = WORKGROUP (WindowsPCと同じworkgroupを指定)
・・・略・・・
# map to guest = bad user (先頭に"#"を付けてコメントアウト)
・・・略・・・
read only = no ("no"にして書込みも可能にする)
(3)サービスの再起動
・以下を実行して、Sambaサービスを再起動します。
sudo service samba restart
(4)Sambaのパスワード設定
・以下を実行して、Sambaサービスを再起動します。
sudo pdbedit -a pi
※画面表示に従って、新パスワードを入力します。(確認含めて2回)
以上で、WindowsPCの「ネットワーク」に「RASPBERRYPI」というマシンが見えるようになります。
8.固定IPアドレスの指定方法(おまけ)
以上の設定で、ファイル共有し、WindowsPCから操作することは可能なのですが、念のため、固定IPアドレスの設定方法を記載します。
(1)「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo vi /etc/dhcpcd.conf
編集画面になったら、コメントアウトされている部分を以下のように修正する。
interface eth0
static ip_address=192.168.1.100/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
static domain_search=
※"192.168.1.100"の部分は、設定したいIPアドレス。
昔は、「/etc/network/interfaces」に記載されていたと思いますが変わったようです。
・ラズパイでファイル共有する方法
・Windowsからリモートデスクトップ接続する方法
・WindowsからSSH接続する方法
を簡単に記載します。
理由は完全に筆者の備忘録。(笑)
いや〜、ラズパイのインストーラからしてだいぶ簡単になりましたね。
まずは環境から。
環境
本体 :Raspberry Pi Model B+
SDカード :16GB
インストールファイル:NOOBS_v2_8_1.zip
インストールOS :Raspbian
インストール
※もろもろ準備はWindowsPCで行っています。
1.ラズパイのダウンロードページから、インストーラをダウンロードします。
私は、なんとなく過去のイメージで「NOOBS」をダウンロードしました。
Raspbianをインストールするなら、「Raspbian」を選んでもよいかもしれません。
※「NOOBS」なら、「Raspbian」のインストールもできますし、その他、インストール可能なOSが選べます。
2.SDカードの準備
ラズパイで使うSDカードを”FAT32”でフォーマットします。
私は、こちらの”SDカードフォーマッター”を使っています。
3.ダウンロードしたファイルのSDカードへのコピー
ダウンロードしたzipファイルをWindowsPC上で展開し、展開したファイルをすべてSDカードのルートディレクトリにコピーします。
※私は、USB2.0接続のメモリカードライターしか持っておらず、かつSDカードも遅かったようで、ものすごい時間かかりました。
4.Raspbianのインストール
ファイルをコピーしたSDカードをラズパイにセットし、ラズパイの電源を入れます。
(当然、モニタ、キーボード、マウス、ネットワーク等接続してます)
電源を入れて少し待っていると、インストールするOSの選択画面が表示されますので、そこで「Raspbian」またはインストールしたいOSを選択して、「インストール」を押します。
あとは、インストーラの指示に従って操作すればインストールが始まります。(大雑把〜)
※ここでもかなり時間かかります。
や〜っと、ここからが今回の記事の本番。
・・・なのですが、本番の前に、
・ラズパイの「LXTerminal」(コマンドプロンプトみたいなの)を起動し以下を実行しておきましょう。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
※「Y/N」を聞かれたら「Y」押下です。
5.SSHの設定
(1)WindowsにTerminalソフトを入れます。
私は、Teratermを使いました。
(2)ラズパイのSSH設定
・ラズパイの画面左上にある、ラズパイアイコンをクリックし、「設定」⇒「Raspberry Piの設定」の順に選択。
・表示された「Raspberry Piの設定」画面で、「インターフェイス」タブを選択。
・「SSH」と書かれた項目を「有効」に設定。
・「OK」で終了。
以上の操作をします。
(3)ラズパイのIPアドレスの確認
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し、「ifconfig -a」と入力。
・表示結果の中に、以下のような記載があるので確認。
eth0:
・・・中略・・・
inet 192.168.1.100
※「eth0」と言うのは優先LANのポートを示し、「inet」の後の数値がIPアドレスになる。
(4)WindowsPCからラズパイへの接続
・Teratermを起動し、「ホスト」の欄に以下のように入力する。
pi@192.168.1.100
※IPアドレスは(3)で確認した値。
・認証画面では、パスワードに「raspberry」を入力する。
以上でSSH接続が可能となります。
ちなみに、終了するには、「exit」と入力。
6.Windowsからリモートデスクトップ接続する。
(1)xrdpのインストール
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo apt-get install xrdp
(2)WindowsPCからラズパイへの接続
・リモートデスクトップを起動し、「コンピュータ」の欄に上記5.(3)で確認したIPアドレスを入力して「接続」する。
例:192.168.1.100
※IPアドレスは(3)で確認した値。
・認証画面では、以下のように入力
username欄: pi
password欄: raspberry
以上でリモートデスクトップ接続が可能になります。
ちなみに、終了するときは、画面左上のラズパイアイコンから「Shutdown」⇒「Shutdown」など選択です。
7.ファイル共有の設定(Sambaのインストール)
(1)Sambaのインストール
・ラズパイの「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo apt-get install samba
(2)設定ファイルの編集
・/etc/samba/smb.conf を以下のように編集する。
※編集方法は割愛します。ラズパイの「Text Editor」から編集するのが楽だと思います。(私はvi派)
以下、カッコ(赤字部分)の記載は説明です。 編集は、”(” の左側のみです。
・・・略・・・
workgroup = WORKGROUP (WindowsPCと同じworkgroupを指定)
・・・略・・・
# map to guest = bad user (先頭に"#"を付けてコメントアウト)
・・・略・・・
read only = no ("no"にして書込みも可能にする)
(3)サービスの再起動
・以下を実行して、Sambaサービスを再起動します。
sudo service samba restart
(4)Sambaのパスワード設定
・以下を実行して、Sambaサービスを再起動します。
sudo pdbedit -a pi
※画面表示に従って、新パスワードを入力します。(確認含めて2回)
以上で、WindowsPCの「ネットワーク」に「RASPBERRYPI」というマシンが見えるようになります。
8.固定IPアドレスの指定方法(おまけ)
以上の設定で、ファイル共有し、WindowsPCから操作することは可能なのですが、念のため、固定IPアドレスの設定方法を記載します。
(1)「LXTerminal」を起動し以下を入力。
sudo vi /etc/dhcpcd.conf
編集画面になったら、コメントアウトされている部分を以下のように修正する。
interface eth0
static ip_address=192.168.1.100/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
static domain_search=
※"192.168.1.100"の部分は、設定したいIPアドレス。
昔は、「/etc/network/interfaces」に記載されていたと思いますが変わったようです。
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2018年06月16日
Amazonから注文キャンセルの連絡を受領
先日、思わず衝動買いでポチッっていたGigabyteのベアボーンですが、Amazonから注文キャンセルのメールが届きました。
元記事はこちら。
超激安!? GigabyteのベアボーンKabyLake Core i7搭載Brix
キャンセルの理由は、「入荷の見込みがないことがわかりました。」とのこと。
まぁ、安いと思って衝動買いで注文してしまった状況なので、キャンセルされても特に困ることもないのですが、こんなこともあるんですね。
Amazon側からのキャンセルは、私は初めて経験しました。
DDR4のSO-DIMMだけは購入しないと動作確認すらできない状況だったのですが、焦って購入しなくてよかったです。
(購入していたら使い道無くなっちゃいますので。)
元記事はこちら。
超激安!? GigabyteのベアボーンKabyLake Core i7搭載Brix
キャンセルの理由は、「入荷の見込みがないことがわかりました。」とのこと。
まぁ、安いと思って衝動買いで注文してしまった状況なので、キャンセルされても特に困ることもないのですが、こんなこともあるんですね。
Amazon側からのキャンセルは、私は初めて経験しました。
DDR4のSO-DIMMだけは購入しないと動作確認すらできない状況だったのですが、焦って購入しなくてよかったです。
(購入していたら使い道無くなっちゃいますので。)
2018年06月12日
玄人向け小型PC
AMAZONを徘徊していてこんなPCを見つけました。
GOLE GOLE 1 Plus ポケットサイズ Windows10搭載マシン ゴールワン ミニPC ディスプレイ 8インチ 1,280 x 800 CPU Intel Atom X5-Z8350 小型パソコン
8インチタブレット・・・と言うにはあまりにも厚い。
そしてなんと・・・
Rambusメモリー搭載です。(嘘でしょ!!)
フルサイズのHDMI端子や、有線LAN(RJ45)ポートもついています。
商品としては面白いし、(怪しいけど)HDD128GBと書いてある。
(ネットで見るとeMMC128GBと記載しているブログもあります。)
RAM4GBってことで、衝動買いしたくなる感じです。
気になる方は、是非お試しを。
ちなみに、5インチ液晶のモデル(Gole1)もあります。
GOLE GOLE1 デュアルOS タッチパネルモニター付き ミニPC - 5 inch スクリーン , 720 x 1280 , Windows 10 / Android 5.1 , RAM: 4GB , ROM: 64GB , 4K ストリーミング メディア プレイヤー , Intel Cherry Trail Z8300 Quad-core Bluetooth 4.0 2.4GHz / 5GHz , デュアルバンド WiFi with タッチパネル [並行輸入品]
GOLE GOLE 1 Plus ポケットサイズ Windows10搭載マシン ゴールワン ミニPC ディスプレイ 8インチ 1,280 x 800 CPU Intel Atom X5-Z8350 小型パソコン
8インチタブレット・・・と言うにはあまりにも厚い。
そしてなんと・・・
Rambusメモリー搭載です。(嘘でしょ!!)
フルサイズのHDMI端子や、有線LAN(RJ45)ポートもついています。
商品としては面白いし、(怪しいけど)HDD128GBと書いてある。
(ネットで見るとeMMC128GBと記載しているブログもあります。)
RAM4GBってことで、衝動買いしたくなる感じです。
気になる方は、是非お試しを。
ちなみに、5インチ液晶のモデル(Gole1)もあります。
GOLE GOLE1 デュアルOS タッチパネルモニター付き ミニPC - 5 inch スクリーン , 720 x 1280 , Windows 10 / Android 5.1 , RAM: 4GB , ROM: 64GB , 4K ストリーミング メディア プレイヤー , Intel Cherry Trail Z8300 Quad-core Bluetooth 4.0 2.4GHz / 5GHz , デュアルバンド WiFi with タッチパネル [並行輸入品]
2018年06月10日
Coffee LakeとGemini Lake
特に、エントリー向け(低価格)のノートPC、2in1PC、タブレットPCなどを購入したい方にはご一読いただきたい。
2018年6月現在、Intelの「第8世代CPU」と言うと、その開発コードは、「Coffee Lake」だったり「Kaby Lake R」だったり「Kaby Lake G」だったり、「Cannon Lake」だったりと、訳が分からない状況ではあるのですが、実はこの辺は、
Kaby Lakeからの発展型
と言う意味では同じ系列と思って問題ありません。(ちょっと大雑把?)
以前から気にしてはいたのですが、上記の違いよりも認識しておいた方が良いのは、
IntelのCPUには、
1.Core系アーキテクチャのCPU
2.Atom系アーキテクチャのCPU
の2種類ある。
ってことです。
上の画像は開発コード「Coffe Lake」と「Gemini Lake」のCPUの製品の例とコア数、スレッド数、TDPを記載した表です。
(製品は一例なので、他にもたくさんあります。)
この表だけ見ると、
「Pentium Silverの方が、Goldよりもコア数が多くてTDPも低くていいじゃん。」
なんて思ってしまうかもしれませんが、それは早計です。
Coffee Lakeは、Core系CPUのCPUコアを使っていますので1コアの演算能力が高く、Gemini Lakeは、Atom系のCPUコアのため、消費電力は低いですが1コアの性能も低くなります。
CPUの性格(素性)を理解したうえでGemini Lake搭載のPCを使うのであれば、バッテリー駆動時間が長く、値段も安いのでコストパフォーマンスの良い買い物ができると思いますが、この辺を理解していないと、「もっさりしていて使い物にならない」なんて思ってしまうかもしれません。
Gemini LakeなどのAtom系CPUは、低価格なPCによく搭載されていますので、購入検討の際はこの辺も気にしてみてください。
最後に、Atom系CPUの開発コード(2013年以降)を並べてみます。
2018年6月現在、Intelの「第8世代CPU」と言うと、その開発コードは、「Coffee Lake」だったり「Kaby Lake R」だったり「Kaby Lake G」だったり、「Cannon Lake」だったりと、訳が分からない状況ではあるのですが、実はこの辺は、
Kaby Lakeからの発展型
と言う意味では同じ系列と思って問題ありません。(ちょっと大雑把?)
以前から気にしてはいたのですが、上記の違いよりも認識しておいた方が良いのは、
IntelのCPUには、
1.Core系アーキテクチャのCPU
2.Atom系アーキテクチャのCPU
の2種類ある。
ってことです。
上の画像は開発コード「Coffe Lake」と「Gemini Lake」のCPUの製品の例とコア数、スレッド数、TDPを記載した表です。
(製品は一例なので、他にもたくさんあります。)
この表だけ見ると、
「Pentium Silverの方が、Goldよりもコア数が多くてTDPも低くていいじゃん。」
なんて思ってしまうかもしれませんが、それは早計です。
Coffee Lakeは、Core系CPUのCPUコアを使っていますので1コアの演算能力が高く、Gemini Lakeは、Atom系のCPUコアのため、消費電力は低いですが1コアの性能も低くなります。
CPUの性格(素性)を理解したうえでGemini Lake搭載のPCを使うのであれば、バッテリー駆動時間が長く、値段も安いのでコストパフォーマンスの良い買い物ができると思いますが、この辺を理解していないと、「もっさりしていて使い物にならない」なんて思ってしまうかもしれません。
Gemini LakeなどのAtom系CPUは、低価格なPCによく搭載されていますので、購入検討の際はこの辺も気にしてみてください。
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2018年06月08日
小型PC、NUCの最強モデル
IntelのKaby Lake CPUとAMDのRadeon Vega M GPU、さらにGPUに接続するメモリとしてHBM2 4GBを1パッケージに実装した、”Kaby Lake-G”プロセッサを搭載したNUC、「Hades Canyon」が発売されました。
秋葉原などではすでに発売済みだったようですが、先日、Amazonでも発売されているのを確認しました。
2018/6/8時点の値段で、
Corei7-8809G搭載版 ¥124,800−
Corei7-8705G搭載版 ¥100,552−
です。
上位のCorei7-8809G搭載版のレビュー記事が、PCwatch様に掲載されています。
Kaby Lake+Radeonで本格的にゲームを楽しめる高性能NUC「Hades Canyon」
今回発売が確認された2モデルのNUCの特徴は、上記にも記載しましたが、
・Kaby Lakeの4コア8スレッドプロセッサ搭載
・AMD Radeon Vega M GPUの搭載
・GPUメモリとしてHBM2を4GB搭載
と言うことになります。
PCwatch様の記事から、一部ベンチマーク結果を借用すると、
(メモリは定格のDDR4-2400動作時)
Cinebench R15
シングルコア : 182
マルチコア : 852
FFXIV:紅蓮のリベレータ
1920x1080最高品質 :7946
となっています。
ちなみに、環境が違いますが、筆者が以前測定した、
CPU:Core i7-2600
CPU:GeForce GTX1050Ti
のスコアは、
Cinebench R15
シングルコア : 133
マルチコア : 623
FFXIV:紅蓮のリベレータ
1920x1080最高品質 :7828
でした。
CPU性能がかなり違いますので、FFXIVの結果はGPU性能の差だけではないと思いますが、大まかに言って、
・Radeon Vega M GPUはForce1050Tiと同等かそれ以上の性能
と言えると思います。
※CPU性能は明らかにKaby Lake-Gの方が上です。
見方を変えると、SandyBridge、IvyBridge世代のCPUでも、GPUを強化すればこのぐらいのゲームはできる。
とも言えますが、この性能がNUCに収まっていると言うのはやはり進歩を感じます。
さて、性能的には十分に魅力的と感じる今回のNUCですが、筆者が気になるのはやはり値段です。
上記ベンチマーク比較した上位版は、
Corei7-8809G搭載版 ¥124,800−
となっており、NUCなので、メモリ、ストレージ、OSは別途用意が必要です。
自作パーツで言えば、
・CPU
・GPU
・M/B
・電源
・ケース
のセットと考えればよいと思います。
(電源の3PINケーブルが別途必要とか細かいところは目をつむって)
そうすると、例えば、以下のようなパーツ&予算で考えると、
・CPU :Intel Core i5-8600K ¥30,000−
・GPU :GeForce GTX1060(6GB) ¥40,000−
・M/B :Z370チップセット機 ¥25,000−
・CPUファン: ¥5,000−
・電源&ケース : ¥20,000−
合計:120,000−
となり、同等の予算でより高性能なPCを作ることができます。
「本体が小さい」と言うことは、それだけで価値がありますので、どちらが良いかは人それぞれです。
お好みで、「コンパクトな高性能」か「拡張性のある高性能」、どちらを選んでも良いと思います。
秋葉原などではすでに発売済みだったようですが、先日、Amazonでも発売されているのを確認しました。
2018/6/8時点の値段で、
Corei7-8809G搭載版 ¥124,800−
Corei7-8705G搭載版 ¥100,552−
です。
上位のCorei7-8809G搭載版のレビュー記事が、PCwatch様に掲載されています。
Kaby Lake+Radeonで本格的にゲームを楽しめる高性能NUC「Hades Canyon」
今回発売が確認された2モデルのNUCの特徴は、上記にも記載しましたが、
・Kaby Lakeの4コア8スレッドプロセッサ搭載
・AMD Radeon Vega M GPUの搭載
・GPUメモリとしてHBM2を4GB搭載
と言うことになります。
PCwatch様の記事から、一部ベンチマーク結果を借用すると、
(メモリは定格のDDR4-2400動作時)
Cinebench R15
シングルコア : 182
マルチコア : 852
FFXIV:紅蓮のリベレータ
1920x1080最高品質 :7946
となっています。
ちなみに、環境が違いますが、筆者が以前測定した、
CPU:Core i7-2600
CPU:GeForce GTX1050Ti
のスコアは、
Cinebench R15
シングルコア : 133
マルチコア : 623
FFXIV:紅蓮のリベレータ
1920x1080最高品質 :7828
でした。
CPU性能がかなり違いますので、FFXIVの結果はGPU性能の差だけではないと思いますが、大まかに言って、
・Radeon Vega M GPUはForce1050Tiと同等かそれ以上の性能
と言えると思います。
※CPU性能は明らかにKaby Lake-Gの方が上です。
見方を変えると、SandyBridge、IvyBridge世代のCPUでも、GPUを強化すればこのぐらいのゲームはできる。
とも言えますが、この性能がNUCに収まっていると言うのはやはり進歩を感じます。
さて、性能的には十分に魅力的と感じる今回のNUCですが、筆者が気になるのはやはり値段です。
上記ベンチマーク比較した上位版は、
Corei7-8809G搭載版 ¥124,800−
となっており、NUCなので、メモリ、ストレージ、OSは別途用意が必要です。
自作パーツで言えば、
・CPU
・GPU
・M/B
・電源
・ケース
のセットと考えればよいと思います。
(電源の3PINケーブルが別途必要とか細かいところは目をつむって)
そうすると、例えば、以下のようなパーツ&予算で考えると、
・CPU :Intel Core i5-8600K ¥30,000−
・GPU :GeForce GTX1060(6GB) ¥40,000−
・M/B :Z370チップセット機 ¥25,000−
・CPUファン: ¥5,000−
・電源&ケース : ¥20,000−
合計:120,000−
となり、同等の予算でより高性能なPCを作ることができます。
「本体が小さい」と言うことは、それだけで価値がありますので、どちらが良いかは人それぞれです。
お好みで、「コンパクトな高性能」か「拡張性のある高性能」、どちらを選んでも良いと思います。
CPUはどこへ向かう?
現在開催中のCOMPUTEX TAIPEIで、Intelの次期Core X(28コア56スレッド)と、AMDの次期Treadripper(32コア64スレッド)が発表されています。
Intel、次期Core Xとなる28コアCPUをデモ。Whiskey Lake-UとAmber Lake-Yは今秋投入
【詳報】AMD、32コア/64スレッドの第2世代Ryzen Treadripperを第3四半期に投入
どちらも、HEDT(High End DeskTop)向けプロセッサではあるものの、Intel XeonやAMD EPYCのようなサーバ向けプロセッサではなく、一般コンシューマ向けプロセッサの最大コア数がまた多くなることになります。
総合的な(マルチスレッドでの)CPUパフォーマンスは向上することになるため、コア数の増加を否定するところではないのですが、特にメインストリーム向けプロセッサ(Core i7以下、通常のRyzenシリーズ以下)では、
数あるプロセッサパワーをどうやって使い切るか
と言う状況になってきていると感じています。
個人的には、深層学習の推論アクセラレータ的な機能の拡張が組み込まれるのではないかと妄想しているのですが、今回の発表は、コンシューマ向けでも「コア数競争」が続きそうな気配です。
パソコンの利用方法の実態との比較では、例えば、IntelのEMIBのような技術で、CPUコア(4コア程度)とHBM2orHBM3メモリ(16GB程度)を1パッケージ化して、現在のメモリスロットには、NVDIMM-Pを搭載するようなシステムになれば、Officeアプリの利用やネットショッピング、Youtube視聴程度の処理であれば”体感”速度は、かなり快適になるのではないかと思います。
Intel、AMD GPUを1パッケージに統合した新CPUを正式発表
そんなことを言ってしまうと、CPU単体とかCPUコアの進化が不要ということになりかねないので、CPU自体も進化し続けて欲しいと思いますが、プロセスルールの進歩と多コア化だけだと、その内「CPUはCeleronかAtomで十分」なんてことになり兼ねません。
Intel、次期Core Xとなる28コアCPUをデモ。Whiskey Lake-UとAmber Lake-Yは今秋投入
【詳報】AMD、32コア/64スレッドの第2世代Ryzen Treadripperを第3四半期に投入
どちらも、HEDT(High End DeskTop)向けプロセッサではあるものの、Intel XeonやAMD EPYCのようなサーバ向けプロセッサではなく、一般コンシューマ向けプロセッサの最大コア数がまた多くなることになります。
総合的な(マルチスレッドでの)CPUパフォーマンスは向上することになるため、コア数の増加を否定するところではないのですが、特にメインストリーム向けプロセッサ(Core i7以下、通常のRyzenシリーズ以下)では、
数あるプロセッサパワーをどうやって使い切るか
と言う状況になってきていると感じています。
個人的には、深層学習の推論アクセラレータ的な機能の拡張が組み込まれるのではないかと妄想しているのですが、今回の発表は、コンシューマ向けでも「コア数競争」が続きそうな気配です。
パソコンの利用方法の実態との比較では、例えば、IntelのEMIBのような技術で、CPUコア(4コア程度)とHBM2orHBM3メモリ(16GB程度)を1パッケージ化して、現在のメモリスロットには、NVDIMM-Pを搭載するようなシステムになれば、Officeアプリの利用やネットショッピング、Youtube視聴程度の処理であれば”体感”速度は、かなり快適になるのではないかと思います。
Intel、AMD GPUを1パッケージに統合した新CPUを正式発表
そんなことを言ってしまうと、CPU単体とかCPUコアの進化が不要ということになりかねないので、CPU自体も進化し続けて欲しいと思いますが、プロセスルールの進歩と多コア化だけだと、その内「CPUはCeleronかAtomで十分」なんてことになり兼ねません。
2018年06月05日
Core i7-8086Kが6月8日発売
Intel Core i7-8086Kが6月8日から発売されることが発表されました。
4月に最初に情報を見たときは、「冗談?」と思っていましたが、本当に出すようです。
性能はCore i7-8700Kの1コア時の最大周波数が5GHzになり、x86(x64)CPUではシングルスレッド最高性能のCPUということになります。
逆に、周波数が高くなっただけなので、「性能」と言う点ではそれほど魅力的とは思えません。
やっぱり、その名称(8086K)にプレミア感があるので、名前で買う商品な気がします。
ちなみに、以下プレゼント企画があるようですが、一般販売もされるので、「プレミア価格」が付くような製品にはならないと思います。
30年後とかは知りませんが、直近の転売目的買いとかはないでしょう。
(そんな状況になったら、8700K買っとけば良いです。)
インテルから、8086個、プレゼントされるそうです。(日本は500個)
ぜひ、応募してみてください。
インテルのキャンペーンサイトはこちら。
4月に最初に情報を見たときは、「冗談?」と思っていましたが、本当に出すようです。
性能はCore i7-8700Kの1コア時の最大周波数が5GHzになり、x86(x64)CPUではシングルスレッド最高性能のCPUということになります。
逆に、周波数が高くなっただけなので、「性能」と言う点ではそれほど魅力的とは思えません。
やっぱり、その名称(8086K)にプレミア感があるので、名前で買う商品な気がします。
ちなみに、以下プレゼント企画があるようですが、一般販売もされるので、「プレミア価格」が付くような製品にはならないと思います。
30年後とかは知りませんが、直近の転売目的買いとかはないでしょう。
(そんな状況になったら、8700K買っとけば良いです。)
インテルから、8086個、プレゼントされるそうです。(日本は500個)
ぜひ、応募してみてください。
インテルのキャンペーンサイトはこちら。
2018年06月04日
ノートPCのCore i7はデスクトップのPentium
前回の記事で、KabyLake世代のノート用Core i7-7500Uを搭載したベアボーンキット
Gigabyte Brix GB-BKi7HA-7500-BW
がお買い得。
と言う記事を書きました。⇒前回の記事はこちら。
これはこれでお買い得だと思っていますが、デスクトップPC向けのCPUで、同等性能の最低価格構成ってどのくらいの金額になるのだろう? と思ってちょこっと見てみました。
結果はこちら。
CPU:Intel Pentium G4560 ¥6,990-(2018/6/4)
※KabyLake世代3.5GHz駆動。
ベアボーンキット:Desk Mini 110/B/BB ¥13,626-(2018/6/4)
※H110チップセット、マザーボード、ケース、電源のキットです。
合計は、¥20,616−
ということで、先日のCore i7-7500U搭載ベアボーンより、¥5,000程度安くなります。
・CPUの消費電力が違う。(i7-7500Uの方が省電力)
・本体の大きさもそこそこ違う。(Brixの方が小さい)
・その他もろもろ、双方に良し悪しあり。
と言ったところですが、近いところを探したら、デスクトップ向けの方が5,000円程度安くなりました。
と思ったら、世間の皆様は賢い。
AMAZONでは、
「よく一緒に購入されている商品」で、この組み合わせが載っていました。
それにしても、ノート用のCore i7が、デスクトップ用だとPentiumって言うのは、これまた面白い発見です。
※もちろん、Core i7-7500UはTDP15Wだと言うことは忘れてはいけません。
4月に書いていたこちらの記事もどうぞ。
ノートPCのCPUについて
Gigabyte Brix GB-BKi7HA-7500-BW
がお買い得。
と言う記事を書きました。⇒前回の記事はこちら。
これはこれでお買い得だと思っていますが、デスクトップPC向けのCPUで、同等性能の最低価格構成ってどのくらいの金額になるのだろう? と思ってちょこっと見てみました。
結果はこちら。
CPU:Intel Pentium G4560 ¥6,990-(2018/6/4)
※KabyLake世代3.5GHz駆動。
ベアボーンキット:Desk Mini 110/B/BB ¥13,626-(2018/6/4)
※H110チップセット、マザーボード、ケース、電源のキットです。
合計は、¥20,616−
ということで、先日のCore i7-7500U搭載ベアボーンより、¥5,000程度安くなります。
・CPUの消費電力が違う。(i7-7500Uの方が省電力)
・本体の大きさもそこそこ違う。(Brixの方が小さい)
・その他もろもろ、双方に良し悪しあり。
と言ったところですが、近いところを探したら、デスクトップ向けの方が5,000円程度安くなりました。
と思ったら、世間の皆様は賢い。
AMAZONでは、
「よく一緒に購入されている商品」で、この組み合わせが載っていました。
それにしても、ノート用のCore i7が、デスクトップ用だとPentiumって言うのは、これまた面白い発見です。
※もちろん、Core i7-7500UはTDP15Wだと言うことは忘れてはいけません。
4月に書いていたこちらの記事もどうぞ。
ノートPCのCPUについて
2018年06月02日
超激安!? GigabyteのベアボーンKabyLake Core i7搭載Brix
----------
2018/6/16追記
今朝、AMAZONより注文キャンセルのメールを受領しました。
かなりお得なお買い物と思っていましたが残念。
----------
----------
2018/6/8追記
どうやら、すっかり価格が変わってしまったようです。
私の注文は、¥25,426−で入っておりますが(10日から16日到着予定でまだ未着)、せっかくこの記事を見つけていただいても、すでに価格は全然違ってしまいました。
最新の価格をご確認ください。
----------
これは、Amazonの価格間違いでしょうか?
GIGABYTE BRIX Kabylake GB-BKi7HA-7500-BW PCベアボーン [Intel Core i7搭載] PC3111 GB-BKi7HA-7500-BW
Core i7-7500U搭載のGigabyteのベアボーンBrix「BKi7HA-7500-BW」が、
¥25,426-(2018/6/2)
となっています。
思わず、メモリ、ストレージ、OSを追加しないと使えないのに1台注文してしまいました。
ちなみに、
価格.comさんの「GB-BKi7HA-7500 [Rev.1.0]」の価格は、
¥69,980-(2018/6/2)
です。
「-BW」がついていないけど、何か違うのかな?
Core i7-7500 搭載
GB-BKi7HA-7500-BW ¥25,426-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
Core i5-7200 搭載
GB-BKi5HA-7200-BW ¥18,712-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
Core i3-7100 搭載
GB-BKi3HA-7100-BW ¥18,723-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
2018/6/16追記
今朝、AMAZONより注文キャンセルのメールを受領しました。
かなりお得なお買い物と思っていましたが残念。
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2018/6/8追記
どうやら、すっかり価格が変わってしまったようです。
私の注文は、¥25,426−で入っておりますが(10日から16日到着予定でまだ未着)、せっかくこの記事を見つけていただいても、すでに価格は全然違ってしまいました。
最新の価格をご確認ください。
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これは、Amazonの価格間違いでしょうか?
GIGABYTE BRIX Kabylake GB-BKi7HA-7500-BW PCベアボーン [Intel Core i7搭載] PC3111 GB-BKi7HA-7500-BW
Core i7-7500U搭載のGigabyteのベアボーンBrix「BKi7HA-7500-BW」が、
¥25,426-(2018/6/2)
となっています。
思わず、メモリ、ストレージ、OSを追加しないと使えないのに1台注文してしまいました。
ちなみに、
価格.comさんの「GB-BKi7HA-7500 [Rev.1.0]」の価格は、
¥69,980-(2018/6/2)
です。
「-BW」がついていないけど、何か違うのかな?
Core i7-7500 搭載
GB-BKi7HA-7500-BW ¥25,426-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
Core i5-7200 搭載
GB-BKi5HA-7200-BW ¥18,712-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
Core i3-7100 搭載
GB-BKi3HA-7100-BW ¥18,723-(2018/6/3、Amazon販売、発送)
時代は繰り返す。”思う”こと”想う”こと、それも性なのでしょう。
いつも拝見している、PC watch様の、山田祥平氏のコラム「山田祥平のRe:config.sys」を読んで、リツイートでは文字数が足りないので、ブログで書いてみます。
今回の「山田祥平のRe:config.sys」はこちら。
モバイラーの荷物はなぜこれほど多いのか
Re:config.sysは、技術的なことを解説してくれる記事では決してなく、むしろ、その技術が必要とされた背景とか、使う側の意識を考えさせられるような、個人的には非常にリスペクトされているコラムです。
今回の記事は、「モバイル」と言う視点からデジタルデバイスの在り方を考えさせられる記事になっていますが、結局は「モバイル」を意識しなければいけないと言うこと自体が、デジタルデバイスのまだまだ先があることを示しているのだと思います。
コラムを読んでの筆者の見解ということになりますが、山田氏のコラムは、
・今実現されている技術、デバイスにおける「求められていることへの最適解」についての回想
だと思っています。
今回の記事を読んで、久しぶりにアラン・ケイの「ダイナブック構想」を思い出しました。
そして、第1回目のRe:config.sysを読み返してみました。
Windows 95から9年〜そして何が変わったか
内容は、もちろん古臭い部分はありますが、根本的な考え方はこの頃も今も同じなんじゃないかな?と思います。
第1回目のコラムを検索したのは、たぶんこれが初めてで、
テキストファイル、というか、勝手に妄想を膨らませて書かせていただければ、ファイルの標準フォーマットの重要性を示されている以下の記事、
さよならテキスト、またきてファイル
そして、500回目の記事
Windows 95から19年〜そして何が変わったか
この辺のコラムを読んだときでも、”初めてのRe:config.sys”を読み返そうとは思わなかったのですが、今回はいろいろと考えさせられました。
そして、今回のこの記事、
・ドスパラ DG-D08IW2 (8インチWindowsタブレット)
・LG 34UM58-P (34インチウルトラワイドモニタ)
・マイクロソフト Bluetoothキーボード(5000)
・MA-BTBL275 Bluetoothマウス
と言う環境で書いています。
理由は、
モバイルPCをそのままメインPCとして使う
ことを想定したら、どんな不便があるのか、もしくは快適に使えるのか?
疑似体験してみようと考えたからです。
持ち物は、
・8インチタブ程度のWindowsマシン
・出先でのモニタとの接続のためのHDMIケーブル。
・キーボード
・マウス
と考えて、
・職場には十分大きなモニタがある。
・ホテルではHDMIでテレビをモニタとして使う。
ことを想定した使用です。
正直なところ、今、テキストエディタでこのブログの文章を書いている程度であれば、
・Atom z5-8300 CPUのWindowsタブレット
でも、それほど不便はありません。
※ブラウザ起動とか、ソフトの起動は若干遅さを感じます。
むしろ、作業の快適性は、モニタ、キーボード、マウスをきちんと用意して使っていることで確保されている印象です。
(あくまで、ブラウザ数枚とテキスト入力作業の範囲では)
私は、Microsoft Edgeをブラウザとして使用していますが、マイクロソフトアカウントのおかげで「お気に入り」の環境も変わりませんし、(私は使っていませんが)OneDriveにファイルを保存すれば、元々使用しているデスクトップとデータ共有も問題ありません。
ただし、「それじゃ、モニタさえ出先で揃っている条件なら実用できる環境なの?」と言われるとそうでもないです。
やっぱり、移動中とかちょっとしたカフェでの作業とか考えると、8インチでは画面が小さすぎると思いますし、その様な用途がないならスティックPCでも良いことになってしまいます。
結局、そうやって、いろいろと考えて試行錯誤して...、と言うことが「性」なのではないでしょうか。
今回の「山田祥平のRe:config.sys」はこちら。
モバイラーの荷物はなぜこれほど多いのか
Re:config.sysは、技術的なことを解説してくれる記事では決してなく、むしろ、その技術が必要とされた背景とか、使う側の意識を考えさせられるような、個人的には非常にリスペクトされているコラムです。
今回の記事は、「モバイル」と言う視点からデジタルデバイスの在り方を考えさせられる記事になっていますが、結局は「モバイル」を意識しなければいけないと言うこと自体が、デジタルデバイスのまだまだ先があることを示しているのだと思います。
コラムを読んでの筆者の見解ということになりますが、山田氏のコラムは、
・今実現されている技術、デバイスにおける「求められていることへの最適解」についての回想
だと思っています。
今回の記事を読んで、久しぶりにアラン・ケイの「ダイナブック構想」を思い出しました。
そして、第1回目のRe:config.sysを読み返してみました。
Windows 95から9年〜そして何が変わったか
内容は、もちろん古臭い部分はありますが、根本的な考え方はこの頃も今も同じなんじゃないかな?と思います。
第1回目のコラムを検索したのは、たぶんこれが初めてで、
テキストファイル、というか、勝手に妄想を膨らませて書かせていただければ、ファイルの標準フォーマットの重要性を示されている以下の記事、
さよならテキスト、またきてファイル
そして、500回目の記事
Windows 95から19年〜そして何が変わったか
この辺のコラムを読んだときでも、”初めてのRe:config.sys”を読み返そうとは思わなかったのですが、今回はいろいろと考えさせられました。
そして、今回のこの記事、
・ドスパラ DG-D08IW2 (8インチWindowsタブレット)
・LG 34UM58-P (34インチウルトラワイドモニタ)
・マイクロソフト Bluetoothキーボード(5000)
・MA-BTBL275 Bluetoothマウス
と言う環境で書いています。
理由は、
モバイルPCをそのままメインPCとして使う
ことを想定したら、どんな不便があるのか、もしくは快適に使えるのか?
疑似体験してみようと考えたからです。
持ち物は、
・8インチタブ程度のWindowsマシン
・出先でのモニタとの接続のためのHDMIケーブル。
・キーボード
・マウス
と考えて、
・職場には十分大きなモニタがある。
・ホテルではHDMIでテレビをモニタとして使う。
ことを想定した使用です。
正直なところ、今、テキストエディタでこのブログの文章を書いている程度であれば、
・Atom z5-8300 CPUのWindowsタブレット
でも、それほど不便はありません。
※ブラウザ起動とか、ソフトの起動は若干遅さを感じます。
むしろ、作業の快適性は、モニタ、キーボード、マウスをきちんと用意して使っていることで確保されている印象です。
(あくまで、ブラウザ数枚とテキスト入力作業の範囲では)
私は、Microsoft Edgeをブラウザとして使用していますが、マイクロソフトアカウントのおかげで「お気に入り」の環境も変わりませんし、(私は使っていませんが)OneDriveにファイルを保存すれば、元々使用しているデスクトップとデータ共有も問題ありません。
ただし、「それじゃ、モニタさえ出先で揃っている条件なら実用できる環境なの?」と言われるとそうでもないです。
やっぱり、移動中とかちょっとしたカフェでの作業とか考えると、8インチでは画面が小さすぎると思いますし、その様な用途がないならスティックPCでも良いことになってしまいます。
結局、そうやって、いろいろと考えて試行錯誤して...、と言うことが「性」なのではないでしょうか。