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今回は､中国のローカル銀行の口座開設に付いてです

中国に職場のある方には簡単なことですが

１）パスポート
２）携帯電話　（一時的なパスワードが送られてくる場合があります）
３）勤め先　（特に調べないみたいですが・・・）
４）住所　（これも普通は何も送られてきません）

があれば、最寄りの支店で簡単に口座は作れます。３０分くらいかかりますが・・・

但し、本人のサインが必要なので､必ず本人が窓口に行く必要があります。

口座ができると､その場でATMカードと､銀行によってはセキュリティチップも
すぐにくれます。セキュリティチップはこう言うのです



左から､中国銀行、工商銀行､農業銀行、ハンセン銀行（香港）です
まん中の二つは､USBに挿すタイプです
左端の中国銀行は､これに表示される番号と､電話に送られてくる番号の両方が必要です
なので日本から使う場合には､ローミングする必要があります。

その他のものはネットにさえ繋がっていれば、世界中で使えます
ATMカードは海外でも使える様です。UNIONPAYのマークがあるATMで使えます。

さて、比較的簡単な農業銀行の例でインターネットバンクの使い方を説明します
概ね､どこも似たようなものですが・・・
まず、WINの本体にUSBを挿します



こんな風に最初は光ります！
そして、自動的に（管理ソフトで選べますが）インターネットエキスプロｰラーの画面がでます



左一番上の､個人ネットバンクをクリック



また左一番上の、証書登録をクリック（絵がでるので分かります）



するとパスワード（口座作成時に登録）入力になります
そこで正しいパスワードを入れると・・・・



めでたくログインできました！
ここでは､他の銀行への送金や､残高のチェック､取引履歴などを
確認することができます
ほとんど日本の銀行と変わりません

ログアウト時には、こんなウインドウがでて
USBを引き抜かないと､ログアウトできません！
これは、セキュリティ的にはいい方法ですが､面倒です・・・



おおむねこんな感じでですね
ただ、中国の銀行では自由に海外送金などはできません
外為の管理が非常に厳しいです！
昔は､お金を引き出すのに､使途を書く必要があった位です
私は何時も「按摩」と書いてましたが・・・・

蛇足ですが､香港でBVIの会社を作っても､銀行口座を開くのは
非常に難しくなりました。中国系は原則ダメ！
HSBCやCITIも、よほどの実績（経営実態）がないと開けません
香港の法人であれば、簡単に開くことはできます
本来は口座を作らせる方が内容を把握できていいはずなんですが・・・

個人口座であれば、パスポートと英文で住所の判るもの
（国際運転免許など）があれば、すぐに開けます
CITIなどは、２０万円くらいの入金が必要ですが