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2020年09月17日

続・ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)2級受験

ご無沙汰しております。
ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)2級受験してきました、
という2019年5月のコラムから何も書いていませんでした。すみません。

あれから1年、コロナも乗り越え、2020年9月試験は開催されました。
厳戒な態勢の中でしたが無事に試験が終わりました。
結論から申し上げると自己採点39/60点で恐らく合格しているはずです。

「裏ワザで攻略! 資格試験最短合格法」というブログですが、
FP2級については裏ワザが通用しにくい試験の一つといえます。
試験の範囲が薄く広いため、ヤマは張れず、知識がなくても国語力があれば解ける問題もほとんどなく、
俗に言うめんどくさい試験です。正攻法しかないのでしょうか。

しかし、前回の不合格の理由が今回の合格を通じてわかりました。
それはFP試験はテキスト精読が得点にあまり結びつかないことです。
普通はテキスト精読して内容の8割方覚えれば合格点になんとか届くのですが、
実際の問題ではひっかけ要素が多く、得点になりにくいのです。

つまり、テキスト通読(精読ではない)が終わったのちはひたすら問題演習が
最も早く合格点に到達する策だといえます。
一部のブログや掲示板等では過去問と過去問の解説だけで合格点が取れると
言っている方がいますが、これは逆に得点効率が悪いので、
最新のテキストを1冊、どれでもいいから購入しましょう。
いつも書いているように、分厚くないものを1冊、フィーリングで気に入ったものを買いましょう。
網羅性の高いテキストは途中で挫折するのでダメです。薄いテキストですら300ページ以上あるのがFPですから。

最も効率的なのは「FP3級合格、次回即申し込み」です。3級での勉強が役に立ちます。
申し込みと同時に2級のテキストを購入します。試験までまだ2ヶ月弱あるので
暇があるときにめくって、ふーんこんなもんか程度の感覚で十分です。
1ヶ月前になったらテキストの通読をしましょう。目標は3時間、多くても6時間で1冊読み切ります。
2回目は倍の速度で読みます。雑に読みます。

ここからは知らぬ者はいない「過去問道場」でひたすら問題を解くだけ。
たしか収録問題数が1300問以上あったはずですが、400問も解けば十分です。
その代わり、間違えた問題だけをやり直せるバージョンがあるので、必ずゼロになるまで潰します。
何問かは最後までわからず、選択肢を覚えて〇にしてしまっても構いません。
それでも9割方覚えれば合格点には到達できます。

3級合格者であればFPと無関係の職業の方でも、最速で15時間から20時間あればどうにかなるかもしれません。
最初から2回受けるつもりで当たって砕けろ方式のほうが効率的です。
2回あればウマの合う問題にも出会いますし、1回目で不合格でも学ぶことは多いはずです。
長期戦でありながら、勉強時間は最小限に。応援しています。



2019年05月26日

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)2級

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)2級受験してきました。FP協会のほうです。
・学科 32/60点 不合格
・実技 67/100点 合格(LEC配点を参考)

我ながら酷い出来ですね。
勉強時間300時間などと書いてあるサイトもある中で、
細切れ3時間だけではさすがに無理でした。

しかし、収穫があって、原則として3級合格者が受験する2級において、
3時間の磨き上げによって学科5割・実技合格点は届くということです。
10時間合格ならば可能ではないか?と考えています。

では、どういう10時間の過ごし方をすればいいのか考えてみました。
300ページ程度のオールインワンテキストとオンラインの過去問を使います。

手順1 300ページを3時間で通読兼軽く問題演習
手順2 問題だけを1.5時間で全ページ再挑戦
手順3 過去問を2回分解いて答え合わせ、不安な部分を復習で全2時間
手順4 実技試験部分を1時間で通読兼軽く問題演習
手順5 全箇所を通読&問題演習2時間(条件:前日または当日に行う)
手順6 実技試験の復習30分(条件:当日の学科試験終了後に行う)
※今回行ったのは手順1と手順6の一部だけ。これだけではさすがに落ちます。

次回はこれの実技試験抜きにしたバージョンでやってみようと思います。
どうせ当日に5時間しかできなかったと言う自分の姿が目に浮かびますが・・・。

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2019年01月30日

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級(3)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級(2)のつづき
https://fanblogs.jp/kikenbutsu/archive/34/0

<試験時間>
長い、長すぎる!
FP3級のために何故5時間半も拘束されなければいけないのか?

私が問題を解くのにかかった時間は学科20分、実技20分の計40分間です。
もちろんこれがかなり早い方だとしても60分、余裕をもって80分あれば誰でも解けるでしょう。
センター試験の数学は時間が足りなくなる人が続出するそうですが、
同じぐらいタイトにするならば恐らくFP3級の学科+実技を50分間にしなくてはなりません(苦笑)。
学科+実技で、早い:40分、やや早い:50分、標準:60分、やや遅い:70分、遅い:80分ぐらいでしょうか。

そもそも、説明時間開始が20分前に設定されていますが、本人確認も試験中ですし、
15分もあれば十分余るぐらいです。
私は他の検定で試験監督もよく行っていますが、FP3級の場合はこれで足りるでしょう。

<FP3級スケジュール案(75分間で設計)>
試験監督者集合 9:00
説明開始(受験生集合時間) 10:00
試験開始 10:15
本人確認開始(遅刻限度) 10:35
退室許可時間 11:00
試験終了 11:30

・受験生へのメリット:朝の集合が遅くなる、短時間で終わる、昼食の用意が要らない
・試験実施側のメリット:短時間で終わる、2級を午後に回せば教室数も監督者数も半分で済む→すなわち儲かる
できれば時間短縮して純利益分の3分の1(300円程度?)でも受験料削減にすれば受験生もメリットが大きく、
受験者数の増も多少つながるかもしれません。

センター試験もそうですが、試験時間が2つ以上に分けるとその間のインターバルは受験生は時間が空きすぎるし、
監督者は裏で行う作業が多くて時間ギリギリです。6教科8科目あるなら仕方ないですが、
FP試験ぐらいなら間の時間を工夫して設けない方がよいでしょう。本人確認も一度で済みます。

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2019年01月29日

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級(2)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級(1)の続きです。
https://fanblogs.jp/kikenbutsu/archive/33/0

<おすすめテキスト>
個人的には「スッキリわかる FP技能士3級(白鳥光良)」が分量的にも薄めかつ
網羅性がそこそこで最適かと思います。自分の力量を計算しながら、
いかに時間をかけずどこまで荒く勉強するかががポイントです。
参考までにこの書籍、袋とじがありますが書いてあることはこのブログをもう少し丁寧にした内容です。
万人のために書かれているものなので省略が少なく、14時間の勉強が必要と書かれています(笑)。

<FP3級の落とし穴>
覚える内容が多岐にわたるファイナンシャルプランナーはどうしても他分野にまたがるため、
試験範囲が広くなります。テキストも薄いといっても1cm以下のものは売っていません。
しかし、薄く広くのため、深い知識も必要とせず、6割合格で平均2.5択問題なので、
必要以上に不安がる必要はありません。但し、不動産や銀行員でもないのに、無勉強で行くと大抵の人は落ちます。
最新のテキストを斜め読み、問題を解いていく、これだけはやりましょう。

<たとえば相続割合の項目の勉強の仕方>(例題を解くのに2分、自己採点と確認に1分、例題を再度解くのに1分)
テキストも読まずに例題を見ると、結局、代襲相続の問題ばかり出題されていることがわかるので、
このパターンだけ覚えておけばOKだなとわかります。例題を解いてみて常識で解ければそれでOK、
わからない場合はテキストの要点を1分以内で通読して、もう一度問題を解いて出来ていれば対策終了です。

<試験慣れをしている社会人のスケジュール例>
試験慣れをしている人ならば以下のようなスケジュールはどうでしょうか。
万全を期して4時間40分で勉強時間を組んでみました。
自分自身はうーんうーん・・・忙しくて2時間程度だったと思います。なお、当該検定と全く関係のない業界です。
・出願を決めた日:テキスト購入、パラパラと通読してレベル確認(20分)
・試験の3日前まで:電車の中や寝ながら、テキストを通読して問題を解いて、間違った問題をチェック(180分)
・試験前日:一応机に向かって(慣れている人は寝ながら)、
「苦手な部分」「頻出部分」「ランダムにページを開いて」のいずれかの方法で問題を解いてみる(60分)
・試験の昼休み:実技試験の確認(20分) ※テキスト通読だけは先に行っておくとより安全


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2019年01月28日

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級(1)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP試験)3級受験してきました。どうやら合格している模様です。
いつも言いますが、最短合格を目指す際には「時間を惜しんで、計画とカネは惜しむな」です。
この試験もまさしく当てはまります。

<学科試験>
◎合格基準:60問出題、36問以上正解で合格
60問のうち2択が30問、3択が30問。
細かい計算は省きますが、2択で10問、3択で10問自信を持って答えられる力があれば、
期待値の計算で10+10+10+6.7=36.7問を取ることができます。
60問中20問、余裕をもって24問程度できれば合格と考えておきましょう。

<実技試験>
◎合格基準:20問出題、12問以上正解で合格。
実技試験といっても3択問題で、ケーススタディに答えるだけ。
社会人として常識的な国語力と算数力があれば暗記が不要な実技試験の方が楽です。

<全体の対策法>
テキストはどこまでやればいいかというと「要点をざっと流し読みして、例題のみを真面目に解いて、
間違えたらどこで間違えたか確認をする」という行為さえすれば合格ということです。
FP3級に関してはテキストと問題集をそれぞれ買う必要はありません。1冊にまとめられたものをお勧めします。
但し、安いからといって古本屋やアマゾンで古い年度のものを購入するのはNG。
ファイナンシャルプランナーに関する法令等は年々変わってくるものだからです。

<実技試験の対策法>
以下のような問題ですので、常識ある社会人には学科より実は楽です。
「例題:20年間で1500万円貯金したい。利率が○%で複利計算をした際に
毎年いくら貯金をすればいいか? 1:70万円、2:80万円、3:90万円」
これなら電卓で計算要らないですよね? もし利子がないとしたら1500÷20=75万円なのだから、
それより少ない値が正解ということになります。よって利率の数字など見るまでもなく1が正解です。
下記でオススメしたテキストを軽く読んで問題を解いてみて、間違えたら「ふーんなるほど」と
ポイントを押さえておけば十分です。学科試験後の昼休みから始めても間に合います。


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2019年01月27日

危険物は乙4以外を先に取っちゃダメ?

危険物取扱者試験は乙種に6つの類があることはよくご存じだと思います。
ほとんどの人が欲している4類はその中では比較的難しい部類です。

それでは、他の類を先に合格して、乙4は性消だけ集中して対策するという方法はありか?
結論から言うとアリです。但し、対象は著しく狭く限られます。

・乙4で安定して合格ラインを超えないが、合格に近い点数までは取れそう
・法令や物化は得意でありながら、乙4の性消だけが極めて苦手
このような人であれば効果があるかもしれません。
出題が単純でゴムのりなど比較的なじみのある物も多い乙2、
もしくは純粋に覚える項目の少ない乙6が狙い目でしょう。

もっとも乙4は対策本も多く、DSソフトもあり、ブログやサイトも多いので、
一気に片づけてもらいたいのが筆者の本音です。




2018年12月17日

最短コースは落とし穴?

メンタルヘルス・マネジメント検定試験の合格証が届きました。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験(1)
https://fanblogs.jp/kikenbutsu/archive/26/0
以前このように記載しました。
「これらの「1冊で合格OK」を謳っているテキストは、余計なことは載せない、
優先順位の低いものは記載しない傾向にあります。
そこは割り切って受験し、テキスト記載の通り、少し余裕をもって、
模擬問題で90点近く取れれば、本番に多少傾向の異なる問題が出ても
大丈夫だろうという気持ちでいくことが大切です」

まさに今回のメンタルヘルス・マネジメント検定試験2種では、
これに該当する問題が出てきました。しょっぱなの第1問です。

不適切なものを選べという問題で「仕事や職業生活で不安、悩み、ストレスがある労働者は、
正社員が契約・パート・派遣よりも高い割合である」という選択肢がありました。
TAC出版のスッキリわかるシリーズでは、「正社員>契約・パート」という記載があったので、
これは適切と判断して選択肢から外しました。しかしこれが不適切で選択すべき解答でした。
実際には「派遣>正社員>契約・パート」だったからです。

これを見て、やっぱり網羅的な分厚い参考書を使うべきだと思う方もいるかもしれません。
しかし、挫折や社会人の時間がない問題、突然体調を崩すかもしれない問題など、
リスクはそこらじゅうに地雷のように埋まっています。
この問題を落とすリスクと、これらの無限のリスクとどちらが高いかを
適切に判断できるようになるのも社会人の素養の一つではないかと思います。

「私は体力もあるし、根気もあるし、仕事は暇だし、寝なくても平気だし、
満点で受からないと気が済まない」という人はどうぞそうしてください。
しかし、この世は体力もないし、根気もないし、仕事も忙しいし、寝ないと体調崩す人が
圧倒的に多い中で、それこそメンタルヘルスの健全を願いながら試験勉強をするならば、
この一問を落としたことなど痛くも痒くもありません。



2018年11月07日

資格試験のテキスト選びと費用

ブログやウェブ上の書き込み、ツイートなどでよく見る意見の例をここに示します。
「こんな楽勝な試験なのだからテキストなんか買わなくても合格できる」
「古本屋(アマゾンや楽天等を含む)の古い出版年のテキストで十分」
「スマホアプリ問題集だけでどうにかなる」

これもまた真実だと思っています。否定はしません。
自分が総勉強時間10時間以内ぐらいで受かったものや、
対策本・サイトが多いメジャーな検定ならこれでも実際には受かってしまうと思います。
時間はあるがカネはない学生などであれば、推奨はしませんがこのやり方でも可能です。

しかし、このブログの読者の前提条件は最初に書いたように「大卒(文系)かつ社会人」です。
時間のない社会人が対象なのです。遠回りな方法をとるべきではありません。

結局大してガツガツ勉強しなくたっていいのですよ、自分なんかテキストに
書き込むのが嫌いな性格なのと、億劫さに甘えて筆記用具は使わず勉強しています。
でも、パラパラ斜め読み、電車の細切れ時間や仕事の昼休みを使用、
いきなり巻末の想定問題集を解くようなやり方をするからこそ、
1時間あたり、いや1分あたりの実質学習量は最大限でなくてはなりません。
古い書籍で出題的中率が下がっていたり、ネットサーフィンで巡回しながら
のんびり閲覧していたりしたのでは間に合わないし、時間がもったいないのです。
(ネットでのんびり閲覧は行うのは楽しいし、補完に役に立ちます。但し暇な時間があれば)

自分の結論としては「最新の」「できるだけ薄い」「テキスト兼問題集」を、
メインテキストとして使用するのが一番だと確信しています。
これをメインで勉強する場所に置いておく。
薄いメインテキストだけでは不安という場合は、似たような薄い他社のテキストを用意して、
サブとしてトイレなり電車なりで読むために置いておきます。
サブテキストは多少古くても、読みやすさなどがメインに劣っても構いません。
仮にメインで勉強する時間が職場の昼休みなら、メインテキストは職場に置いておき、
サブテキストは自宅に置いておくみたいな感じがベストですね。




2018年11月06日

適切な試験時間についての考察

メンタルヘルス・マネジメント試験で非常に面白いことが起きました。

1つ目:試験開始時間が明示されておらず、配布完了をした後1分単位で試験開始だったこと
(開始時間が10:15だったので、恐らく10:15に開始出来たら最適。
遅れたら10:20開始のようなマニュアルがあるのだと思う)

2つ目:試験開始後30分で退出可と言われていたのに、実際に退出指示が出たのは50分後。
試験監督に忘れているのでは?と思い、一応聞いてみましたが、
対応中のため今しばらくお待ちくださいと言われたほどです。

自分自身が別の試験では監督の経験もあるので、各試験の態様に応じて、
詳細なマニュアルがあることをよく知っています。


メンタルヘルス・マネジメント試験2種は自分はなんら急ぐことなく、
普通に解答したところ、40分ぐらいで解けました。
自主学習時は模擬問題を30分で行いましたが、解答用紙マークの時間と、
さすがに本試験はもう少し丁寧に文章を読むので40分かけました。
そしてその後に、「確実に正解、多分正解、五分五分、わからない」の4つに区分し、
それぞれ1.0、0.75、0.5、0.25程度の係数を掛けて得点予想を試験中にします。作業時間は約5分。

もしも「異常な早解き、超早解き、早解き、普通、遅解き、超遅解き、異常な遅解き」の
7区分の人が存在するとして、今回の試験に当てはめると、
異常な早解き:39分以内、超早解き:40-44分、早解き:45-49分、普通50-59分、
遅解き60-64分、超遅解き65-69分、異常な遅解き70分以上だと思います。

当該試験の時間設定は2時間ですが、どう考えても120分かかる人はいないし、
計算問題があるわけではないので、個人差も語学や計算を伴うものよりは小さい試験です。
資格試験でよくある、規定通りの時間を最後まで座っている人が
ほとんどいない試験の一つなのではないかと思います。

こうした時間設定は、会場賃借料、スタッフ人件費、スタッフ拘束時間、
複数級受験者の待ち時間、トイレが近い人の不安感などにダイレクトに影響します。
ひいては受験料にも反映されるかもしれません。
上記のことから、資格試験はもっと適切に時間を設定すべきと考えています。
ついでに言えば、何故か途中退出のルールが受験票やウェブサイトに
明示されていない資格試験があまりに多すぎです。きちんと記載しておくべきです。

資格試験は会場スタッフが最初の試験開始1時間半前ぐらいに出勤するのが通例です。
もしも、2級を70分、3級を60分に設定できれば、昼食前にほぼ終了することが可能です。
8:30に出勤したとして、3級は9:45集合、10:00から11:00に試験実施。
インターバル時間はセンター試験などを参考にすれば次の試験開始まで35分間あればできます。
2級は11:25集合、11:40から12:50に試験実施。試験場スタッフが
本部に戻れるのが約10分後の13:00で、13:15には責任者以外は概ね解散できます。
スタッフのお弁当の手配も要りません。
最小限の教室、最小限のスタッフで実施したいなら、
午前・午後と一日を使用して3級→2級→1級を同じスタッフが行うすら可能です。

試験運営側としてはコストを相当削減できますし、そのまま純利益としてもいいし、
浮いたコストが受験生1人あたり600円あるとしたら、そのうちの200円でも
受験料を安くするなどすれば、受験者の確保や安定的運営にもつながります。
誰にとってもいい話なのですが、試験時間を改定する試験をあまり見ないので、
もっと柔軟に取り組んでほしいと考えています。




2018年11月05日

メンタルヘルス・マネジメント検定試験(2)

前回の続きで、メンタルヘルス・マネジメント検定試験(2種)受験談です。

【試験までの経過】
11月1日(木)昼休み
結局なんやかんや仕事が忙しく、手つかずのまま11月突入。
巻末の「模擬問題」を解く。(所要時間:30分)
自己採点64点ぐらいでした。模擬問題マイナス10点ぐらいが実力だと思い、
このままでは合格できないことを悟りました。

ここで思いがけない事態が起きます。
11月1日夜は体調不良で仕事を早退。勉強どころではありませんでした。
11月2日はなんとか持ち直して仕事に行きましたが、急用を依頼され、
六分七分ぐらいの調子で深夜残業までする羽目になりました。
11月3日の午前中はあらかじめ用事がありました。

11月3日(土)夕方
想定外の状況で前日夕方を迎える最悪の事態で、
しかも木曜日よりは体調が戻ったとはいえ、下の上から中の下をさまよう。
さらに、金曜日の仕事で疲労まで溜まっている状態でした。
わかりやすく例えると「熱や頭痛や咳はないけどとにかく重だるい」感じです。

仕方ないので布団の中で「重要ポイントを軽く通読し、○×問題を解く。
できなかった問題はテキスト部分や解説を読む」ことを
1回だけ通して全項目確認を行いました。(所要時間40分)
だいたいこれで、得意不得意の特定も終わりました。

11月3日(土)夜
巻末の「模擬問題」を解く。(所要時間30分)
自己採点82点ぐらいでした。本番で70点そこそこという読みで
不本意ながら仕方なく寝ることにしました。

11月4日(日)朝電車の中
自信がない章の再確認、通読及び○×問題。(所要時間20分)
結局、総勉強時間2時間で会場に向かいました。

【点数予想】
76/100点
(内訳:確実に正解30/30問=60点、五分五分や2択絞り7/15問=14点、全くわからず1/5問=2点)
結果、点数予想を完全に当てましたが、資格試験慣れをすると
上下5点以内で正確性の高い予想ができるようになってくるものです。
(この点数勘や前回の記事に書いた国語力は、すべての資格に共通した基礎能力となるので、
身に着けておくと短時間・短期間で多数の資格や検定に合格できるようになります)
試験場を出るとき、よほど番狂わせがなければ合格した手ごたえがありました。

【結果】
76/100点(1問2点で計算した場合。合格最低点70点)

【振り返り】
本来は5時間程度の勉強時間を確保して、80点狙い(合格最低点プラス10点目標)で考えていたのですが、
予想以上に時間がなく体調が悪かったのでこれが限界でした。
それでも前日夜の状況から、勝負にはなるぞと思ったので、試験会場に向かいました。
もう少し余裕がほしかったのですが、合格して何よりです。

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感想(2件)


2018年11月04日

メンタルヘルス・マネジメント検定試験(1)

危険物のネタもそろそろ切れてきましたので、
他の資格・検定ネタにも範囲を拡げていこうと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

本日はメンタルヘルス・マネジメント検定試験(2種)を受けてきました。

【2種にした理由】
3種と見比べて難易度が変わらなかったためです。

【使用したテキスト】
改訂3版『メンタルヘルス・マネジメント検定試験 重要ポイント&問題集』
(日本能率協会マネジメントセンター・見波利幸著)

選択の理由は大変見やすくシンプルで重要事項→すぐ問題→模擬問題という
流れが短時間学習法に最適と判断したからです。
字が細かい、漫画調の解説がイヤなどといった個人の感覚的な要素も大切にしましょう。
危険物の時にさんざん書きましたが、メンタルヘルス・マネジメント検定試験2種程度の試験で
網羅的な分厚いテキストを選択するのは、合格を目指すことが目的としている人にとって時間の無駄です。

これらの「1冊で合格OK」を謳っているテキストは、余計なことは載せない、優先順位の低いものは
記載しない傾向にあります。そこは割り切って受験し、テキスト記載の通り、少し余裕をもって、
模擬問題で90点近く取れれば、本番に多少傾向の異なる問題が出ても
大丈夫だろうという気持ちでいくことが大切です。
どうしても不安な人は、メインのテキストのほかに古本屋の安い本で十分ですので
2冊目のサブテキストを用意して足りないところを補完してもいいでしょう。

【学習しなくても得点できる要素】
・基本点(期待値) 25点×0.8(少し運が悪いとして)=20点

・大卒平均以上の国語力 30点
この試験は「管理監督者は産業医と連携することが望ましい、○か×か」といった、
国語の常識があれば読み解ける問題や選択肢が相当数あります。

・各種資格試験の経験が豊富な人や普遍的に試験の勘所を掴んでいる人 5点
TOEICが典型的ですが、試験慣れしている人は第六勘で選択肢から選んだりできることがあります。

・人事担当者、保健衛生担当者、労働法規に詳しい人、メンタルヘルスの勉強をしたことがある人、
自分や家族・恋人などがメンタル系の病気を抱えている人 各5点
人事担当者などはもとより、彼女がうつ病持ちだったなどという経験であっても、
一通りメンタルヘルスについてネットで調べたりぐらいはするでしょうから、
そうした知識の積み重ねがこの試験では役に立ちます。

大卒平均以上には国語力があって、現在職場の衛生委員会のメンバーをやらされていて、
残りは特になしという場合は20+30+5=55点が現在の実力に近いので
あと15点以上積み増せばいいということになります。

なお、「自分は基本点+国語+勘所+労働法規+元恋人がうつ病=60点」
10点積み増すだけなら短期間でもどうにかなるぞと考えました。

次の記事に続きます。

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2018年05月26日

甲種危険物取扱者の物理・化学(4)

2018年5月26日の東京で甲種危険物取扱者試験を受験された皆さんのうち、
筆者が甲種危険物取扱者の物理・化学(1)(2)(3)で申し上げた方法で勉強された方は
かなり粗い勉強法でも恐らく6割超えを果たしたと思います。
黄色本(公論本)に似た問題もたくさん出題されました。

筆者が以前受けた甲種は計算問題+化学式で4問もあり、それだけでお手上げでしたが、
今回の東京での試験は計算問題なし、化学式の知識が必要なものは1問だけでした。
しかし、性消がなかなか難しくて自信はありません。

「部分合格・再受験制度」があればこのあたりがクリアになるし、
なにより何度もチャレンジしてくれる人も増えて、
収入が増えるようにも思うのですが、と少し感想を述べてしまいました。

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2018年05月06日

学習用電子書籍

公論本を今までなるべく使わないようにしていたのには理由があります。
乙種ならそこまで難しくないというのも理由ですが、
本当の理由は重たい、持ち運びが辛いからです。

購入者限定でもいいのでスマホで読める電子書籍にしてくれないかなと
つくづく思います。
この重さの本を東京の通勤電車で読むのは無理がありますし、
昼休みに読むにしても、職場まで持ち運びすることすら厳しいです。

物理化学のページだけでもいいから電子化してくれないかと願うばかりです。
せめて3分冊にできたらと思います。



2018年04月26日

甲種危険物取扱者の物理・化学(3)

いわゆる「黄色本」の物理・化学を1項目ずつ分析してみました。
(黄色本:公論出版『甲種危険物取扱者試験(平成29年版)平成28年〜平成25年中に出題された612問収録』)
文系で物理・化学・数学が得意ではない人がどこで点数を稼ぐべきか考察しました。

○1. 燃焼の化学 P166 化学式の知識が必要な部分(問7など)以外は覚える。
◎2. 燃焼の区分 P172 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
×3. 化学反応式(I) P176 基本的に捨てる。アボガドロ定数、アボガドロの法則だけは覚えておく。
×4. 化学反応式(II) P181 基本的に捨てる。計算式を原理がわからずとも丸暗記できるならしておく。
○5. 燃焼範囲 P182 非計算問題は確実に解けるように。計算問題もこの項は解きやすい。
◎6. 主な引火性液体の性情 P184 数字は出てくるが覚えるだけで解けるのできちんと覚える。
◎7. 自然発火と粉じん爆発 P188 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
◎8. 消火剤と消火効果 P192 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
○9. 静電気 P202 計算の知識が必要な部分以外は覚える。
◎10.基本単位 P210 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
◎11.物質の三態 P211 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
◎12.単体・化合物・混合物 P215 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
○13.同素体と異性体 P217 可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。  
○14.金属の特性 P219 可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。
×15.気体の特性 P224 基本的に捨てる。しかし、化学反応式よりは取り掛かりやすい。
△16.溶液の濃度 P226 掲載の過去問題レベルのものは苦しいが、理屈だけでも覚えるといい。
△17.飽和溶液と析出 P228 計算問題ではあるが加減乗除の問題なので取り掛かりやすい。
×18.熱化学方程式 P230 これは文系には無理。但し、文章題は頑張れば解ける可能性も。
△19.pH(水素イオン指数) P235 pHの理屈だけは覚えておく。対数(log)の問題は諦める。
×20.酸・塩基・中和 P239 基本的に捨てる。もしも覚えられたら理屈だけは覚えておく。
◎21.金属のイオン化列 P244 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
△22.元素の周期表 P246 よく眺めておく。
◎23.金属の腐食 P246 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
○24.電池 P249 可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。
×25.酸化還元反応 P252 基本的に捨てる。もしも覚えられたら理屈だけは覚えておく。
◎26.触媒 P256 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
△27.化学平衡 P258 計算式や法則式の要らない部分は得点できるようにする。
◎28.気体の種類 P260 完全に覚えて出題されたら確実に得点できるようにする。
○29.有機化合物の基礎 P262 化学式以外は可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。
○30.脂肪族化合物 P269 化学式以外は可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。
○31.芳香族化合物 P277 化学式以外は可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。
△32.有機化合物の分離操作 P281 計算式や法則式の要らない部分は得点できるようにする。
○33.高分子材料 P283 化学式以外は可能な限り覚えて出題されたら得点できるようにする。  

【得点の取り方】
◎:得点源(9割)、○ある程度得点(7割)、△出たとこ勝負(5割)、×運を天に任せる(2割)
◎:11項目、○:10項目、△:6項目、×6項目につき、単純計算ではありますが、
11*0.9+10*0.7+6*0.5+6*0.2=10+7+3+1=21/33 約64%

このぐらい勉強すれば一応勝負にはなりますかね。
そのためにも、このブログの趣旨である、雑に覚える乙種とは異なり、
◎と○の部分はある程度丁寧に覚えて、落としがないようにしないといけません。


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2018年04月23日

甲種危険物取扱者の物理・化学(2)

前のコラム「甲種危険物取扱者の物理・化学」の続きです。
https://fanblogs.jp/kikenbutsu/archive/21/0

他の受験者の感想を見ている限り、「黄色本を全ページ3周」ならば合格と書いてあるものが多いです。
(黄色本:『甲種危険物取扱者試験(平成29年版) 平成28年〜平成25年中に出題された612問収録』)
黄色本全ページ3周は、細切れ時間を除いて1日1時間勉強×30日×3回+物理化学の面倒な部分1ヶ月で
荒くやっても概ね4ヶ月160時間ぐらいはかかります。
ちょっとした遊びではなく、ある程度まとまったお勉強と言いたい時間数ですよね。

そこで一度考えたのは全ての計算問題・化学式を対策せずに、残りの問題で6割取れないかですが、
そうすると運の良い受験回にあたるまでに10回・20回とかかりそうな気がします。
しかも、そんな時に限って法令が運悪く5割だったとか目も当てられません。
ガチガチの文系で、義務教育のテストなら物理よりは化学の方がまだマシな点数を取れた自分でも、
危険物の物理・化学は明らかに化学の方が難しいと感じます。

「化学式は捨てましょう。でも、物理の簡単な計算問題は捨てないようにしましょう。
文字の暗記だけで解ける問題は雑に覚えず、ある程度しっかり覚えましょう」
次回の作戦はこれで行こうと決めました。
目論見としては計算式や化学式を伴わない問題が7問、伴う問題が3問だとしたら、
前者で5〜6問、後者で0〜1問を取る作戦です。
計算問題は絶対的な正解まで導けなくても、このパターンはこの解答だとか、
せめて2択にまでは絞るなど、勝負になる程度までは持っていくような作戦です。

また、社会人でそれなりに給与を得ている人ならば、受験回数にお金をつぎ込みましょう。
3回も受ければ1回ぐらいは運のいい回に当たるのではないか?という目論見もあります。
時給換算3000円のサラリーマンが100時間勉強するのは30万円分の労働になります。
3回受けたって交通費含めて費用は2万円、時間もせいぜい移動含めて9時間程度でしょう。
(甲種を最短の35分で途中退出するのは大変ですが、1時間以上粘っても点数は稼げません)

【勉強時間】
・法令・性消:細切れ時間だけの「4時間」
見返しと荒く問題演習、わかってもわからなくても即答して解答を覚え込むだけ。
・物理・化学の化学式・計算式を伴わない分野:黄色本2周の「8時間」
テキストページ1ページ3分×14ページ、問題演習1ページ3.5分×23ページ、
解答解説1ページ3.5分×23ページを2回で406分、少し余裕見て体系立った勉強時間を8時間。
やや苦手分野の見返しは細切れ時間の「3時間」
・物理・化学のうち、簡易に覚えられる数字の計算式を「5時間」
逆に、5時間と決めて、その中で自分が覚えられる範囲だけにするなんてやり方もあります。

この計算だと机に向かって一応勉強する時間が13時間、細切れ時間が7時間になりますかね。
20時間、やろうと思えば土日の休みだけでも、試験の筆記用具や受験票準備も含めて
できる計算になってきました。デスクワークなら昼休みのうち机に向かう時間が
30分ちょっと確保できれば、だいたいの勉強時間はカバーできそうです。
勉強嫌いな自分にはこの時間確保すら大変なんですけどね。

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2018年04月22日

甲種危険物取扱者の物理・化学

甲種の物理・化学対策は再考する部分が出てきました。
実際に試験を受けてみるとやっぱり少し難しく感じます。

とあるサイトに「FP2級はFP3級の勉強をしっかりした人なら楽だが、
適当に受かってしまった人には苦しい」とありましたが同じかもしれません。
乙4を取得するときに、満点を取れるぐらいしっかり物理・化学に向き合ったならともかく、
このブログの趣旨のように最短時間で合格点を取った人にはやや厳しいものがあります。

当ブログでは乙4は鈴木本、乙12356は飯島本を薦めていますが、
甲種の物理・化学対策だけは定番の公論出版の
『甲種危険物取扱者試験(平成29年版) 平成28年〜平成25年中に出題された612問収録』(俗に言う黄色本)
でもいいかもしれないと思い始めてきました。
個人的には分厚い参考書は好きではないのですが、乙種までを最短時間で歩んできた人が
もしも何らかの理由で甲種を取得しなければならない時に限り、使用することをオススメします。

但し、使用するのは物理・化学の項目だけです。
法令と性消は今までの参考書をパラパラとめくるだけで十分です。
(もしも性消で未受験の類があればそこは一応対策しましょう)
黄色本でも物理・化学だけなら100ページほど、
テキスト部は20ページ、問題40ページ、解答解説40ページと考えれば思いのほか分量は少ないです。

もちろん、この100ページだけとはいえ、テキスト部は20ページ程度とはいえ、
自分を含め、並の文系が全項目勉強するのは大変なことです。
酢酸の2文字を見ただけで化学式や反応式を書けなんて至難の業です。
ここで、当ブログの果たす役目は、甲種の物理・化学をどうやって、最短時間で、
無理なく攻略するかだと思っています。

次のコラムでは最短時間で甲種の物理・化学をクリアする法を考察していきます。

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2018年01月20日

文系でも受かる! 甲種危険物取扱者試験

甲種危険物取扱者試験の受験資格を持つ人は以下の3つに大別されます。
1.化学系の学士・修士・博士または一定の単位を取得した者
2.乙種4種類以上の資格を取得した者
3.乙種1種類以上の資格を取得し、実務経験2年以上の者

大卒文系をターゲットにした当ブログでは2に焦点を絞るべきだと思っています。
2の人は1の人に比べて、法令と性質・消火の学習歴があるため、
言われているほど不利ではありません。

理系の人が法令や性消を暗記するのと、文系の人が物理・化学を覚えるのでは、
どうしても負担感に差があるので厳しいと書かれていますが、
甲種危険物取扱者試験の勉強時間としてはそれほど変わらないと思います・・・工夫次第では。

さて、工夫次第と書きましたが、法令は乙4で合格レベルに達している人は勉強不要です。
性消は乙種コンプリートの人も勉強不要です。4種類だけ取得者の場合は残り2つだけを覚える必要があります。
物理・化学は10問出題され、6問以上で合格ですが、どう攻めるかで勉強時間や合格率が大きく変わります。
燃焼をはじめとした「暗記モノ」は確実に覚えていきましょう。これは性消と変わらず、文系でも問題ありません。

いわゆる計算問題は毎回平均2問程度で出題されますが、さてこれをどうするか。
基本的には残りの8問中6問取る方向性で考えるべきですが、少しでも得点確率を上げたいですね。
便宜的方法として「頻出問題の式をそのまま暗記する」「計算問題を推測力で解く」ことも挙げられます。

計算問題を推測力で解くとはどういうことか。ここで例題を解いてみましょう。
◎例題:比熱が3.0j/(g・k)の液体250gの温度を10度から20度まで上昇させるのに必要な熱量は次のうちどれか。
(1)7.5KJ (2)75J (3)27KJ (4)19.5KJ (5)192KJ

筆者自身よくわからないけど、3.0という数字があって×250gで×10度分の温度変化があるんですよね?
つまり、7.5とか75とか750とかそのような数字が答えではないかという類推を行うのです。
それに類する選択肢は(1)と(2)だけ。もうここで得点確率5割まで上がりました。
あとは、1つだけJで4つがKJ(キロジュールなんて読める必要すらありません!ケージェーで十分!)だから、
推定で(1)・・・答えを見たら正解でした。
こうして推定できるようになれば、計算問題も1問ぐらい取れる可能性が飛躍的に上がります。

物理・化学ではなく、小学校低学年の算数だと思っていろいろ組み合わせてみましょう。

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2017年11月22日

乙4以外の乙種受験

乙4以外の乙種は書籍やよそのブログ等でさんざん書かれている通り、
社会的需要はほとんどないと言って差し支えありません。

受験する人は「甲種危険物管理者の受験資格を得る」「そこに山があるから登る」の
2つぐらいしかパターンがないように思います。自分は後者でしたが(笑)。

甲種の受験資格目的の人は、乙4のほかに、乙1or乙6、乙3、乙5が必要です。
最も効率的なのは乙3、乙5、乙6を3種類受験できる
都道府県(北海道、群馬、神奈川、京都、大阪など)で受験してしまうことです。一発で済みます。
乙1と乙6の比較は同じ酸化性の物質ですが、単純に覚える量が少ないので乙6と書きました。
一部には「覚える量が少ないと、掘り下げた複雑な内容が出題される」との論評もあるのですが、
個人的にはそんなことはないという感触を得ています。

そこに山があるから登るコンプリート志望者の方は、どうしてもあと2回受験が必要です。
同系統の乙1・乙6、残りの乙2・乙3・乙5の組み合わせが最適です。
前者と後者の負担量の差は1:3ぐらいあるので、乙3と乙5は少し頑張りましょう(乙2は楽)。

比較的東京か大阪に近いところに住んでいて楽をしたいなら、
乙4以外の乙種受験は近い日程で一気に受ける方が効率的です。
1問目は共通問題で覚えることは一緒ですし、乙1・乙6みたいな同系統の勉強で済むものもあるし、
赤リンと黄リンみたいな類が異なる危険物の問題も間違えなくなります。
首都圏や京阪神あたりだと日程をうまく使えば2〜3週間で全5類受けられるパターンもあるので、
上手に活用してみてはいかがでしょうか。



2017年11月19日

【免状公開】裏ワザで最短攻略!

19.JPG

今回のタイトルはまさにこのブログの名称そのものなのですが、当ブログは何度も申し上げている通り
危険物取扱者試験の適切な知識を身に着けるためでもなく、満点を狙っていく目的でもありません。
いかに労力を排して、いかに短期間で合格できるかのみを着眼点としています。

とはいえ、筆者はそれを実行できているのか?という読者の疑問は当然に沸いてくるかと思います。
今までそれを公表できなかったのは、免状がまだ届いていなかったからです。

まず、2017年の7月に乙4を受験し、8月に免状交付をされました(受験日から免状交付までは約1ヶ月)。
免状が交付されないと乙1・2・3・5・6の法令と物理化学の免除による受験ができません。
受験申し込みができるのは免状が届いた後なので、最短でも乙1〜6受験ができるのは9月か10月です。
そして、乙種残り5つの類に全部一発合格して、免状が交付される最短が11月です。

今日は2017年11月19日。
制度上可能な最短日数で乙種全類を取得しました。

乙種全類でかけた勉強時間は15時間から20時間程度でしょうか。乙4だけで10時間です。
しかも机に向かってガリガリといった感じでは一度もしませんでした。
電車に乗っている間やゴロゴロ寝ながら、仕事の合間などの時間しか使いませんでした。
勉強のために筆記用具を手にしたのは、模擬問題を解く際に紙に回答の選択肢を
5142311412・・・みたいに書いたときだけです。

あと、理論上の乙種全類取得にかかる、最低試験受験日数は3日(3回)です。
乙4を最初に取得したとして、多くの都道府県では2つの類まで受験することができますが、
3つの類を同時受験できるのは北海道、群馬、神奈川、京都、大阪などで可能です。
乙4→乙1・6→乙2・3・5みたいな組み合わせなら最低3回で達成が可能です。
(乙1と乙6の組み合わせにしたのは酸化性の共通点があり、勉強の効率が非常に良いからです。
反対に乙2・乙3・乙5の日は取りかかりやすい乙2は手を抜いたとしても乙3と乙5は少し手間)

社会人は忙しいし、今は学生も昔より多忙化傾向です。危険物取扱者試験のためだけに
しっかりと時間を割くのは、楽しみながら情報集めのネットサーフィン、出願、参考書選び、
本番試験、免状申請の時だけにしてほしいと思っています。

らくらく突破乙種第1・2・3・5・6類危険物取扱者合格テキスト+問題集 一部免除者用 [ 飯島晃良 ]

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2017年11月17日

消防試験研究センター中央試験センター

危険物取扱者試験の各種ブログでも会場に関する話題を出しているところは少ないので書いてみました。
どうして書こうかと思ったかというと、自分が受験の時にあまりに情報が少なかったからです。
どこにあるの? 近くに駐車場はあるの? タイムスケジュールは?
実は試験と同じぐらい興味津々な情報ですよね。

住所は東京都渋谷区幡ヶ谷1-13-20で、公共交通機関の場合、
京王線の笹塚駅または幡ヶ谷駅から徒歩10分です。
小田急線の東北沢駅からは徒歩15分ぐらいです。

京王線両駅からは道もわかりやすく、また飲食店も駅付近には豊富ですので、
是非グルメサイト等を調べてからいくとやる気もアップするでしょう。

危険物取扱者試験を先に受けた人から会場に周りに何もないから
弁当を持参すべきと言っていましたが、
5〜6分歩けば京王線に近いエリアに戻れるので私は必要ありませんでした。
後述する待ち時間もあるのでその時間を食事に充てられればいいと思います。

駐車場は会場付近にはそれほど多くありません。都心にしてはかなり少ない地域です。
とはいえ、笹塚駅近辺まで行けばいくらでもあるので全部埋まっている心配もないでしょう。
自分はよくS-PARKというサイトを使って近隣のどこに駐車場があるかを探します。

タイムスケジュールは自分の場合、12:00集合、12:15試験開始、14:15試験終了、
15:00合格者発表でした。12:50からは退出可能のため、多くの人は2時間程度の時間ができます。
ここで食事をするとちょうどいい時間です。合格者発表は受験した日は実際には14:48からでした。
東京の会場は即日発表だから嬉しいですよね。神奈川や埼玉で受験したときは2週間近く待たされました。



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