おっさんのオススメblog

花粉症。
それは過剰に反応した抗原抗体反応。

一年の殆どを花粉症で過ごす私だが、今回は花粉症対策グッズのモニターに当選したのでそちらのレビューをしたいと思う。




モニターと言っても高評価をつけろなどの制限がないので、実際使った感想をありのままに書く。
よくある良いところばかりのレビューは正直うんざりだし、いい事しか書かないのは売りたいだけにしか見えないので辛口で書いていくがご了承頂きたい。


むしろ読む人は悪いところの方が知りたいと思うので好都合だと思うが。



まず、結論から言うと効いた。



今回当選したアイテムは「天然アミノ酸水　鼻ぬーる」という商品だ。


有限会社生活アートクラブが運営する
エコロジー雑貨のオンラインショップ　エコデパジャパン
で買える。



うーむ。

名前からして胡散臭い。



モニター商品をもらったのに胡散臭いと書いてイイものか悩むが書いてしまった。
たぶん読者も胡散臭いと思うだろうからな。


正直なところ最初は「のどぬ〜る」の仲間だと思って飛びついた。


小林製薬 【第3類医薬品】 のどぬ-る（20g）


小林製薬は商品の名前が独特だが、モノがいいので売れているのだと思う。



だがしかし、こちらは小林製薬とは全く関係ない。
総発売元が生活アートクラブで、製造元がファイン工業株式会社　エグザ研究所とのこと。



聞いたことないな。


まあ、長年苦しめられる花粉が収まるなら怪しさには目を瞑ろう。
それでは商品を。

パッケージ


うーむ。
昭和の香りかつ安っぽい。

これだとちょっと購買意欲はわかない。
正直効きそうな感じもしないし、もう少しナチュラルイメージなりバリア的なイメージのパッケージにした方が良いと思う。



また、約15回分なのに綿棒が10本入りなのも理解できない。


鼻の穴は普通の人なら2つあると思う。
まあ、たまに1つの人や3つの人もいるだろうが、大多数は2つだ。

1回は2つの穴に塗るとして1本の綿棒が必要だ。
綿棒でカウントすると10本では5回分足りない。



まさか綿棒の片方で両方の鼻を塗ってもう片方は次に使うまで取っておけと言うのではないだろうな？
それなら5回分あまるが衛生的ではない。



せめてあと5本付けられなかったのだろうか？

こちらの綿棒は個包装で1600個だが対してしないぞ...


【送料無料】サンリツ 業務用 紙軸 綿棒 1本包装 1600本入り 〔 めんぼう 綿棒 メンボー 耳掃除 メイク直し 旅行〕 バラタイプ 個包装 円筒綿棒 やさしい 軽い

こちらの商品で考えても1個当たり約1.5円。
5個でも7.5円のコストアップだ。

通常仕入れているところでは大量に購入しているだろうから1本あたり1円を切ると思う。
これくらいのコストであれば使用回数分の綿棒を入れてくれてもいいんじゃないだろうかと思ってしまう。


モニターでこれだが、本品は約45回分に綿棒20本である。
綿棒片側ずつ使っても5回分足らないんですが？




まあ、綿棒くらい常備しておけよ。
無いんだったら少し付けといてやるからその間に買ってこいよ？
ってことだろう。



付属品は良いとして中身を見てみよう。
この製品の成分は、アミノ酸結合水とのこと。

初めて聞いた。
アミノ酸の結合物と聞くとペプチドかと思うが違うのだろうか？


こちらのアミノ酸結合水は卵白から得られる成分らしいので、パッケージ正面のイラストは卵が描いてあるのだと思う。


何度見てもなんとも言えない昭和感だ。


「もうキミを泣かせない」


これがキャッチフレーズなのだろうか？
イケメンなセリフな割に卵のぶたっぱながいい味を出している。


若干笑いのツボに入った。




この「キミ」は卵の「黄身」とかけているんだろう。
つまり、このイラストは白身が黄身を守りつつ、黄身の鼻に綿棒を突っ込んでいると見受けられる。


白身「もう君をなかせない」



黄身「白身さん...♡」





せめて白身さん、手元見て綿棒挿して。




だんだん黄身さんがナイフを当てられている人質に見えてきた。

*イラストレーター様、イジってすみません





裏面には使い方と商品説明が書いてある。


特許製法で抽出しているようで、使い方などの詳細はこちらで確認できる。







側面には使用期限や注意事項などが記載されている。
特別面白いところはない。

しいて言えば、天然アミノ酸水303の303は品番のようなものらしい。
販売サイトでは書いていないが、現在は505が最新のようだ。

旧商品で2018年の12月までが使用期限なので、未開封なら意外と持つのだろうか？



でもモニターなんだから新しいの配ればいいのに...








そして中身。
点眼容器にラベル貼り。
個包装の綿棒10本に説明書がチャック袋に入っていた。




特別面白いことは書いていない。
パッケージを見ないで捨てる人向けに添付文書をつけているのだろう。







中身は無色透明だ。
匂いも特にない。

卵くさかったらやだなぁなんて思ってたけど全く気にならない。
むしろ無臭。







蓋を開けるとこんな感じ。


実際使ってみるとだいたい3滴ぐらいで綿棒の綿が抱えきれる水分の限界。
私は毎回3滴垂らして垂れる前に素早く塗っている。



塗った感じは臭いもないし刺激もない。
丁度使う前に鼻をかみすぎて、鼻の中に裂傷があるが全くシミない。

刺激は無しと考えていいだろう。

むしろ何らかの被膜効果があるのか裂傷の痛みが和らぐ。
悪くない。


そして私の体質に合ったのか、たまたま花粉が少なかったのか分からないが直ぐに鼻が止まった。
プラシーボ効果かも知れないが驚きの実力である。

公式には1日に3~4回使用で3日以上使い続けるとスッキリしてくると言うが、普通に1日目からいい感じだ。

だが、持続効果はあまり無いようで昼に塗らないと若干鼻が出る。
会社でこれを鼻に塗りたくるのはいくらおっさんでも抵抗がある。

休みの日はしっかり3回塗れるので快適だ。
しかも、1週間くらい使っているが無くならない。

意外と1回の使用量は少ないようなので、使用回数は書いてあるのより使えそうだ。
綿棒は別途用意しておくのがいいだろう。


ただ、やはり目はダメだ。
不思議と痒くはないが充血がヒドイ。

まあパッケージやら綿棒の数やら名前やらちょいちょいディスったが、今回の製品は中身が意外と良かったので購入する価値ありだと思う。
騙されたと思って使ってみたら如何だろうか。